DX推進が叫ばれる昨今、会議の議事録作成工数を減らしたい会社も多いのではないでしょうか?ここでは、会議の議事録作成など、社内工数の削減に貢献できるAI自動文字起こしツールを紹介します。
AI自動文字起こしツールの導入メリットについても紹介しているので比較検討の際の参考にしてください。
AI自動文字起こしツールの一覧表
議事録作成に活用できるAI自動文字起こしツールに関して、それぞれの特徴、料金などをまとめてみました。
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
ZMEETING |
音声認識精度90%以上!即時に議事録を作成できる
|
RIMO Voice |
1時間のデータを約5分で文字起こしできるスピードが強み |
AI GIJIROKU |
文字起こしのAI要約・清書・翻訳にも対応 |
AmiVoice®ScribeAssist |
インターネット未接続でも使えるAI自動文字起こしツール |
COTOHA Meeting Assist |
初期費用無料の料金プランを提供!ZoomやMicrosoft Teamsとの連携も可能 |
スマート書記 |
タイムスタンプ機能で発言をピンポイントで確認・共有できる |
TIMO Meeting |
AI文字起こし機能が搭載されているミーティング管理ツール |
AI自動文字起こしツール導入のメリット
AI自動文字起こしツールは、会議や商談を音声から自動で文字起こししてくれるツールです。従来であれば、会議参加者が議事録を取りながら参加して後からわかりやすいように清書したり、録音した音声から議事録を起こしたりしており、会議が長くなればなるほど、時間も工数もかかる作業でした。
この部分を、自動音声認識機能とAIでデジタル化するのがAI自動文字起こしツールです。
議事録作成の時間工数が短縮
AI自動文字起こしツール各社の導入事例を見てみると、とにかく議事録を作る作業を短縮できないか悩んでいたという声があります。
オンラインでの会議も増え、回線やマイクの影響で聞き取りづらいこともある中、長時間にわたる議事録を取りまとめるのは、会議以上の時間を要していました。また、議事録作成に時間がかかるため、提出や共有に日数を要し、決定事項の共有に時差が生まれるのも解決したい課題でした。
AI自動文字起こしは、リアルタイム、もしくは会議後に自動で文字を起こせば、会議後すぐに議事録の作成が完了します。そのため、当日中の決定事項の共有が可能。社外向き資料づくりも簡単になるため、スピーディーな情報のやり取りと工数の大幅削減を実現します。
AIや音声認識技術の発展で精度が格段に向上
自動文字起こしは以前からありましたが、その精度が問題視され、結局利用するには至らないケースが多くありました。しかし、近年AI技術や音声認識技術の精度が向上し、90%以上の精度で音声認識できるツールも出てきています。
それにより、音声認識精度が高いツールであれば、文字起こしやリアルタイム字幕、リアルタイム翻訳などが高精度で実現できるようになりました。
また、近年の急速なAIの発展により、話者の特定や話の流れからのワード選択も可能になり、業界用語などが入った会話でも、誰が何を発言したのかをより高精度で文字起こしできます。
社内向け・社外向け資料作成が簡単に
AI自動文字起こしは、会議中重要なところにメモやコメント、フラグなどでの印を残すことができます。
また、重要事項の要約や、決定事項・To Doリストの作成機能があるツールもあり、それらを活用すると、会議で決まったことや重要なことが一目でわかりやすくなります。
社内資料なら、議事録ですぐに共有が可能です。社外向け資料作成も、会議での決定事項を確認しながら進められるので、作業が効率化され、工数削減が実現できます。
また、翻訳機能があるツールなら、外国語が苦手な社員でも議事録を作成できます。
会議・商談を分析できる
AI自動文字起こしを、会議だけでなく商談でも活用すれば、商談の流れなど詳細の確認も容易です。
また、AIにより感情を一緒に記録するツールなら、その商談の雰囲気まで残せるので、商談相手の感情変化、何が良かったのか、悪かったのかなどを視覚化でき、次の商談や提案に活かせます。
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- 本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。