学校の定員割れを防ぐ「販売促進」に役立つ施策を紹介します

学校の定員割れを防ぐ「販売促進」に役立つ施策を紹介します
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学校にプロモーション戦略が必要な理由

大学や短期大学、専門学校の多くが、学生の応募不足による「定員割れ」の問題に直面しています。

2019年8月に旺文社教育情報センターが発表した「19年度私立大・短大入学状況」でも私立・短大の入学定員割れは初の6割超えとなり、地方・小中規模校の不振と大都市圏・大規模校への集中が顕著であるとされています。
 参考:旺文社教育情報センター 19年度私立大・短大入学状況(http://eic.obunsha.co.jp/resource/topics/0707/0709.pdf)

近年では定員割れを防ぐためにさまざまな改革の必要性が叫ばれていますが、優秀な学生も含めた受験生の確保には、学校側が自らの長所をPRするプロモーションが欠かせません。

プロモーションは学校の特徴や活動に興味を持ってもらえるだけではなく、受験者数を増やす販促効果にも繋がります。

学生の進路や関心事に一致すれば、定員割れの問題をクリアし学生が集まりやすい状況を作り出すことが可能です。

学校のプロモーションを成功させるための考え方

学校のプロモーションを成功させるための考え方

学校のプロモーションを成功に導くためには、何を重視すれば良いのでしょうか。プロモーション活動のために重要なポイントをみていきましょう。

他の学校にはない価値を見出す

学生は自身の夢や将来を考えて学校を選びますが、学部や学科が似ている学校が複数あると区別がつけづらく、学校の雰囲気や実績、サークル活動など付加的な部分で比較するようになります。

学費やカリキュラムの詳細で比較検討するケースもみられますが、競合の学校が一つでも存在する場合、「他の学校と違う長所や強み」をアピールしなければなりません。

アピールポイントとしては学び・資格に関する項目のほかに、他大学との連携・産学連携・就職活動に熱心といった「将来性」や「広がり」を感じさせる取り組みが発信できます。

国際化への対応・交換留学制度・語学クラスの充実のようなグローバルな部分も訴求効果が高く、他の学校にはない強みとなるでしょう。

受験生が何を求めているかを考える

「受験生が学校に対して何を求めているか」も考慮しなくてはなりません。

学校のホームページを訪れたときに、どんな情報を取り入れたいのかを考慮してプロモーションを行うことが大切です。

  • 受験案内
  • 学校の雰囲気や構内図
  • イベントのお知らせ
  • 学部・学科の特徴
  • OBや先輩の声
  • 将来の資格や進路

上記の情報は受験生が学校を比較する際に必ずチェックする部分です。

特に学校内の雰囲気は大きな写真で見やすく工夫したり、構内を案内する動画を取り入れたりしてコンテンツ化すると、実際にその学校を訪れたときのイメージがしやすくなります。

オープンキャンパスなどのイベントのお知らせ、学部・学科の特徴はわかりやすい場所に掲載を。

OB・先輩の声は必須ではありませんが、学校の雰囲気を感じたい学生のニーズに応えられるコンテンツです。

資格や進路についても、将来のことを考えるうえで重要なヒントになるため、盛り込んでおくと親切です。

ターゲット層を明確にする

学校に限らずどの業界・業種でも、販売促進や集客には「ターゲティング」が重要な要素となります。

特に学校は同じような強みを持つ他校との区別化を進めなければ、受験生が価値を見出しにくくなります。

受験生の興味関心を引きつけ、受験してみたいと思わせるためにはターゲット層となる受験生のイメージ像を明らかにする必要があるでしょう。

受験生の得意とする教科や分野、志望動機からターゲットを絞り込んでいき、そのターゲットに合わせてコンテンツを盛り込みます。

受験生以外にも、学習塾や進学校の教員・受験生の保護者・学校に興味を持っている受験生以外の学生や社会人についても同様にターゲティングを行いましょう。

若い世代に届きやすいプロモーション施策を選択する

10代・20代の若年層はチラシなどのアナログ媒体以上にWeb広告に接しており、デジタルネイティブ世代としてインターネットを活用しています。

若者向けのプロモーション施策としては、学校の公式ページ(ホームページ)を充実させる方法がもっとも有効です。

いわゆる「オウンドメディア」として学校の公式サイトを充実させれば情報が的確に伝わりますし、GoogleやポータルサイトにWeb広告を掲出する方法も効果的。

Web広告は地域や年齢を絞りこむ「セグメント配信」が可能なので、10代や20代の学生だけに学校情報を伝えたい場合に適しています。

学校向けおすすめのプロモーション施策

学校向けおすすめのプロモーション施策

実際に、学校ではどのようなプロモーション戦略を打つべきなのでしょうか。ここからは学校向けの施策について解説します。

イベントの開催

学校向けのプロモーション施策としては、参加・体験型のイベントやオープンキャンパスがおすすめです。

受験生や学生が校舎まで直接足を運び、現地の雰囲気を感じ取りながら学生生活をイメージできるので、実地体験イベントはリアリティのあるプロモーション施策として効果を発揮します。

新型コロナウイルス感染症対策のために、オンライン上でのイベントも多数開かれています。

高校生や受験生向けの企画として、講師やスタッフと話せる機会、あるいは質疑応答や体験授業を行っているケースもみられます。

感染症を避けるために自粛をしている生徒も少なくないため、オンラインイベントの開催は好意的に受け取られる可能性があります。

SNSマーケティング

SNSマーケティングは、Twitter・Instagram・Facebookをそれぞれ活用したマーケティング手法です。

SNSそれぞれの特徴を押さえて、Instagramならスライドショーで学校案内の写真・動画を掲載したり、Twitterでは学校からのお知らせを定期的に発信したりといった使い方ができます。

若年層が活用するSNSは、学校と生徒がダイレクトに接する場所でもあります。ぜひ積極的に活用していきましょう。

インターネット広告

インターネット広告はWeb広告という名称でも知られ、GoogleやYahooのような検索サイトに掲載される広告と、特定のホームページに掲載される広告に分かれます。

特定のホームページとは、ポータルサイトやオウンドメディア、TwitterやInstagramへの掲載も可能です。

若年層の閲覧が多い媒体に広告を出すだけで、学校の知名度が上がり興味を持ってもらえるチャンスがアップします。

動画公開

学校案内や手短に伝えたいこと、視覚的に見せたいものについては動画を撮影し、コンテンツ化する方法がおすすめです。

文章やイラストだけでは限界のあるコンテンツも、動画を取り入れると「動き」が出るため飽きがこず、動画の内容によってはわかりやすく学校の魅力を伝えられます。

無償で情報を得るのが当然となっている昨今では、動画コンテンツは若い学生になじみ深いものです。動画の力を活用し、オープンキャンパスやイベントへの集客に繋げていきましょう。

オウンドメディア集客

「○○といえばあの学校」とイメージづけるためには、学校で独自のホームページを制作する方法がおすすめです。

すでにホームページがある場合、中身のコンテンツを見直して学生目線で情報を取り入れやすい構成に整え、コンテンツを充実させて満足度の向上を図る方法も。

オウンドメディアは学校のイメージを高め、知りたい情報を得る公式の情報源です。

加えて、オウンドメディアの中身を工夫するほど大手の検索エンジンに認められ、検索結果の上位にランクインし認知度が高まります。

ポジショニングメディア

ポジショニングメディアとは、自校が狙った層や市場に対して専門学校選びや専門学校に入るにあたって必要な情報提供をしていくWebメディア戦略です。

一般的なポータルサイトだと、専門学校や大学という大きな括りの中で資料請求を促すことが多いのが特徴です。

しかしポジショニングメディアを活用することで、この分野の学校に入りたいという明確な意思を持って検索をしているユーザーに対して、自校の良さや特徴、どんな学生が自校に適しているのかを伝えることが可能です。

そのため、ただオープンキャンバスに来させるだけでなく、親御さんと合わせて来校してもらえるなど入学確率の高い学生を集客することができます。

ポジショニングメディアをより詳しく知りたい方はポジショニングメディアについてまとめた資料もご用意しています。ぜひダウンロードしてご活用ください。

他の学校よりもワンランク上のプロモーション戦略に向けて

他の学校よりもワンランク上のプロモーション戦略に向けて

Webマーケティングの重要性を押さえたうえでワンランク上の戦略を取るには、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか。

イベント開催に合わせてノベルティを配布する

オープンキャンパス・体験入学・その他のイベントの開催時には来訪した学生には、記念品のノベルティを配布して学校への印象づけを行うことができます。

学生に人気の高い文房具、イベントで配布された資料を持ち帰るためのバッグ・ファイルのセットは実用的なアイテム。

少し変わったノベルティで差をつけるなら、USBメモリやモバイルチャージャーがおすすめです。

ボールペンはインクがにじまないものや摩擦で文字が消せるものなど、利便性が高いアイテムを選ぶと喜ばれます。

パンフレットとWeb発信を掛け合わせる

学校の情報を伝えるパンフレットは、オープンキャンパスに来られない遠方の学生が手に取りやすい媒体です。

紙のパンフレットはずっと手元に残しておけるので、インターネットが閲覧できない状況でも役立ちます。

保護者や学校の先生と相談をする際の資料にも使われるため、以下の情報をすべて盛り込むことをおすすめします。

  • 学校の全体図・構内図
  • 建学理念
  • 学部・学科の一覧
  • 授業・カリキュラムの内容
  • 教授陣・講師陣
  • 現役学生や卒業生の声
  • 学校ならではの強み

パンフレットに掲載する情報は基本的にホームページの内容と同じですが、ホームページにはない魅力的な写真を掲載して視覚的に訴えると、動画コンテンツのように高い訴求効果が生まれます。

パンフレットは次項で紹介するWebサイト(ホームページ)の構築と併せて制作し、オンライン・オフラインの双方から受験生にアプローチを行ってください。

パンフレットは無料でサイトに公開する

パンフレットは紙媒体で配布するほか、pdfでホームページ上にも公開します。

資料請求をする手間が省けて、一目で必要な情報がチェックできるので、時間がなく進路をすぐに決めなければならない受験生に親切なコンテンツになります。

パンフレットページへのリンク・ボタンはホームページ内の目立つ場所へ置きます。学校の情報を誰もが手軽にチェックできるように、ボタンやリンク自体も目立たせて設置してください。

パンフレットからサイトやSNSへの導線を作る

制作したパンフレットにQRコードやアドレスを掲載し、学校のホームページや受験生向けのランディングページへ誘導します。

SNSを開設している場合は1回の読み取りで直接SNSの公式アカウントが覗けるように、リンクやQRコードを掲載しておきましょう。

学生側が「覗いてみたい」「チェックしておきたい」と思ってもらえるようにパンフレットの内容を工夫しながら、SNSでさらに学校の魅力を知ってもらえる仕掛けが大切です。

SNSなどで積極的にコミュニケーションをとる

学校側が「閉じられた」状態であると、受験生にとっては閉鎖的かつ敷居が高いものに感じられ、より「開かれた」学校へと興味関心が移ってしまいます。

開かれた学校であることをアピールするためには、学生とダイレクトに繋がるSNSを活用してコミュニケーションをとるようにします。

公式のSNSアカウントを開設し、定期的に情報を発信して画像や動画によるリアルタイムの風景も伝えましょう。

SNSのプロフィールやリンクからもWebサイトへ誘導できるので、Webサイトの構築とSNS活用を同時に行うことをおすすめします。

動画は学生向けと保護者向けでニーズを分ける

動画の視聴者には、保護者や学習塾の講師など学生以外の人々も含まれています。

学生のために動画を作ってしまうと学生以外の大人が知りたい学校の情報が抜けやすいので、動画コンテンツは学生向けと学生以外の方向けに分けるようにします。

2種類の動画の内容を比較したとき学校への理解が深まり、さらに興味を持ってもらえる可能性が高まります。

Webを活用し効果的に受験者を増やす

Webを活用し効果的に受験者を増やす

受験生の多くは生まれた時からパソコンやスマートフォンを身近なものとして育ってきた「デジタルネイティブ世代」であり、Web上に広告を掲載したりSNSや動画で視覚的に訴える方法が有効です。

オウンドメディアによる集客実績をもつ全研本社(キャククル運営元)では、利用者や応募者を増やすために効果的なプロモーションを提案しています。

Webマーケティングやプロモーションによる受験者数の増加を検討している方は、全研本社にご相談ください。

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