ヘルススコアツールを徹底比較！各ツールの特徴や費用、メリットを解説
最終更新日：2024年03月29日
ヘルススコアツールとは、顧客が自社のサービスをどの程度利用しているか、自社の理想的な形でサービス利用されているかどうかを測定し、サービスを継続的に利用してくれるかどうかを数値化したもの。
導入すれば、アプローチすべき顧客を明確化できるため作業工数を削減しながら、その分顧客の損失を防ぐアプローチが可能です。
このサイトでは代表的なヘルススコアツールの特徴や費用を紹介しました。導入メリットについても解説しているので、比較検討の際の参考にしてください。
ヘルススコアツール比較一覧表
| 会社名 | 特徴 | 料金 |
|---|---|---|
| Growwwing（株式会社ユニリタ） | 顧客データを一元管理しLTV最大化を実現できるカスタマーサクセスプラットフォーム ・機会損失のリスクを最小限にできる ・プレイブック機能で成功体験を再現 |
Essentials：60,000円/月～ Advanced：100,000円/月～ |
| HiCustomer | ・顧客の退会やアップセルの兆候を検知するアラートを独自に設定可能 ・利用状況や契約内容といった顧客に関する情報を時系列順に管理 |
公式HPに記載がありませんでした | Freshsuccess |
・顧客の状況を可視化できるダッシュボード機能 ・顧客ごとにアクションを提案してくれる |
公式HPに記載がありませんでした | KiZUKAI | ・ノウハウがなしでもデータ収集や加工を自動化できる ・AIが解約要因を予測 |
公式HPに記載がありませんでした |
| pottos | ・ポップアップ配信やメール配信、NPS®配信等を自動化 ・収集した情報を基に、セグメントとスコアから顧客を自動的に分類 |
初期費：300,000円、利用料金：98,000円／月～ |
| Gainsight | ・世界でも高いシェアを誇るアメリカ発祥のカスタマーサクセスプラットフォーム ・ニーズに合わせて異なるパッケージを組み合わせられる |
公式HPに記載がありませんでした |
| CustomerCore | ・顧客の解約やアップセルを予測してタスクを自動で作成・担当者を自動でアサイン ・課題やタスクは顧客単位で管理可能 |
スタンダード：利用料100,000円／月、初期費用500,000円 専用：利用料（個別見積）300,000円／月〜、初期費用（個別見積）1,000,000円〜 |
Growwwing（株式会社ユニリタ）
画像引用元：株式会社ユニリタ公式サイト（https://www.growwwing.jp/index.html）Growwwing（株式会社ユニリタ）の特徴
対応工数を削減しながら成功体験をノウハウ化できる
顧客に関するあらゆる情報を一元的に管理するカスタマーカルテ、それがGrowwwingです。Growwwingは世界No.1CRMのSalesforceプラットフォーム上で稼働するアプリケーションであり、Salesforceの別途購入は不要です。
このGrowwwingは、Salesforceの持つSFA/CRM機能を、カスタマーサクセス組織で特化して活用することを可能にしています。サービスの利用状況や顧客に対する活動記録まで、あらゆる情報をカスタマーカルテ機能で一元的に管理できます。
さらに、Growwwingでは、CSの目標・戦略に応じた独自のダッシュボードを作成できます。顧客やCSメンバーに対して起こすべきアクションを見逃すリスクを最小化することができる機能です。もちろん、標準的なダッシュボードも選択可能です。
また、プレイブック（タスク自動生成）機能では、顧客からの評価に繋がった行動を分析・登録して、同様の状況が発生した場合にタスクを自動生成することができます。ベテランスタッフならではの属人的な対応を標準化したり、有効な戦略の再現性を高めるために顧客からの評価の理由を可視化したりすることが可能です。
さらに、GrowwwingはCSV取込、API、ETLといった利用者のITリテラシーや利用シーンに応じた全方位のデータ連携選択肢を用意しています。様々なデータソースとの連携実績があり、MA/CRM、サポートツール、データベース、Excel・スプレッドシート等、様々なデータソースとの連携が簡単に実現できます。
Growwwing（株式会社ユニリタ）を選ぶべき理由
【理由1】機会損失のリスクを最小限にできる
カスタマーサクセス業務で大切なのは、顧客ロイヤルティを高める戦略や休眠顧客を掘り起こす戦略を誤ることなく、既存顧客の価値を最大化することです。Growwwingのカスタマーカルテ機能やダッシュボード機能を駆使することで、各顧客に対する適切なアクションをいつでも行えます。機会損失のリスクを最小限にすることは、Growwwingを選択する一番の理由です。
【理由2】プレイブック（タスク自動生成）機能で成功体験を再現
プレイブック（タスク自動生成）機能は、個々の行動を標準化するための優れたツールです。ベテランスタッフの手法を共有したり、引継ぎをスムーズに行ったりできます。この機能は、Growwwingを採用すべき理由の一つです。
【理由3】高い拡張性
Salesforceアプリでありながら、Growwwingは高い拡張性を持っています。Growwwing Data Connectを使用すれば、Salesforce以外のMA／CRMとのデータ交換が簡単に行えます。また、SQLやプログラミングの知識がなくても、データの管理や連携が可能です。
【理由4】豊富な導入実績
Growwwingは、リコージャパン株式会社やコニカミノルタ株式会社をはじめとする多くの大手企業で導入されています。豊富な導入実績は、Growwwingが高い評価を受けている証拠です。
またツールの利用で困ったときには、メールや電話で利用できるサポートセンターほか対面でのサポートやお役立ちコンテンツなど多角的なサポートが期待できるため、導入時の不安を抑えてスタートできるでしょう。
ヘルススコアツールを導入する際には、Growwwingのような豊富な導入実績を持つツールがおすすめです。
Growwwing（株式会社ユニリタ）の料金
- Essentials：60,000円/月～
- Advanced：100,000円/月～
Growwwing（株式会社ユニリタ）の口コミ・導入事例
リコージャパン株式会社での導入事例
「RICOH Contract Workflow Service」におけるカスタマーサクセスの基盤としてユニリタが提供するカスタマーサクセス支援ツール「Growwwing」を採用。散在する情報を集約し、顧客情報の一元管理を実現。引用元：Growwwing 公式HP（https://www.growwwing.jp/introduction/ricoh.html）
コニカミノルタ株式会社での導入事例
画像センシング技術を適用して介護現場の業務効率化やケア品質の向上を支援する「HitomeQ ケアサポート」におけるカスタマーサクセスを実現するための基盤として、ユニリタが提供するカスタマーサクセスプラットフォーム「Growwwing」を活用。製品選定からわずか2か月でカスタマーサクセスの指標づくりと並行しながら カスタマーサクセス基盤を構築。引用元：Growwwing 公式HP（https://www.growwwing.jp/introduction/konicaminolta.html#txt03）
株式会社山櫻での導入事例
Growwwingを利用開始したことで、情報の一元管理だけでなく、実務にあたる各メンバーのカスタマーサクセス業務の理解が進み、顧客満足度を高めるために必要な要素が見えてきたことを実しています。引用元：Growwwing 公式HP（https://www.growwwing.jp/introduction.html）
企業概要
| 会社名 | 株式会社ユニリタ |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟 |
| 公式HPのURL | https://www.growwwing.jp/index.html |
HiCustomer
HiCustomerの特徴
HiCustomerは、企業向けのSaaS型ビジネスを支援する革新的なヘルススコアツールです。BIツールやCRM、チャットツールなど、さまざまな場所に散在する顧客データを効果的に統合し、一元的に管理することを可能にします。これにより、データ管理や分析に費やす人的リソースを大幅に削減できます。また、顧客の状態から退会やアップセルの兆候を検知し、アラートを通じて通知することもできます。
HiCustomerの料金
公式HPに記載がありませんでした
企業概要
| 会社名 | HiCustomer株式会社 |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都品川区西五反田7-13-1 トモビルディング201 |
| 公式HPのURL | https://hicustomer.jp/ |
Freshsuccess
Freshsuccessの特徴
Freshsuccessは、世界中で幅広く採用されているカスタマーサクセスツール。顧客企業の利用状況が把握できる見やすいダッシュボードが特徴的で、利用状況を可視化でき、お客様ごとにアクションを提案してくれるため問題が発生した場合は即座にサポートすることができます。
Freshsuccessの料金
公式サイトに料金についての記載はありませんでした。
企業概要
| 会社名 | Freshworks |
|---|---|
| 会社所在地 | 記載なし |
| 公式HPのURL | https://www.freshworks.com/customer-success-software/ |
KiZUKAI
KiZUKAIの特徴
pottosはSaaS型のビジネスを展開する企業のカスタマーサクセス業務を支援のためのツールです。顧客の自社サービスの利用状況に関するデータの収集から分析、タスク作成までを行うことができます。
また、ポップアップ配信やメール配信、NPS®配信といった顧客対応業務を自動化できるのもpottosの特徴です。単純作業に割いていた人的リソースを大幅に削減し、より生産性のタスクに人員を割り当てることが可能になります。
KiZUKAIの料金
公式サイトに料金についての記載はありませんでした。
企業概要
| 会社名 | 株式会社KiZUKAI |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都新宿区四谷三栄町9-6 四谷三栄町スクエア2F |
| 公式HPのURL | https://corp.kizukai.com/ |
pottos
pottosの特徴
pottosは、ビジネスを展開する企業のカスタマーサクセス業務を支援するSaaS型ツールです。顧客の自社サービスの利用状況に関するデータの収集から分析、タスク作成まで、幅広い機能を提供しています。
さらに、ポップアップ配信やメール配信、NPS®配信など、顧客対応業務を自動化することができるのもpottosの特徴です。これにより、単純作業に費やしていた人的リソースを大幅に削減し、より生産性の高いタスクに人員を振り向けることができます。
pottosの料金
- 初期費：300,000円
- 利用料金：98,000円／月～
企業概要
| 会社名 | 株式会社ポトス |
|---|---|
| 会社所在地 | 大阪府大阪市中央区道修町1-6-7 JMFビル北浜01 |
| 公式HPのURL | https://pottos.jp/ |
Gainsight
Gainsightの特徴
Gainsightは、アメリカ発のカスタマーサクセスプラットフォームであり、世界中で広く利用されています。このプラットフォームは、SalesforceやMarketoなどのソフトウェアとの連携が可能であり、使いやすいUIと高い拡張性を特長としています。LinkedInやDropbox、Dell Boomiなど、さまざまな業界を代表する大手企業でも利用されています。
さらに、日本国内に法人があるという点も、ユーザーにとっては重要なポイントです。
Gainsightの料金
公式HPに記載がありませんでした
企業概要
| 会社名 | Gainsight株式会社 |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18階 |
| 公式HPのURL | https://www.gainsight.co.jp/ |
CustomerCore
CustomerCoreの特徴
自社のサービスであるCustomerCoreは、顧客情報を効果的に管理するための優れたツールです。顧客の利用履歴やコミュニケーション履歴、休眠期間などを一元的に把握することができます。このプラットフォームは、顧客の状況から解約やアップセルを予測し、通知する機能を備えています。さらに、必要なタスクを自動生成するアラーム機能や、顧客ごとの課題やタスク管理を行うことができます。チーム全体でタスクを共有し、管理する機能も含まれています。また、定型化されたタスクをテンプレートとして登録することも可能です。
CustomerCoreの料金
- スタンダード：利用料100,000円／月、初期費用500,000円
- 専用：月間利用料（個別見積）300,000円／月〜、初期費用（個別見積）1,000,000円〜
企業概要
| 会社名 | 株式会社リンク |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都港区北青山 2-14-4 アーガイル青山 14階 |
| 公式HPのURL | https://customercore.jp/ |
ヘルススコアツールとは？
ヘルススコアとは、顧客が今後も自社のサービスを継続的に利用してくれるかどうかを数値化したものです。カスタマーヘルススコアとも呼ばれます。顧客が自社のサービスをどの程度利用しているか、自社の理想的な形でサービス利用されているかどうかを測定し、サービス利用における健康状態をチェックすることができます。
ヘルススコアが高いと今後も継続的な関係性が見込めますが、この数値が低いと自社サービスを解約する割合が高いことになります。
ヘルススコアツールの導入メリット
カスタマーサクセスに取り組むことで得られるメリットについて確認していきましょう。
解約防止に向けて事前にアクションが取れる
ヘルススコアツールを導入すれば解約の兆候がつかめるため、これまでより一足先にアクションが行えます。
自社の収益を維持または向上させるためには、お客様の存在が何よりも重要です。そして、新規顧客の獲得に伴う広告費などのコストがかかる場合に比べて、既存のお客様との取引を着実に維持し続けることが、利益の向上につながります。
このため、カスタマーサクセスの中でもヘルススコアの構築は特に重要なポイントとなります。
ヘルススコアが規定を下回った場合は、即座にサポートから連絡を行ったり、ヘルススコアが低下しているお客様には、その背後にある要因に合わせて最適なサポート情報を提供するなど、解約を防ぐための適切なアクションを取ることが可能です。
カスタマーサクセスの対応を効率化できる
ツールを活用して業務効率化を進めることで、1人のスタッフが担当できる顧客数を増やすことができます。
ヘルススコアツールを活用すれば、集計作業の手間がなくなるだけでなく、顧客の利用状況や頻度を一覧化してリアルタイムで正確に把握することで、アプローチすべき顧客が明確になります。
さらに、ツールを利用することで、カスタマーサクセスから営業部へのフィードバックを工数をかけることなくスムーズに共有できるようになります。ヘルススコアが悪化している顧客の活性化に向けたサポートや、解約・退会防止につながるアクションもスピーディーに実施できるようになります。
さらに、チュートリアルやガイドツアーを作成する機能を活用すれば、顧客の定着や自走化を促進し、チャーンレートの低減にも繋がるでしょう。
免責事項：本記事は、2024年2月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
