【金型技術向けの展示会まとめ】出展メリット・特徴を調査

【金型技術向けの展示会まとめ】出展メリット・特徴を調査
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ここでは、国内で開催されている金型技術向けの展示会について、展示会の特徴や開催時期、出展料金をまとめました。

マーケティング戦略や販売促進の一環として重要な施策のひとつに、展示会があります。
展示会に出展すれば、自社の製品・技術をアピールできるのはもちろん、業界の動向や事情を把握することも可能です。

業界や技術分野に特化したBtoB向け展示会に参加している企業は多く、事業展開に合わせてこれから参加を検討している企業もいらっしゃるのではないでしょうか。

近ごろでは、コロナ禍の社会情勢に合わせ、リアル会場に加えてオンラインでの展示会を開催しているイベントも多く見かけます。

金型技術向けの展示会まとめ

金型展(INTERMOLD)

金型展(INTERMOLD)
引用元:金型展(INTERMOLD)「https://www.intermold.jp/」

東京・大阪・名古屋で年に2回開かれる金型の総合展「インターモールド」と並行して開催される金型技術に特化した展示会です。2022年は、大阪と名古屋での開催が決定しています。

前回の来場実績は、同時開催のインターモールド、金属プレス加工技術展も含めると大阪・名古屋でそれぞれ4万人以上と、国内でも非常に大規模です。
併催されている「金属プレス加工技術展」では、金属加工に関するさまざまな企業が集結します。

出展される製品・サービスは、工作機械・機器や機械工具のほか、ロボットやAIなどのFA関連機器・IoTソリューションなど幅広い機械が対象。

通常の展示会のほか、業界の最新技術や産業について直接話を聞けるセミナーを開催しており、リアル会場での講演のほかZoomを利用したウェビナーも人気です。

会場へ足を運ぶ方もオンラインのみに参加する方も、気軽に知見を広げられるでしょう。

コロナ禍のため、展示会の概要説明には動画を活用していますが、希望すれば担当者と対面での打ち合わせも可能とのこと。
会場へ来場する前には、感染対策の一環として事前来場登録が必要なので注意しましょう。

開催時期 大阪:2022年4月20日(水)~23日(土)
名古屋:2022年7月6日(水)~9日(土)
運営元 インターモールド振興会
出展料金 一般:407,000円~
会員:330,000円~
賛助会員:352,000円~ ※価格はすべて税込。
公式サイトURL https://www.intermold.jp/

試作市場&微細・精密加工技術展

試作市場&微細・精密加工技術展
引用元:試作市場&微細・精密加工技術展(INTERMOLD)「http://www.nikkan-event.jp/sb/」

切削・プレス・板金などの機械加工分野の試作市場や微細・精密加工技術が一堂に会する展示会
主な来場対象は、製造業の開発・設計や生産・製造に携わる担当者、経営幹部、関連する研究機関や団体の代表などです。多方面から多くの人が来場します。

会場は来場者と出展者がマッチングできるシステムになっており、次回から実施される予定です。

来場予定者が求める技術や要望を事務局へ事前に送信しておくと、出展者は専用ページから内容を閲覧できるようになります。
それを見て「わが社なら対応できる」と出展者から商談申込があれば、事務局が出展者情報を来場者へ連絡。
双方の意向が合えば商談テーブルがセッティングされます。

出展料は、基本的に小間ごとの料金で、社名板と仕切り用のシステムパネルが基本となっています。
カウンターやパイプ椅子、蛍光灯、コンセントなど、ブース装飾に使う小道具セットは有料オプションです。
装飾を効率よくスムーズにすすめたい、業者へ依頼せず自社だけで完結したいなど、出展者のニーズに応えられるようになっています。

開催時期 2022年3月3日(木)・4日(金)
主催者(運営元) 日刊工業新聞社
出展料金 1小間(5 m²):165,000円
有料オプション(セット装飾追加料金・1小間):66,000円※価格はすべて税込。
公式サイトURL http://www.nikkan-event.jp/sb/

高精度・難加工技術展

高精度・難加工技術展
引用元:高精度・難加工技術展(INTERMOLD)「https://biz.nikkan.co.jp/eve/hds/」

総合展「モノづくりマッチングJapan」と「難加工技術展」が統合してリニューアルされた、高精度・難加工分野の展示会です。

会場には「3D造形技術/AMゾーン」や「試作加工受託ゾーン」などのミニイベントも開かれており、製品の高付加価値化・高機能化を実現させる各種技術が集結します。

高精度加工や難加工技術分野の出展がメインですが、特設ゾーンにおいては金型技術の企業も出展対象になるとのこと。
そのほか、関連サービス分野も出展対象です。開発支援やコンサルティング、出版物関係など、高精度・難加工におけるさまざまな業務や事業に携わる、幅広い業者や団体と出会える場と言えます。

来場者は経営者や企業のマネジメントクラスなど、企業の決裁権を任せられるエグゼクティブ層が中心。
研究開発や設計部門の技術者らも足を運ぶため、具体的な商談に発展する可能性は比較的高いと言えるでしょう。

社会情勢を受け、2021年からはリアル会場での展示とオンライン展示の両方を開催。
公式サイトのアポイントシステムに前もって登録しておいてマッチングが成立すれば、当日の会場で個室商談ルームを無料で利用できます。

企業同士のマッチング成功を重視して、全面的にサポートしてくれる展示会です。

開催時期 リアル会場:2022年10月19日(水)〜21日(金)
オンライン:2021年11月24日(水)〜12月10日(金)※次回未定
主催者(運営元) 日刊工業新聞社
出展料金 Aタイプ(約9 m²):352,000円
Bタイプ(約6 m²):275,000円※価格はすべて税込。
公式サイトURL https://biz.nikkan.co.jp/eve/hds/

産業交流展

産業交流展
引用元:高精度・難加工技術展(INTERMOLD)「https://biz.nikkan.co.jp/eve/hds/」

情報、環境、医療福祉、機械・金属など、さまざまな分野同士が一堂に会して交流を図れる展示会です。
会場は「脱炭素」や「次世代ロボット」などのゾーンに分かれており、それぞれの企業が持つ分野やサービス・技術のなかで、とくに紹介したい分野を選んで出展できます。

コロナ禍の影響を受けて、リアル展示会だけでなくオンライン展示会も開催。VRを導入しており、オンライン上の会場にいながらにしてリアルな展示会場の雰囲気を実感できます。

さらに、ビデオチャットやテキストチャット、ボイスチャットによるオンライン商談への参加もOK。「まずは名刺交換がしたい」など、要望に合わせてさまざまな形で交流できるのが魅力です。

人気の実機展示のほか、講師によるセミナーも数多く開かれており、アーカイブ配信も行われています。
人気講師のセミナーを聞き逃してしまったとしてもオンラインで再視聴できるため、知識や知見を深めたい目的の方にもおすすめです。

開催時期 リアル会場: 2021年11月24日(水)~11月26日(金)
オンライン:2021年11月17日(水)~12月10日(金)
※すでに終了・次回未定。
主催者(運営元) 産業交流展2021 実行委員会
出展料金 記載なし
公式サイトURL https://www.sangyo-koryuten.tokyo/

テクニカルショウヨコハマ

テクニカルショウヨコハマ
引用元:テクニカルショウヨコハマ(https://www.tech-yokohama.jp/)「https://www.intermold.jp/」

首都圏で大規模に開催される、国内の新しい技術や製品を紹介する「ハイブリッド型展示」にこだわった展示会です。

リアル会場とオンライン会場の両方でイベントを体感できるようになっています。
リアル展示では来場者と対面でコミュニケーションを取れるのはもちろん、オンライン展示では来場した人のデータ取得が可能。
展示会後もターゲットに対して、プッシュ型営業を展開できるでしょう。

また、来場者はリアル会場では東京や神奈川からの割合が多く、首都圏の企業・団体に広くアピールできると好評。
オンライン展示会では首都圏以外からの割合が多く、来場者の属性に合わせてアプローチを工夫できそうです。

直近のリアル見本市では830の企業・団体が出展
出展結果の内訳では加工技術の出展が多く、機器・装置・製品部門の出展率も比較的高いです。
出展すれば、アプローチしたい業種や業界に対して積極的に商談を申し込める大きな機会になるでしょう。

開催時期 リアル会場:2022年2月2日(水)~2月4日(金)
オンライン:2022年2月2日(水)~2月10日(木)
主催者(運営元) 公益財団法人神奈川産業振興センター、一般社団法人横浜市工業会連合会、神奈川県、横浜市
出展料金 神奈川県内の企業:132,000~165,000円
その他企業:154,000~187,000円※価格はすべて税込。
公式サイトURL https://www.tech-yokohama.jp/

オンライン展示会が増えた今こそWeb戦略との組み合わせが大切

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同じ業種や業界関係者だけではなく、異業種からも来場者が訪れるのが展示会です。ふだんなら出会えないような企業と思いがけない商談のチャンスが舞い込む絶好のチャンスでもあります。

来場者数の多い大規模な展示会は、大都市圏を中心にさまざまなタイミングで開かれています。

自社製品と相性の良い展示会を見つけて、参加を検討してみてはいかがでしょうか。

また、インターネットでの情報取集が当たり前になった今では、コロナ禍の社会情勢に合わせて、展示会もオンライン化や非対面化が進んでいます。
自社の業種・分野で広く製品・サービス情報を紹介していくのも大切ですが、成約率を高めるには、メディアを活かして自社の「強み」や「魅力」を明確にし、ユーザーに理解してもらえるかが重要です。

興味を持ったユーザーに対し、自然と自社を見つけてもらえるような仕組みづくりをしていくことをおすすめします。

そのためにも、展示会の出展だけでなく、戦略的なWebマーケティングを併用して集客や売上を最大化していきましょう。

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