アルバイト採用向け求人媒体の掲載費用や特徴を比較

アルバイト採用向け求人媒体の掲載費用や特徴を比較
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アルバイトの求人掲載ができる広告媒体の種類

求人広告掲載型

広告媒体としては最もスタンダードな種類です。アルバイトの求人掲載ができるサイトの場合、ほとんどのサイトがこの求人広告掲載型を採用しています。

求人広告掲載型の場合、まずは掲載プランを決定します。多くは表示順位やTOPページへの表示回数などでプランが決まっており、費用が安いプランほど後ろのページに表示されます。

また、掲載期間も費用に大きく関わってくる項目です。2週間や1か月といった期間が一般的ですが、中には3か月や半年といった長期契約を行うことで、ディスカウントをしてくれる媒体も少なくありません。

他にも、アルバイトを募集するエリアによっても掲載費用は異なります。都心部や求人数が多いエリアは掲載費用が高くなる可能性が高いでしょう。

求人広告掲載型のメリット

1番のメリットは、掲載期間中であれば何人採用しても費用は同じという点です。少人数の採用ではなく、ある程度まとまった人数を募集したい場合に適しています。

また、費用を掛けてTOPページに表示される回数を増やしたり、検索ページ上位に表示される設定にすると広範囲の人に求人を届けることが可能です。短期間でより多くの求人を獲得したい場合にも相性が良いでしょう。

求人広告掲載型のデメリット

掲載料金は掲載期間に紐づいています。そのため多く採用できる分には問題ありませんが、採用数が0の場合でも掲載費用が発生します。

また「あと少しで採用できるかもしれないのに…」というように、じわじわ応募が増えてきた場合でも掲載期間は一定です。追加費用を支払うか、掲載を取りやめるかしなければならず、せっかく費用を掛けるならある程度人目につきやすいプランにするといった工夫が必要です。

成果報酬型

転職サイトでは一般的ですが、アルバイトの求人サイトではあまり見ない手法と言えるのではないでしょうか。読んで字のごとく、成果が発生したタイミングで報酬を支払う仕組みです。

1人に対して〇〇円という形が一般的であり、アルバイトの方が入社し、実際に勤務を開始したことを確認してから支払う場合が多いでしょう。

成果報酬型の場合、アルバイト求人を掲載するサイトは採用数に対して報酬を受け取る形になります。アルバイトの場合、正社員や契約社員と比較し採用コストが高くないことから、アルバイトの求人で成果報酬型は少なくなっています。

成果報酬型のメリット

成果が発生するまで費用が掛かりません。また、掲載期間も半年や1年というように求人広告掲載型よりも長く設定されている場合がほとんどです。

広告媒体を運営している会社は、成果が発生しなければ報酬も発生しないため、期間を長くとってでも採用に結び付けようとしてくれます。

また成果報酬の場合、応募者への還元がある場合も少なくありません。「Amazonギフト券500円分プレゼント」「Quoカードプレゼント」など、応募者へのメリットから求人広告を訴求できる点も良いでしょう。

成果報酬型のデメリット

一見良いことしかなさそうな成果報酬型ですが、求人広告掲載型と併用されている媒体の場合、表示順位が後ろとなり全く応募者の目に留まらない可能性があります。

また応募者にとって「ずっと募集している求人」は、ブラック企業の印象も与えかねません。長く掲載されていることは良いことばかりではないことを踏まえた上で、掲載は検討した方が良いでしょう。

プリペイド型

近年増えているのがこのプリペイド型です。「Indeed」などの大手求人媒体が採用したことにより、徐々に普及している仕組みと言えます。

プリペイド型という名前の通り、事前に費用を振り込むことで掲載が開始されます。しかし、もしも早い段階で十分な応募者を獲得できた場合、残金は次回へ繰り越すことができるのです。プリペイド携帯のような仕組みですが、費用形態のイメージから「チャージ型」と呼ばれることもあります。

企業にとって費用面の負荷が少ないことから、徐々に支持が高まっています。採用できても、できなかったとしても企業は恩恵を受けることができる仕組みです。

費用発生のタイミングは求人の「クリック」のため、応募者一人あたりに対する単価が安い点も大きなポイントと言えるでしょう。

プリペイド型のメリット

最大のメリットは、応募獲得数に対して最も最適な価格で運用できる点ではないでしょうか。早めに採用できれば恩恵を受けることができますし、払った費用分全て掲載期間に充てることも可能です。万が一採用に至らず費用を追加した場合にも、採用できたタイミングで余った金額は繰り越すことができます。

また、費用発生のタイミングは求人広告の「クリック」です。興味がある人のみ求人広告をクリックするため、情報を必要としているユーザーのみ、企業が求人情報を届けることができる点も、他の手法にはないメリットと言えるでしょう。

プリペイド型のデメリット

一見求人広告を放っておくことで募集が集まりそうですが、適宜他の採用媒体やSNSなどで露出を行う必要があります。

誰かが運用しなければ、人目に付くことがないという点はプリペイド型のデメリットといえるのではないでしょうか。

求人媒体へ掲載する注意点

求人媒体には掲載更新日と呼ばれる「掲載をスタートできる日」があります。プランが厳格に決まっている求人媒体ほど、掲載更新日がしっかり決まっている場合が多いです。

掲載開始日を設定することによって、多くの企業の求人掲載開始日を揃えることができるほか、応募者は決まった曜日に閲覧することで最新の求人を確認できます。

最近では毎日可能といった求人媒体も登場していますが、求人媒体への掲載が初めての場合、求人掲載開始日はきちんと確認しておくのが安心でしょう。

アルバイト求人媒体の選び方

採用したい人数で決める

アルバイトの求人媒体を決めるにあたり、最も意識するべきは採用したい人数です。1人でいいのか、10人以上なのかといった人数によって、掲載するべき媒体や選択するべきプランは大きく異なってきます。

まずはシフトの見立てなどをしっかり立て、適切な採用人数を決めましょう。

採用に至るまでの期間

実はアルバイト求人の場合、企業知名度などは大きく影響しません。なぜならアルバイトを探す人の場合、時給やアクセス、職種といった点で判断することが多いためです。そこで重要となるのは、採用に至るまでの期間です。

すぐに採用したい場合、少し多めに費用を掛けても、多くの人目に付くプランを選択するのが無難でしょう。一方採用までに時間を掛けることができる場合は、費用を抑えた選択をすることが大切です。

いつからアルバイトが必要なのかを明確にした上で求人媒体を見定めましょう。

アルバイト求人媒体の特徴・掲載費用まとめ

では、実際にアルバイト求人媒体を特徴と共に見ていきましょう。

タウンワーク

タウンワークキャプチャ画像
引用元:タウンワーク公式サイト(https://townwork.net/)
リクルートが運営し、CMも話題になることが多いおなじみのタウンワーク。全世代で認知度No.1を誇り、全国のアルバイト情報を検索することが可能です。

求人広告掲載型ではあるものの、掲載期間中はWebはもちろん駅などに設置されているフリーペーパーにも掲載することが可能です。現在は紙媒体を持つアルバイト求人媒体はほとんどないため、幅広い年齢層にアプローチしたい場合にオススメです。

  • 掲載更新日:月曜日
  • 料金目安:10,000~20,000円程度(1週間掲載/掲載エリアによる)
  • 採用担当者向けURL:https://townwork.net/twc/jobpost/gatepage/

マイナビバイト

マイナビバイトキャプチャ画像
引用元:マイナビバイト公式サイト(https://baito.mynavi.jp/tokyo/)
採用ナビサイト「マイナビ」でおなじみ、マイナビが運営するアルバイト求人サイトです。就職・転職に強いメディアラインナップを活かし、若年層を中心に認知度が高い求人媒体になっています。

マイナビが提供している12種類の専門サイトやアプリに、無料同時掲載することが可能なため、幅広いジャンルの層へアプローチが可能です。求人広告掲載型であるものの、応募に対する成果報酬型も可能です。

  • 掲載更新日:月曜日~金曜日
  • 料金目安:20,000~140,000円程度(1週間掲載の場合)
  • 採用担当者向けURL:https://baito.mynavi.jp/forkigyo/

バイトル

バイトルバイトキャプチャ画像
引用元:バイトルバイト公式サイト(https://www.baitoru.com/)
大手人材会社dipが運営するアルバイト求人サイトです。幅広い職種掲載を強みとしており、ナイトワークも幅広く掲載しています。

求人広告掲載型の中ではやや費用が高めに設定されていますが、勤務先を動画で確認できるサービスや、応募状況をバロメーター形式で把握できる機能など独自性が高い点が特徴です。掲載費用に見合った応募獲得を狙いたい企業にオススメの求人媒体と言えます。

  • 掲載更新日:毎日
  • 料金目安:公式サイトに記載なし(要相談)
  • 採用担当者向けURL:https://www.baitoru.com/form/sales/contact02.html

イーアイデム

イーアイデムキャプチャ画像
引用元:イーアイデム公式サイト(https://www.e-aidem.com/)
アイデムが運営する求人媒体「イーアイデム」は、月間400万人ものユニークユーザーが訪れています。アルバイトの他に、正社員求人なども網羅的に扱っている点が特徴です。

ユーザーは約70%が女性を締めており、女性にアプローチしたい企業にはピッタリと言えるでしょう。求人広告掲載型の中では費用は高めの設定ですが、ユーザー属性を細かく出してくれるため、安心して利用することが可能です。

  • 掲載更新日:毎日
  • 料金目安:30,000~250,000円(1週間掲載の場合/プランによる)
  • 採用担当者向けURL:https://www.aidem.co.jp/business/advertising/e-aidem/index.html

クリエイトバイト

クリエイトバイトキャプチャ画像
引用元:クリエイトバイト公式サイト(https://www.arbeit-jungle.com/)
クリエイトが運営する「クリエイトバイト」は、求人媒体として40年以上の運営実績を持っています。電車広告などで見たことがある方もいるかもしれません。

求人広告掲載型が中心ではあるものの、多様な料金プランが特徴です。紙媒体も持っているため、Webと並行して訴求したいと考える担当者にオススメの求人媒体です。

  • 掲載更新日:土曜日
  • 料金目安:5,000~70,000円(2週間掲載の場合/プランによる)
  • 採用担当者向けURL:https://www.create-group.co.jp/corporateclient/arbeit-jungle.html

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