建設業に適したSNS活用術とあわせて取り組みたいWeb集客方法

建設業に適したSNS活用術とあわせて取り組みたいWeb集客方法
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SNSは、建設業にとっても魅力的な集客方法です。ただしSNSサービスによりターゲットなどは異なります。この記事では、建設業におすすめのSNS活用方法とSNSで集客する前に押さえておきたいポイント、SNSと並行して取り組みたいWeb集客方法を紹介しています。受注確度の高い見込み客を集客したい方は参考にしてください。

また、自社の認知度を上げて自社商材を知ってもらい、差別化戦略で自社の魅力を引き出す集客メディアについてもご紹介しています。

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建設業におすすめのSNS活用術

建設業の集客にも役立つSNSですが、使い方次第でその効果に差が出てしまいます。ここでは、サービス別におすすめの活用方法を紹介します。

Instagramで暮らしの風景を配信

建設業でInstagramを利用するイメージ画像

Instagram(インスタグラム)は画像動画をメインのしたSNSで、基本的にテキストだけの投稿はできません。画像や映像を使ってイメージを伝えるのに適しています。例えば、「理想の暮らし」や「憧れの暮らし」をイメージさせる画像を投稿し、自社が手掛ける住宅のブランディングを図るといったやり方です。ただ、シェア機能は搭載されていないため、拡散力はそれほど高くはありません

総務省情報通信政策研究所が発表した「令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」よると、全年代におけるInstagramの利用率は37.8%でした。Twitterとならび、利用率の高いSNSといえます。また、各世代ごとの利用率では以下の結果でした。

  • 10代…63.4%
  • 20代…64.0%
  • 30代…48.6%
  • 40代…32.5%
  • 50代…30.9%

特に高いのが、10代(63.4%)と20代(64.0%)の若い年齢層です。性別での利用率では男性が31.9%、女性は43.8%である事からも、Instagramでは10~20代の女性を中心に利用されている事がわかります。とはいえ、全年代で利用率が高いので、運用方法によっては30代以降の男性にもアピールできます。

参照元:総務省情報通信政策研究所「令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」 (https://www.soumu.go.jp/main_content/000708015.pdf)

Instagram運用代行会社を使ってSNS集客

Instagramでは、文字だけでは伝えにくい情報を視覚で効率的に届けることができます。しかし、画像を準備したり、どんな投稿内容にすれば住宅建設検討層にウケるのかリサーチし、それを基に戦略設計を立てなければいけないなど、公開するまでに手間がかかります。

もしインスタグラムを活用した集客が初めてなら、Instagram運用代行会社に戦略設計から運用代行を依頼し、運用過程からInstagramを使った集客方法やノウハウを学ぶのも良いでしょう。

下記よりInstagram運用代行会社を探すことができますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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Twitterで情報を拡散

建設業でTwitterを活用するイメージ画像

Twitterは画像や動画の投稿もできますが、140文字以内の短文投稿をメインにするSNSです。また、気になる投稿を自分のフォロワーにシェアできる「リツイート機能」を搭載しているため、話題性の高い投稿は瞬く間に広がるなど、「拡散力が高い」のも大きな特徴です。

Twitterは自社の知名度を高めるのに適しているSNSで、全年代におけるTwitterの利用率は38.7%とSNSサービスの中でも高くなっています。それぞれの世代の利用率を見ると、

  • 10代…69.0%
  • 20代…69.7%
  • 30代…47.8%
  • 40代…33.4%
  • 50代…28.1%

という結果で、Instagramと同じく10~20代の若者層の利用が高いです。その他の世代の利用率も決して低くはありませんので、Twitterも年代を問わずアピールしやすいSNSといえます。

参考:総務省情報通信政策研究所「令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」 (https://www.soumu.go.jp/main_content/000708015.pdf)

Facebookで企業や海外に向けて配信

建設業におけるFacebook利用のイメージ画像
Facebookは実名登録を基本とするSNSなので、他のSNSよりも信頼性は高い傾向にあります。ビジネス目的で利用する個人ユーザーも多く、企業アカウントを開設して情報を配信する企業も少なくありません。

また、Facebookは海外の個人や企業に向けて情報発信するのにも適しており、Twitterと同様、投稿をシェアする機能で情報を拡散することができます。

ただ、その利用率は全年代において32.7%と、利用率はほぼ横ばい状態となっています。各世代における利用率は、

  • 10代…28.9%
  • 20代…39.3%
  • 30代…48.2%
  • 40代…35.9%
  • 50代…33.5%

で、Facebookは20代以降に強いSNSと言えます。

参考:総務省情報通信政策研究所「令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」 (https://www.soumu.go.jp/main_content/000708015.pdf)

Pinterestでデザインなどの専門職の方に向けて配信

画像をベースにしたSNSで、ファッションや旅行、インテリアといった「ビジュアル」をメインにした情報閲覧ができ、お気に入りは保存や整理もできるのがPinterest(ピンタレスト)です。

このSNSの特徴は、クリエイティブ系の専門職のユーザーが多いことです。最近は建築が好きなユーザーなども増えています。

運用ポイントは、見る人を唸らせるような魅力的な画像の投稿です。スタイリッシュな住宅外観家族で憩えるウッディなリビングなど、理想の暮らしをイメージさせる画像を投稿する事で、見る人の関心を集めることができます。(Pintarestの利用率に関する公的なデータは見つかりませんでした)

Youtubeで建設途中の動画を配信

建設業でYoutubeを活用するイメージ画像

Youtubeは動画をメインとするSNS(動画共有プラットフォーム)で、テキストや静止画だけでは伝えきれない情報を伝えるのに適しています。例えば、建設途中の作業の様子や完成後の室内を探索する様子などリアルな様子を伝えることで、自社の特徴をより詳しく知ってもらえる可能性があります。

また、全年代におけるYoutubeの利用率は76.4%と高い傾向にあることからも、社会的なインフラになりつつあるといえるかもしれません。Youtubeの利用率を見ると、

  • 10代…93.7%
  • 20代…91.5%
  • 30代…85.4%
  • 40代…81.3%
  • 50代…75.2%

という結果で、どの世代でも利用率が非常に高く、幅広い年代にアピールできるSNSと言えます。

参考:総務省情報通信政策研究所「令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」 (https://www.soumu.go.jp/main_content/000708015.pdf)

建設業の集客をSNSだけに依存するリスク

SNSは建設業にとっても効果的な集客方法になりえますが、SNSだけに依存することはおすすめできません。主な理由として以下の点があげられます。

悪い情報が拡散される危険性

SNSに流れる情報を自社だけで管理することはできません。その代表的な例といえるのが「炎上」です。炎上の原因は様々ですが、SNSに投稿した不適切な内容もその一つです。しかも、悪い情報は良い情報よりも拡散されやすい傾向があります。

もちろん自社のSNSアカウントを通じて訂正することは可能ですが、SNSに投稿した内容は時間とともに埋もれてしまいますので、結果的に悪い情報だけが残ってしまうことは少なくありません。公式サイトなどSNS以外の情報発信手段を設けておくことで、悪い情報や誤った情報を訂正しやすくなります

情報漏洩の危険性

SNSの魅力は気軽に始められるツールであり、手の空いた従業員が自由に投稿するなどの運用もできます。ただ、いわゆる「中の人」の投稿は注目を集めやすいですが、適切に管理しないと情報漏洩のリスクが高まります。

また、反響があったとしてもSNSに依存したずさんな体制での運用は、あらゆるリスクを高めてしまいますのでおすすめできません。SNSを利用するなら運用体制をしっかりと整備し、担当者が計画的にSNSを運用するようにしましょう。

SNSだけに依存しない建設業にできるWeb集客方法とは?

建設業がSNS依存から脱却する方法

建設業が活用できるWeb集客方法は、何もSNSだけではありません。自社のWebサイトを活用したPRや、大手不動産ポータルサイトでの広告展開する等の方法があります。しかし、多くの競合他社も同じ方法で集客しているので、その中から「御社にお願いしたい」とユーザーに選んでもらうのは容易なことではありません。そこで、

●●の住宅といえば、この会社

と、自社の住宅商品の特徴を「ブランド化」し、ユーザーにその魅力をPRする事で選んでもらえる確立が上がります。それが、Zenkenが展開するブランディングメディアです。

ブランディングメディアとは?

ブランディングメディアは、「ブランディング」を目的に運用するオウンドメディアです。オウンドメディアとは、自社が保有するメディアを指します。自社公式サイトは別に、自社商品のブランド化を図ることだけに特化したメディアを作って集客する方法です。

建設業のブランディングメディアの活用事例

自分の趣味が楽しめるコンテナハウスをブランド化したメディア

コンテナハウスの世界

ブランディングメディア「暮らす・楽しむ・営む・備える コンテナハウスの世界」
導入いただいたブランディングメディア
※画像をクリックするとメディアに遷移します。


コンテナハウスジャパン様(宮崎県)は、コンテナハウスの企画や設計および施工を得意とする企業です。コンテナハウスの魅力的な生活を画像を使って、Instagram、Facebook、自社のホームページなどに掲載し集客を図っていました。しかし、どんなに掲載して情報を発信してもお客様は集まらずに頭打ちの状態でした。

そこで、その解決策として同社の「売り」でもあるコンテナハウスに特化したブランディングメディア「コンテナハウスの世界」を導入。自分の趣味が楽しめるコンテナハウスの世界観を余すところなく伝えたことで、「コンテナハウスに住んでみたい」というユーザーの興味をそそり、導入後の問い合わせ数は、導入前の約3倍まで増加しました。

ブランディングメディアを通じて、自社公式サイトやInstagram、Facebookとも連携し情報発信力の強化にも成功。コンテナハウスに興味を持ったユーザーの心を虜にしました。多数の受注を獲得して事業は発展。現在ではフランチャイズ展開も手掛けています。

コンテナハウスジャパン様のリアルな導入体験は、こちらの記事で詳しく読めます。

建設業はSNS以外の集客方法も検討を

建設業はSNS以外の集客方法も検討しましょう
SNSは建設業にとっても有効な集客方法ですが、SNSサービスによりターゲットや適切な運用方法は異なります。また、「炎上」などのSNS特有のリスクからも、いくら集客が期待できるからといってSNSだけに依存するのは避けた方がいいでしょう。他のWeb集客方法も活用し、安定した集客を目指すことをおすすめします。

有効なWeb集客方法といえるのが、ブランディングメディアです。自社ならではの強みをもとに市場に独自のポジションを築けるため、受注確度の高い見込み客を獲得できる可能性があります。

ブランディングメディアなどの適切な運用には、Web集客に関する専門的な知識が欠かせません。建設業のWeb集客にお困りの方は、120業種・8,000件以上のサイト運用実績があるZenkenにご相談ください。

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