広報・PRの効果測定ツールと広報施策の測定方法を徹底解説

広報・PRの効果測定ツールと広報施策の測定方法を徹底解説
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広報活動が上手く進まないとお悩みのご担当の方へ
企業の広報活動は、社内外に企業活動を知ってもらうための重要な業務です。

主にメディアやプレスリリース等を通じて広く情報を発信していきますが、人手不足や経験ノウハウがないため、広報活動が上手く進まない企業も少なくありません。

このような課題を解決する方法として、注目を集めているのが「広報・PR効果測定ツール」です。

これまで人手に頼ってきたメディアの管理や、プレスリリース配信などをツールを使って自動化し効率化します。なかなか見えづらい広報活動の効果も数字で「見える化」し、適切なPDCAを回すことも可能です。

この記事では、広報活動を効率的かつ効果的に進めたいご担当の方向けに、実際に導入できる広報・PR効果測定ツールをご紹介します。

広報・PR効果測定で活用できるツール一覧

ここでは、広報効果測定ツールを紹介します。広報・PR効果測定ツールには様々な種類があり、マスメディア・Webメディアのどちらも効果測定できるツールから、一部に特化したツールまでさまざま。効果測定するメディアや媒体に加え、ツールの機能や操作性によっても変わってきます。ぜひこちらの記事を参考にして、自社に合ったツールを選定してください。

画像をクリックすると、資料ダウンロードページに移動します。

ツール名 特徴
広報効果測定ツール「PRオートメーション」のサイトキャプチャ画像【PR】PRオートメーション 成果にこだわったツールならコレ!
広報企画から効果測定までワンストップで自動化

・初心者でも安心!直感的に操作できる使いやすいデザイン
・PR会社コンサル歴のある専門スタッフが導入後も伴走サポート
・使いやすくて高機能!PR業務に必要な30以上の機能を搭載
資料ダウンロードはこちら>>
PR Analyze(PRアナライザー) キーワード設定のみで、媒体情報を横断的に収集
Qlipper(クリッパー) Webメディア3,000媒体以上もリアルタイム集計
Webクリッピング 過去記事検索により過去12カ月まで遡って検索
Meltwater(メルトウォーター) 経営者向けのレポートをカスタマイズして提供

【PR】成果にこだわったツールならコレ!
企画から効果測定までワンストップで自動化

メディア管理、リリース配信、効果測定などの広報業務を、30以上の機能によってDXで自動化、効率化する広報効果測定ツール「PRオートメーション」を紹介します。入門者でも簡単に使える直感的なUIに加えて、PR専門家によるサポートも充実。クラウドツールなので、どこからでもアクセスでき、メンバー間での情報共有もスピーディに行えます。

PRオートメーション【PR】

広報PR効果測定ツール「PRオートメーション」の公式サイト画像画像引用元:PRオートメーション公式サイト(https://pr-automation.jp/)

PRオートメーションの特徴

PRを大幅に効率化・自動化!広報担当者の業務負担を大幅に軽減
PRオートメーションは、広報業務に必要なリリース配信メディア管理効果測定などをオンラインで自動化・効率化するツールです。かんたん便利な使い勝手で、業務を大幅に効率化。加えて、すべてのプロセスをクラウド管理することで、業務と成果の「見える化」を実現します。

シャドーワークになりがちなリスト関連・クリッピングの集計作業からも担当者を解放。PR成果の向上をサポートする広報効果測定ツールです。

広報担当者の負担を大幅軽減!
PRオートメーションの
資料をダウンロード

PRオートメーションの機能

PRオートメーションには、30以上の多彩な機能が備わっており、初心者でも簡単に使える直感的なUIに加えて、PR専門家によるサポートも充実しています。

  • リリース機能…リリースページ作成/メール配信(1度に最大3000通)/全国紙4紙をはじめとした22媒体への確実な掲載など)
  • アプローチ機能…アプローチ歴の管理/アプローチステージの見える化等
  • クリッピング機能…Webクリッピング/新聞・雑誌クリッピング/TVモニタリング等
  • プロジェクト管理…プロジェクトごとに管理/プロジェクトごとに比較等
  • レポート機能…プロジェクトごとにレポート自動生成/月間レポート自動生成等
  • リスト機能…公表されているメディア配信先1500件が利用可能等
  • 企画…SNSで人気の記事を検索/検索ボリュームの調査
  • 転載…読売新聞オンライン/朝日新聞デジタル/毎日新聞/サンケイビズ等

こんな企業におすすめ

  • 広報業務が多忙を極めるのでもっと効率化したい
  • 広報活動がチーム内で共有できていない
  • 広報活動の効果測定ができてない

【PR】おすすめの広報・PR効果測定ツール
「PRオートメーション」

広報PR効果測定ツールのPRオートメーション公式サイトの画面キャプチャ
画像引用元:PRオートメーション公式サイト(https://pr-automation.jp/)

その名の通りPR・広報活動をオートメーション(自動化)することができます。PRのプロセスや成果が見る化でき、より効率的でパフォーマンスの高いPR活動を実現します。

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PRオートメーションがおすすめな理由

【理由1】PRの作業効率を劇的にアップ

PRオートメーションを利用することで、リリース作成、配信後の分析・レポート作成など、膨大な時間がかかる作業を効率化できます。過去のアプローチ歴から、リリースを閲覧し、記事化してもらえそうな記者の選定も簡単に行えます。

【理由2】PRのプロセスと成果を見える化

PRオートメーションは複数の広報担当者がバラバラに管理してきたさまざまなデータを、一つのクラウドプラットフォームで統合管理し見える化できる広報効果測定ツールです。さらに、データを重要な指標や外部データと組みあわせて分析することで、データドリブンなPR活動を実現させます。

【理由3】かんたんなのに高機能!PR専門家が導入後もサポート

優れたデザインとUIで初心者でも簡単に操作ができます。PR活動に必要な機能を30以上も揃えています。導入期にはPRの専門家がカスタマーサクセスとして、オンライン説明会や定例ミーティングを実施し、PR活動を成功へと導くサポートを行います。

PRオートメーションの口コミ・評判

直感的な操作でグループ広報のストレス減。振り返りの時間も支えに。

最初に「いいな」と思ったのは、メディアリストの多さと、リリースの本数制限がないこと。実際に使ってみると、操作のしやすさに感心しました。リリースの入力画面もわかりやすく、迷いなく使えています。わからないときにはカスタマーサクセスに問い合わせるとすぐに対応してくれるので、その点も助かっています。引用元:導入事例(https://pr-automation.jp/case/project-efficiency/1226/)

リリース配信結果の見える化できるので助かっています

リリース配信だけでなくメールの既読率など「分析」までできるというところがいいなと思いました。既読が分からないと情報を求めていない方(=リリースを読まない記者さん)にも送り続けてしまうことがあるんですよね。引用元:導入事例(https://pr-automation.jp/case/article-up/1742/)

BtoB広報のワークフローが一新。新規メディア開拓で露出増を実感

1000以上のデジタルメディアへの配信が可能で、カスタマーサクセスから配信先メディアへのアドバイスももらえる。さらにリリースネタごとの媒体の選定も簡単に行えるということで、私たちが目指す広報活動にぴったりだと感じました。引用元:導入事例(https://pr-automation.jp/case/article-up/2010/)

広報を自動化したい方へ
PRオートメーションの
資料をダウンロード

PRオートメーションの料金

予算や取得データ量、アクセスするユーザー数に応じて選べる料金プランを用意されています。

PRオートメーションの会社概要

運営会社 プラップノード株式会社
会社所在地 〒104-0061 東京都中央区銀座7-16-12 G-7ビルディング9階
会社設立 2020年3月
公式HPのURL https://pr-automation.jp/
主な機能 メディア管理・リリース配信・効果測定など
料金目安 要問い合わせ

広報を自動化したい方へ
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その他の広報・PR効果測定ツール

PR Analyze(PRアナライザー)

広報PR効果測定ツール「PR Analyze」公式サイトキャプチャ
画像引用元:PR Analyze公式サイト(https://www.pranalyzer.jp/)

PR Analyzeの特徴

  • キーワード設定のみで、媒体情報を横断的に収集できる
  • 指標の自動算出で、効率的に効果測定が行える
  • ニーズに合わせてPR Analyzeの担当者がKPI・レポート作成をサポート

PR Analyze は、キーワードの設定のみで、自動で競合ブランドも含めた記事を収集し一覧化できるツールです。テレビ・新聞・雑誌・Web・Twitter・Facebookといった具合に、オフライン・オンラインのどちらの情報収集にも対応しています。

リーチ数や件数、広告換算費などの項目も自動算出し、ダッシュボードにグラフ化して表示。各記事の分類やツイッターとの相関も一目で把握できるようになっています。

また、ツールの導入後はカスタマーサクセス担当が付き、ニーズに合わせてKPI設定・レポート作成をサポート。業界標準データベースを格納しているので、客観的な指標を設定することが可能です。

導入した企業の91.3%が人的サポートに満足していると回答しています(2020年10月時点の調査)。さらに、タグ自動付与の機能が搭載されているので、テーマごとに内容を部類できます。掲載記事の質の可視化も可能なため、戦略策定に役立てられるでしょう。

※参照元:PR Analyze公式HP(https://www.pranalyzer.jp/)

PR Analyze利用者の口コミ

幅広く投稿を分析できるTwitterを中心に分析を始めたのですが、ブランドが話題となる起点として「記事」が多いことが分かってきたんです。4マス(テレビ・新聞・雑誌・Web)を網羅的に収集できるツールはPR Analyzerだけでしたので、他ツールとの比較の余地はなかったですね。

PR Analyzerを導入してからは、施策の次の日にはすぐ掲載状況を確認できるため、次の施策に活かすことができます。(日本航空株式会社「PR Analyzer」導入インタビューより一部抜粋)
引用元:PR Analyze公式サイト|導入事例(https://www.pranalyzer.jp/info/customers/japan-airlines/)

弊社では「Chain of Happiness」を実現するためのKPIツリーを構築しており、その一つの重要指標として「リーチ数」を設定しています。それを広報活動の成果としても算出したかったものの、自社で計算するとすごく工数がかかることが課題でした。

毎日掲載をチェックしているので、自動的に露出記事が集計され、テレビ・新聞・雑誌・Webがまとめて確認できるのは使いやすいと感じています。(株式会社I-ne(アイエヌイー)「PR Analyzer」導入インタビューより一部抜粋)
引用元:PR Analyze公式サイト|導入事例(https://www.pranalyzer.jp/info/customers/i-ne/)

PR Analyzeの概要

提供企業名 ビルコム株式会社(BILCOM, Inc.)
所在地 東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー11F
会社設立 2003年10月
料金プラン 月額15万円~(税不明)
主な導入先 航空会社、ボタニカルライフスタイルブランド、百貨店、バイオテクノロジー企業、公益・福祉事業、テレビ会社
公式サイト https://www.pranalyzer.jp/

※ツール一覧表をもう一度見る

Qlipper(クリッパー)

広報PR効果測定ツール「Qlipper(クリッパー)」公式サイトキャプチャ
画像引用元:Qlipper(クリッパー)公式サイト(https://qlipper.jp/)

Qlipper(クリッパー)の特徴

  • Webメディア3,000媒体以上もリアルタイム集計できる
  • オプションでTwitter・YouTubeの集計も可能
  • AI感情分析でポジネガを5段階で評価できる

Qlipper(クリッパー)は、Webメディア記事のリアルタイム集計ができるツールです。オプションでTwitter・YouTubeのモニタリングも可能。AIが感情分析を行ってポイント化するので、記事のポジネガや価値のポイントを直ぐに見分けることができます。

また、検索式を設定すれば、情報がストックされていき、いつでも分析可能です。Slackと連携を図れば、毎日自動的に結果を通知させられるようになります。情報の抜け漏れが起こる心配がなくなるでしょう。モニタリングできるWeb媒体は3,000以上あり、感情分析によりポジネガを5段階で評価することが可能です。

話題の明るさを図れるほか、複数のモニタリング結果をまとめて表示する機能が搭載されており、視覚的に確認しやすくなっています。広報・PR活動の効果測定ツールを初めて導入する企業は、オプションでコンサルタントのサポートを受けられます。

オプション追加しない場合においても、操作マニュアルを確認できるので、手順通りに操作を進めれば心配は少ないでしょう。

さらに、ANDやNOT機能が搭載されているため、不要な記事が検索でたくさん出てきてしまう場合も、表示する記事を限定することができます。AND機能で条件を狭める、あるいはNOT機能でキーワードを除外できるようになっています。

Qlipper(クリッパー)利用者の口コミ

Qlipperは逐次更新されるので、私達が発信した情報がどのように拡散されたか、どのような論調で書かれているか、すぐにわかるんです。SDGsに関係したプレスリリースを出しても、露出は確認出来ても詳しい分析まではなかなか難しい。

Qlipperのレポートでは、他社の状況と比較をしながら詳細にまとめられていて、大変助かっています。(日本1位の家電小売店の広報PRが、データによって改善したこととは?より一部抜粋)

引用元:Qlipper公式サイト|導入事例(https://qlipper.jp/cases/case_yamada.html)

従来から主要な記事の見出しを社内メーリングリストで配信していました。午前中2時間かけて資料を作っていました。アナログな作業で、とても非効率。これらの課題を解決するためにQlipperの導入を決めました。情報収集だけなら5分で終わるようになりました。

Qlipperを使えば、他社が掲載されているメディアなどがわかるので、プレスリリースの新しい投げ込み先を探すことも出来そうだなと思っています。(2時間かかったクリッピングが5分で終わるように。スモールチームの業務改革。より一部抜粋)

引用元:Qlipper公式サイト|導入事例(https://qlipper.jp/cases/case_pacific.html)

Qlipper(クリッパー)の概要

提供企業名 株式会社トドオナダ
所在地 東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル2F
会社設立 2020年1月20日
料金プラン スタータープラン月額6万円、初期費用10万円(税不明)
主な導入先 家電小売チェーン、総合建設コンサルタント会社、文具製造メーカー
公式サイト https://qlipper.jp/

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Webクリッピング

広報PR効果測定ツールのWebクリッピング」公式サイトキャプチャ
画像引用元:Webクリッピング公式サイト(https://webclipping.jp/)

Webクリッピングの特徴

  • クリッピング機能でWebメディア・SNSの波及数を取得できる
  • 過去記事検索により過去12カ月まで遡って検索できる
  • 無料プランが用意されており、使用感を確かめられる

Webクリッピングは、クリッピングと過去記事検索機能が搭載されているツールです。設定した条件に該当する記事の露出がレポートされるほか、蓄積されたアーカイブから条件に合致する記事露出を検索できます。

また、オプションで、Twitter・FacebookのSNS波及数を取得することも可能です。Twitterではツイート・いいね数を取得、Facebookでは月間最大1,000記事分までのいいね数を取得します。

過去記事検索の機能では、過去12カ月まで遡ることができ、掲載種別やメディアで絞り込めるようになっています。検索結果はオプションで保存・ダウンロード可。使用感を確かめたい方は無料プランが用意されているので、表示件数・検索回数の制限付きプランで試してみると良いでしょう。

クリッピングの機能で検索結果の精度を高めたい場合は、AND・OR検索を実施することも可能です。また、リアルタイム通知機能により、露出に素早く気が付けるようになります。

メディアの露出に関しては、自動で記事が分類されるため、掲載種類を一目で判別できます。パブリシティ・パブリシティ転載・リリース原文転載の判定が可能。導入企業は自治体やスポーツ団体など幅広く、さまざまなシーンで活用されています。

Webクリッピング利用者の口コミ

口コミは見つかりませんでした。

Webクリッピングの概要

提供企業名 株式会社PR TIMES
所在地 東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ8F
会社設立 2005年12月26日
料金プラン クリッピング1万円/月、過去記事検索料金4万円/月、SNS波及数取得(オプション)4,000円/月/(税不明)
主な導入先 食品メーカー、旅行会社、化粧品メーカー、飲食業、自治体、スポーツジム
公式サイト https://webclipping.jp/

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Meltwater(メルトウォーター)

広報PR効果測定ツールのMeltwater(メルトウォーター)公式サイトキャプチャ
画像引用元:Meltwater(メルトウォーター)公式サイト(https://www.meltwater.com/jp)

Meltwater(メルトウォーター)の特徴

  • ダッシュボード機能をカスタマイズできる
  • 広報向けのレポートをワンクリックで作成できる
  • 経営者向けのレポートをカスタマイズして届けている

Meltwater(メルトウォーター)は、ニーズに合わせて、広報・PR効果測定のダッシュボード機能を作り上げることができます。PRに利用できる広報向けのレポートをワンクリックで作成でき、AIにより競合他社とのパフォーマンスを一定期間内で比較できるようになっています。

自社で評価基準をカスタマイズして設定できるため、影響力の大きなメディアへの掲載数・リーチ数の指標を独自に追加することも可能です。

また、カスタムレポーティングが可能で、経営層が求める情報を掲載したレポートを届けるサービスも提供しています。キーとなるメディア露出や戦略において重要なインサイトの情報も含められるので、レポートを直ぐに役立てられます。

KPI設定から始めたい企業には、分析チームがKPI設定からサポート。自社の状況に合わせて目標値を設定できるため、広告費の削減や出稿の見直しにつながります。

レポートに関しては、ソーシャルパフォーマンスレポート・ソーシャルインサイトレポートの作成が可能です。ソーシャルパフォーマンスレポートは、SNSアカウントの効果測定を行い、SNSコミュニティの成長結果を出力できます。

対して、ソーシャルインサイトレポートでは、自社・競合他社をベンチマークに設定することで、消費者インサイトを掘り起こしたマーケティング施策向けのレポート作成が可能です。

ステークホルダーへの配信ツールとしても活用できるでしょう。

Meltwater(メルトウォーター)利用者の口コミ

Meltwaterの導入により、あらゆるニュースやソーシャルメディアで、必要な情報を取りこぼすことなく押さえ、最新の市場動向を完全に把握できるようになりました。 Meltwaterのアカウントマネージャーは、常に親身で細やかなサポートを行ってくれるため、非常に心強い存在となっています。(Suntory Beverage & Food Asia様より一部抜粋)

引用元:Meltwater公式サイト|導入・活用事例(https://www.meltwater.com/jp/customer-stories/suntory-beverage–food-asia-sbfa)

Meltwaterは、私のチームの効率を向上させ、時間を節約しました。私たちはお客様とオーディエンスをよりよく理解でき、最新の業界のトレンドとニュースを常時入手できています(オリンパス様より一部抜粋)

引用元:Meltwater公式サイト|導入・活用事例(https://www.meltwater.com/jp/customer-stories/olympus)

放送会社として、コンテンツへの反響を社内関係者が広く”知る”ことが何よりも大事なので、API活用により、番組への反響をデータに基づいて見える化できるようになったこと、ソーシャルリスニングを通じて、番組への具体的な視聴者のコメントや反響の熱量をリアルタイムで把握できるようになったことは社内のデータ活用戦略における重要な第一歩になりました(日本テレビ放送網株式会社より一部抜粋)

引用元:Meltwater公式サイト|導入・活用事例(https://www.meltwater.com/jp/customer-stories/ntv)

Meltwater(メルトウォーター)の概要

提供企業名 Meltwater Japan 株式会社
所在地 東京都渋谷区恵比寿1-18-18 東急不動産恵比寿ビル 5F
会社設立 2009年8月
料金プラン 公式HPに記載はありませんでした
主な導入先 コンサルタント会社、スポーツ、エンターテインメント、ツアリズム、テクノロジー、ファイナンス、ヘルスケア 他
公式サイト https://www.meltwater.com/jp

※ツール一覧表をもう一度見る

広報・PR効果測定とは

広報PR効果測定とは
広報・PR効果測定とはその名の通り、「広報・PR活動の効果測定をする取り組み」を指します。そもそも、広報やPR活動とは、企業と社会の良好なつながりを作るための活動のことであり、経営環境を良好にする目的があります。

つまり広報・PR活動後の効果測定は、意義のある活動かどうかを裏付けられるため、企業成長には欠かせない取り組みだと言えるでしょう。

ただし、広報・PR効果測定と言っても、その場限りの効果測定や改善では企業成長につなげるのは至難の業です。中長期的な視点で広報・PR効果測定を実施し、自社が社会やステークホルダーにどのような影響を与えて、何の課題を抱えているのかを明らかにする必要があります。

しかし、広報やPR活動は効果測定するのが難しいケースも少なくなく、何を分析して何を目標として突き進むのかを明確にして取り組まないと、方向性にブレが生じやすくなります。

広報とPRの違いとは?

上述したように、広報・PR効果測定は企業成長には重要な取り組みです。

そもそも広報とPRは、関係性を構築するという意味では活動に大きな違いはありませんが、目的のニュアンスが若干異なります。広報とは、企業とステークホルダーが良好な関係を構築できるよう、情報発信をする取り組みのことです。

対して、PRとはパブリックリレーションズの略称であり、企業を取り巻く人との良好な関係性を作り出すための行動・考え方を表しています。PRは良好な関係性を構築するための活動が情報発信に限定されず、プロモーションやマーケティング施策の実行など多岐にわたります。

企業を取り巻く人と良好な関係性を築くために、広報活動の域を超えて幅広く活動することが求められます。

広報・PR効果測定するメリット

広報PR効果測定するメリット

広報・PR効果測定をするメリットは、企業を取り巻く人と良好な関係性を築けているか、具体的な数値で現状を確認できる点です。

広報・PRの活動のデータを収集し可視化すれば、全社で目標到達度合いや効果の有無を把握できます。素早くPDCAサイクルを回せるようになり、客観的なデータに基づいて活動内容を見直せるでしょう。

上述したように、広報・PRが企業成長につながるということは、その反面で取り組みが企業やブランドイメージを左右することを表しています。つまり広報・PR活動では、事実に基づき、かつ企業の成長に結びつく誠実な取り組みを実施する必要があります。

日頃から広報・PR効果測定を行えば、自社の活動内容を素早く客観的に見直せるため、万が一のリスクにも備えられるでしょう。

広報・PR効果測定にツールが役立つ

広報・PR効果測定は、人の手で行うには限界があるため、ツールの活用をおすすめします。実は、広報・PR効果測定は一筋縄ではいかず、企業は取り組むうえで3つの課題に直面します。3つの課題は以下の通りです。

  • 広報・PR活動行成果指標が定まりにくい
  • 広報・PR活動が多様化してきている
  • 継続的なモニタリングが求められる

まず、広報・PR活動は活動内容が多岐にわたるため、成果指標を定めにくく、企業や業種によってめざす指標が全く異なります。

数値化できない活動も中にはあり、全ての成果を評価できないと踏まえたうえで、成果指標を決定する必要があります。

また、広報・PR活動が多様化し露出できるメディアが増えたことから、効果測定を横断的に行わなければならず作業量が膨大に。横断的に効果測定ができるツールがあれば、コア業務に集中できる環境が整うでしょう。

さらに、効果測定は中長期的に実施する必要があり、継続的なモニタリングが必要となります。数多くあるメディアを、全て人の手でモニタリングするのは現実的ではないので、ツールの活用が望ましいといえます。

広報・PR効果測定ツールを導入するメリット

データを簡単に集められる

広報・PR効果測定ツールを導入すると、膨大なメディアを横断的にモニタリングでき、効果測定に必要なデータを簡単に手に入れられるようになります。

自動的に設定キーワードに関する記事を抽出できるほか、掲載数や露出経路などの集計が容易になるでしょう。

また、定量的なデータを得られるので、客観的な評価に基づく施策の構築や実行が可能になります。具体的な成果指標を定められるようになれば、PCDAサイクルの高速化も可能です。施策の実行から効果測定、改善策の立案までスピード感を持って対応できるでしょう。

業務効率化が図れる

さらに、広報・PR効果測定ツールの導入により、効果測定にかける時間や労力を削減できます。コアな業務に専念できるようになり、生産性を落とさずに済むでしょう。

人員配置の見直しも図れるため、人手不足の現場や省人化を目指す現場でも、広報・PR効果測定を始めやすくなります。

広報・PR効果測定ツールの選定におけるポイント

機能ラインアップ

広報・PR効果測定ツールの機能は提供会社によって異なります。メーカー間で共通している機能も多いですが、導入効果を高めるには、自社の課題やニーズにマッチした機能を有しているツールを選定することが重要です。たとえば、ニュースメディアを中心に広報活動を打ち出しているのであれば、なるべく多くの新聞やWeb媒体のデータにアクセスできるツールを選ぶと施策の成果をより効果的にトラッキングできます。

使いやすさ・操作性

広報・PR効果測定ツールの導入後には、その使い方を覚えるまでに一定の時間が必要です。ツールの操作が複雑だったり、レポート内容がわかりづらかったりすると、フル活用できるまでに時間がかかります。日々の業務や担当者が変わった場合の引継ぎをスムーズに行うために、事前の知識がなくても簡単に使えるツールを選びましょう。

サポート体制

多機能で使い方がやや複雑なツールを検討する場合、事前に運営会社のサポート体制をチェックしましょう。サポートが充実していれば、リサーチや自社での試行錯誤に時間をかけず、ツールを効率よく使うことができます。メール、電話、ビデオチャットといったコミュニケーション方法に加え、サポートと連絡が取れる時間帯も要確認です。

広報・PR効果測定で見るべき指標

広報PR効果測定で見るべき指標
広報・PR効果測定で見るべき指標は3種類。アクション指標・アウトプット指標・アウトカム指標があり、各指標のポイントを踏まえたうえで効果測定を行う必要があります。そこで、以下に各指標の押さえておきたいポイントを解説しています。

アクション指標

アクション指標とは、広報・PR活動における指標のことです。自社が情報をどれくらい公開したのかを示す指標であり、行動量を図るために用いられます。

どれくらい記事を公開し、閲覧数はどうだったのかといった具合に、広報の行動量の目標を決めておくことが大切です。

ツールの導入や代行を検討している企業も、アクション指標の設定から丸投げするのではなく、自社である程度は基本を押さえておく必要があります。

社内にノウハウを蓄積して行くことで、効果を測定しやすくなれば、予算の決定にも役立つでしょう。

アクション指標の量的指標

アクション指標は量的指標を定めると、施策のインパクトや規模を適切に評価できるようになります。量的指標としては、プレスリリースの配信数・掲載されたメディアのリスト数などがあげられます。

量的指標は総量・全体の規模を図るために用いられるので、目標に到達しない場合は情報発信量に課題があることが分かるでしょう。

アクション指標の質的指標

アクション指標を設定する際は、施策の効果を判定するための質的指標も必要となります。質的評価としては、プレスリリースの開封率・問い合わせ数・メディア訪問数などがあげられます。施策の効率や割合を評価するための指標を設定し、広報・PRの行動量が適切か否かを判断できるように土台を築いておきましょう。

アウトプット指標

広報・PR活動の露出に関する数値がアウトプット指標です。発信した情報の波及効果、露出量を測定するための目標を定めます。ただし、アウトプット指標は外的要因の影響を受けやすく、絶対評価を付けるのは至難の業です。

露出量は当日に扱われるニュースによっても異なるため、目標として設定しにくいので注意が必要でしょう。また、中にはアクションを起こさずともメディア露出できるケースもあり、ことさら広報・PR活動の効果が測定しにくくなっています。

アウトプット指標の量的指標

アウトプット指標の量的指標としては、メディアの総掲載数・広告換算費・リーチ数・インプレッション数などがあげられます。施策のインパクトや規模を適切に評価するためにも、広報・PR活動の露出量を図れる指標を設定する必要があります。

アウトプット指標の質的指標

アウトプット指標の質的指標としては、記事の掲載率、SNSシェア率、エンゲージメント率などがあげられるでしょう。露出の比率や効率を把握するための値を設定します。

ただし、アウトプット指標は外的要因の影響を大きく受けるので、その日扱われるニュースによっても露出の比率や効率に差が生じやすくなります。

アウトカム指標

アウトカム指標は、経営に貢献する指標のことです。広報・PR活動が経営に与える影響力を考え、目標を設定します。企業成長につなげるには、アクション指標・アウトプット指標よりも、アウトカム指標を重視する必要があるでしょう。

よく混同されるアウトプット指標とアウトカム指標ですが、アウトプットは施策から得られる結果であり、アウトカムは結果から得られる成果という違いがあります。

企業成長には成果が必要なため、アウトカム指標のほうがより重要な位置づけであると言えるでしょう。

アウトカム指標の量的指標

アウトカム指標の量的指標としては、POSデータ・来店データ・新規PV数などがあげられます。実際に施策を講じた際に、企業はどのような成果を得られるのか、売上やイメージアップにつながる指標を設定します。

アウトカム指標の質的指標

アウトカム指標の質的指標には、新規率・リピート率・従業員エンゲージメントなどがあげられます。全体的な成果を表す量的指標とは異なり、成果の比率や効率を表す項目を設定しましょう。

自社商品やサービスが認知される一連の流れを分析したとしても、企業の成長につなげるのは難しいといえます。一歩踏み込んで、意思決定により業績が上がったという事実(アウトカム指標)まで分析することが大切です。

広報・PR効果測定でよくある質問

Q1.広報・PR効果測定とは

広報・PR効果測定とはその名の通り、「広報・PR活動の効果測定をする取り組み」を指します。そもそも、広報やPR活動とは、企業と社会の良好なつながりを作るための活動のことであり、経営環境を良好にする目的があります。

つまり、広報・PR活動後の効果測定は、意義のある活動かどうかを裏付けられるため、企業成長には欠かせない取り組みだと言えるでしょう。

Q2.広報・PR効果測定するメリットは何でしょうか?

広報・PR効果測定をするメリットは、企業を取り巻く人と良好な関係性を築けているか、具体的な数値で現状を確認できる点です。広報・PRの活動のデータを収集し可視化すれば、全社で目標到達度合いや効果の有無を把握できます。

素早くPDCAサイクルを回せるようになり、客観的なデータに基づいて活動内容を見直せるでしょう。広報・PRが企業成長につながるということは、その反面で取り組みが企業やブランドイメージを左右することを表しています。

つまり広報・PR活動では、事実に基づき、かつ企業の成長に結びつく誠実な取り組みを実施する必要があります。広報・PR効果を測定できるツールも紹介していますので、詳しくは「広報・PR効果測定で活用できるツール一覧」をご覧ください。

広報・PR効果測定ツールのまとめ

広報・PR活動は企業成長につなげるためにも、効果測定が大切だといえます。煩雑な作業もツールを活用すれば、効率的に測定が行えるでしょう。ぜひ、この記事で取り上げたポイントを、ツール選びにお役立てください。

【免責事項】
本記事は、2023年08月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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