工事用黒板アプリを徹底比較!相場や無料版のアプリについても紹介

工事用黒板アプリを徹底比較!相場や無料版のアプリについても紹介
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建設現場において、必需品となる黒板を電子化できる工事用黒板アプリ。
工事用黒板アプリには電子黒板に特化したタイプと、電子黒板を含めた豊富な機能で建設プロジェクト全体をDX化できるタイプの2種類があります。

特化型のアプリは電子黒板に特化したさまざまな機能で電子黒板の作成を効率化できる、初期費用を抑えられるといったメリットがあります。

一方で包括型のシステムは、電子黒板の作成を含め写真台帳の作成や写真の管理、スケジュール管理など建設プロジェクトに必要な情報を一つのシステムで管理できるため、データの一貫性が保たれ、業務効率が向上します。

搭載機能・特徴・費用を比較したうえで、自社に合った工事用黒板アプリ選定の参考になさってください。

工事用黒板を含む施工現場全体のDXに対応しているアプリ比較表

電子黒板を含む施工現場全体のDXに対応しているアプリの特徴を比較表にまとめました。
写真台帳の作成や写真の整理はもちろん、受発注機能やチャット機能など建設プロジェクト全体のDXに必要な豊富な機能を搭載しています。
大規模プロジェクトや複数のプロジェクトを扱っている企業におすすめです。

サービス名 サービス(システム)の特徴
ANDPAD公式サイトキャプチャ画像【PR】ANDPAD 業界シェア6年連続No1!(※)
建設に関わるすべての業務をDX化できる

・47万人以上に利用されてきた圧倒的な信頼性
・黒板や施工管理など多彩な機能で現場全体の効率をアップ
・18万社への導入実績に基づく綿密なサポート体制
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KANNA 40,000社を超える導入実績
現場ポケット 施行管理者の負担を軽減するためのツール

【PR】業界シェア6年連続No1!(※)建設に関わるすべての業務をDX化できる

ANDPAD

ANDPAD公式サイト画像
画像引用元:ANDPAD公式サイト(https://andpad.jp/)

※『建設業マネジメントクラウドサービス市場の動向とベンダシェア(ミックITリポート2023年10月号)』(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)

ANDPADの特徴

ANDPADは株式会社アンドパッドが提供するクラウド型建設プロジェクト管理サービス。
18万社、47万人のユーザーによる利用と6年連続シェアNo.1(※)の実績が信頼性を保証します。

施工管理やチャット、黒板などさまざまな機能で現場から経営までの情報を一元管理し、業務の効率化を促進します。
クラウド型なので、スマホやタブレットからいつでもどこでも必要な情報にアクセスすることが可能
情報連携が円滑になり、事務所と現場間のムダな往復や、写真整理や報告書作成の時間も大幅に削減することができます。

また、ANDPADは導入から運用まで専任スタッフによる伴走型サポートを提供し、年間7000回以上の説明会を通じて職人や協力会社にも利用を促進
「システムを導入したけど現場が使いこなせない」といった事態も防ぐことができます。
※『建設業マネジメントクラウドサービス市場の動向とベンダシェア(ミックITリポート2023年10月号)』(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)

ANDPADはこんな企業におすすめ

  • 写真や図面の管理を効率化したい
  • 現場データや顧客データを一元管理したい
  • 複数の現場を1つのシステムで管理したい

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ANDPADを選ぶべき理由

【理由1】47万人以上に利用されてきた圧倒的な信頼性

ANDPADは、株式会社アンドパッドが提供するクラウド型建設プロジェクト管理サービスで、利用社数18万社、利用ユーザー数47万人という実績を誇っています
このサービスは、導入企業数において6年連続でシェアNo.1(※)を達成し、多くの企業に支持されています。

導入企業が多いことは、その信頼性が高いことを示しています
また、多様な企業の課題を解決してきた豊富な経験とノウハウがあり、企業の具体的な課題に対する適切な提案が期待できます。

写真管理をはじめとした施工現場の効率化や経営の全面改善を目指す建設会社にとって、ANDPADは一元管理を実現するための最適な選択肢です。
※『建設業マネジメントクラウドサービス市場の動向とベンダシェア(ミックITリポート2023年10月号)』(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)

【理由2】黒板や施工管理など多彩な機能で現場全体の効率をアップ

ANDPADは、建設プロジェクトにおける経営から現場作業に至るまでの情報をクラウド上で一元管理するシステムです。
クラウド型であるため、最新の情報をいつでもどこでも確認することが可能。
さらに多彩な機能を組み合わせることで、黒板作成や写真台帳作成の効率化だけでなく、施工現場全体の業務効率をアップすることができます。

ある製造会社では、黒板機能と日報機能を組み合わせて活用することで、業務改善に成功しています。

今は、チャットで日々の報告、経費精算を受け付けています。これまで現場完工後に出社して行っていた事務作業を、ANDPADを使って現場で進められるようになり、写真台帳の作成も楽になりました。これによって無駄な出社が減り、振替休日の取得率を約40%→90%以上へと引き上げることができました。社員がプライベートを大切にできる時間も増えたと感じています。
参照元:ANDPAD公式HP(https://andpad.jp/cases/fujikozai)

黒板作成や写真台帳の作成だけでなく、施工現場全体の効率化を図っていきたいと考えている企業は一度ANDPADの導入を検討してみてください。

【理由3】18万社への導入実績に基づく綿密なサポート体制

システムは導入して終わりではなく、その後の運用が非常に重要です。
ANDPADでは、専任のスタッフが運用準備からシステムの運用が軌道に乗るまで伴走型の支援を実施。
特に建設・建築業界に特化した豊富な事例をもとに、ANDPADを効果的に活用するためのサポートを提供しています。

導入前には、経験豊富なスタッフが詳細なヒアリングを行い、各企業の具体的なニーズを把握します。
そして、年間7000回以上の説明会を行うスタッフが、職人や協力会社にANDPADの利用を促し、普及させる役割を担います。

さらに、ANDPADでは専任の担当者が導入から活用に至るまでをトータルでサポート。
これにより、導入企業が無理なく、かつ効果的にANDPADを運用できるようになるまで、全面的にサポートします。

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ANDPADの導入事例

現場の写真もANDPADで共有し、完了報告もANDPADでペーパーレス化

京葉ガスお客さまサービス部くらし創造センターマンションサービスグループは、2021年からクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を採用し、従来の課題を解決して業務効率化を図っている。ANDPADを用いて現場作業の関係者に一斉に連絡できるようにしたほか、現場の写真もANDPADで共有して施工状況を把握しやすくした。現場作業完了時の報告もANDPAD上で行えるようにしてペーパーレス化を進めている。引用元:ANDPAD公式サイト(https://andpad.jp/cases/keiyogas)

約1時間の作業終了時間の短縮に成功

ANDPADボードの導入による事務作業のデジタル化により、社内全体で作業終了時間が1時間以上早まった。工程表や写真で進捗状況をデジタル管理することで、書類作成や地図検索などの手間が省け、作業時間の短縮を実現した。また、情報共有の円滑化も進んだ。工程表や写真で進捗状況をリアルタイムに共有することで、現場と職人と販売店が一体となって工程管理ができるようになった。従来の紙のチェックシートだけでは、工事が滞りなく完了したという根拠が曖昧だったが、ANDPADボードでは、写真やデータに基づいた確実な情報共有が可能になった。引用元:ANDPAD公式サイト(https://andpad.jp/cases/shizuoka-ina)

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ANDPADの料金プラン

初期費用+月額費用+オプション費用

ANDPADの運営会社情報

企業名 株式会社アンドパッド
所在地 東京都千代田区神田練塀町300 住友不動産秋葉原駅前ビル8階
公式HPのURL https://andpad.co.jp/

その他の施工管理を包括的に管理できるアプリ

KANNA

KANNA公式サイト画像画像引用元:KANNA公式サイト(https://lp.kanna4u.com/)

KANNAの特徴

40,000社を超える導入実績

40,000社を超える導入実績を誇るKANNAは、建築業での施工管理や製造業および物流業での物品管理などで利用することが出来る業務DX化支援ツール。電子小黒板としての基本的な機能に加え、案件ごとのチャット機能や写真をドラッグ&ドロップするだけの簡単操作の報告書作成機能などが搭載されており、AndroidはもちろんiOSの両方に対応しています。
また、初期費用は0円で、さらに無料のトライアルが用意されているため、導入のハードルが低いKANNAの特徴の一つです。
参照:https://lp.kanna4u.com/

KANNAの料金プラン

  • 導入費用:0円
  • 月額料金:公式HPに記載がありませんでした

KANNAの導入事例

写真や資料が更新の際のプッシュ通知が便利ですね

私たちは月に何十もの工事案件を管理しているため、時には着工時期がずれたり、決済をお待たせしたりすることもあります。それが「KANNA」を利用していれば、ステータスが進行するごとに通知されるほか、写真や資料が更新された際にもプッシュ通知がされますよね。すると、工事業者の方も現状を把握でき、「待機の状況ではあるものの、この案件は動いているんだな」と安心されるようです。このプッシュ通知は、私にとってもありがたいですね。休日のように連絡の中身が確認できない状況であっても、「何か連絡が来ているな」ということは認識できます。引用元:KANNA公式サイト(https://lp.kanna4u.com/casestudy/tokyo-dome/)

KANNAの運営会社概要

企業名 株式会社アルダグラム
設立年 2019年
所在地 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング11階
主な取引先 三井デザインテック、東急コミュニティ、東急Reデザイン、日産、イトーキ、大林道路、東京ドーム、日立ビルシステ、ム、住友電工
URL https://lp.kanna4u.com/

現場ポケット

現場ポケット公式サイト画像画像引用元:現場ポケット公式サイト(https://gempo.info/)

現場ポケットの特徴

施行管理者の負担を軽減するためのツール

施行管理者の負担を軽減するために設計された現場ポケット。電子小黒板の作成機能はついてませんが、クラウドを通じての写真管理・共有機能や現場単位でのグループチャット機能、従業員の作業開始と終了時間を記録する日報機能など、便利な機能が多数搭載されています。初期費用は0円で、月額料金11,880円を支払えばアカウント数とデータ容量は無制限で利用できるなど、コストパフォーマンスにも優れたツールです。
また、ユーザーフレンドリーなUIも現場ポケットの特徴の一つ。タブレットを初めて触る、という現場の従業員でもすぐに操作を覚えることが出来ます。

現場ポケットの料金プラン

  • 導入費用:0円
  • 月額料金:11,880円

すべて税込み

現場ポケットの導入事例

1時間はかかっていた報告書の作成が20分に

もともと現場調査後の報告書にかなり手間がかかっていました。写真をipadで撮ったものをLINEで送って、パソコンにデータを取り込んで、写真整理、wordへの貼り付けといった作業をしていました。面倒だったので、どうやったら効率良くできるか考えていました。現場ポケットであれば、写真を送るだけで自動保存ができていますし、工程ごとにタグ付けもできるので、写真整理も必要ありません。もともと1時間ほどかかっていたんですが、20分ぐらいで終わるようになりました。引用元:現場ポケット公式サイト(https://gempo.info/1427)

現場ポケットの運営会社概要

企業名 株式会社アステックペイント
設立年 2000年
所在地 福岡市博多区博多駅東3-1-1
URL https://gempo.info/company

工事用黒板に特化したアプリ比較表

工事用黒板に特化した工事用黒板アプリの費用と特徴を比較表にまとめてみました。
とりあえず工事用黒板を電子化したい企業や初期投資を抑えつつ、効率的な工事用黒板アプリを迅速に導入したい企業におすすめのシステムです。
各サービスの機能などは比較表の次に説明していきます。

サービス名 サービス(システム)の特徴
蔵衛門クラウド 写真撮影機能が充実
ミライ工事アプリ 現場のスマートフォンから電子小黒板の作成や写真整理が出来る
Photoruction カスタマイズ性に優れた工事用黒板アプリ
電子小黒板 PhotoManager 電子小黒板機能に特化したツール
工事写真 基本機能は無料で使える工事用黒板アプリ
現場DEカメラLITE/PRO iOSのみ対応の電子小黒板に特化したツール
どこでも写真管理Plus EX-TREND武蔵との強力な連携機能
sitebox (サイトボックス) 土木工事での現場写真撮影のための工事用黒板アプリ

蔵衛門クラウド

蔵衛門クラウド公式サイト画像画像引用元:蔵衛門クラウド公式サイト(https://www.kuraemon.com/cloud/)

蔵衛門クラウドの特徴

写真撮影機能が充実

蔵衛門クラウドは、現場写真と図面を管理するためのクラウドデータベースシステム。電子小黒板機能を搭載した専用のカメラアプリ「蔵衛門カメラ」、撮影した写真をAIが自動で台帳に仕分ける「蔵衛門クラウド」、大量の写真を直感的な操作で簡単に管理できる「蔵衛門御用達」の3つのアプリを統合したパッケージです。
蔵衛門クラウドの大きな特徴の一つが「蔵衛門カメラ」の充実した写真撮影機能。明るすぎるもしくは暗すぎる写真は後から露出補正ができ、端末のGPSをオンにすれば、緯度や軽度を含む位置情報を自動で記録してくれます。

蔵衛門クラウドの料金プラン

  • フリー:0円
  • プレミアム:880円/月・メンバー
  • エンタープライズ:公式HPに記載がありませんでした

すべて税込

蔵衛門クラウドの導入事例

業務品質を確保しつつ、効率を改善

蔵衛門御用達DXでは、電子黒板のフォーマットが台帳の仕上がりにも大きく反映されます。今回は撮影を3人で分担したにも関わらず、工事写真の項目や用語、見た目が統一され、台帳としても見やすく完成度の高い仕上がりになった。電子黒板を使用したことで、スピードと品質の両方を手に入れることができたのです。引用元:蔵衛門クラウド公式サイト(https://www.kuraemon.com/case/020/)

蔵衛門クラウドの運営会社概要

企業名 株式会社ルクレ
設立年 1995年
所在地 東京都港区北青山1-2-3 青山ビル3F
URL https://www.kuraemon.com/?from=global_navi

ミライ工事アプリ

ミライ工事アプリ公式サイト画像画像引用元:ミライ工事アプリ公式サイト(https://www.miraikoji.com/)

ミライ工事アプリの特徴

現場のスマートフォンから電子小黒板の作成や写真整理が出来る

ミライ工事アプリは、電子黒板の作成から現場写真の撮影、台帳の作成、写真の管理までの一連の業務が現場のスマートフォン・タブレットで出来るようになるアプリです。現場の責任者が台帳管理のために事務所に戻る必要がなくなるため、業務効率の改善に役立ちます。
また、無料プランが用意されているのもミライ工事アプリの大きな特徴のひとつ。無料プランでは、同時に利用できる人数は1人まで、かつ、利用できるクラウドの容量は30MB(写真60枚程度)という制限があるものの、基本的な機能に関しては大部分を使用することが出来ます。

ミライ工事アプリの料金プラン

  • フリー:0円(最大1アカウント)
  • ベーシック:900円(最大1アカウント)
  • プロフェッショナル: 1,980円(最大1アカウント)
  • 法人契約(月額):2,500円/アカウント
  • 法人契約(2年契約):25,000円/アカウント

すべて税抜

ミライ工事アプリの導入事例

より多くの業務時間を顧客満足の向上のために割り当てられるように

ミライ工事を使うようになり、写真データを事務所に持ち帰ってパソコンに取り込むという作業はゼロになりました。現場のスキマ時間を使って処理できるようになったため、写真分類のために生じていた残業もなくなりました。作業負担が軽減されただけではありません。時間に余裕が生まれるようになったので、品質管理や安全管理のさらなる徹底など、顧客満足の向上につながる業務に充てられる時間が増えました。引用元:ミライ工事アプリ公式サイト(リンク)

ミライ工事アプリの運営会社概要

企業名 株式会社ミライ工事
設立年 2016年
所在地 東京都
主な取引先 〒153-0043 東京都目黒区東山3-16−19
URL https://www.miraikoji.com/

Photoruction

Photoruction公式サイト画像画像引用元:Photoruction公式サイト(https://www.photoruction.com/)

Photoructionの特徴

カスタマイズ性に優れた工事用黒板アプリ

リリースからこれまでに300,000件を超えるプロジェクトで導入された実績を誇るPhotoruction。現場写真はもちろん、工程表、検査結果、図面、、BIM(ルディング インフォメーション モデリング)といった、建築業の現場で必要な書類をすべて記録・共有することが出来るツールです。
そんなPhotoructionの大きな特徴の一つが、カスタマイズ性の高さ。それぞれの会社のニーズや規模にあわせて、ツールの仕様や機能を一からカスタマイズすることができます。
参照:https://www.photoruction.com/

Photoructionの料金プラン

  • 導入費用:0円
  • 月額料金:公式HPに記載がありませんでした

Photoructionの導入事例

独自のデータベースをPhotoructionで運用しています

現場では日々の作業での引き継ぎ、例えば、写真を撮らないといけないところをあらかじめピンをたてチェックし、同僚にやっていないところを引き継いでやってもらうなどの連携にとても役に立っています。リアルタイムで情報が共有できるので、効率よく業務引き継ぎができています。 また、当社が独自で構築した建物のカルテのデータベースをPhotoructionに移行しているのですが、問題なく稼働しています。Photoructionは拡張性があるのと、利用する側もPhotoruction一つで統一できるのはとても良いという意見が出ています。竣工後に保管しておかないといけない書類などもPhotoructionを活用しています。引用元:Photoruction公式サイト(https://www.photoruction.com/archives/case/kokune)

Photoructionの運営会社概要

企業名 株式会社フォトラクション
設立年 2016年
所在地 東京都品川区西五反田7-9-5 SGテラス4階
URL https://www.photoruction.com/

電子小黒板 PhotoManager

電子小黒板 PhotoManager公式サイト画像画像引用元:電子小黒板 PhotoManager公式サイト(https://www.wise.co.jp/quickproject/pmm/)

電子小黒板 PhotoManagerの特徴

電子小黒板機能に特化したツール

電子小黒板 PhotoManagerは、電子小黒板としての機能に特化したシンプルな設計の工事用黒板アプリです。チャット機能やデータの共有機能などはありませんが、BoxやDropbox、Google Driveといった外部のクラウドとの連携機能やJ-COMSIAによる改ざん検知機能など、工事用黒板アプリとして最低限の機能を持っており、また、株式会社ワイズが手掛けるPhotoManagerと併用すれば、写真台帳の管理も簡単操作で行うことが出来ます。

電子小黒板PhotoManagerの料金プラン

  • 導入費用:無料

電子小黒板PhotoManagerの導入事例

電子小黒板PhotoManagerの導入事例は見つかりませんでした

電子小黒板 PhotoManagerの運営会社概要

企業名 株式会社ワイズ
設立年 1993年
所在地 長野県長野市三輪1丁目8番14号
URL https://www.wise.co.jp/quickproject/pmm/

工事写真

工事写真公式サイト画像画像引用元:工事写真公式サイト(https://www.booth-web.com/app/kojishashin/)

工事写真の特徴

基本機能は無料で使える工事用黒板アプリ

特許取得済みの独自の写真自動仕分け機能を搭載した工事写真。国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されている工事用黒板アプリです。
写真の撮影機能、電子小黒板の作成機能、写真の整理機能といった最低限の機能しか搭載していないかわりに、基本機能は無料で使うことができ、クラウド上で保存したい画像の数・日数に応じてチケットを購入するという料金システムとなっています。
チケットは30日なら1GBで200円、5Gで300円、10Gと500円という非常にリーズナブルな金額になっており、コストパフォーマンスに優れたツールをお探しの方にはピッタリです。

工事写真の料金プラン

  • 導入費用:0円
  • チケット(30日):1G 200円、5G 300円、10G 400円、25G 800円、50G 1,400円、100G 2,300円

税不明

工事写真の導入事例

工事写真の導入事例は見つかりませんでした

工事写真の運営会社概要

企業名 株式会社Booth
設立年 2005年
所在地 兵庫県川西市久代3−29−26
URL https://www.booth-web.com/app/kojishashin/

現場DEカメラLITE/PRO

現場DEカメラLITE/PRO公式サイト画像画像引用元:現場DEカメラLITE/PRO公式サイト(https://www.genba21.com/genbadecamera/)

現場DEカメラLITE/PROの特徴

iOSのみ対応の電子小黒板に特化したツール

現場DEカメラLITE/PROは、iOSのみ対応の工事用黒板アプリです。電子小黒板に特化した設計となっており、写真の解像度の設定機能や「現場編集長CALSMASTER」と「PHOTOMASTER Plus」との併用による撮影リストの作成機能などが利用できます。
現場DEカメラにはLITEとPROの2つがあります。無料のLiteでは基本的な機能のみが利用でき、PROでは基本的な機能に加え、

  • 公共工事の電子納品に対応
  • 黒板への図面貼り付け
  • 半透明黒板
  • フラッシュ制御

などが使用できます。

現場DEカメラLITE/PROの料金プラン

  • PRO:3,000円

すべて税抜

現場DEカメラLITE/PROの導入事例

現場DEカメラLITE/PROの事例は見つかりませんでした

現場DEカメラLITE/PROの運営会社概要

企業名 ダットジャパン株式会社
設立年 1983年
所在地 北海道札幌市中央区南3条西5-1-1ノルベサ5階
URL https://www.genba21.com/genbadecamera/

どこでも写真管理Plus

どこでも写真管理Plus公式サイト画像画像引用元:どこでも写真管理Plus公式サイト(https://const.fukuicompu.co.jp/user/products/dokoshaplus/)

どこでも写真管理Plusの特徴

EX-TREND武蔵との強力な連携機能

どこでも写真管理Plusは、測量計算、CAD、写真・資料管理、品質管理、電子納品といった建設業のあらゆる業務を支援するオールインワンパッケージ「EX-TREND武蔵」と連携するスマートフォンアプリです。電子小黒板の作成と現場写真の撮影を行うことができ、AndroidとiOSの両方に対応しています。
すでにEX-TREND武蔵を導入している企業や、EX-TREND武蔵を導入する予定があるという企業にはおすすめのツールです。

どこでも写真管理Plusの料金プラン

公式HPに記載がありませんでした

どこでも写真管理Plusの導入事例

毎日の写真管理の仕事がたいへん効率化し、助かっています

たとえば現場で採ったデータをすぐSIMAとして吐き出し、武蔵に読込ませて図面へ反映させ、さらにその図面をFIELD-TERRACEに表示して測設も……一連の作業がとてもスムーズで、現場のカーナビみたいな感覚で使えます。まさに日々の業務で使いやすい「日々使い」なんです。その意味では写真管理業務に使用している「どこでも写真管理Plus」も「日々使い」ツールですね。これも操作はきわめて簡単ですが、毎日の写真管理の仕事がたいへん効率化されて、助かっています。引用元:どこでも写真管理Plus公式サイト(https://const.fukuicompu.co.jp/constmag/info/133ク)

どこでも写真管理Plusの運営会社概要

企業名 福井コンピュータ株式会社
設立年 2012年
所在地 福井県坂井市丸岡町磯部福庄5-6
主な取引先 株式会社大塚商会、株式会社建築資料研究社、株式会社トプコン、株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン、株式会社ニコン・トリンブル、株式会社リコー、リコージャパン株式会社
URL https://const.fukuicompu.co.jp/user/products/dokoshaplus/manual.html

sitebox (サイトボックス)

sitebox (サイトボックス)公式サイト画像画像引用元:sitebox (サイトボックス)公式サイト(https://www.kentem.jp/product-service/sitebox/)

sitebox (サイトボックス)の特徴

土木工事での現場写真撮影のための工事用黒板アプリ

sitebox (サイトボックス)は、土木工事での現場写真撮影のための工事用黒板アプリです。電子小黒板の作成機能や撮影写真の自動振分、J-COMSIAによる改ざん検知機能といった工事用黒板アプリとして基本的な機能に加え、写真のレイヤー化・レイヤーごとの注釈設定、コンクリート受け入れ試験・圧縮強度試験・出来形測定結果の記録など、土木工事での施工管理業務を効率化するための機能が数多く搭載されています。
また、株式会社建設システムが手掛けるクラウドデキスパートシリーズ(写管屋クラウド、出来形管理クラウド、品質管理クラウド)と連携させることができるのも、sitebox (サイトボックス)の特徴の一つです。

sitebox (サイトボックス)の料金プラン

公式HPに記載がありませんでした

sitebox (サイトボックス)の導入事例

業務効率が改善し、働き方改革にもつながった

「SiteBox」の導入により、悩みの種であった工事写真の整理が大幅に削減できた。また現場で実測値や試験値を入力することで、出来形管理表や品質管理表を作成するための入力が不要になり、働き方改革につながった。引用元:sitebox (サイトボックス)公式サイト(https://www.kentem.jp/casestudy/sitebox01/)

sitebox (サイトボックス)の運営会社概要

企業名 株式会社建設システム
設立年 1992年
所在地 静岡県富士市石坂312-1
URL https://www.kentem.jp/product-service/sitebox/

工事用黒板アプリとは?

工事用黒板アプリとは、現場写真の撮影で使われている黒板を電子化した「電子小黒板」を利用するためのアプリです。
木製の黒板を使う場合には、黒板をそれぞれの現場に持ち運び、工事名や工種、施工状況、写真の撮影日、立会者といった情報をチョークで書き込み、撮影した写真をバインダーやファイルで保存する…といった手間がかかりますが、工事用黒板アプリを導入すれば、こうした作業が一切必要なくなります。
2017年に国土交通省の直轄工事で使用されて以来、工事用黒板アプリは、

  • 現場管理者の負担を軽減
  • 人的エラーのリスクを軽減

といった目的で、全国で導入が進んでいます。

工事用黒板アプリを導入するメリットとは?

工事用黒板アプリを導入することで得られるメリットとしては、主に以下の3つがあります。

大量の写真でも簡単に整理・管理できる

木製の黒板を使用する場合、現場写真は1枚ずつバインダーやファイルで管理しなければなりません。写真の枚数が増えれば管理は煩雑になりますし、また、大量の写真を補完するための場所も必要となります。
工事用黒板アプリなら、現場写真をデジタルデータとして管理することができます。そのため、大量の写真でも簡単に整理することができ、また、検索機能を使えば、昔の写真をすぐに見つけることが出来ます。

作業工程・時間の短縮

木製の黒板を使う場合、黒板を準備し、必要な情報を書き込み、写真を撮影する…という手順で現場写真の撮影を行いますが、工事用黒板アプリなら、必要な情報をスマートフォンやタブレットに入力し黒板を作成すれば、あとは写真を撮影するだけです。
また、あらかじめフォーマットを用意しておけば、黒板の作成もあっという今です。

現場写真の撮影に必要な人員の数が減る

木製の黒板で現場写真を撮影する場合、黒板を持つ人と写真を撮影する人とで最低2名の作業者必要です。
しかし、工事用黒板アプリなら、必要なのは写真を撮影する人のみ。現場撮影の作業効率がよくなるのはもちろん、足場が安定しない現場など、2名での撮影が難しい現場でも撮影に現場写真を撮影することが出来ます。

工事用黒板アプリの種類と選び方

工事用黒板アプリの種類

工事用黒板アプリには、主に以下の3種類があります。

業務全体のDX化をサポートするモデル

電子小黒板機能に加えて、台帳・報告書作成やスケジュール管理、図面作成、検査業務の管理といった機能を搭載したモデルです。さまざまな業務をまとめてDX化したい会社や、既存のDX化支援システムからの乗り換えを検討している企業にはおすすめのタイプです。

電子小黒板機能にデータ共有機能がついたモデル

撮影した写真を社員間で共有するための機能が充実したモデルです。社員同士の連絡のチャンネルを一本化したいという場合や、現場で「やった・やってない」のトラブルを予防するために、写真およびメッセージの送受信の履歴を残したい場合にはおすすめです。

電子小黒板機能に特化したモデル

必要最低限の機能を省き、電子小黒板に特化したモデルです。
このモデルに分類されるアプリは比較的安価なものが多いため、予算の限りがあるという場合や、そもそも多機能なツールは必要ないという場合におすすめのタイプです。

工事用黒板アプリの選び方

上記のように、工事用黒板アプリには大きく分けて3つの種類があり、一般的に、機能が多くなればなるほどアプリの導入費用や利用料金も高くなる傾向にあります。
「多機能のアプリの方がいいだろうと思って導入したが、実際には使わない機能ばかりだった」というアプリや、「機能が足りず、不便さを感じてほとんど使わなかった」というアプリのために余計なコストを掛けるのは避けたいもの。工事用黒板アプリを選ぶにあたっては、「業務に本当に必要な機能」を明確にしつつ、機能の過不足がないものを選ぶようにしましょう。

工事用黒板アプリの導入に関するよくある質問

Q1. 無料で利用できるアンドロイド対応の工事用黒板アプリは?

ほとんどの工事用黒板アプリはアンドロイド搭載端末に標準対応しています。また、多くのアプリで無料体験版、および、機能が制限された無料プランが用意されており、まずは機能を試してみたいという場合にも、気兼ねなくダウンロード・インストールすることが出来ます。

なお、上記の早見表で挙げたアプリのうち、Androidに対応し、かつ、無料プラン(体験版も含む)が用意されているアプリは、

  • KANNA
  • 蔵衛門クラウド
  • ミライ工事アプリ
  • Photoruction
  • 電子小黒板PhotoManager
  • 現場ポケット
  • sitebox (サイトボックス)

となります。

Q2. 工事用黒板アプリの相場は?

工事用黒板アプリは、買い切り版とクラウド版で相場が異なり、また、クラウド版の場合、クラウド上に保存できる写真の枚数や同時に利用できるアカウントの数ごとに料金が変わるというケースがほとんどです。

したがって、一概に相場を示すのは難しいものの、料金・費用の幅としては、

・初期費用:無料〜数十万円
・月額利用料金(クラウド版の場合):無料〜数万円

となり、その他、オプション費用がかかるケースもあります。

工事用黒板アプリの導入を考えている方は、本ページに掲載している「工事用黒板アプリの早見表」をご覧ください。

まとめ

工事用黒板アプリには、アプリごとに、建築業の業務をまるごとDX化してくれるもの、データの共有機能が充実しているもの、特定での用途に特化したものなど、さまざまな特徴があります。条件に合うアプリはみつかりましたでしょうか?
なお、多くのアプリは無料で利用できるトライアル版を用意しています。気になるアプリが見つかった場合、気軽に機能を試すつもりで、トライアル版をダウンロードしてみると良いでしょう。

【免責事項】
本記事は、2024年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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