結婚式場比較サイトへの掲載メリットや効果的な集客方法とは
最終更新日:2021年12月30日

結婚式場の比較サイトなら、自社の結婚式場に魅力を感じたユーザーとのマッチングが可能です。ですが比較サイトは複数あるため、それぞれの媒体の特徴や掲載メリットをよく吟味したうえで、掲載すべき適切なサイト選びをすることが大切です。
この記事では、結婚式場の比較サイトを活用して、より多くの集客・成約へつなげたい方向けに、比較サイトのメリット・デメリットをお伝えしたうえで、おすすめの比較サイトのご紹介をします。
比較サイトに掲載するメリット

結婚式場を比較するにあたって、結婚情報誌を購入するユーザーもいますが、webでの情報収集が半数以上となった今、比較サイトに掲載するメリットとして次の3点が考えられます。
- 多くの人の目に留まりやすくなる
- 同じ条件で他社と比較が出来るため自社の強みを伝えやすい
- 比較サイトから申し込みをしてもらいやすい
それぞれのメリットについて、詳しく説明していきます。
メリット1:多くの人の目に留まりやすくなる
最近では、結婚式場を探すためにwebを利用するユーザーがほとんどです。比較サイトに広告出稿すれば、多くのユーザーに自社のことを知ってもらう可能性が高まります。これは、サイトの規模や人気に比例してくるでしょう。
自社の結婚式場がより多くのユーザーの目に留まれば、申し込みや成約率の増加につながると考えられます。また、結婚式場自体の認知度が高まり、公式サイトやSNSなど、自社で運営する媒体への影響も期待できます。
メリット2:同じ条件で他社と比較が出来るため自社の強みを伝えやすい
条件で絞り込んで式場を比較できるサイトであれば、プラン価格や最大収容人数など、その条件で優位性を出せる場合に限り、強みを打ち出しやすくなります。
ほとんどの比較サイトでは、ゲストハウス、ホテル、レストラン、専門式場など、会場のタイプで絞り込むことができ、より似た条件の他社と比較することも可能。実際に式場を利用したユーザーの口コミでも比較することができる比較サイトなら、顧客満足度のアピールにも繋がります。
メリット3:比較サイトから申し込みをしてもらいやすい
ほとんどの比較サイトから結婚式場の見学やフェアの申し込みができるため、わざわざユーザーに式場の公式サイトを検索しなおして申し込んでもらう…といった手間がありません。
申し込みまでの時間が短くなることで、申し込みへのユーザーのハードルが下がり申し込みをしやすくなるということ、また、比較サイトを離脱して他社へ流れることを防ぐというメリットがあります。比較サイトであれば、とりあえずの申し込みから成約につながる可能性が高まります。
比較サイトに掲載するデメリット

反対に、比較サイトに結婚式場を掲載するデメリットは次の3点が考えられます。
- サイト全体の情報量が多く自社が埋もれやすい
- 自社の強みがうまく伝わらない
- 狙ったターゲットから申し込みがくるとは限らない
こちらについても、詳しくご説明していきます。
デメリット1:サイト全体の情報量が多く自社が埋もれやすい
先ほどメリットとして、サイトの規模や人気に比例して多くのユーザーが比較サイトを利用することで、結婚式場の認知度が高まる可能性があるとお伝えしました。
しかし、他社も効果を狙っているので、比較サイトにはたくさんの結婚式場が掲載されています。中には2021年11月11日時点で、掲載会場数が6,000件以上という比較サイトも。
膨大な数の情報からユーザーの目に留まらないと、そのまま自社の結婚式場の情報は埋もれてしまいます。掲載のために手間暇や掲載費用を捻出しても、期待する結果が出ないということになりかねません。
デメリット2:自社の強みがうまく伝わらない
仮に、自社の結婚式場がユーザーの目に留まっても、個別ページに書かれた紹介内容が他の会場と同じということもあるため、魅力を伝えきれないということがあるかもしれません。
さらには「他のどこにも負けない自社の結婚式場の強み」がはっきりとわかっていないままとりあえず比較サイトへ掲載しては、他の式場との違いがはっきりせずユーザーに選ばれない、あるいは目に留まらず埋もれてしまい、掲載した意味がなかったという結果も考えられます。
デメリット3:狙ったターゲットから申し込みがくるとは限らない
結婚式場比較サイトは、結婚式を検討している全国のユーザーが利用します。そのため、年代や予算、結婚式へのイメージなどがバラバラな状態です。
仮に自社の結婚式場に申し込みがあっても、比較サイトで自社の結婚式場の魅力を伝えきれないと、ユーザーの希望と自社の強みが合わなかった、予算感があわなかった、などの相違が発生します。
ターゲティングができていないことから、従業員の時間を割いて対応しても、なかなか成約につながらないということもあるでしょう。
成約までの時間を短縮する結婚式場の比較サイト戦略
比較サイトに掲載する目的は、自社の結婚式場で結婚式をしてもらうこと、すなわち「成約率」を高めるためではないでしょうか。見学やフェアへの申し込みはもちろん大事ですが、成約につながらなければ意味がありません。
成約率を上げるためには、そのサイトを訪れるユーザーが自社の想定するターゲットユーザーに合っているか、自社の結婚式場の強みを伝えることができる情報を掲載できるか、などが重要になってきます。
より成約率を高めるためには、比較サイトへの掲載も一つの手ですが、獲得したいユーザーを自社単独で集客するメディアを作る方法もあります。その方法は、「ポジショニングメディア」を利用することです。
自社の結婚式場の強みを伝えて「成約率」を高めるポジショニングメディアとは
詳細についてはお問い合わせください
ポジショニングメディアは、自社ならではの「強み」を明確にし、その「強み」を必要とするユーザーとマッチングさせて、成約に繋げるためのメディアです。
「自社の強みってどう見つけるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。自社の強みは、次の3つのポイントを抑えることで分かります。
自社の強みを明確にする3つのポイント
- ユーザーが本当に望むこと
- 競合他社が提供できないこと
- 自社が提供できること
ユーザーのニーズ、競合との違いを知ることで、市場における競合には真似できない自社独自の「強み」が分かります。
ポジショニングメディアは、その「強み」を必要とするユーザーだけを集客するので、その後の営業もより効率的に進めることができるのです。
ポジショニングメディアを導入した場合の、成約までの流れを分かりやすくまとめると、次のような流れになります。
もし、
- 自社の結婚式場の良さを理解した営業しやすいリード獲得をしたい
- 価格競争に巻き込まれない自社だけの集客経路が欲しい
とお考えでしたらポジショニングメディアがマッチしています。
検索するユーザー側から見ると、「自分が理想としている結婚式が、この結婚式場ならできる」と見えて、最初のお問い合わせから成約までがスムーズになるためです。
ポジショニングメディアの詳細につきましては、下記で解説しておりますのでぜひチェックしてみてください。
ポジショニングメディア
について詳しく
特徴から見る結婚式場比較サイトまとめ
現在、国内には数多くの結婚式場比較サイトがありますが、今回は実際に利用者が評価した「おすすめの結婚式場比較サイト」のランキングに沿ってピックアップしたサイトをご紹介します。
Wedding Park(ウェディングパーク)
引用元:Wedding Park公式サイト「https://www.weddingpark.net/」
「Wedding Park(ウェディングパーク)」は、日本最大級の規模を誇る結婚式場口コミ情報比較サイトです。株式会社ウェディングパークが運営しており、全国各地の結婚式場を検索できるのはもちろん、結婚式の準備マニュアルや式場探しの体験談といったお役立ち情報も掲載しています。
各式場の詳細ページでは、おすすめポイントやプラン内容などたくさん情報を伝えられるほか、ユーザーの口コミ投稿機能が設けられていることも大きな特徴です。
ゼクシィ
引用元:ゼクシィ公式サイト「https://zexy.net/」
「ゼクシィ」は、リクルートグループが運営していることで有名なウェディング情報比較サイトです。同名の結婚情報誌を発行しているほか、「ゼクシィ花嫁カフェ」や「セキララゼクシィ」といった姉妹サイトも運営しているので、多くのユーザーが日々アクセスしています。
結婚式場については、日本だけではなく海外エリアにも対応。教会やチャペルを検索できるのはもちろん、手配会社を探すことも可能となっています。
みんなのウェディング
引用元:みんなのウェディング公式サイト「https://www.mwed.jp/」
「みんなのウェディング」は、結婚式場の口コミ評価や平均予算、こだわりポイントなどをまとめた大規模な比較サイトです。株式会社みんなのウェディングが運営しており、月間ページビュー数は約1,370万件PV、月間利用者数は約414万UB(※2018年1月時点)と日々たくさんのユーザーが利用しています。
(※参照元:みんなのウェディング(https://www.mwed.jp/ads_inquiries))
結婚式場の情報だけではなく、サイト内広告の掲載にも対応しているため、ユーザーに対して効率的なアプローチが可能です。
マイナビウェディング
引用元:マイナビウェディング公式サイト「https://wedding.mynavi.jp/」
「マイナビウェディング」は、株式会社マイナビが運営する結婚式場情報比較サイトです。国内の結婚式場だけでなく、国内・海外リゾートの結婚式場の情報も見ることができます。
主要都市を中心に、無料で相談可能なブライダルサロンを運営しているので、実際にスタッフに相談して決めたいといった方にも安心です。
また、エリアで絞り込んで結婚式場を検索するだけでなく、挙式日3カ月前からでも申し込み可能な「直前お得プラン」もあるため、挙式のギリギリまでユーザーを集客することが可能です。
Hanayume(ハナユメ)
引用元:ハナユメ公式サイト「https://hana-yume.net/」
「Hanayume(ハナユメ)」は、株式会社エイチームプライズが運営する結婚式場情報比較サイトです。某有名タレントをCMに起用していることもあり、最近は特に注目を集めています。条件を満たすと100万円以上の割引が適用される「ハナユメ割」など、ユーザーを惹きつける要素も満載です。
また、結婚式場探しに役立つブライダルイベントをまとめた「ブラフェス」や、フォトウェディングに特化した「ハナユメフォト」など、他にも様々なサービスと提携しています。
自社に合った結婚式場比較サイトを選ぼう

すぐに広告掲載をしたいのであれば、既存の比較サイトへの掲載がスピーディーです。
ですが、すでに競合他社が掲載されているケースも多く、費用をかけても露出だけに留まってしまうリスクも念頭に置いておきましょう。
結婚式場を含めブライダル事業はコロナの影響を色濃く受けていますが、バーチャル結婚式などのオンラインサービスとブライダルフォトを組み合わせるなど、なんとかして突破口を見つけなければなりません。
自社の強みを的確に伝え成約率をアップさせるために、掲載する比較サイト選びは慎重に行いましょう。
キャククルの運営元である全研本社では、これまで120業種以上のWeb集客支援実績があります。
結婚式場の集客にお悩みのウェディング関連企業様は下記よりお気軽にご相談ください。