補助金・助成金を活用してホームページをリニューアル!

補助金・助成金を活用してホームページをリニューアル!
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インターネットの世界は移り変わりが早いため、ホームページもそれに合わせて更新することが大切です。しかし、ホームページの構成やデザインが古すぎる場合、思い切って「1からリニューアルしたい!」と考えられている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ホームページのリニューアルで活用できる補助金・助成金について解説していきます。ホームページでありがちな問題点やリニューアルのメリットも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

補助金・助成金でホームページのリニューアルができるか

パソコン

まず結論から述べるとホームページ制作だけではなく、リニューアルでも補助金・助成金を活用することができます。経済産業省や各自治体が「政策推進」を目的に提供しているため、返済する必要がありません。つまり、実質お金がもらえるということです。

ただし、ホームページ制作と同様、申請要件を満たさなければならないので、補助金・助成金を使える場合と使えない場合があります。

また、補助金・助成金と一口に言っても多種多様であり、制度によって申請要件・補助率・上限金額・手続きといった内容が異なるため、事前にしっかりチェックしてから申請することが大切です。

リニューアルすべきホームページの問題点

ホームページの構成やデザインは企業によって当然異なりますが、リニューアルすべきポイントはだいたい共通しています。そこで、ホームページでありがちな問題点や課題点、それに対する解決策を紹介していきます。

デザインが悪い・古くさい

ホームページは基本的に「目」で確認するため、見た目のデザインがとても大切です。視認性はもちろん、企業のイメージやブランドにも影響を及ぼします。ホームページのデザインが悪いと、それだけでユーザーは興味を失くしたり、他のページに移ったりするかもしれません。

また、見た目は綺麗にまとまっていてもデザイン自体が古くさい場合、やはりユーザーの心は離れやすくなります。Webデザインのトレンドは5年も経てば大きく変わるため、時代に合わせて改善することが大切です。

デザインのリニューアルは専門的なスキルが求められるので、自社のWebデザイナーやホームページ制作会社に依頼しましょう。

機能性が低い

デザインと同じく、ホームページの機能性も非常に大切です。ブラウザのアップデートに対応できず不具合が生じていたり、最新のセキュリティが適用されていなかったりすると、ホームページのみならず企業自体の評価も下がってしまう可能性があります。

また、メニューが整備されていない・読み込みが遅い・動作が重いなど、ホームページ自体が使いにくいときも早急なリニューアルが必要です。

機能性の改善も専門的なスキルが必要なので、社内SEやホームページ制作会社に依頼することをおすすめします。

コンバージョン率が低い

ホームページは企業情報だけではなく、さまざまなコンテンツを掲載可能です。売上増加や問い合わせ数などコンバージョン(成果)につながるコンテンツを発信すれば、集客ツールとして使うこともできます。しかし、コンテンツ内容に魅力がなかったり、デザインや機能性に問題があったりすると、コンバージョン率はなかなか上がりません。

コンテンツの質を上げたい場合、ホームページ制作会社のほか、WebコンサルタントやWebライター、カメラマンなどに協力を依頼する手があります。クラウドソーシングサービスなども活用して、長く付き合えるパートナーを見つけたいところです。

構成が複雑になっている

長年に渡ってホームページを運用している場合、サブページやコンテンツの増加にともない、ホームページ自体の構成が複雑になっている可能性があります。目的のページに達するまでのクリック数が多すぎると、ユーザーは途中で離脱してしまうため、構成はできるだけシンプルにすることが大切です。

ホームページ構成を整える場合、各部分を修正するより一からリニューアルしたほうが早い場合もあります。いずれにせよ専門的なスキルが求められるため、社内SEやホームぺージ制作会社に依頼すべきでしょう。

SEO対策ができていない

どれだけ素晴らしいホームページを持っていても、ユーザーにアクセスしてもらえないなら宝の持ち腐れです。基本的にユーザーは検索エンジン(Googleなど)から流入してくるので、まずはSEO対策によって検索順位を上げる必要があります。

SEO対策はすでに多くの企業が取り組んでいるため、結果を出すためには高度なノウハウが欠かせません。効果が出るまで時間もかかるため、必要な労力を踏まえてもSEO対策会社に任せるべきでしょう。

また、自社ホームページの検索状況を調べる場合、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを活用するのがおすすめです。これらは無料かつ簡単に使えるので、特にホームページを集客ツールとして使いたいなら、導入しない手はありません。

スマートフォン表示に対応していない

近年、ホームページの閲覧媒体はパソコンからスマートフォンに移行しています。そのため、スマートフォン表示への対応は必須と言っても過言ではありません。

場合によってはデザインや構成を大きく変える必要が出てくるので、専門的なスキルを持っている方に依頼しましょう。

補助金・助成金が活用できるリニューアル方法は?

グッドサイン
上記で紹介した問題点や解決策を踏まえて、補助金・助成金が活用できるリニューアル方法を以下にまとめました。

  • デザイン制作
  • 機能性改善
  • コンテンツ制作
  • 再構成
  • SEO対策
  • スマートフォン表示対応

すでにお分かり頂いたかもしれませんが、実は全部使うことができます。もちろん、補助金・助成金によって申請要件は異なりますが、ホームページの新規制作だけではなく、リニューアルにも適用されるのです。

ホームページ制作会社などリニューアル作業を依頼する場合でも、外注費用として補助金・助成金をもらうことができます。

Zenkenでも補助金や助成金を活用できるホームページリニューアルに対応可能です。サイト制作のご依頼と併せて補助金・助成金の申請についてもサポートできます。お気軽にご相談ください。
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ホームページリニューアルに使える補助金・助成金

補助金イメージ

ホームページのリニューアルにあたって、実際に使える補助金・助成金をいくつか紹介していきます。

IT導入補助金

  • 提供元:経済産業省
  • 補助率:通常枠は1/2、特別枠は最大3/4
  • 上限金額:450万円

中小企業におけるITツール導入の負担を軽減し、IT化を推進させることを目的とする補助金制度です。通常枠のA類型・B類型に加えて、コロナウイルス問題にともなう特別枠のC類型があります。

この補助金でホームページをリニューアルする場合、何らかの「ITツール」をホームページに導入する必要があります。ITツールなら何でもOKというわけではなく、一定の要件を満たさなければなりません。

IT導入支援事業者やITツールを選定したうえで、申請の手続きを行います。補助金交付後にも事業実施効果報告など行う必要があるため、お金をもらって終わりではない点に注意しましょう。

小規模事業者持続化助成金

  • 提供元:経済産業省
  • 補助率:2/3、コロナ特別対応型(B・C)は3/4
  • 上限金額:50万円、コロナ特別対応型は100万円

中小企業の中でも特に従業員が少ない小規模事業者の持続的発展を支援するため、費用補助を行う制度です。一般型に加えて、補助率や上限金額が拡充されたコロナ特別対応型(A・B・C)があります。

ホームページのリニューアルも対象経費に含まれており、スマートフォン表示・独自ドメイン取得・常時SSL化などにかかる費用までもらうことができます。

販路拡大支援事業助成金

  • 提供元:東京都江戸川区
  • 補助率:2/3
  • 上限金額:50万円

東京23区のひとつ、江戸川区が提供している助成金制度です。区内の中小企業が受発注拡大の事業を行う際、一部費用を助成します。

ホームページリニューアルに関しては、製造事業者なら最大50万円、それ以外の事業者は最大10万円まで受け取ることが可能です。ただし、対象経費は「外注」によるリニューアル費用なので、自社で作業する場合は助成してもらえない点に注意しましょう。

赤磐市中小企業等ホームページ作成支援事業補助金

  • 提供元:岡山県赤磐市
  • 補助率:1/2
  • 上限金額:5万円

岡山県赤磐市が提供している補助金制度です。中小企業におけるIT化の促進と経営基盤の強化を図るため、ホームページ制作やリニュ―アルにかかる費用を一部補助します。金額は少なめですが、申請要件もそれほど厳しくないため、気軽に申請しやすい点が魅力です。

その他の地方自治体でも、似たような補助金・助成金を提供しているケースが多いので、ぜひチェックしてみてください。

補助金・助成金を使ってホームページをリニューアルするメリット

パソコン作業

補助金・助成金でホームページをリニューアルすると、どのようなメリットが得られるのか簡潔にまとめました。

コストを抑えられる

補助金・助成金を使う一番のメリットは、やはりコストを抑えてリニューアルできることです。ホームページの内容にもよりますが、数十万~数百万円かかるケースもあるので、リニューアルしたくでもできないという問題を解決できます。

また、リニューアル費用を抑えられる分、他にコストを回せるようになることもポイントです。人材・設備の拡充を図ったり、新たな事業の開業資金に加えたりするなど、自社のさらなる成長に向けて活用できます。

有用なITツールを導入できる

IT導入補助金を申請する場合、自社ホームページに「ITツール」を導入しなければなりません。しかし、要件を満たすITツールは基本的にどれも有用です。

  • 顧客管理
  • 受注管理
  • カスタマーサポート
  • ショッピングカート
  • 決済
  • 予約システム

このように集客や販促に役立つITツールを導入するきっかけになるので、むしろ自社にとっては好都合と言えます。

補助金・助成金でのホームページリニューアルまとめ

補助金・助成金を活用すれば、ホームページリニューアルをはじめ、さまざまな事業や取り組みが実施できるようになります。ただ、申請要件や対象経費がやや複雑なので、特に初めて申請する企業はなかなか手続きが進まないかもしれません。

Zenkenでは、ホームページリニューアルのご依頼と併せて、補助金・助成金を使ったマーケティング戦略の提案などを行っています。ぜひお気軽にご相談ください。

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