自動車整備システム10選を比較!料金・機能と工場別の選び方

公開日:2026年08月03日

自動車整備システム10製品を、対応業務、導入形態、制度・外部連携、公開料金・契約条件で比較します。小規模工場、車販・鈑金兼業、多店舗など、自社の業態に合う選び方も整理しました。

目次

自動車整備システム10選の比較表

2026年8月3日時点の各製品の公式情報をもとに、基本業務、導入形態、制度・外部連携、公開料金・契約条件を比較しています。料金非公開の製品は要問い合わせとしています。

会社名 サービスの特徴 対応業務・向く工場 導入形態・制度連携 公開料金・契約条件

DREAM POWER

整備・鈑金・車販を一元管理
兼業工場にも対応

整備・鈑金・車販を一元管理
兼業工場にも対応
MobileDP、電子保適、e-JIBAI、電子車検証、LINE・SMS等
月額6,600円(税込)から
初期費用・契約条件は要確認

Maintenance.c

顧客・車両、見積・請求、工程・ピット
整備業務を広く管理

顧客・車両、見積・請求、工程・ピット
整備業務を広く管理
クラウド型
OSS、LINE・SMS、Web予約等
月額7,370円(税込)から+従量課金
初期費用0円

一新多助smart+2

整備・車販、在庫車、予約、集計分析
兼業工場向け

整備・車販、在庫車、予約、集計分析
兼業工場向け
Windows環境
車検証QR、会計・車検ライン連携等
本体料金・初期費用・契約期間は要問い合わせ

JOCAR

整備・車販、顧客・車両、見積・請求
地域密着型工場向け

整備・車販、顧客・車両、見積・請求
地域密着型工場向け
クラウド型
FAINES、MOTAS、e-JIBAI等
月額11,000円(税込)
初期0円・基本契約1年・14日無料

CarRide

整備・車販・買取、顧客・車両、帳票
小規模・新規開業にも

整備・車販・買取、顧客・車両、帳票
小規模・新規開業にも
クラウド型
電子車検証、OSS、会計、Web予約等
無料版あり
有料版は月額6,600円(税込)相当から

GATCH

整備・車販、見積・請求、予約・在庫
必要機能をプラン選択

整備・車販、見積・請求、予約・在庫
必要機能をプラン選択
データクラウド管理等はオプション
OSS、会計、CTI等
月額概算10,780円(税込)から
6年リース・初期費用別

TOMCAT

整備・鈑金、顧客・車両、見積・売掛
少人数から多拠点まで

整備・鈑金、顧客・車両、見積・売掛
少人数から多拠点まで
3ラインから選択
FAINES、コグニセブン、基幹連携等
料金・初期費用・契約期間は要問い合わせ
デモ申込あり

新一等書記官

整備・車販、法定書類、予約・進捗
認証工場から多店舗指定工場まで

整備・車販、法定書類、予約・進捗
認証工場から多店舗指定工場まで
サーバー型・e-クラウド
電子車検証、OSS、記録簿DX等
料金・初期費用・契約期間は要問い合わせ

RacroS3

整備・鈑金、顧客・車両、売上・帳票
統合管理を重視する工場向け

整備・鈑金、顧客・車両、売上・帳票
統合管理を重視する工場向け
6年リース型
e-JiBAI、OSS、在庫、拠点等はオプション
料金・初期費用は要問い合わせ
6年リース型

EBE整備システム

整備・検査・請求・売掛、予約・進捗
部門連携を含むDX向け

整備・検査・請求・売掛、予約・進捗
部門連携を含むDX向け
国内サーバーへクラウドバックアップ
OSS、LINE、Web予約等
料金・初期費用・契約期間は要問い合わせ

自動車整備システム10選の詳細

DREAM POWER

整備・鈑金・車販を一元管理
兼業工場にも対応

DREAM POWERは、日本カーネット株式会社が提供する、整備・鈑金・車販をまとめて管理できるシステムです。顧客・車両、整備履歴、見積・売上・請求、車両・部品在庫などを扱い、MobileDPを利用するとスマートフォンやタブレットから情報を確認できます。

電子保安基準適合証、e-JIBAI、電子車検証、FAINES、LINE、SMS、鈑金見積システムなど、業務に応じた連携先が用意されています。月額利用料は6,600円(税込)からです。公式ページでは初期費用が必要と案内される一方、同社の比較ガイドには初期費用0円との記載もあるため、見積時に適用条件を確認してください。

参照元:DREAM POWER公式サイト

DREAM POWERの会社概要

会社名日本カーネット株式会社
サービス名DREAM POWER
URLhttps://shop.j-carnet.co.jp/

Maintenance.c

顧客・車両、見積・請求、工程・ピット
整備業務を広く管理

Maintenance.cは、株式会社ブロードリーフが提供するクラウド型の自動車整備業務支援システムです。ブラウザ上で顧客・車両履歴、入庫受付、見積・伝票、工程・ピット、代車、入金・請求などを管理できます。PCやタブレットなど、インターネットに接続できる端末から利用できます。

OSS電子申請、Web予約、LINE・SMS、鈑金システムRepair.cや車両販売管理などの機能・連携があり、一部はオプションです。料金は月額7,370円(税込)からで、別途従量課金が発生します。初期費用は0円ですが、必要なオプションと従量課金の対象を見積時に確認しましょう。

参照元:Maintenance.c公式サイト

Maintenance.cの会社概要

会社名株式会社ブロードリーフ
サービス名Maintenance.c
URLhttps://next.broadleaf.co.jp/product-maintenance_c/

一新多助smart+2

整備・車販、在庫車、予約、集計分析
兼業工場向け

一新多助smart+2は、株式会社タジマが提供する整備工場向けシステムです。整備業務に加えて、在庫車管理、車販見積、入庫・代車予約、売上・車両管理、集計分析、整備サイクルに基づく入庫促進を行えます。整備と車販を兼業し、経営データまで確認したい工場に向く構成です。

公式カタログでは、Windows環境、車検証QRコード入力、車検ライン、KTC TRASASシリーズ、会計ソフトへのデータ受け渡しなどが案内されています。本体料金、初期費用、契約方式は公開されていないため、必要端末やオプションを含めて見積もりを取りましょう。

参照元:一新多助smart+2公式サイト

一新多助smart+2の会社概要

会社名株式会社タジマ
サービス名一新多助smart+2
URLhttps://www.tjk.co.jp/product/一新多助smart2/

JOCAR

整備・車販、顧客・車両、見積・請求
地域密着型工場向け

JOCARは、株式会社JCMが提供するクラウド型の車販・整備システムです。整備向け基本プランでは、顧客・車両、見積・請求、領収書、日整連作業点数、入出金、売上、代車・スケジュールを管理できます。FAINESとMOTASの連携も基本プランに含まれます。

料金は月額11,000円(税込)、初期費用は0円で、データ移行は別料金です。基本契約は1年で、その後は1か月ごとの自動更新です。14日間の無料トライアルがあるため、地域密着型の整備工場では、受付から入庫促進まで実際の操作を確認してから判断できます。

参照元:JOCAR整備システム公式サイト

JOCARの会社概要

会社名株式会社JCM
サービス名JOCAR
URLhttps://www.jocar.jp/seibi/

CarRide

整備・車販・買取、顧客・車両、帳票
小規模・新規開業にも

CarRideは、株式会社CarRideが提供するクラウド型の整備・販売システムです。顧客・車両、整備・車販・買取、見積・請求・領収、入庫予定、整備履歴、代車、売掛・粗利などを管理できます。インストール不要で、無料版と有料版から選べます。

有料版は、年契約が年額79,200円(税込)の一括払いで月額換算6,600円、月契約が月額7,700円(税込)です。初期費用は0円で、データ移行は44,000円(税込)からです。無料版は登録から6か月利用できるため、小規模工場や開業時に操作と必要機能を見極めやすい製品です。

参照元:CarRide公式サイト

CarRideの会社概要

会社名株式会社CarRide
サービス名CarRide
URLhttps://car-ride.net/

GATCH

整備・車販、見積・請求、予約・在庫
必要機能をプラン選択

GATCHは、プレミアソフトプランナー株式会社が提供する自動車整備・車販向けシステムです。顧客・車両、整備・鈑金見積、請求・売掛、入庫予約、車販見積、車両・部品在庫などから必要な構成を選べます。会計、CTI、車検OSS、部品カタログ、データクラウド管理などはプラン・オプションの確認が必要です。

月額概算リース料は10,780円(税込)からで、6年リースです。単純計算した72回の支払総額は776,160円(税込)からとなり、導入設置設定やデータ移行などの初期費用は含まれません。2か月の無料体験がありますが、共有環境のため個人情報を入力しないよう公式サイトで注意されています。

参照元:GATCH公式サイト 料金プラン

GATCHの会社概要

会社名プレミアソフトプランナー株式会社
サービス名GATCH
URLhttps://gatch.softplanner.co.jp/

TOMCAT

整備・鈑金、顧客・車両、見積・売掛
少人数から多拠点まで

TOMCATは、株式会社システムジャパンが提供する整備・鈑金業向けシステムです。顧客・車両、整備カルテ、見積・納品、入金・請求・売掛、予約、車販、鈑金などを管理できます。少数管理者向けのダッシュ、標準的なスマッシュ、多拠点・複数部門向けのインパクトという3ラインが用意されています。

FAINES、コグニセブン、車検ライン、親会社の基幹システムなどとの連携に対応する構成があります。料金、初期費用、契約期間は公式サイトで公開されていません。デモを申し込めるため、自社の業務規模に合うラインと必要な連携範囲を確認しましょう。

参照元:TOMCAT公式サイト

TOMCATの会社概要

会社名株式会社システムジャパン
サービス名TOMCAT
URLhttps://www.systemjapan.co.jp/products.html

新一等書記官

整備・車販、法定書類、予約・進捗
認証工場から多店舗指定工場まで

新一等書記官は、ディーアイシージャパン株式会社が提供する整備工場向けシステムです。顧客・車両・整備履歴、予約・入庫、見積・指示、請求・入金、入庫促進、分析、法定書類・申請までを管理でき、認証工場から多店舗の指定工場まで対応範囲が示されています。

サーバー型とe-クラウドが案内され、電子車検証連動、OBD対象車判定、車検2か月前申請、OSS、記録簿DX、LINE・SMS・Web予約などの機能・オプションがあります。OBD対象車判定は検査用スキャンツールそのものではありません。料金、初期費用、契約期間は要問い合わせです。

参照元:新一等書記官公式サイト

新一等書記官の会社概要

会社名ディーアイシージャパン株式会社
サービス名新一等書記官
URLhttps://www.dicjapan.co.jp/products/maintenance-system/

RacroS3

整備・鈑金、顧客・車両、売上・帳票
統合管理を重視する工場向け

RacroS3は、株式会社プロトリオスが提供する6年リース型の自動車整備業・鈑金統合システムです。顧客、車両、売上・帳票、フロント業務を基本に、工場のニーズに合わせて機能を組み合わせられます。整備と鈑金を一つのシステムで管理したい工場が検討しやすい構成です。

車検継続書類、e-JiBAI、OSS、リース車両、部品在庫、粗利、拠点、車検ライン、財務、CTIなどのオプションがあります。料金と初期費用は公開されていません。6年間の支払総額と、必要なオプションを追加した場合の総額を見積書で確認しましょう。

参照元:RacroS3公式サイト

RacroS3の会社概要

会社名株式会社プロトリオス
サービス名RacroS3
URLhttps://bsrweb.jp/products/lp/racros/

EBE整備システム

整備・検査・請求・売掛、予約・進捗
部門連携を含むDX向け

EBE整備システムは、株式会社EBEが提供する整備工場向けのDXパッケージシステムです。顧客・車両・整備履歴、見積・作業指示・納品、請求・売掛・入金、売上・利益分析、予約・代車・進捗、後日整備などを管理できます。入力データは国内サーバーへ自動でクラウドバックアップされます。

継続検査OSS、電子車検証、e-JIBAI、AIRAS、AINAS、FAINES、LINE、24時間Web予約などの連携・対応が案内されています。公式サイトにはOBD検査対応とありますが、検査機器や連携範囲は個別確認が必要です。料金、初期費用、契約期間は公開されていません。

参照元:EBE整備システム公式サイト

EBE整備システムの会社概要

会社名株式会社EBE
サービス名EBE整備システム
URLhttps://e-b-e.co.jp/seibi

自動車整備システムの選び方

一元化する業務を先に決める

まず、顧客・車両、整備履歴、見積・請求だけでよいのか、車販、鈑金、部品在庫、代車、会計、多店舗まで一元化するのかを決めます。現行業務を書き出し、二重入力が多い業務、担当者しか分からない業務、制度変更のたびに手作業が増える業務から優先順位を付けると、不要なオプションを減らせます。

工場規模と業態に合う製品群から絞る

小規模工場や新規開業では、初期費用、月額、無料試用、操作の分かりやすさを重視します。車販・鈑金兼業では、顧客・車両情報を部門間で共有できるか、見積・在庫・売上をどこまで統合できるかが重要です。多店舗や複数部門では、拠点別集計、権限管理、基幹・会計連携、同時利用条件まで確認してください。

システム導入は既存業務の効率化が中心です。加盟ブランドや仕入れ、研修、集客支援を含む事業モデル自体を検討している場合は、自動車整備工場フランチャイズの比較と分けて判断しましょう。

月額ではなく契約期間中の総額で比較する

表示月額だけでは、実際の導入費用を比較できません。初期設定、端末、データ移行、保守、従量課金、同時利用、制度連携、オプション、解約時のデータ出力まで含めて総額を出します。特に年払いと6年リースは、月額換算だけでなく契約期間中の支払総額と中途解約条件を確認してください。

データ移行と解約時の取り出し方を確認する

既存システムから移行する場合は、顧客、車両、整備履歴、売掛、画像、自由項目のどこまで移せるかを確認します。移行テストの有無、重複データの整理、移行中の業務停止時間、原本データの保管も確認が必要です。将来の乗り換えに備え、CSV等で取り出せる項目と費用も契約前に確認しましょう。

制度対応の名称ではなく実務フローで確認する

「電子車検証対応」「OSS対応」「OBD検査対応」と書かれていても、標準機能かオプションか、どの外部サービスと連携するか、入力・申請・検査・帳票のどこまで自動化できるかは製品ごとに異なります。自社で使う車検ライン、検査用スキャンツール、会計、FAINES、e-JIBAI等を伝え、実際の画面とデータの流れをデモで確認してください。

自動車整備システムのよくある質問

自動車整備システムは無料で使えますか

CarRideには登録から6か月利用できる無料版があります。ほかにも、JOCARは14日間、GATCHは2か月の無料体験を案内しています。無料版・無料体験では、利用できる機能、端末、データ保存、個人情報の入力可否が本契約と異なる場合があるため、条件を確認してください。

クラウド型とインストール型はどちらがよいですか

複数端末・複数拠点や外出先から使うなら、クラウド型は候補にしやすい選択肢です。一方、既存機器や社内ネットワーク、独自帳票との連携を重視する場合は、サーバー型やインストール型も含めて検討します。通信障害時の運用、バックアップ、更新方法、端末・OS要件を比較してください。

自動車整備システムだけでOBD検査を実施できますか

製品によりますが、管理システムのOBD対象車判定や帳票対応だけでOBD検査を完結できるとは限りません。OBD検査には対象車確認、検査用スキャンツール、検査用アプリ等が関係します。管理システムが担う範囲と必要機器を販売会社へ確認してください。

見積もりでは何をそろえるべきですか

利用拠点数、同時利用人数、月間入庫台数、認証・指定の区分、車販・鈑金・代車・部品在庫の有無、連携したい外部サービス、移行対象データをまとめると比較しやすくなります。同じ条件表を各社へ渡し、初期費用、月額・リース、オプション、データ移行、保守、契約期間を含む総額で比較しましょう。

免責事項

掲載内容は2026年8月3日時点の各社公式サイトおよび公的機関の公開情報をもとに作成しています。料金は公式表示をもとに標準税率10%を加えて算出した税込参考額を含みます。プラン、機能、連携先、契約条件、税率は変更される場合があります。導入前に各社へ最新情報と見積条件をご確認ください。