結婚式場がWeb広告を使うメリット・デメリットとWeb広告の種類

結婚式場がWeb広告を使うメリット・デメリットとWeb広告の種類
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結婚式場を運営している企業のなかには、「思うように集客の成果を導き出すことができない」などの悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

ここでは結婚式場に特化したWeb・ネット広告の概要や種類、それぞれの特徴について解説します。

結婚式場の集客にネット広告を使うメリット・デメリット

結婚式場の集客手段としてネット広告を活用するケースには、さまざまなメリットやデメリットが含まれています。

ここでは結婚式場の集客にネット広告を使うメリット・デメリットについて解説していきます。

結婚式場の集客にネット広告を使うメリット

結婚式場の集客にネット広告を使うメリットとして、インターネットからの問い合わせ率・流入率が高いことがあげられます。 日本国内のカップル・夫婦の約8割がインターネットにて式場や結婚式に関する情報などを検索しています。

なかでもSNS広告やSNSに関連した集客はSNS利用者の増加にともない、結婚式場の効果的な集客方法として多く人から高い注目を集めています。 効果的な集客アップを検討する際は、まずSNS広告およびSNSに関連した集客方法の全体像および各種メリットについて理解を深めておくことが重要です。

結婚式場の集客にて各種SNSツールを活用するメリットについては以下のとおりです。

InstagramをはじめとしたSNSツールにて結婚式場のリサーチを行っている人が増えている

理由
  • 結婚式場を利用したユーザーの投稿から、リアリティ溢れる口コミを参考にすることが可能。
  • 各種SNSが若い層のトレンドツールとして定着しつつある。

結婚式場の集客は、とくにInstagramとの相性がよい

理由
  • Instagramは写真や動画の投稿に特化しているため。
  • Instagramの利用ユーザーは年々増加傾向にある。
  • Instagramにて式場の雰囲気や設備などの詳細が分かる写真・動画を投稿することによって、ターゲットユーザーに対して効率的に魅力を伝えることが可能。
  • 雑誌や紙媒体の広告と異なり、リアルタイムでの宣伝・情報発信を行うことができる。

各種SNSツールを通してターゲットユーザーとのコミュニケーションが図れる

理由
  • ターゲットユーザーからの質疑応答をSNSツール内で行える。
  • ターゲットユーザーの要望を聞いたうえで、自社サービスの改善に役立てられる。
  • ユーザー参加型のキャンペーンなどを開催することも可能。

結婚式場に関連したWeb媒体への掲載や自社ホームページでの集客は、どこの式場も取り入れている集客方法だといえます。そのため他社が取り組んでいないような一歩進んだWeb集客の施策が、他の式場との差別化や集客力アップにつながる重要な鍵になってきます。

結婚式場の集客にネット広告を使うデメリット

結婚式場をはじめとしたブライダル業界は、ネット広告の普及が遅れていた業界でした。理由としては、ネット広告のよさやメリットがなかなか理解されなかったからです。

とくに、以下の理由がネット広告の浸透を妨げている要因となっています。

  • すべてのユーザーがインターネットを活用しているわけではない(雑誌などから情報収集しているユーザーも多い)
  • 自分の体験談や知り得た情報などを不特定多数の人にシェアしたくない人も多い
  • 掲載できる広告スペースには限りがある
  • Webマーケティングに関するノウハウがないと、ネット広告での効率的な集客は難しい
  • ネット広告導入後も時代のトレンドや流れに合わせて、広告のスタイルや内容などを変化させていく必要性がある
  • 年々、ネット広告のクリック率が下落している

結婚式場の集客に使えるネット広告

結婚式場の集客に使えるネット広告

結婚式場の集客に活用されているネット広告には、さまざまな種類が存在します。

ここでは結婚式場の集客に使えるネット広告の種類と具体的な特徴や魅力について解説します。

リスティング広告

リスティング広告とは、Googleをはじめとした検索エンジンにて特定のキーワードを検索した際に表示される広告のことを指します。

リスティング広告は特定のキーワードにて検索結果が表示されるにあたり、広告そのものの品質が高いものから順番に上位表示される仕組みとなっています。

つまり広告の品質が低いものに関しては、検索結果の順位が下がってしまううえ、広告自体の露出度が大幅に減少してしまうのです。リスティング広告にて効果的な集客の実現を狙うためにも、各業界・キーワードに応じた広告自体の完成度を向上させる取り組みが重要です。

たとえば結婚式場の予約を検討するカップルは、まず職場や自宅周辺の通いやすい地域を検索することが予想できます。そのためリスティング広告内に差し込むキーワードには、「結婚式場+地域名」を必ず組み込むよう意識しましょう。

またすでに妊娠している夫婦の結婚式を想定する場合は、「マタニティウェディング+地域名」などのキーワードを設定することも効果的です。

つまりリスティング広告は、ターゲットユーザーに対してピンポイントに広告を打ち出すことが可能となるため、他の広告媒体と比べて費用対効果が高いといえます。

なお、広告の掲載料に関しては、入札方式が取り入れられています。また自社の広告がクリックされるごとに、広告自体の品質に応じた広告コストが課金されていきます。

そのためまずは、前もって投資可能な広告コストの上限を定めておきましょう。

SNS広告

各種SNSツールを活用した広告に関しても、結婚式場のネット集客には欠かせない要素のひとつです。

SNS広告とは、Facebook/Instagram/Twitter/LINEなどをはじめとしたSNSプラットフォームにて配信される広告のことを指します。具体的には、各種SNSのストーリーズ・タイムライン・おすすめアカウント欄などに表示される広告が該当します。

また近年では、「テキスト+バナー」の広告スタイル以外にも、カルーセルや動画を上手く活用したうえで、ターゲットユーザーに対して訴求しているものも増えてきています。

とくにブライダル業界においては、 InstagramやFacebookなどのSNSツールが幅広く使われている特徴があります。

以下では、 InstagramとFacebookの概要や特徴についてまとめました。SNSツールを活用した結婚式場の集客について関心の高い方は、是非参考にしてください。

Instagram

instagramキャプチャ画像
引用元:Instagram 公式サイト(https://www.instagram.com/?hl=ja)

概要

写真や動画を投稿することで、ビジュアル的にユーザーとつながることが可能なSNSツール。若年層の女性を中心に、若い層から高い人気を集めている。

メリット
  • 結婚式を検討している人が比較的多い年齢層(20代~30代)の利用率が高い
  • Instagramは視覚的効果が高いSNSツールとなるため、ウェディング業界の集客に向いている
  • ビジネスアカウントを作成することが可能なうえ、自社アカウントに企業情報を掲載できる
デメリット
  • 投稿内に直接リンクを貼れない
  • 多くの人を魅了する写真をアップするための労力が必要

Facebook

facebookキャプチャ画像
引用元:facebook 公式サイト(https://ja-jp.facebook.com/)

概要

世界でもっとも利用ユーザーの多いSNSツール。日本国内では、比較的高い年齢層のユーザーやビジネス目的で活用している人が多い。

メリット
  • 結婚式に参列した友人からシェアされやすい
  • 実名登録制のため、比較的信頼度が高い
  • 自社のホームページとしても代用できる
  • 他のSNSツールと比べて炎上リスクが比較的少ない
  • Web検索の上位に表示されやすい
デメリット
  • 拡散力が他のSNSツールと比べて低い
  • 実際の集客効果へとつなげるまでに時間を要する

YouTube広告

youtubeadsキャプチャ画像
引用元:YouTube Ads 公式サイト(https://www.youtube.com/intl/ja/ads/)

YouTube広告とは、動画サイトのトップを走り続けるYouTube内に掲載可能な動画スタイルの広告のことを指します。従来のディスプレイ広告やリスティング広告と異なり、動画にてターゲットユーザーにアプローチすることが可能です。

また動画でのアプローチは、静止画や文字での宣伝と比べて、「わかりやすい+魅力が伝わりやすい」といったメリットがあります。

YouTubeは年々利用者が増え続けている媒体です。総務省情報通信政策研究所によると、YouTubeの利用率は令和元年の時点で全年代:73.5%になるとのこと。

また、この調査では10~30代の約90%がYouTubeを利用していました。つまり結婚式の開催を検討する年代(20~30代)へのアプローチには、 InstagramやFacebookなどのSNSツールと合わせて、YouTubeでも積極的に宣伝活動を行っていくことが重要だといえます。

参考:令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省(https://www.soumu.go.jp/main_content/000708015.pdf)

ポジショニングメディア

ポジショニングメディアのイメージ画像ポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください

ポジショニングメディアとは、特定市場において自社と親和性の高いユーザーを集められるWebメディアです。

結婚式場業界のWeb広告手段は、ポータルサイトやリスティング広告などありますが、やはり予算がある会社に軍配が上がってしまう傾向があります。

しかしポジショニングメディアを使うことで、自社の強みや特徴を特定市場に浸透させ自社の強みに納得したユーザーの集客が可能となるため、効率的に成約につながる反響を獲得することが出来ます。

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

制作事例を見てみる

ポジショニングメディアに興味を持ち、より詳しく知りたい方はポジショニングメディアについてまとめた資料も別途ご用意しています。ぜひダウンロードしてご活用ください。

外部の結婚情報サイト

ブライダル専門のポータルサイトをはじめとした外部の結婚情報サイトにて、自社の式場やブライダルサービスの情報などを掲載する方法も効果的な集客手段のひとつです。

多くの式場は、ポータルサイトなどを上手く活用して集客を行っています。また結婚式場の多くがポータルサイトを活用している背景には、ブライダル業界との親和性が高いことが関係しています。

たとえば外部の結婚情報サイトを利用する方法には、「多くのターゲットユーザーに向けて自社サービス・式場の魅力をアピールできる」や「結婚式を検討しているユーザーの多くは、ポータルサイトなどの情報を参考にしている」などのメリットが含まれます。

つまりポータルサイトを上手く活用することで、より効果的な集客を実現させることが期待できるのです。

ただしポータルサイトを含む外部の結婚情報サイトには、少なからずデメリットも存在します。

たとえば「掲載コストが高い」や「他の結婚式場との比較ポイントが限定されてしまう(立地・費用など)」「掲載されている式場の数が多いため、自社情報が埋もれてしまう危険性がある 」などの懸念ポイントがあげられます。

外部の結婚情報サイトにて効果的かつ効率的な集客の実現を目指すためにも、まずは、外部の結婚情報サイトにまつわる概要や特性、他社の動向、メリット・デメリットなどについて理解を深めておきましょう。

以下では、「ゼクシィ」の花嫁クラスタをもとにした集客ポイントを解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

ゼクシィの花嫁クラスタを分析!
結婚式場の集客ポイントをチェック

結婚式場のWeb・ネット広告にお困りならZenkenへ

結婚式場のWeb・ネット広告にお困りならZenkenへ

結婚式場およびブライダル業界におけるWeb・ネット広告には、「SNS広告」や「YouTube広告」「ポジショニングメディア」など、バリエーション豊かな広告媒体が揃っています。

そのためWeb・ネット広告の掲載を検討している企業のなかには、掲載先の媒体選びについて頭を抱えている経営者様やマーケティング担当者様も少なくありません。

キャククル運営元のZenkenでは、結婚式場をはじめ120業種以上のWebマーケティング集客支援実績があります。
もし、現状のWeb広告施策にご不安があればお気軽にご相談ください。現状をお伺いした上で、最適なWebマーケティング施策をご案内いたします。

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