企業のサイト担当者の方の中には、下記のようなお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「ユーザーが離脱しない入力フォームを作りたい」
「ユーザーが使いやすい入力フォームの作り方がわからない」
「どのEFOツールを選んだらいいかわからない」
このページでは、おすすめのEFOツールをご紹介しています。それぞれのツールの特徴をまとめていますので、EFOツール検討のヒントとして参考にしてみてはいかがでしょうか。
EFOツールの一覧表
ここでは、入力フォームの最適化を行うEFOツールをご紹介しています。それぞれのツールの特徴をまとめていますので、比較をしながらツール選びにお役立てください。
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
EFOcats(イーエフオーキャッツ) |
導入簡単!コンバージョンがアップするEFOツール
|
エフトラEFO |
15分程度で設定が完了!分析機能・改善機能にこだわっている点も特徴 |
フォームアシスト |
上級ウェブ解析士の資格を持った専任担当者による分析 |
Gyro-n EFO(ジャイロンイーエフオー) |
20種類の入力支援機能を用意し、スムーズな入力をサポート |
SiTest(サイテスト) |
EFO機能の中で「BFO(BtoB フォーム最適化)」を提供 |
formy(フォーミー) |
管理画面からフォームの作成・改善が簡単に行える |
Rich EFO(リッチイーエフオー) |
入力ストレスを軽減する手厚い入力支援機能と離脱原因を突き止められる解析機能 |
GORILLA EFO(ゴリライーエフオー) |
リーズナブルな利用料金。ランニングコストを抑えられる |
formrun(フォームラン) |
40種類のテンプレートから手軽にフォームを作成可能 |
BOTCHAN EFO(ボッチャンイーエフオー) |
心理的な負担を与えにくいチャット形式のフォームを作成可能 |
EFOとは?
EFOとは何か?
EFOとは、「Entry Form Optimization(=入力フォームの最適化)」の略です。簡単にいうと、ユーザの入力の手間を減らして、短時間で正確に入力が行えるように、入力フォームの最適化を行うことを指します。
ユーザーが入力しやすいフォームを設置することによって、入力完了率をアップさせられます。このことで、問い合わせを増やしたり、サイトでの成約率向上、会員登録数を増やすといった点が期待できます。
EFOの重要性
登録フォームなどを入力する際に、何を入力しても次に進めない、入力が完了しないといった場合にはストレスを感じるユーザーが多いはずです。
そのため、ちょっと気が向いたので登録してみようかなと思っている方や、他のサイトでも同じものが購入できるといった場合には、そのサイトから離脱する可能性もあります。
このように、入力フォームが原因で離脱を生んでしまわないように、EFOによって入力しやすいフォームにしておくことは非常に大切な点であるといえます。スムーズな入力が可能なフォームの設置により、CVR向上も期待できます。
具体的に何をするのか
EFOに取り組む場合にはどのようなことをしたら良いのか、という点ですが、具体的には下記のような点が挙げられます。
- 入力する項目を減らせないか検討する
- 必須入力項目・任意入力項目を分ける
- 何を入力すれば良いのかわかりやすいように、入力例の表示を行う
- 入力している最中の項目は色を変えて表示する
- 入力項目を必要以上に分割しない(電話番号など)
- 離脱しそうな場合には、ポップアップのメッセージを表示させる
EFOツールとは?
上記のように、EFOを行う際にはさまざまな案がありますが、ひとつひとつ改善していくのにはコストや時間が必要になります。そのような時に活用したいのが「EFOツール」です。
EFOツールにはさまざまな機能が搭載されていることから、ユーザが入力しやすいフォームの実現が可能になります。さらに、分析機能などを備えているツールもあり、課題などを把握した上でさらにフォームの改善に取り組めるようになります。
EFOツールの主な機能
入力支援機能
入力支援機能は、EFOツールにおいて代表的な機能ともいえるものです。例えば、未入力の項目があればアラートを出したり、誤った入力があればエラーを出したり背景色を変えたりしてわかりやすく表示する、といったものがあります。
そのほかにも全角・半角などの入力形式を表示したり、郵便番号を入力すると市区町村までの住所を自動入力するといったものも入力支援機能となります。この入力支援機能を活用することで、入力時にユーザーが感じるストレスを軽減できます。
レポート機能
ユーザがフォームから入力した情報についてレポートとして閲覧、分析するといった機能も、EFOツールが持つ機能のひとつとなっています。
例えば、ユーザどのようなデバイスを使っているのか、また入力項目ごとの所要時間や離脱率、入力が完了するまでに何画アクセスをしているかといった点を把握できます。
例えば離脱率が高い項目があるとすれば、その項目は本当に必要なのか、他の項目に置き換えができないかといった点を検討することにより、入力完了率を上げられます。このように、さまざまな情報の分析により、フォームの改善につながるヒントを得られます。
運用サポート
フォームの改善を行うだけではなく、EFOツールの提供元による運用サポートを受けることができるケースも多く見られます。
サポート内容は、例えばレポート分析や改善提案、必要に応じてフォームの再作成を行うなど、提供者によってそれぞれの内容が提供されています。運用サポートも利用したい場合にはどのような支援が受けられるのかをあらかじめ確認しておくといった点が重要になってきます。
EFOに関するFAQ
Q1.EFOとは何かについて具体的に教えてください
Entry Form Optimization(エントリーフォームオプティマイゼーション)の略で、日本語でいうと「入力フォームの最適化」を意味します。ユーザーが短時間で正確に入力しやすいようにフォームを改善することを指します。
このEFOを行うことによって入力完了率の向上が期待できるため、問い合わせ数を増やしたりサイトでの成約率を向上させられるなどさまざまなメリットがあります。逆にEFOを怠ると、離脱率の高い項目があったとしても気づけない、ということになってしまいます。
EFOに取り組む場合には、「入力項目をできるだけ減らす」「入力例の表示を行う」「離脱しそうな場合はポップアップでメッセージを表示する」などさまざまな対策が考えられます。
Q2.EFOツールにはどんな機能が備わっているのですか?
EFOツールには、「入力支援機能」「レポート機能」「運用サポート」といった機能が搭載されています。
特に代表的な機能は入力支援機能となっており、例えばエラーがある場合にアラートを出す、誤った入力があればエラーを出すといった機能を使用することで、ユーザーがスムーズに入力できるようにサポートを行っていきます。
そのほか、フォームから入力した情報をレポートとして分析したり閲覧したりできるレポート機能では、項目ごとの離脱率などが把握できるため、フォームの改善につなげられます。
また、ツールの提供元から運用のサポートを受けられるといったケースも多く見られます。
EFOツールの一般的な機能は上記の通りですが、それぞれのツールによって提供される機能が異なりますので、導入時にはしっかりと比較することが必要です。どのようなツールがあるのかをより詳しく知りたい方は「EFOツールまとめ表」をご覧ください。
EFOツールのまとめ
こちらの記事では、入力フォームの最適化を行うEFOについて紹介してきました。EFOに取り組むことによってフォーム入力中の離脱を防ぎ、入力完了率の向上が期待できるためぜひ取り組みたい部分といえます。
EFOに取り組む場合には、EFOツールを活用することがおすすめです。こちらの記事では、さまざまなEFOツールの紹介を行っていますので、導入を検討されている方や興味のある方はぜひ今回の記事をご活用ください。
- 免責事項
- 本記事は、2023年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。