商圏の利用者層別に考えるコインランドリーの集客方法

商圏の利用者層別に考えるコインランドリーの集客方法
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コインランドリー集客の第一歩は利用者を想定するところから

コインランドリーの経営は、リスクが少なく利回りのよいビジネスとして注目されています。もちろん、いくら良い環境で経営したとしても、お客様が頻繁に活用してくれないとビジネスとして成立しません。

そこで、コインランドリーの経営をいかに成功させるかということに焦点をあてると、利用者の想定を考えていくことがポイントになります。

店舗の利用者層を考える

今までのコインランドリーのイメージは、洗濯機のない人がコインランドリーを利用する、狭くて暗い、男性が活用しているなどの印象を持つ人が多いです。

ここ最近ではコインランドリーの利用客は女性が大半を占めています。独身女性から主婦まで、幅広い年齢層の女性がコインランドリーを利用するようになりました。

このように、コインランドリーの集客にはターゲットにあった集客方法を考えることが重要。では、さっそく利用者層ごとに見ていきましょう。

独身男性が多いなら

独身男性がコインランドリーを活用するのであれば、店舗の外観などは特に気にする必要はありません。

男性がコインランドリーを利用するときのポイントは次のとおり。

  • 自宅からいける範囲にあるか
  • 洗濯機や乾燥機があり、男性でも使いやすい説明があるか
  • 24時間の利用が可能か

男性をターゲットにするなら、外観やコインランドリー内のオシャレさよりも洗濯機の使いやすさ、操作のしやすさなどの説明やPR、男性が好みそうな漫画や自動販売機などをおいてみるとよいでしょう。

独身女性が多いなら

独身女性であればコインランドリーの明るさ、清潔さ、過ごしやすさなどが重視されます。コインランドリー施設内が暗くて不潔な印象だったり、過ごしにくい印象で特に工夫などがなければ、活用する女性層は増えないでしょう。

女性に利用してもらいたいのであれば、女性が過ごしやすいような清潔感のある印象にし、防犯カメラなどを設置、女性が好みそうな細やかな気配りのあるコインランドリーにすることが重要となります。

主婦・主夫が多いなら

主婦・主夫層を狙うのであれば、子供を連れてこれるような印象のコインランドリーにするほか、料金設定を安くし、布団や靴までも対応できる洗濯機を設置し、家庭用品も手軽に洗うことができるというようなPRを行ないます。

主婦・主夫層であれば、自宅に洗濯機があるのが通常です。しかし、それ以上にコインランドリーを利用したい理由というのは、布団や鞄、洗いにくい素材の洋服、靴などがきれいに洗えるのなら、利用したいというのがきっかけとなります。

高齢者が多いなら

高齢者層の多い住宅エリアのコインランドリーであれば、集客に利用できるのはチラシや新聞の広告などです。また、わかりやすく大きな字でお得な情報を記載して発行するのが効果的です。チラシ内にイラストなどを入れて見るのもよいでしょう。

[コラム]コインランドリーの利用者数推移

コインランドリーの需要を調べるのに重要なのが、利用者数推移です。コインランドリーの現在までの成長性を知るために推移を見て判断することができます。10年前からコインランドリーの施設数を調べてみると、少しずつ上昇をしているのがわかります。

コインランドリーは、約20,000施設以上あるとのこと。現在の日本は年々欧米化したライフスタイルを好むようになりました。アメリカにおいては、コインランドリーの利用者が人口の20%を占めているといわれています。このような需要推移を考えれば、利用者はこれからも年々拡大していくと考えることができます。

コインランドリーに新規の集客をする方法

コインランドリー施設での売上を伸ばしながら運営を継続していくには、新規の集客をする必要があります。新規のお客様を増やしながら、コインランドリーの常連客のような固定客になってもらい、利用回数を増やすのが理想となる集客の結果です。

そのため、新規を獲得するには、コインランドリーを利用したことがない人に利用メリットを伝えて、コインランドリーの良さに気付いてもらう必要があります。十分にエリアを絞ったうえでの集客施策が必要です。

そこで、新規の集客の方法についてをまとめてみました。下記を参考にしてみましょう。

チラシ・ポスティング

コインランドリーの集客を進めるためには、まず近隣の人たちにコインランドリーの存在を周知する必要があります。そのためには、チラシを作成して配布するという手法が効果的に働きます。

チラシの制作方法

チラシの制作は専門業者に依頼するのが一般的ですが、イメージや入れたい情報などがこちらから提供します。最近ではチラシ作成用のツールなども登場しているので、デザインなどの作成が得意な方であれば、そういったパソコンソフトを利用して完成させるのもよいでしょう。

チラシにコインランドリーの活用方法を掲載

従来のコインランドリーから連想するイメージは、「狭い場所で、洗濯が終わるのを待たないといけない」や「洗濯機のない人たちが長居する場所」など独特の雰囲気のあるコインランドリーのイメージが固定化しており、まずは、そのイメージを払拭する必要があります。

そのためには、「洗濯機が家にない人でも利用する価値のある場所」だというイメージをチラシに掲載する必要があります。そして、チラシに掲載する情報はシンプルでわかりやすいといったことをポイントにしましょう。

Googleマイビジネス

例えば、引越しをして間もない人や、近隣に何か面白いサービスがないか探している人たちが利用するものは、手っ取りインターネットで検索してみるはずです。そのときの検索にひっかかるようなビジネステクニックといえば、Googleマイビジネスです。

Google マイビジネスは、多数のGoogle サービス(Google 検索や Google マップなど)上にローカルビジネス情報を表示してくれるGoogleの提供している無料ツールです。コインランドリーはエリア検索がメインになるのでGoogleマップに掲載されていることがとても大切です。地図エンジンの最適化、つまりMEOを行うことでサイトや店舗への集客効果が期待できます。

Web広告に出稿する

今の時代でビジネスを行なうためになくてはならないものといえば、WEBページです。インターネット検索が当たり前になった今だからこを、WEBでの見え方によって、集客やビジネスの成長性などが変わりやすくなります。そこで、下記の主流となるWeb広告を見ていきましょう。

リスティング広告

インターネット広告の代表といえばリスティング広告です。ユーザーが検索エンジンに入力するキーワードに関連した広告が上位に表示されるものがリスティング広告になります。

課金方式は、1クリックごとのクリック課金。インターネットユーザーの半数以上が、Googleでの検索を行ないます。即効性があり、結果が出るまでには、時間を必要としない広告です。

純広告

昔からあるネット広告になります。ニュースなどをメインで扱うメインサイトなどに掲載することが純広告です。種類としては、バナー広告やテキスト広告などさまざまです。大きさなどによっても料金が変わってきます。

ただし、ユーザーは必ずしもコインランドリーに興味がある訳ではありません。目的にあったユーザーを獲得できるかというところでは、費用対効果との兼ね合いで様子見となることもあるでしょう。

SNS広告

LINEやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSを通して、自然な形で宣伝できる広告手法がSNS広告となります。インパクトのある内容であればあるほど拡散してくれるので、口コミも広まりやすくなります。

キャンペーンをつくりSNSで宣伝

Twitter、Facebook、Instagramなどでお店専用のページを作成することも可能です。その際に重要なのは、SNSを通して、ユーザーとのコミュニケーションを行なうこと、キャンペーンを行い、価格やサービスの魅力を伝えることです。

SNSでの運用となるので、日々の更新を怠らないように、ある程度継続して行なうことが重要です、また、可能な限り、フォローしたり、フォローしてもらったり、相手の投稿内容にアクションを加えてみるなどの運用が必要となるでしょう。

競合店舗との差別化を図る

ユーザーはどのコインランドリーも同じと考えています。こんなときに必要な訴求力とは、自分のところのコインランドリーは他と違うということです。自社店舗の強みを把握して他社に提供できない価値(利用者層に則した)を提供し、相手に興味をもってもらうことが重要です。

その際に必要になるのがバリュープロポジション戦略という考え方になります。バリュープロポジションとは、ユーザーが望み、競合他社は提供できない、しかし、自社であれば提供できるサービスという価値のことです。

コインランドリーの売上アップ方法とは

検索エンジンからの集客

コインランドリーの常連客を増やすためにもっとも多くの人が利用するのがインターネットの検索エンジンです。

そこで検索されやすいキーワードは、「地域名 コインランドリー」「コインランドリー 地域名」となるでしょう。また、自社のコインランドリーのWEBサイトを作成したり、動画にして紹介するのも効果的な手法といえます。

イベント開催

コインランドリーを使用したことのない人たちにコインランドリーの新しい活用法をしってもらう方法といえば、イベントです。具体的には「コインランドリーの体験会」などがよいでしょう。

まずはSNSなどや新聞、チラシなどで情報を拡散して、より多くの人に知ってもらうチャンスを掴みましょう。また、その際は、コインランドリーの詳しい説明を行なうだけではなく、無料で使えるクーポン券もしくは初回半額チケットなどを配布すると、より効果的になるでしょう。

無差別型広告

コインランドリーのある近隣の人たちに存在を知ってもらう方法としては、パンフレットやチラシなどを作成し、ポスティングやスーパーに置いてもらうなどが有効です。近所でチラシなどを置かせてもらえる場所を徹底的にリサーチで交渉し、置かせてもらうとよいでしょう。

コインランドリーの収益性と収入モデル

人件費がかからない

コインランドリーの運営でもっとも魅力的なポイントは人件費がかからないことです。どのようなビジネスにおいても人件費がもっとも高くつくことになります。人ではなく、機械が働いてくれるため、人件費は必要ありません。

初期投資にかかる費用

コインランドリーの平均的な売上げは、1か月で60万円前後といわれています。テナントを借りる場合は、場所によって変わりますが、10万円から20万円程度。しかし、すでに土地を所有している場合は費用はかかりません。

しかし、洗濯機や乾燥機のの購入には1100万円程度、店舗内装費は500万ほどがかかります。つまり初期投資は1600万円必要と考えておきましょう。

利益率50パーセント

コインランドリーを開業した当初は赤字になる場合もありますが、1年を経過し、集客も順調で固定客も増えていくと、月60万円の収入からテナント賃料(ある場合)、洗剤代、水道光熱費などの経費を差し引いて、約25万円が収益として残ります。

雨が続く日であればもっと収益が伸びることもあります。順調にいけば利益率50%はクリアできるので、高収益モデルといえるでしょう。そのため、副業として、コインランドリーを経営するのも、魅力的なビジネスとして注目されています。

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