LINEを使ったマーケティング戦略・運用のポイント

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LINEが持つマーケティング戦略に有用な強みとは

スマホを見る女性

LINEは生活に根付いたツール

友人や家族との会話に、LINEを活用されている方は多いのではないでしょうか?

LINEはコミュニケーションに欠かせないツールとして、2020年8月現在、日本人口の66%以上が活用しています。うち86%のユーザーは毎日利用しているという統計結果(※)もあり、生活に必要なツールとして根付いていることが分かります。

日本人口の66%ということは、あらゆる世代や性別を超えて活用されていると言えるでしょう。スマートフォンを持っているユーザーのほとんどが、LINEも活用しているような計算になります。
現在多くのSNSやコミュニケーションツールが存在しますが、その中でも圧倒的な使用率と言えます。

※参照:LINE for Business(https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20190418-2/)

LINEをマーケティングに使わない手はない

これほどの人数が既に利用しているということは、LINEをマーケティングに利用しようとした際、ユーザー側でアプリをインストールしたり、ログインや登録を行う手間がありません。

マーケティングにLINEを活用すると、ユーザー側に負担をかけることなくコミュニケーションを行うことが可能となるのです。

加えて、LINEにはカスタマイズが可能なマーケティング機能が揃っていることから、企業とユーザーのコミュニケーションツールとしても存分に活用できることが分かります。

LINEを活用したマーケティング戦略

ではLINEの強みを活かすためには、どのようなマーケティング戦略が考えられるでしょうか。実際の例を見ながら考えていきましょう。

(1)公式アカウントによるコミュニケーション

公式アカウント運用イメージ
最も基本的なコミュニケーション方法は、公式アカウントを開設しユーザーとのコミュニケーションを行うことです。公式アカウントを開設することで、企業としてLINEを活用することが可能となります。

過去には事業規模に合わせた公式アカウントサービスとして「LINE@」が提供されていましたが、2019年4月に名称が廃止され「LINE公式アカウント」に統合されました。

細かなルールを気にすることなく、事業者や企業は誰でも「LINE公式アカウント」を活用することが可能です。企業が利用するLINEアカウント=LINE公式アカウントと認識しておくと良いでしょう。

では、実際に「LINE公式アカウント」でできることを見ていきます。

メッセージのやり取り

通常のLINE同様に、メッセージのやりとりを行うことができます。

一人ひとりとメッセージをやり取りできるチャット機能のほか、何人かのユーザーをグルーピングしたチャットも可能です。リアルタイムで会話ができるため、LINEを通じた問い合わせ返答なども可能です。

クーポンを配信する

リアルタイムでの連絡が可能という特典を活かし、予約枠がたまたま空いてしまった時や天候などを考慮し、クーポンを配信することが可能です。

メッセージ機能と合わせてクーポン配信ができることから、ユーザーはメールなどよりも気軽に内容を確認することができます。

ショップカード機能

クーポン配信などと合わせてオススメなのがショップカード機能です。ショップカードとは、これまで紙で管理していたポイントを貯めるカードが、LINE公式アカウント上で管理できるようになった機能を指します。

ユーザーは来店時、QRコードを読み込むことでポイントを貯めていくことができます。紙での管理ではなくなるため、カードを無くす心配がなくなります。さらに企業はカードのデザインや印刷といった手間を省くことも可能です。

これまで紙のポイントカードを配布していた企業は、ポイントカード移行のためにLINE公式アカウントを活用してみるのも良いのではないでしょうか。

リッチメッセージ機能

画像やテキストを1つのビジュアルにまとめたものを、「リッチメッセージ」と呼びます。ぱっと目を惹くビジュアルで、テキストよりもユーザーの視線を集めやすいことからLINE公式アカウントではよく活用されています。

画像やテキストはカスタマイズでき、オリジナリティを出すことも可能です。実際に通常のテキストメニューよりも誘導率が高くなっています。

リッチメニュー機能

LINE公式アカウントならではの機能として、リッチメニュー機能があります。

リッチメニューはLINE公式アカウントを開いた際、画面下部に表示されるメニューを指します。個人アカウントでは登場せず、あくまでも公式アカウントのみに登場します。

メニューは自由に変更することができ、外部サイトへの誘導やクーポン、ポイントカードへの誘導も可能です。ビジュアルも企業ごとに作りこむことができるため、気軽に利用することが可能です。

(2)継続的なコミュニケーションで認知向上

ライントーク画面

LINEは日常のコミュニケーションで利用されていることから、アプリそのものが削除される可能性はほぼないと言えます。

もちろんアカウント自体がブロックされる可能性はありますが、必要に応じて「通知OFF」や「非表示」を選択できるため、ユーザーに対する負荷が少ないコミュニケーションツールと言えるでしょう。

自社の事業内容や店舗の形態などを考慮し、適切な公式アカウント運営を実現できれば、手軽かつ継続的にユーザーとのコミュニケーションが実現できるでしょう。

(3)LINEによるマーケティングオートメーション

ラインを見る女性

マーケティングオートメーションとは

マーケティングオートメーションとは、その名の通りマーケティングを自動化することを指します。

具体的には、見込み顧客の獲得、顧客データ管理、顧客の分析・分類、リスト化、顧客の状態に合わせたアプローチといった一連の流れを自動化するものです。

自動化することで、効率的にマーケティングを行なえることはもちろん、見込み客に対しても効果的なアプローチを可能にします。

例えば、どのような記事を閲覧しているか、どんな商品に興味があるのか、といった履歴が顧客データに紐づく形で管理されるため、それぞれのユーザーに最適なコミュニケーションがとれるためです。

現在のユーザーの価値観は多様化しており、人の手だけですべてを管理・把握するのは難しくなっています。こういった背景からマーケティングオートメーションは多くの企業で導入されはじめています。

なぜLINEがマーケティングオートメーションに使えるのか

LINEは既に豊富な登録者・利用者を抱えていることから、マーケティングの入り口を広げやすいツールです。LINEを利用することに抵抗感があるユーザーはほぼいないことから、マーケティングデータを収集するという観点からもLINEは非常に活用できます。

複数人で管理することも可能なため引継ぎもスムーズ。マーケティングオートメーション初心者であっても、普段から使っているLINEのUIであれば、スムーズな導入が可能になります。

マーケティングオートメーションをサポートするツールも多数

LINE公式アカウントの機能に加えて、さらにマーケティングオートメーションに必要な機能を加えられるツールも多数提供されています。

運用管理はもちろん、自社公式アカウントに登録してくれているLINEユーザー管理、最適なアプローチ管理なども可能です。顧客がどう反応したかという点も十分に確認できるため、より効果的にLINEをマーケティングに活用できます。

(4)リファラルマーケティングにもLINEは有用

リファラルマーケティングイメージ

リファラルマーケティングとは

リファラルマーケティングとは、口コミを活用したマーケティングを指します。
一言に口コミと言っても、知人へ直接紹介することはもちろん、SNSなどを通じた口コミの伝播も含まれます。

「自分が知っている誰か」からの商品やサービスの紹介は信頼度が高く、情報が溢れた現代だからこそ非常に重要視されている手法です。どのような商品やサービスを選ぶべきか判断基準が明確に無い場合、知っている人からの声は参考にしやすく購入の決め手となります。

LINEはリファラルマーケティングにも活用できる

リファラルマーケティングにおいて、良いと思った商品やサービスを気軽に友人や知人に紹介できることがひとつのポイントとなります。この時LINEはほとんどの日本人が使用していることから、紹介する側、される側双方のハードルが非常に低いサービスと言えます。

また、LINEであれば企業側の導入障壁も低く、簡単にリファラルマーケティングツールとして活用することが可能です。マーケティングオートメーション同様、LINEを活用したリファラルマーケティングをサポートするツールも提供されはじめており、注目度の高さを伺うことができます。

LINEでのマーケティング戦略事例

いち早くLINEを活用したローソン

今ではコンビニ各社がLINE公式アカウントを開設していますが、先陣を切ってLINEを活用し始めたのはローソンでした。なんと2012年よりLINE公式アカウントを開設しています。このままでは他社から乗り遅れてしまうという危機感から、導入初期から積極的なLINE運営を行っています。

現在では公式アカウント内にオリジナルキャラクターが登場するなど、気軽に活用できる工夫が満載です。また、新商品やキャンペーン情報を定期的に配信することで登録者を飽きさせません。

占いなど、日常に馴染みやすいコンテンツを配信することで、ユーザーが定期的に見たくなるような仕掛けづくりが上手くできています。

※参照:markezine ローソンのLINE活用術に迫る!(https://markezine.jp/article/detail/16992)

戦略的にユーザーを獲得するために活用するDeNA

DeNAはどんどん市場が激化するゲーム領域において、LINEを戦略的に活用しています。

既存登録ユーザーが多いLINEは、ゲーム領域との親和性が非常に高いと言えます。そのため新規ユーザーの獲得はもちろん、離反ユーザーの復帰を目的にすることができる点は大きな強みです。

公式アカウントではゲームの認知を行うことで、初期ユーザーに必要な情報配信を行っています。そのほかにも、より戦略的にLINEを活用するためにLINEスタンプや広告など、複数の手法を組み合わせることでユーザーフェーズに合わせたマーケティングを実現しています。

ユーザー数が多いことに加え、リアルタイムでのユーザーアクションを計測できることから、細かなマーケティング設計ができる点が強みです。

※参照:LINE for Business DeNAの事例(https://www.linebiz.com/jp/case-study/dena2/)

飲食店のマーケティングにもぴったり

大手チェーン店ではない個人経営の飲食店の場合、正直マーケティングまで手が回らないという点主は多いのではないでしょうか。ホームページやSEO対策などはもちろん実装できた方がいいものの、知識はもちろん時間が必要で気軽に取り組みやすい手法とは言えません。その点LINEは、誰でも気軽にマーケティングツールとして応用することが可能です。

そこで電話ではなく、LINEメッセージの機能を活用し予約を行うことで、ユーザー、そして店主共に気軽に予約を行うことが可能です。店舗予約だけでなく、テイクアウト予約も気軽に行えることから、結果的に売上向上に繋がっています。

気軽に、そしてリアルタイムでのやり取りができることから、顧客からの信頼度も増し、リピーター獲得にも繋げることができています。

※参照:LINE for Business 鉄板バルbloomの事例(参照:https://www.linebiz.com/jp/case-study/bloom/)

LINE登録でクーポン獲得

LINEはアパレル商材、とくにECでの購入が可能な商品との相性が良いと言えます。アパレル商材を販売している会社や事業者は、LINEをマーケティングに取り入れた戦略設計がオススメです。

商品購入時にLINE登録を行うことでクーポン配布を行い、客単価アップに成功しているのはピーチ・ジョンです。女性用下着が中心ながら、部屋着や洋服など幅広いラインナップが展開されています。

LINE登録時に配布される500円オフのクーポンによって、ひとつ、ふたつと商品の購入を増やすことができます。LINE登録だけで済む場合、会員サイトなどの登録と異なり全く手間が掛かりません。個人情報入力などの煩わしさがないことも、LINEの大きな魅力と言えるでしょう。

※参照:LISKUL LINEビジネス活用(https://liskul.com/wm_linebs10-6797)

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