学会運営代行は、学術集会や研究会、医学系学会、国際会議を開催する際に、事務局業務や参加登録、演題登録、会場運営、オンライン配信などを外部に委託できるサービスです。通常業務と並行して大会準備を進める場合、会員対応、協賛企業対応、会計管理、当日の進行管理まで自社だけで担うのは大きな負担になります。
依頼先を選ぶ際は、会社数や料金だけでなく、学会の規模、専門領域、事務局運営の範囲、オンライン・ハイブリッド開催への対応、個人情報管理、会計・決済管理まで確認することが重要です。ここでは、学会運営代行サービスを比較しながら、依頼前に整理すべきポイントをまとめます。
学会運営代行サービス14社の比較表
学会運営代行サービスは、会社ごとに得意領域が異なります。大規模な医学系学会や国際会議に強い会社、会員管理や会費管理など継続事務局に強い会社、Web開催・ハイブリッド開催に強い会社では、確認すべきポイントが変わります。比較表では、対応領域、向いている学会、運営体制の確認ポイントを整理しています。
| 会社名 | サービスの特徴 | 対応領域 | 向いている学会・イベント | 確認したい運営体制 |
|---|---|---|---|---|
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ディモルギア |
ブランディングの視点に立った学会運営のワンストップ支援 |
企画、演出、制作、事務局代行、当日運営、事後フォロー
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地域色やブランディングを活かした学会・式典・表彰イベント
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会場選定から制作物、同時通訳、運営演出まで一体で相談しやすい
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ブルーリッジ |
事務局代行のほかに余興のプロデュースやコンテンツ制作、デザイン制作も得意 |
学会運営、試験運営、エントリーシステム、ロゴ・デザイン制作
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電子抄録やシステム運用も含めて学会運営を任せたい団体
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役割分担と費用範囲を明確にしながら進行しやすい
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アクセライト |
事務局代行に焦点を当てたサポートサービス。システム開発にも対応 |
会員管理、窓口業務、印刷・郵送、財務管理、理事会・委員会支援、Web管理
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研究者・教育者が本来業務に集中できる事務局体制を作りたい学会
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事務局基幹業務とWeb/システム開発を合わせて相談できる
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プロアクティブ |
IT部門によるサポートを得意とする会社。学会事務局代行に加えシステム開発も可能 |
会員管理、会計管理、大会・集会臨席、Webサイト活用、申込管理システム
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全国開催やシステム活用を含む事務局代行を検討する団体
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事務局運営とIT部門の支援を組み合わせやすい
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ソウブン・ドットコム |
学会運営の支援を専門としている会社。80年以上で450以上の学会をサポートしてきた実績 |
学会事務局代行、学会誌発行、学術大会支援、会員・会費・会計管理
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長期的な学会事務局運営や学会誌発行まで任せたい団体
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学会支援専門会社として継続運営に必要な業務を相談しやすい
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あゆみコーポレーション |
ワンストップサービスのほか、一部の業務のみの委託や繁忙期だけの対応も可能 |
会員管理、会費請求、役員会支援、Web運営、学術大会開催、繁忙期支援
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必要業務だけ部分委託したい学会・研究会
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ワンストップ委託と一部業務委託を使い分けやすい
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コームラ |
小・中規模学会大会の開催に必要なサポート業務に特化 |
学会サポート、広報、会員登録、事務作業、会場準備、Web・ハイブリッド開催
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小・中規模学会やWeb開催・ハイブリッド開催を検討する団体
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ライブ配信、オンデマンド配信、現地運営を組み合わせられる
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日本コンベンションサービス(JCS) |
国内初のコンベンション運営会社として学術集会・国際会議を支援 |
国際会議、学術集会、研究会、参加登録、演題登録、ITソリューション
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大規模学術集会や国際会議を総合的に任せたい団体
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会議運営、登録システム、IT活用、同時通訳などを横断して確認したい
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コングレ |
医学系学会や国際会議を含むMICEをトータルプロデュース |
国際会議、医学系学会、展示会、会場設営、会議運営、施設運営
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医学系学会・大規模学術集会・国際会議を開催する団体
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MICE全体の運営経験、会場運営、参加者導線、展示運営まで確認したい
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コンベンションリンケージ |
国内外の拠点を活かした国際会議・医学会運営に対応 |
国際会議、医学系学会、事務局運営、翻訳・通訳、ハイブリッド開催支援
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国際性のある学会やオンライン併催を検討する団体
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BPO/PPO、翻訳・通訳、ハイブリッド配信、国内外拠点を確認したい
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MAコンベンションコンサルティング |
医学系学会の事務局受託と国内外学会運営に対応 |
国際会議、国内学会、医学系学会事務局、会員管理、会計管理、認定管理
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医学系学会の大会運営と継続事務局を相談したい団体
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プログラム編成、予算管理、認定管理、主催セミナー支援を確認したい
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iコンベンション |
学会・会議運営と大会・同窓会事務局代行を支援 |
学会・会議運営、大会運営、同窓会事務局代行
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個別の学会・研究会・大会運営を相談したい団体
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委託できる事務局範囲、当日運営範囲、配信対応の可否を確認したい
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ケーズ・クルー |
会場選定から事務局業務、当日運営、報告書まで支援 |
会場選定、事務局代行、参加登録、当日運営、報告書作成
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当日運営人員や現場進行まで任せたい学会・会議
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スタッフ手配、進行管理、出展者対応、報告書作成まで確認したい
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コンベンションセクレタリアット東京 |
医学・医薬系学会の事務局運営と会計管理を支援 |
医学・医薬学会、会員管理、会費管理、参加費管理、事務局運営
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医学・医薬系学会の継続事務局を外部化したい団体
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個人情報管理、会計管理、委員会運営、当日運営範囲を確認したい
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学会運営代行サービスおすすめ14社の詳細情報
学会運営代行サービスとは

学会運営代行サービスとは、学会・研究会・学術集会・国際会議を開催する際に必要な事務局業務、参加登録、演題登録、会場手配、進行管理、当日運営、配信、事後処理などを外部に委託できるサービスです。
学会運営では、研究者・医師・会員・協賛企業・登壇者・参加者など、関係者が多くなります。参加者対応だけでなく、会員管理、会費管理、委員会運営、予算管理、プログラム編成、協賛企業対応、抄録集制作、配信対応まで発生するため、担当者だけで抱えると運営品質が不安定になりやすくなります。
学会運営代行会社を比較するときのポイント
対象とする学会の規模と専門領域に合うか
医学系学会、国際会議、小規模研究会、同窓会、大会運営では、必要な体制が異なります。医学系学会では演題登録、共催セミナー、企業展示、参加登録、座長・演者対応などが複雑になりやすいため、同領域での運営経験を確認しましょう。
単発開催だけでなく継続事務局まで任せられるか
大会当日の運営だけでなく、会員管理、会費請求、理事会・委員会対応、会計管理、問い合わせ窓口、認定管理などを継続して委託したい場合は、事務局代行に強い会社が候補になります。
参加登録・演題登録・決済・配信の仕組みを持っているか
参加登録や演題登録を手作業で管理すると、確認漏れや問い合わせ増加につながります。オンライン登録、QR受付、決済、抄録管理、参加証発行、ライブ配信、オンデマンド配信など、必要なシステムをどこまで提供できるか確認が必要です。
個人情報管理と会計管理の体制が明確か
学会運営では、会員情報、参加者情報、演題情報、決済情報を扱います。個人情報の管理方法、アクセス権限、委託範囲、会計処理、協賛金・参加費の管理方法を事前に確認しましょう。
当日運営とトラブル対応まで任せられるか
受付、誘導、会場進行、講演管理、PCオペレーター、通訳、配信、機材トラブル対応など、当日の現場力は参加者満足度に直結します。運営マニュアル、スタッフ配置、緊急時対応、報告書作成まで確認すると、依頼後の認識違いを減らせます。
学会運営代行で委託できる主な業務
| 業務領域 | 委託できる内容 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 事務局運営 | 会員管理、会費管理、問い合わせ対応、委員会運営、資料作成 | 継続事務局か、大会開催時のみか |
| 参加登録・演題登録 | 登録フォーム、決済、抄録受付、採択通知、参加証発行 | 専用システムの有無、データ管理方法 |
| 開催準備 | 会場選定、予算策定、プログラム編成、協賛企業対応、印刷物制作 | 主催者側と代行会社の役割分担 |
| 当日運営 | 受付、誘導、会場進行、PCオペレーター、通訳、配信、展示対応 | スタッフ数、マニュアル、緊急対応体制 |
| 事後処理 | 参加者データ整理、アンケート、収支報告、報告書作成、オンデマンド配信 | 納品物と報告範囲 |
学会運営代行の費用を考えるときの見方
学会運営代行の費用は、開催規模、委託範囲、開催形式、会場数、参加者数、登録・決済システムの有無、配信対応、制作物の量によって変わります。月額固定で事務局業務を委託する場合もあれば、大会開催ごとに見積もりを取る場合もあります。
費用を比較する際は、単純な総額だけでなく、どこまで含まれているかを確認しましょう。見積もりに、会場費、機材費、配信費、スタッフ人件費、印刷費、発送費、システム利用料、決済手数料、報告書作成費が含まれているかを分けて見ることが重要です。
依頼前に準備したい情報
- 開催予定日、開催形式、開催地、会場候補
- 想定参加者数、演題数、会場数、配信有無
- 委託したい範囲と自団体で対応できる範囲
- 会員管理・会費管理・委員会運営の現状
- 過去大会の参加者数、収支、運営課題
- 協賛企業、展示、共催セミナーの有無
- 個人情報管理、会計処理、報告書作成の要件
学会運営代行会社に依頼する際によくある質問

Q1.学会運営代行サービスを活用するメリットは?
学会運営代行サービス会社は、培った経験とノウハウをもって、学会の運営や開催にまつわる諸業務をトータルでサポートします。
プロのスキルで運営や進行が行われるため、質の高い学会運営が可能になるほか、個別の事情に適した提案やアドバイスが受けられるのも利点です。
また、学会運営代行サービスを利用することで、自社のリソースに余裕ができるため、学会運営と通常業務を同時に進めることができます。
Q2.学会運営代行会社の選び方は?
学会運営代行会社は複数あるため、それぞれの学会・研究会の事情やニーズに合わせて適切な会社を選ぶ必要があります。選定ポイントは、費用や対応可能な業務範囲、過去の学会運営代行実績、提案力などです。
業務範囲が広くサービスメニューが豊富でも、それだけで安心してはなりません。業務ごとに経験やノウハウにムラがある可能性もあります。委託したい業務に関して、一つ一つ過去の実績をチェックすることが必要です。
学会運営代行サービスの導入を考えている方は、本ページに掲載している「学会運営代行サービスの早見表」をご覧ください。
学会運営代行会社まとめ
学会運営代行会社は、学会の運営・開催で必要な業務を主催者に代わって行うサービス提供会社です。プロの知見と経験を基づいて業務を遂行するため、スムーズな運営進行と質の高い学会開催が可能となります。
ただし、学会運営代行サービスは業者によって対応範囲や料金プランが異なるため、十分に各社の比較を行い学会に合った代行会社を利用することが必要です。
学会運営代行サービスの利用を検討中の方は、本記事の内容を比較の参考にしてください。
- 免責事項
- 本記事は、2026年5月時点の各社公式サイト・公開情報をもとに作成しています。掲載各社の支援内容、料金、事例、提供範囲は変更される可能性があります。依頼前には各社公式サイトまたは問い合わせ窓口で現在の情報をご確認ください。











