【3分で理解】セリアの経営戦略から学ぶ差別化戦略・マーケティング戦略

【3分で理解】セリアの経営戦略から学ぶ差別化戦略・マーケティング戦略
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この記事では、100円ショップを全国に展開している企業「セリア」の差別化戦略について解説しています。貴社の今後の企業戦略の策定にお役立ていただければ幸いです。

また、貴社が市場でどんな立ち位置でマーケティング戦略を策定すべきかが分かる「市場分析シート」を無料でご提供しています。自社の強みを活かしたマーケティング戦略を立てたい方は、今後の戦略策定にご活用ください。

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セリアの差別化・マーケティング戦略のポイント

引用元:seria公式サイト(https://www.seria-group.com/)

セリアは、100円ショップ業界の中で高利益率を誇る企業として注目されています。
販売する商品は全て100円という低価格でありながら、なぜ高利益を維持できているのか。成長中のセリアのマーケティング戦略を解説していきます。

2021年1月の既存店売上高が前年同月比8.7%増と好調

セリアでは、顧客のニーズに合わせた商品展開を行うことで売上を伸ばしています。

2020年は衛生用品に力を入れていましたが、2020年下半期から2021年上半期にかけてはコレクター向け商品などの嗜好品にも重きをおくことで集客に成功しています。

近年はSNSによる影響力が大きく、コレクター向けのグッズを販売すると、瞬く間に人々に情報が拡散されていきます。

写真映えする商品は直ぐに人気に火が付くため、セリアではコレクターの収集欲をかきたてるグッズを次々に展開しているのです。

爆発的な人気を誇る鬼滅の刃シリーズや、女性人気の高いマイメロディーグッズ、色違いのミッフィーなど、ファンにはたまらないグッズを販売しています。

季節によって色々なシリーズを出し、顧客の次回来店を促すのに成功しています。

セルフレジの導入も来店を後押しするポイントに

多くの企業が業績悪化で苦しむ中、セリアでは2020年4月から12月期の単独決算が前期比11%増と、かなり好調な成績をマークしています。

衛生用品・掃除用品・嗜好品の売れ行きが順調で、外出自粛の影響を物ともしない結果となりました。来店を後押ししたのはセルフレジだといえます。

セリアでは首都圏を中心とした62店舗にセルフレジを導入しており、業務の効率化を図っています。

2019年のキャッシュレス決済の普及に合わせて導入され始めたものですが、2020年のコロナ禍で大きく貢献するカタチとなっています。

高見えする商品を打ち出し幅広い世代から支持される

セリアでは低価格なのに高見えする、お得感の味わえる商品を展開。生活雑貨から消耗品、食品やイベント商品にいたるまで何でも揃っているため、幅広い世代を取り込むことを実現しています。

実はセリアのような100円ショップは不況に強い業界だといわれています。低価格で数を売る必要があるのでECサイトに競合がおらず、オンラインショップに顧客を取られる心配がほとんどないためです。

また、不況の方が安い商品を買い求める顧客が多くなるので、売上を伸ばすことが期待できます。

セリアの経営戦略

セリアでは、販売しているうちのおよそ9割に当たる商品が、メーカーとの共同開発品となっています。高見えする商品の数々は、あらかじめメーカーに求める品質を提示することで生まれているのです。

メーカー側が在庫を抱えるリスクを防ぐことで、在庫ロスがなくなり、その分利益率を高められるようになっています。

また、セリアの経営戦略として、リアルタイムPOSシステムの導入が挙げられます。100円ショップの中でもいち早くPOSシステムを導入しており、商品発注・在庫管理・シフト管理をコントロールしています。

あくまでも100円均一にこだわる

セリアでは、商品購入時の安心感を追求しています。昨今、100円ショップとうたいつつも300円・500円・1000円商品が販売されるパターンも珍しくなくなりました。

セリアの競合であるダイソーやキャンドゥでも100円以外の商品を取り扱っています。そんな中、セリアは創業当時から変わらない価格での提供、100円均一にこだわり続けています。

顧客がどの商品を手に取っても100円で購入できるように、あくまでも100円商品の販売に力を注いでいるのです。

セリアの差別化・マーケティング戦略まとめ

セリアでは創業当時と変わらない販売スタイルを貫くことで、顧客からの支持を集めています。低価格でも高見えする商品を出し続けるために、メーカーとの共同開発にこだわり、利益率を高くすることに成功しています。

関連記事:「【差別化戦略】競合他社と差別化を図るための要因分析と戦略立案のやり方」を読む

マーケティング戦略策定後には施策に落とし込もう

マーケティング分析をした上で大切なのは、その分析結果をもとに行うマーケティング戦略の施策と戦術の実行です。しかし、ほとんどのケースで見受けられるのが、

  • そもそも適切な分析ができていない
  • 分析はできたが、それを支える戦略と戦術まで落とし込めていない
  • 分析や戦略までは組み立てたが、戦術と連動していない

という問題の発生が多くあります。そのため、多忙な中、分析や戦略策定をしたのにもかかわらず、成果に繋がらなければ、あなたの貴重な時間もお金も無駄にし、また練り直さなければなりません。時間がさらにかかれば、状況も変わり市場からさらに置いてかれること可能性もあります。

下記の記事では、商品やサービスを認知させるだけでなく「成果」に繋がる差別化戦略の具体的な方法や、その他の企業の事例を紹介しています。今後の差別化戦略策定におけるヒントが詰まっていますので、こちらも合わせてご覧ください。

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