空調制御システムを比較!おすすめ製品の口コミ評判や導入事例、費用・料金を紹介

空調制御システムを比較!おすすめ製品の口コミ評判や導入事例、費用・料金を紹介
share
Facebook Twitter はてなブックマーク Pinterest

ムダな電力を抑える空調制御システムをまとめてチェック!
空調制御システムの導入を考えている企業のなかには、電気代の高騰に苦しんでいる企業もいるのではないでしょうか。オフィスビルの電気代の4割近くは空調が占めているとされており、空調制御は省エネルギー活動、節電に繋がります。

本記事では、電気代の高騰にともない、詳しく知っておきたいシステムについて紹介しています。空調制御システムの特徴制御方式対応年数おすすめシステムについて解説しています。ぜひ、空調制御システムの導入に向けてお役立てください。

【PR】導入実績を重視したいなら
累計20,000社の実績を持つ
システムを先に見る

空調制御システムサービスまとめ

空調制御システム導入を検討中の方のために、導入可能なサービスを最初に紹介します。空調制御システムといっても、それぞれ特徴が異なりますので、各システムの特徴を参考にしながら、自社に合ったシステム選定にお役立てください。

画像をクリックすると、資料ダウンロードページに移動します。

空調制御システム 特徴
空調制御システム「EMクラウド」のサイトキャプチャ画像【PR】EMクラウド 累計20,000社の実績!誰でも使えるシンプルな操作性
新電力にも対応OK!導入も短時間で完了
初期導入費は無料!かかる費用は月額料金のみ
資料ダウンロードはコチラ >>
無線省エネ空調制御システム「かいてきくん」 無煙ロースターと空調を制御
照明・空調制御システム「RICOH Smart MES」 オフィスビル
空調制御システム「E&E Solution®」 スケジュールに応じた空調制御の機能を搭載
スマート空調制御システム「Smart DASH®」 ホットスポット情報を計測する自動学習機能を搭載
空調統合監視・制御システム「P-AIMS(ピーエイムス)」 空調・設備機器の管理が行える
アイ・ビー・テクノス BEMSで空調・電気・防災・セキュリティ管理を実施
ジェルコミュニケーション 間欠運転制御を行う空調制御システム
オーニシ 瞬時デマンド制御装置を搭載
DK-CONNECT IoTを活用したクラウド型の空調コントロール
リモビス ビルの電気・空調設備の自動制御

【PR】累計20,000社の実績!シンプルな操作性で電気使用量を見える化

累計20,000社の実績があり、独自のアルゴリズムによるIoTで空調制御を行い、電気料金の削減を実現する空調制御システム「EMクラウド」を紹介します。空調制御はパソコンから可能で取り付けも簡単。現在お使いの空調設備に親機および子機を設置するのみで半日~1日で完了します。導入の際には、専任コンサルタントによるアフターフォロー体制も整えています。初期導入費が無料という導入ハードの低さもおすすめポイントです。

EMクラウド

EMクラウド公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:EMクラウド公式サイト(https://em-cloud.com/)

EMクラウドの
導入実績を資料でチェック

EMクラウドの特徴

電気代の削減のためのエネルギー最適化プラットフォーム
EMクラウドは、エネルギーの無駄を見える化し、効率的な省エネを実現するエネルギー最適化プラットフォームです。空調制御システムの機能も搭載されています。

昨今の世界的な情勢にともなう燃料高の影響で電力価格が高騰しており、大手電力会社は、特別高圧・高圧の法人向け電力プランの新規契約を一時停止する動きがあります。

新電力会社の事業撤退や、値上げに踏み切る電力会社も多い中、こうした事態を解消するために開発されました。

「空調設備の省エネが、エネルギーコスト削減の最短ルート」と捉え、空調を制御する仕組みを構築。IoTで空調制御を行い、PCやスマートフォンなどでエネルギーの使用状況を見える化しコストの削減を実現するシステムです。特に効果が出やすい業種として、次のようなものがあります。

● オフィスビル ● 大型スーパー ● 物流倉庫 ● 小売店 ● 福祉施設・病院 など

電力コストを見直したい方へ
サービス内容を資料で詳しく見る

2分で分かる!EMクラウドの特徴

こんな企業におすすめ

  • 電気代高騰により対策を迫られている…
  • 業務用空調比率が高く、夏・冬の電気代が高くて悩んでいる…
  • 電気代を削減したいがコストをかけたくない…
  • 新電力が撤退し電気代の値上げが不安だ…

電気代高騰でお困りの方へ
資料で内容を詳しくチェック

EMクラウドがおすすめな理由

【理由1】遠隔でリアルタイムで電気使用量が確認できる

EMクラウドは、電気使用量の49%を占めると言われている空調に着目した制御システムです。空調制御はパソコンから可能で、現場行かなくても、遠隔でリアルタイムの電気使用量が確認できます。また、平均で約10~20%の空調の電力量を削減。複数店舗のエネルギーデータが本社で一元管理でき、全社の省エネ活動の実態を可視化します。

【理由2】新電力にも対応OK!導入も短時間で完了

EMクラウドは、高圧電力・業務用電力での契約を結んでいる企業を対象とした空調制御システム。新電力でも導入が可能で、導入工事も半日~1日で完了します。導入時のハードルも低く立会も不要。工事内容は、親機・子機の設置のみで電気を止める工事は行いません。通常通りの運営を行いながら導入が進められます。

【理由3】初期導入費が無料

空調制御システムを導入する際、一番の障害なのが導入費用の負担。しかし、EMクラウドは初期導入費が無料!かかるのは月額のサービス利用費のみとなります。コスト削減できた部分からサービス料金を支払うため、初期費用は必要ありません。導入コストを気にせず、はじめやすい料金体系なのもおすすめの理由です。

初期費用無料!
資料でサービス内容を詳しく見る

EMクラウドの口コミ・評判

無理なくコスト削減に成功!従業員の省エネ意識も向上しています

以前から省エネ活動に取り組んでいたものの、従業員の手で行うことに限界を感じていました。電力の見える化と人手の不要な空調自動制御を特長とするEMクラウドを導入したことで、電気料金を10%削減に成功。さらに、従業員に電力の使用状況を共有することができるようになり、社内の省エネ意識も向上しています。引用元:導入事例(https://em-cloud.com/)

EMクラウドの料金

初回導入費は無料。かかるのは月額性のサービス利用費のみとなります。導入条件(台数や工事内容など)に応じて設定しておりますので、詳しくはお問い合わせください。

初期費用無料!
資料でサービス内容を詳しく見る

EMクラウドの運営会社概要

運営会社 株式会社ムダカラ
会社所在地 東京都港区虎ノ門3-4-10 虎ノ門35森ビル7階
会社設立 2012年4月
公式HP https://em-cloud.com/
主な機能 電気空調機の制御
電力量の取得
子機への制御指示
結果のフィードバック
料金目安 初期費用0円
月額料金:公式サイトに記載はありませんでした(制御台数によって変動)

EMクラウドの
導入実績を資料でチェック

その他の空調制御システムの情報まとめ

無線省エネ空調制御システム「かいてきくん」

無線省エネ空調制御システム「かいてきくん」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:シンポ株式会社公式サイト(https://shinpo.jp/)

無線省エネ空調制御システム「かいてきくん」の特徴

  • 無煙ロースターと空調を制御するシステム
  • 配線工事不要で簡単に導入できる
  • 自動制御で快適性を損ねる心配なし
無煙ロースターと空調を制御するシステム

無線省エネ空調制御システム「かいてきくん」は、無煙ロースターと空調を制御するシステムです。無線で制御を行うので、配線工事は不要で、簡単に既存設備に導入できます。

無煙ロースターの使用状況に応じて、給排気システムと空調機の一括制御を行っています。コンピューターで自動制御を行うことで、快適性を損ねずに省エネへと繋げることが可能です。

排気ファンの負荷を軽減できる

また、「かいてきくん」は、店舗環境を保ちながら省エネできる空調制御も可能です。使用していないロースターはダンパーが降りるので、排気ファンの負荷を軽減できます。余分な空気の吸い込みを停止することで、省電力化を図っています。

無線省エネ空調制御システム「かいてきくん」の運営会社概要

運営会社 シンポ株式会社
会社所在地 愛知県名古屋市名東区若葉台110
会社設立 1971年4月
公式HP https://shinpo.jp/
主な機能 無煙ロースターと空調機の制御
空圧を調整して快適性を保持
料金目安 公式サイトに記載はありませんでした

※空調制御システムの早見表に戻る

照明・空調制御システム「RICOH Smart MES」

照明・空調制御システム「RICOH Smart MES」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:株式会社リコー公式サイト(https://www.ricoh.co.jp/service/lighting-and-air-conditioning-control-system)

照明・空調制御システム「RICOH Smart MES」の特徴

  • 照明・空調・デマンド制御機能を搭載
  • クラウド型で遠隔制御に対応している
  • 自動でデータを収集し、省電力化を図る
照明・空調・デマンド制御機能を搭載

照明・空調制御システム「RICOH Smart MES」は、照明制御・空調制御・デマンド制御機能を搭載しているシステムです。クラウド型で遠隔制御が行えます。

クラウド上で設定した数値に照明や空調を制御する仕組みです。自動で状況データを収集し、省電力・センサーデータを可視化させています。

照明制御機能では、フロア・グループ単位で時間や曜日ごとのスケジュールに合わせて照明を調整します。明るい昼間は窓際の明るさを利用したり、昼休みはリラックスできる光色にしたりして、快適な環境を作り上げることが可能です。

空調制御機能でデマンド上昇を防ぐ

RICOH Smart MESは、空調制御機能を搭載しており、温湿度センサーから取得した情報をもとに設定温度へと調整をします。スケジュールを設定しておけば、始業前に事前運転して快適な温度に保つことが可能です。

快適な空間をつくりつつ、急な温度変更を避けて電力消費のピークを抑えます。各フロアで空調稼働時間を分散させることで、デマンドの上昇を防ぐことが可能です。

また、人感センサーを併用すると、人の出入りが多い場所でも照明の消し忘れを防げて省エネに繋げられます。システムは最大で建物10、フロア20、ゾーン100、グループ1,800まで情報を登録できます。

照明・空調制御システム「RICOH Smart MES」の運営会社概要

運営会社 株式会社リコー
会社所在地 東京都大田区中馬込1-3-6
会社設立 1936年2月6日
公式HP https://www.ricoh.co.jp/service/lighting-and-air-conditioning-control-system
主な機能 照明・空調制御
温度センサーによる室温調整
調色コントロール
自動点灯
料金目安 公式サイトに記載はありませんでした

※空調制御システムの早見表に戻る

空調制御システム「E&E Solution®」

空調制御システム「E&E Solution®」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:オーナンバ株式会社公式サイト(https://www.onamba.co.jp/products/new-energy/e-and-e/)

空調制御システム「E&E Solution®」の特徴

  • 既存のエアコン機器の利用OK
  • クラウド型で遠方からでも設定・確認ができる
  • スケジュール制御で人為的要因による光熱費の高騰を防ぐ
既存のエアコン機器の利用が可能なシステム

空調制御システム「E&E Solution®」は既存のエアコン機器をそのまま利用できるシステムです。クラウドサーバー経由で空調を制御しているので、遠方からでも設定温度の調整や室温状況の確認ができます。

スケジュール設定も可能なため、室温の自動調整も行えます。自動でオンオフの切り替えを設定でき、消し忘れをはじめとした人為的要因による光熱費の高騰を防ぐことが可能です。空調機ごとに設定できるため、利用状況に応じて稼働させられるようになります。

5分ごとの細かい調整が可能

また、E&E Solution®は、5分ごとに空調機の温度と風量の調整も可能。細やかな調整で快適な室温を目指しています。空調電力削減システムの導入事例では、スーパーマーケット163台のエアコンを制御したところ、年間約180万円の電気代削減を実現(※)。

他にも、ドラッグストアではエアコン20台で年間約77万円、老人介護施設ではエアコン237台で約202万円の電気代の削減に繋がった実績があります。

※参照元:【PDF】オーナンバ株式会社|E&E Solution®(https://www.onamba.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/04/EE_Solution.pdf)

空調制御システム「E&E Solution®」の運営会社概要

運営会社 オーナンバ株式会社
会社所在地 大阪府大阪市東成区深江北3-1-27
会社設立 1941年9月
公式HP https://www.onamba.co.jp/products/new-energy/e-and-e/
主な機能 空調制御
スケジュール制御
自動温度調整
料金目安 要問い合わせ

※空調制御システムの早見表に戻る

スマート空調制御システム「Smart DASH®」

スマート空調制御システム「Smart DASH®」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:株式会社NTTファシリティーズ公式サイト(https://www.ntt-f.co.jp/campaign/smartdash/)

スマート空調制御システム「Smart DASH®」の特徴

  • ホットスポット情報を計測する自動学習機能を搭載
  • 温度分布表示や影響度分析表示OK
  • 既存の空調設備の利用ができる
自動学習機能を搭載したシステム

スマート空調制御システム「Smart DASH®」は、ホットスポットといった情報を計測する自動学習機能を搭載しているので、空調機を自動で制御することが可能です。ICTラック吸込温度分布のモニタリングに対応しており、温度分布表示や影響度分析表示といった機能も活用できます。

既存の空調設備を使用できるため、短期間での工事が可能です。ワイヤレス温度センサモジュールを採用すれば、工事費の削減にも繋げられます。

AIエンジンで20秒ごとに空調環境を分析

「Smart DASH®」は、AIエンジンを積んでおり、20秒ごとに空調環境の分析や計算を実施。レイアウト変更やサーバー増設時にも気流を自動で計算して、柔軟に空調のコントロールを行っています。

日本国内のデータセンターを持つ企業や団体を対象にしたアワード「グリーン・グリッドデータセンターアワード2012」において、エネルギー効率化に対する取り組みが評価され、最優秀賞を獲得した実績があります(※)。

※参照元:NTTファシリティーズ|Smart DASH®(https://www.ntt-f.co.jp/campaign/smartdash/)

スマート空調制御システム「Smart DASH®」の運営会社概要

運営会社 株式会社NTTファシリティーズ
会社所在地 東京都港区芝浦3-4-1 グランパークタワー
会社設立 1992年12月1日
公式HP https://www.ntt-f.co.jp/campaign/smartdash/
主な機能 学習機能による自動計測・制御
アイルキャッピング®との併用で最大40%の省エネ
空調制御の見える化
サーバーの増設に自動で最適化
料金目安 公式サイトに記載はありませんでした

※空調制御システムの早見表に戻る

空調統合監視・制御システム「P-AIMS(ピーエイムス)」

空調統合監視・制御システム「P-AIMS(ピーエイムス)」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:空調統合監視・制御システム「P-AIMS(ピーエイムス)」公式サイト(https://panasonic.biz/appliance/air/control/paims/)

空調統合監視・制御システム「P-AIMS(ピーエイムス)」の特徴

  • パソコンで簡単に操作できる
  • 最大1,024台の管理が行える
  • 人為的要因で光熱費が上がるリスクを防げる
空調・設備機器をまるごと管理できるシステム

使い慣れたパソコンで操作可能な「P-AIMS(ピーエイムス)」は、空調・設備機器をまるごと管理できるエネルギーマネジメントシステム。室内機の監視・制御は、プランにより最大16台・64台・1,024台まで行えて、空調スケジュールや照明との連動制御に対応しています。

小規模施設から大規模施設まで幅広く対応できるように3つのシリーズが用意されているので、規模に合わせて必要な機能を導入できます。

e-CUT機能で人為的要因による光熱費の高騰を防ぐ

P-AIMS(ピーエイムス)は、省エネ機能としてe-CUT機能を搭載。もし温度変更のボタンが押されても一定時間で設定温度に戻す機能が付いているので、人為的要因で光熱費が高騰するリスクを防げます

また、空調設備の消し忘れ防止機能として、自動でオフする機能も搭載。設定時間になると自動停止するので、光熱費の上昇を防げます。万が一、忘れものや残業で空調設備が再運転しても、設定時間ごとに自動停止させることが可能です。

空調統合監視・制御システム「P-AIMS(ピーエイムス)」の運営会社概要

運営会社 パナソニック株式会社
会社所在地 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル
会社創立 1918年(旧:松下電気器具製作所)
公式HP https://panasonic.biz/appliance/air/control/paims/
主な機能 風速設定
風向設定
温度設定
状態履歴の閲覧
個別・一括・グループ単位のスケジュール制御機能
消費電力の抑制e-CUT機能
料金目安 P-AIMS基本ソフトCZ-10SWB3:110万円(税込)

※空調制御システムの早見表に戻る

アイ・ビー・テクノス

アイ・ビー・テクノス公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:アイ・ビー・テクノス公式サイト(https://www.ibtechnos.co.jp/product/)

アイ・ビー・テクノスの特徴

  • BEMSで空調・電気・防災・セキュリティ管理が行える
  • 熱源に送られた冷水・温水を通して空調を最適化
  • 可変風量制御で温度ムラを防ぐ
BEMSで空調・電気・防災・セキュリティ管理が行える

アイ・ビー・テクノスは、ビルのトータルマネジメントを行う空調自動制御・中央監視システムを提供しています。BEMSで制御コントローラーから空調・電気・防災・セキュリティ管理が行えます

また、空調機廻りの制御システムも搭載しており、熱源に送られた冷水・温水を空調機内のコイルへ通して、室内へファンで送り冷風や温風を送り出し、室内を最適化するように制御することが可能です。

可変風量制御機能で温度ムラをなくす

アイ・ビー・テクノスの空調自動制御・中央監視システムには、上記の機能以外に、可変風量制御機能を搭載。可変風量制御機能では、空調機によって送り出す冷風・温風を室内温度センサーで吹出し、風量の制御を実施。同室内での温度ムラを防げるほか、他フロア間の送風時の温度ムラを防止できます。

人感センサーとの併用も可能で、人がいない場所の空調制御を行うことで、無駄な電力の削減が図れます。

アイ・ビー・テクノスの運営会社概要

運営会社 アイ・ビー・テクノス株式会社
会社所在地 東京都中央区日本橋堀留町2-8-4 日本橋コアビル2F
会社設立 1975年8月25日
公式HP https://www.ibtechnos.co.jp/product/
主な機能 BEMS
熱廻り制御
空調機廻り制御
可変風量制御
照明制御
料金目安 公式HPに記載はありませんでした

※空調制御システムの早見表に戻る

ジェルコミュニケーション

ジェルコミュニケーション公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:株式会社ジェルコミュニケーション公式サイト(http://www.jel-com.com/products/jel-con/)

ジェルコミュニケーションの特徴

  • 間欠運転制御を行う空調制御システム
  • 制御率10%で不快感を与えない
  • 導入コスト削減で短期間での償却を実現
間欠運転制御を行う空調制御システム

ジェルコミュニケーションが提供するのは、間欠運転制御で空調設備のコントロールを行うシステムです。電気式の空調設備に対応しており、制御率は10%で利用者に不快感を与えません。温度変化をなくすことで人的負荷を軽減し、無理のない範囲での省エネ活動を後押ししています。

短期間での償却を実現できる

JEL-CONでは、一般的なデマンドコントローラーの20%制御率に対し、10%の制御率と緩やかな設定を採用。それと同時に、導入コストを下げることに成功しているので、制御率を引き上げなくとも短期間での償却が実現します。

対応しているのは、マンション・工場・オフィスビル・倉庫・施設などで、調査実施後には費用対効果を提示してくれます。

ジェルコミュニケーションの運営会社概要

運営会社 株式会社ジェルコミュニケーション
会社所在地 東京都千代田区九段南4-2-11 アビスタ市ヶ谷ビル7F
会社設立 2010年2月18日
公式HP http://www.jel-com.com/products/jel-con/
主な機能 間欠運転制御
遠隔監視装置による検証
料金目安 公式サイトに記載はありませんでした(現場調査が必要です)

※空調制御システムの早見表に戻る

オーニシ

オーニシ公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:オーニシ公式サイト(https://www.onishi-net.co.jp/business/air_conditioning/)

オーニシの特徴

  • 瞬時デマンド制御装置を搭載
  • 空調を停止せずコントロールできる
  • 人的負荷の軽減に繋がる
瞬時デマンド制御装置を搭載

オーニシが提供する空調制御システムは、瞬時での制御が可能な「瞬時デマンド制御装置」を搭載しています。30分周期でデマンド制御する装置とは異なり、オーバーデマンドする心配が少なくなり、より一層の節電効果が期待できます。

30分周期のデマンド制御システムの場合、30分間の電気使用量から算出した平均使用電力がデマンド値となり、予測電力が目標電力を超過する場合は空調停止が行われ快適性を損なう恐れがあるものです。

一方で、リアルタイムで出力制御できるシステムなら、空調機を連続運転させながらも目標電気使用料の超過を防げるので、契約電力を抑えることができます。

人的負荷の軽減が図れた実績あり

オーニシの空調制御システムは、簡単に目標値を設定できるシステムです。誰でも簡単に省エネ活動を行えます。実際に、2017年7月から2018年6月にかけてデマンド制御システムをオーニシで稼働させたところ、デマンド推移がなだらかになりました。

自動制御でデマンドコントロールができるため、電源をオフすることなく、快適性を保ったままデマンドオーバーを防げるようになっています。人的負荷の軽減にも繋がっています。

参照元:株式会社オーニシ公式HP|環境への取り組み(https://www.onishi-net.co.jp/company/environment/)

オーニシの運営会社概要

運営会社 株式会社オーニシ
会社所在地 福岡県福岡市博多区博多駅南5-15-32
会社設立 1949年9月1日
公式HP https://www.onishi-net.co.jp/business/air_conditioning/
主な機能 リアルタイムの空調制御
夏と冬のピーク時の効率的な運転
料金目安 公式サイトに記載はありませんでした

※空調制御システムの早見表に戻る

DK-CONNECT

DK-CONNECT公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:DK-CONNECT公式サイト(https://www.ac.daikin.co.jp/solution/dkconnect)

DK-CONNECTの特徴

  • IoTを活用したクラウド型の空調コントロールサービス
  • マルチデバイス対応で遠隔管理OK
  • オプションでデマンド制御を行える
IoTを活用したクラウド型の空調コントロールサービス

「DK-CONNECT」は、ダイキン工業が提供するIoTを活用したクラウド型の空調コントロールサービスです。スマホ・タブレットを使って建物設備の管理・操作を行えるシステムで、空調制御が簡単に行えます。マルチデバイス対応のため、外出先からでもいつでも管理が可能です。

遠く離れた物件も監視対象で、建物の一括管理ができます。敷地内で建物が点在しているケースや、店舗が各都道府県に広域にわたって点在しているケースでもまとめて管理が行えます。

オプションでデマンド制御ができる

「DK-CONNECT」は、追加オプションでデマンド制御が行える機能を搭載できます。30分後の電力消費を予測して、目標電力値を超過しないように段階的に抑制するので、快適性を保ちながらピークカットを実現。

制御履歴データを2年間分残せるため、後から効果検証を行うことが可能です。遠方の建物もデマンド制御の記録や設定内容を確認・変更できるので、管理の手間が省けます。

空調設備の異常を検知する機能が充実しており、異常のメール通知機能や冷媒漏えい通知機能を提供しています。オプションでよりアフターサービスが手厚い、遠隔応急運転サービスや通信安心パック、エアネットサービスシステムなどに加入することも可能です。

DK-CONNECTの運営会社概要

運営会社 ダイキン工業株式会社
会社所在地 大阪府大阪市北区梅田1-13-1 大阪梅田ツインタワーズ・サウス
会社設立 1934年2月11日
公式HP https://www.ac.daikin.co.jp/solution/dkconnect
主な機能 マルチデバイス対応
多物件遠隔監視
レイアウトビュー
マップビュー
運転データの取り出し機能
ユーザ管理機能
スケジュール制御
料金管理機能
機器間連動制御
デマンド制御(追加オプション)等
料金目安(すべて税込) Basicパッケージ3,300円/月
料金管理機能5,500円/月
帳票アプリケーション3,300円/月
デマンド制御5,500円/月~
遠隔応急運転サービス1,100円/月
通信安心パック1,100円/月

※空調制御システムの早見表に戻る

リモビス

リモビス公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:ダイダン株式会社公式サイト(https://www.daidan.co.jp/)

リモビスの特徴

  • クラウド型のビルの電気・空調設備の自動制御システム
  • 既存・新規ビルのどちらにも対応
  • 簡易なトラブルは遠隔サポート、テクニカルな支援は派遣で対応
クラウド型のビルの電気・空調設備の自動制御システム

リモビスは、ダイダン株式会社が提供する「クラウド型のビルの電気・空調設備の自動制御システム」です。既存ビル・新規ビルの両方に対応しており、省エネと維持管理負担を軽減させます。

完全クラウド型のシステムなので、万が一障害が発生した際は簡単なものであればコールセンターで電話・メールにて対応してくれます。よりテクニカルなサポートが必要な場合は、症状に応じて技術員を派遣。設備管理の悩みを解消できます。

モバイル端末での監視・制御に対応している

リモビスは、建物のライフサイクルにわたった運用支援を行っており、モバイル端末での監視・制御にも対応しています。外出先からでも、状況確認や制御に関する操作が可能です。

制御機器はIoTで無線化できるため、異常をすぐに検知。何かあってもすぐに対処できるようになります。空調だけでなく、電気の制御も行えるので、複数のシステムを導入する手間が省けます

リモビスの運営会社概要

運営会社 ダイダン株式会社
会社所在地 大阪府大阪市西区江戸堀1-9-25
会社設立 1933年10月10日
公式HP https://www.daidan.co.jp/
主な機能 空調制御機能のソフトウェア化
建物のライフサイクルの運用支援
新築・既存ビルに対応
IoT技術による制御機器の無線化
モバイル端末での監視・操作
遠隔操作での制御・監視
料金目安 公式サイトに記載はありませんでした

※空調制御システムの早見表に戻る

空調制御システムとは

空調制御システムとは、空調機のコントロールを行い、使用量を制限するシステムのことです。一般的に採用されているフィードバック制御では、デマンド値を設定してそれを超過しないように空調を制御しています。

空調を制御するシステムを導入すると、完全に空調を止めずに不快にならない程度にコントロールできるので、社員に負担をかけずに省エネルギー化を実現できます。

デマンド値が契約電力を超過しないようコントロール

空調制御システムは様々な場所に導入されており、

  • 一般家庭
  • オフィスビルビル
  • 複合施設
  • 病院・福祉施設
  • 工場

など、室内の空調が必要な場所に対応しています。特に、オフィスビルのエネルギー消費量の4割近くは冷暖房設備に利用されているので、空調制御を行うことで電気料金の削減に繋がります

デマンド値(30分間の平均使用電力)の設定を行い、その値を超えないように空調をコントロールすると、契約電力がデマンド値(最大需要電力)で更新される心配がありません。

人の手で空調制御システムを行う場合、コントロールするタイミングを誤ると、最大需要電力が契約電力を上回り、超過した値で契約更新が行われてしまいます。

一旦超過すると、それほどに使用しなくなっても高い基本料金が請求されるので、負担金額が大きくなる恐れがあります。

空調間欠運転制御で10~20%の制御

空調制御システムでは、デマンド値が契約電力を超過しないようにコントロールしますが、コントロールの仕方の一つには空調間欠運転制御が挙げられます。

これは、設定電流値が設定分数流れた際に、数分間送風状態にしてエネルギー消費量を調整する方法です。

たとえば、設定電流値以上の電流が27分流れた際に、3分間送風状態にするといったように調整して、デマンド値の超過を防止することが可能です。

デマンドコントローラーの空調制御率は10~20%となっており、室内環境を悪化させずに空調を調節します。

空調制御システムの仕組み

空調制御システムの仕組みとしては定量的制御・定性的制御があり、オンオフによる制御は定性的制御に該当します。定性的制御は目標値を設定して制御を行う方法で、上記で紹介したフィードバック制御も含まれます。

フィードバック制御

フィードバック制御は温度・湿度・CO2センサーなどを設けて、制御対象の数値と目標値の差を計算し、差を埋めるために調整を行うシステムのことを指します。

温度を調整するなら送風と冷風を切り替えて調整を図るといったように、制御対象の出力値を適性に調節します。基本的にはセンサーで図っている温度が変化した後で調整を図るため、調整時の温度変化を少なくすることが可能です。

冷風から送風に切り替えても不快感が生じないレベルで変化させるため、労働効率に影響を与えるリスクは低いとされます。ただし、変化後の調整となるため、実際に変化が生じなければ修正作業が入りません。修正動作が後追いとなるため、外的要因が加わった際は温度が乱れるリスクもあります。

フィードフォワード制御

フィードフォワード制御は、フィードバック制御が欠点とする、外的要因発生時の乱れをできる限りなくす制御方式です。外乱の検知・操作量を決定し修正動作を行うため、外的要因に対応できるようになります。

ただし、温度を検出した後、目標値に向けて修正動作を行うといった動作ができないので、通常はフィードフォワード制御・フィードバック制御を組み合わせて導入されます。

シーケンス制御

シーケンス制御はオンオフを行う、2値を使った自動制御のことです。室温の高低によって設備をオン・オフさせて、空調をコントロールできます。

あらかじめ決められた工程に則り調整を図るため、目標値に落ち着かせるのが難しい制御方式だと言えます。設定した温度でオンオフを繰り返してしまうため、不快感を生じさせないような細やかな調整は難しく、空調制御システムにはあまり用いられません。

空調制御システム
サービス一覧をチェックする

空調制御システムの種類

空調制御システムのタイプは、大きく分けて以下の3つがあります。

様々な業種対応型:オフィスビルはもちろん、小売店舗、商業施設、ホテル・旅館、物流センター、医療機関、学校、工場などの多種多様な大型施設に対応しているタイプです。独自の制御アルゴリズムやセンシング技術を用いて、最適な環境設定を提供します。

オフィスビル特化型:オフィスビルの空調制御に特化したタイプです。オフィスビルの規模や用途に応じて、快適な環境を提供することを目的に導入されています。人感センサーによる制御など省エネルギー化に対応しているほか、異なるフロアやエリアごとに、個別の温度設定ができるサービスもあります。

データセンター特化型:データセンターの空調制御に特化したタイプです。多数のサーバーが高密度で集結しているデータセンター内は、サーバーの発熱によって室温が上がりやすい環境にあります。室温が上がるとサーバーの誤作動やシステムダウンを起こす可能性があるため、データセンターに特化した空調制御システムが果たす役割は重要です。データセンターに特化した機能として、室内を適温に保つ高度な冷却技術や、災害時にも空調が停止しないシステムなどが必要です。

空調制御システムの耐用年数

固定資産としての耐用年数は、空調機は冷凍機の出力に応じて13年、または15年です。一方で温度・湿度などを調整する、エアーコンディショナーをはじめとしたシステムは耐用年数が6年です。

ただ、空調制御システムの多くは中央監視装置に該当します。中央監視装置は、建物内の設備機能の自動化や不具合の監視機能などをコンピューターに集約させた装置のことで、空調制御も含まれます。

中央監視装置の法定耐用年数は15年です。そのため、長期間使用できます。空調制御システムは建築時やリフォーム時に同時に構築されるケースが多いですが、年数が経過するにつれて各設備や制御装置は老朽化してしまいます。

なかには15年以上持つケースもありますが、10年以上経つとメンテナンスの交換部品の供給が停止になるリスクがあるので注意しましょう。

また、時代のニーズに空調制御システムが合わなくなるケースもあるため、法廷耐用年数が過ぎる頃には一度システムを見直しすることをおすすめします。

空調制御システム
サービス一覧をチェックする

空調制御システムの費用相場

空調制御システムは月額費用が発生するものが多く、具体的な金額は空調の制御台数によって大きく異なります。ネット上で公開されている情報を見ていると、一台あたりの費用は数千円が相場のようです。なお、従量制の月額費用にはオプション機能やプラットフォームの利用料が加わることがあります。

空調制御システムを導入することでエネルギー費用を削減することができますが、選定の際は提供会社から見積もりを提出してもらい、は毎月空調にかけている費用とシステムの導入・利用にかかる費用の両方を興梠することが重要です。

空調制御システムでよくある質問

空調制御システムでよくある質問

Q1.空調制御システムとは?

空調制御システムとは、空調機のコントロールを行い、使用量を制限するシステムのことです。一般的に採用されているフィードバック制御では、デマンド値を設定してそれを超過しないように空調を制御しています。

Q2.空調制御システムの耐用年数はどのくらい?

固定資産としての耐用年数は、空調機は冷凍機の出力に応じて13年、または15年。一方で温度・湿度などを調整する、エアーコンディショナーをはじめとしたシステムは耐用年数が6年です。

ただ、空調制御システムの多くは中央監視装置に該当します。中央監視装置は、建物内の設備機能の自動化や不具合の監視機能などをコンピューターに集約させた装置のことで、空調制御も含まれます。

中央監視装置の法定耐用年数は15年ですので長期間使用できます。
※詳しくは空調制御システムの耐用年数でご確認下さい。

まとめ

空調制御システムと一口に言っても様々ありますので、自社が導入する目的・用途に応じて、自社に必要な機能を有するシステムを導入しましょう。

ページトップへ