パーセプションマップ(知覚マップ)とは?ポジショニングマップとの違いを知ろう

パーセプションマップ(知覚マップ)とは?ポジショニングマップとの違いを知ろう
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パーセプションマップ(知覚マップ)とは?

パーセプションマップ
パーセプションマップとは知覚マップとも呼ばれ、
顧客が認識するそのブランドや会社、サービスへの認識しているイメージをポジショニングマップのように2軸でまとめたフレームワークです。

基本的に企業は目指すべきポジションを明確化した上で、市場へ自社のポジションを浸透させていきます。
しかし顧客周辺の環境変化、競合参入によって想定していたポジションとは違うポジションへ認知されてしまうことがあります。

そこでパーセプションマップという分析手法を用いることで、狙ったポジションへ顧客を認識させることができているか確かめることができます。

パーセプションマップ(知覚マップ)とポジショニングマップの違い

パーセプションマップとポジショニングマップの違いは大きくは顧客目線か企業目線かどうかです。

ポジショニングマップは市場分析や競合分析、自社が目指すべき方向性を企業目線で考えるときに使われる分析手法です。
パーセプションマップはあくまでも顧客目線での2軸評価のため、見た目は同じであれど違うポジショニングになることが往々にしてあります。

ポジショニングマップは企業側目線でのポジショニング分析

ポジショニングマップは企業側目線でのポジショニング。
例えばよくあるカフェチェーンでポジショニングマップを作るとこのようになるでしょう。

ポジショニングマップ
Wi-Fiがある、居心地がいいカフェチェーンは滞在時間が長く、客単価も高くなる傾向があります。
一時的な滞在場所の提供だけでなく、朝食を取るといった生活の一部として成り立ちやすいカフェチェーンも滞在時間が長く、客単価も高い傾向にあるでしょう。

逆にちょっとした小休憩が取りたい、合間の時間潰しをしたい、タバコを吸うために場所を探しているというユーザーはコーヒーの質はそこまで求めず、比較的安いコーヒーを求める傾向にあるでしょう。滞在時間もそこまで長くはありません。

このポジショニングマップを見るに、コストが低く長く滞在できるカフェチェーンが存在しないことから、工夫次第では参入価値があるように感じます。
ポジショニングマップの作成方法と軸の決め方について解説

パーセプションマップ(知覚マップ)は顧客が認識している各企業に対する脳内ポジショニング分析

さて、これらのカフェチェーンをパーセプションマップで確認してみましょう。
今回のカフェチェーンを大学生視点で切り取るとこのようになります。
パーセプションマップ
朝食目的や喫茶店に入りたいというニーズはまず大学生の視野からは外れます。
カフェチェーンに入る大学生の目的は友達といるため、勉強をするための場所を求める傾向があります。

お財布事情も考えると安い分には嬉しく、コーヒーの品質にそこまで気にしません。
理想的には居心地が良いというオプションが欲しいところですが、まず最低限場所を確保できれば問題ありません。
周辺に溜まれるカフェチェーンがなければコンビニカフェや大学カフェも視野に入ってくるでしょう。

このように企業目線では空いているポジションを見つけられたとしても、パーセプションマップを組み立てると参入すべきポジションではないとわかります。

パーセプションマップを作るときはどんな市場、ターゲットに対して参入すべきかを見極めた上でユーザーの声を拾っていくとよいでしょう。

パーセプションマップ(知覚マップ)から目指すべきポジショニングを把握するのも手

ポジショニングマップは業界内での自分たちの立ち位置を把握するのに大いに役立つ分析手法の1つです。
しかし、そのポジションが正しいのかどうかを決めるのは市場、顧客が持つパーセプションマップで位置付けられている自社のポジショニングです。

そしてマーケティング分析をした上で大切なのは、その分析結果をもとに行うマーケティング戦略の施策と戦術の実行です。
しかし、ほとんどのケースで見受けられるのが、

  • そもそも適切な分析ができていない
  • 分析はできたが、それを支える戦略と戦術まで落とし込めていない
  • 分析や戦略までは組み立てたが、戦術と連動していない

という問題の発生が多くあります。
そのため、多忙な中、分析や戦略策定をしたのにもかかわらず、
成果に繋がらなければ、あなたの貴重な時間もお金も無駄にし、また練り直さなければなりません。
時間がさらにかかれば、状況も変わり市場からさらに置いてかれること可能性もあります。

全研本社では、貴社のマーケティング課題をお伺いした上で、
120業種以上のノウハウを基に貴社がどんな市場でどんなターゲットでどんな強みを打ち出していくべきかを分析し、策定。

そして策定結果をもとに貴社の強みを理解したユーザーを集中的に集客できる、
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