マクドナルドの経営戦略から学ぶ差別化戦略

マクドナルドの経営戦略から学ぶ差別化戦略
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この記事では、アメリカに本社を置くファストフードチェーンストア「マクドナルド」の差別化戦略について解説しています。貴社の今後の企業戦略の策定にお役立ていただければ幸いです。

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マクドナルドの差別化戦略とはどのようなものか

マクドナルドは長い歴史の中で、一時期は世間から猛烈なバッシングを受けたこともありました。しかし現在は、以前にも増して行列が絶えないファーストフード店へと戻っています。このページでは、起死回生の復活を遂げたマクドナルドの差別化戦略や経営方針、経営戦略について見ていきます。

マクドナルドは「Fun Place to Go(行くと楽しい場所)」

つい最近シンガポール在住の男の子の動画が話題になりましたが、休業していたマクドナルドをお母さんが買ってきて、あまりのうれしさに号泣する、という内容の動画でした。

子どもから大人まで熱烈なファンを持つマクドナルド、日本でもファーストフード業界を牽引してきました。

マクドナルドの歴史

マクドナルドは1971年7月に、東京銀座三越1階に日本第1号店をオープンしました。1981年には国内300店舗を達成し、1999年には10倍の3,000店舗を達成するなど、驚異的なスピードで成長を続けてきました。

成長の裏には時代の流れに即した商品開発や販促プロモーションがあり、テレビCMを見ると「あ、マックでこれ食べたい!」と人を動かす広告戦略は秀逸です。

戦略には「遊び心」を

マクドナルドは従来「Fun Place to Go(行くと楽しい場所)」であることを大切にしてきました。しかし2015年頃には、食肉賞味期限偽装問題などで世間から強くバッシングを受けたことが影響し、従来持ち合わせていたはずの「遊び心」がなくなっていたのです。

2015年に347億円もの赤字に転落したマクドナルドが、2017年には過去最高収益を達成するほどに回復できた裏側には、本来のコンセプトである「遊び心」を取り戻すための戦略にかじを切ったからなのです。

マクドナルドの経営方針


■引用元:マクドナルド公式サイト https://www.mcdonalds.co.jp/scale_for_good/

マクドナルドは、お客様にとって「お気に入りの食事の場とスタイルであり続けること」をミッションに掲げています。

その言葉通り、ファーストフード業界では2位のモスバーガー以下を大きく引き離し、圧倒的な1位の座に君臨し続けています。さらには外食産業においてもトップ企業であり、マーケティング業界でも権威性を維持しています。

ファーストフードやハンバーガー専門店が少なかった数十年前とは異なり、いまは外資系を含め競合のハンバーガーショップが多数存在します。にもかかわらず勝ち続けられる秘訣は、「ラバーの獲得」にあります。

マクドナルドの経営戦略

マクドナルドは経営戦略として、「ハンバーガービジネスで培った資産を有効活用し、経営の効率化と機動性の強化を通して企業価値の向上を図ることにより、長期的かつ安定的なグループ企業の成長を図る」といったビジョンを掲げています。

ハンバーガー業界においては60%という圧倒的なシェア率を誇っています。しかしその数値に甘えることなく、独自性の高いユニークなキャンペーンを打ち出し続けていることによって、マクドナルドを支持し続けるファンすなわち「ラバー」を確実に獲得し続けています。

マクドナルドから学べること

大切なのは「ラバー」の声

どんなに経営が辛い状況であったとしても、つねにマクドナルドのファンでいる「ラバー」が一定数います。先ほどのシンガポールの男の子は、動画公開後にマクドナルドからたくさんのチキンナゲットやハンバーガーをプレゼントされました。

まさに「マクドナルド・ラバー」への恩返しに見えますが、大金をつぎ込んだどんな広告よりも、この動画には集客効果があったはずです。

基本に立ち返る

マクドナルドが2017年に過去最高収益を達成できた裏側には、基本姿勢である「Fun Place to Go(行くと楽しい場所)」に立ち返ったことにあります。

かつてのマクドナルドは、キャンペーンひとつ取っても記憶に残る楽しいものでした。しかし、世の中の批判が増えることで無難な内容へシフトした結果、業績が伸び悩んでいたのです。

SNSなどを上手く活用し「ラバー」の声を確認していくことで、マクドナルドとしてのアイデンティティが保たれました。「ヘイター」ではなく「ラバー」に寄り添い続けたからこそ、現在のマクドナルドがあるのでしょう。

マクドナルド差別化戦略まとめ

業界をけん引する企業であっても、ブランドアイデンティティを保つことは大変です。マクドナルドはつねに「ラバー」の声に耳を傾け、強みである「楽しさ」を活かした施策を実施し続けることで現在の地位を築いています。

これは「ラバー」の声を活用し、マクドナルドが他社と差別化を図ることに成功したと言い換えることもできるでしょう。

マクドナルドはあまりにも大企業ですし、業態が異なると学びが具体的にはイメージしにくいかもしれません。そのようなかたは、キャククル内には差別化戦略を立てるための基礎知識をまとめたコンテンツがあります。

マーケティング戦略策定後には施策に落とし込もう

マーケティング分析をした上で大切なのは、その分析結果をもとに行うマーケティング戦略の施策と戦術の実行です。しかし、ほとんどのケースで見受けられるのが、

  • そもそも適切な分析ができていない
  • 分析はできたが、それを支える戦略と戦術まで落とし込めていない
  • 分析や戦略までは組み立てたが、戦術と連動していない

という問題の発生が多くあります。そのため、多忙な中、分析や戦略策定をしたのにもかかわらず、
成果に繋がらなければ、あなたの貴重な時間もお金も無駄にし、また練り直さなければなりません。

時間がさらにかかれば、状況も変わり市場からさらに置いてかれること可能性もあります。

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