3C分析の事例「マクドナルド」編

3C分析の事例「マクドナルド」編
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そもそも3C分析とは?

3C分析とは、マーケティング戦略における環境分析のフレームワークです。戦略構築の際に用いられる広く知られたフレームワークです。

3Cとは?

3つのCは市場や顧客を意味する「Customer」、競合を意味する「Competitor」、自社を意味する「Company」を指します。

戦略的に3つの関係性を分析していくことで、マーケティングにおける戦略立案が可能となっています。マッキンゼーの戦略コンサルトだった大前研一氏が自著『The Mind of Strategist』内で1982年に提唱しました。

3C分析の目的とは?

3C分析を行うことで、サービスの差別化ポイントや事業の方向性といった、自社の成功要因を導き出すことができます。

3C分析を用いることで自社の強みを再確認できるほか、勝つために必要な要素を見極めることが可能です。

以下では、マクドナルドの場合を例にして、3C分析をしてみました。

マクドナルドの「Customer」

マクドナルドが位置する市場

マクドナルドはハンバーガー業界の中では言わずと知れたナンバーワン企業です。2位のモスバーガー以下を大きく引き離し、不動の地位を築いたといっても過言ではありません。

市場全体の動向から見ていくと、世の中的な景気回復傾向が相まって、高付加の商品の売れ行きが良くなっていることがわかります。

また、圧倒的な商品開発力を元に、子供を含めた幅広い世代を取り込むことに成功しているのはマクドナルドの強みです。

一方で、中食や内食がブームとなっており、今後ファストフードを脅かす危険性は十分に考えられます。

現在マクドナルドはデリバリー産業には参入しているものの、配達料などのコストカットをする方法を導き出すことができれば、ニーズはさらに高まると言えるでしょう。

マクドナルドにおける顧客

「美味しいハンバーガーを食べたい」というニーズはもちろんのこと、マクドナルドの場合は圧倒的な商品の提供スピードを支持する顧客が多いでしょう。

例えば会社員の場合、1時間という限られた昼休みの中で、最も早く、そして経済的に食べることができるのがマクドナルドかもしれません。

一人で入りやすい店舗、またイートインはもちろんテイクアウトをしやすい店舗という点も大きな特徴です。

マクドナルドにおける「Competitor」

ハンバーガー業界の中では圧倒的1位を誇っているため、正直他のハンバーガーチェーン店を大きく気にしているわけでは無いでしょう。

しかし過去、圧倒的に業績が落ち込んだ経験を踏まえて、顧客が期待する「低価格」マクドナルドらしい「遊び心溢れる商品開発」を大切にすることで他のハンバーガーチェーン店とは差別化を図っています。

一方、コンビニエンスストアなどの「手軽に」「早く」食べることができる場所は、マクドナルドにとって間接競合になり得ます。「出来立てを提供する」などのメリット以外に、競合となり得る企業はくまなくチェックすることが必要です。

マクドナルドにおける「Company」

マクドナルドは2015年、異物混入などの事件をきっかけに、多くのバッシングを受けました。この際売上は低迷し、マクドナルドにとって危機的な状態を脱却することができたのは、まさに冷静な自社分析があったからだと言えるでしょう。

「低価格」「種類の多さ」「新商品が発売されるスピード」など、マクドナルドの強みは多数あります。加えて業界内で圧倒的に第1位というポジションゆえに挑戦できる、チャレンジングな「面白い」施策がマクドナルドらしさと言えます。

他のハンバーガーチェーン店と比較しても、「高品質」「斬新さ」はひとつの特徴になり得ますが、「面白さ」はマクドナルド独自の強みと言えるでしょう。

3C分析の解説・進め方を
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