DICOMシステムを徹底比較!サービス利用時の費用や口コミを紹介

DICOMシステムを徹底比較!サービス利用時の費用や口コミを紹介
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DICOMシステムを徹底比較!各社サービスの詳細と選び方を紹介
DICOMとは、医療施設で、CD ・ MRI ・内視鏡・超音波などの画像診断装置を使用し、デジタル画像データの通信や共有、保存をする方法を定めた国際標準規格です。医療画像機器のメーカーや機種に関わらず、診断画像や付随情報の相互通信ができて、DICOMシステムを導入すれば診療効率アップの向上が期待できます。

この記事では、DICOMシステムを提供している各社のサービスを紹介。さらに、DICOMシステムの費用相場や選び方もご覧いただけます。ぜひ、参考にしてください。
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DICOMシステムなら

DICOMシステム一覧表

ここでは、各社が提供するDICOM システムを一覧で紹介しています。システムごとに異なる特徴があるため、費用と合わせて比較し、自施設にあったものを見つけてください。

システム名 サービスの特徴
【PR】LOOKREC 保管検査画像数280万人分以上!リアルタイムで医療情報の共有が可能
・インターネット環境さえあればいつでも利用開始OK
・ISMSクラウドセキュリティ認証取得システムで安全面の心配も払拭
・専任チームによる万全のサポート体制が用意されている
資料ダウンロードはこちら >>
Array AOC 快適な操作性をコンセプトとした総合管理ワークステーション
リベルワークス DICOM画像ビューアと画像サーバの開発・医療機器プログラム認証を実現
SYNAPSE QA 画像や患者属性情報を確認・修正・最適な状態での院内配信が可能
Abiertoシリーズ 画像データをクラウド管理し、病院間の効率的なデータ連携を推進
DICOM Manager 医療現場の要望を盛り込んだ多彩な機能と画期的なDICOMファイリングを提供
GATEWAY 動画での診断を低コスト・ハイパフォーマンスで提供
Sonic DICOM デジタルフォーメーション化に対応した現代医療にマッチしたDICOMソフトウェア

【PR】保管検査画像数280万人分以上!リアルタイムの医療情報共有を可能にするDICOMシステム

LOOKRECは、クラウド型ICデータプラットフォームです。現役医師とIT専門家がタッグを組んで開発した医療情報管理共有システムで、医療現場のさまざまな課題を解決に導くお手伝いをしてくれます。

LOOKRECは、導入費・更新費0円でDICOMデータをクラウド保管できるため、インターネット環境さえあれば、専用設備不要で利用可能。これまで煩雑になりがちだった画像やデータの保存もLOOKRECでまとめてできるため、レポート作成後の転記作業なども不要になり、人的ミスやトラブルを未然に防げます。

LOOKREC

DICOMシステムLOOKRECのサイト画像画像引用元:LOOKREC公式サイト(https://mnes-lookrec.com/)

LOOKRECが選ばれる理由

【理由1】インターネット環境さえあればいつでも利用開始OK

申し込み後は、すぐにアカウントが発行されるため、いつでもどこでもすぐに利用が開始できます。専用設備も必要ないため、クリニックはもちろん、自宅でのリモートワークにも活用可能。働き方改革にも大いに貢献できるシステムです。

また、院外との連携も可能なので、遠隔地にいる医師に診察をしてもらったり、救急搬送先の病院への病状説明をしたりといったアクションが簡単に行えます。これからは、LOOKRECの導入で、ボーダーレスで質の高い医療の提供も叶うかもしれません。

【理由2】ISMSクラウドセキュリティ認証取得システムで安全面の心配も払拭

クラウドを利用するとなると、心配なのはセキュリティ問題です。LOOKRECは、ISMSクラウドセキュリティ認証を取得&3省2庁ガイドラインなどの医療業界のコンプライアンスに準拠しているため、安全な患者情報の共有が可能になります。

また、紛失や盗難のリスクがあった従来のUSBやCD-ROMを受け渡す方法とは異なり、クラウドなら、不正アクセス対策も万全に行えます。アナログ業務から解放されると同時に、医療ミスの軽減が期待できるところも大きなポイントです。

【理由3】専任チームによる万全のサポート体制が用意されている

医療現場では、一刻を争う治療を行なっているため、システムの故障やトラブルは避けたいものです。
LOOKRECは、専任のサポートチームによる万全のサポート体制が用意されています。導入後のトラブル処理はもちろん、機能追加時の操作方法のフォローなどに迅速に対応します。

さらに、サポートチームとエンジニアとの連携で、現場からのフィードバックをそのまま製品に反映することも可能です。カスタマイズのできるシステムと言っても過言ではありません。

\現役医師×IT専門家が開発!医療情報管理共有システム/

LOOKRECの導入事例

財布に優しく利用者に寄り添ったところが魅力

(前略)財布への影響が少ないにも関わらず、セキュリティレベルが落ちないところに正に「一目惚れ」しました。「なんだ、こんないいものが世の中にあったのか、早く言ってよ」と思いましたね。

また、一緒に面白いことができそうだなという将来性にも惹かれました。エムネスとは、ざっくばらんに意見を交換しながら未来の話も楽しく出来そうだったのも決め手の1つでした。
引用元:LOOKREC導入事例:「社会医療法人財団互恵会 大船中央病院 様」(https://mnes-lookrec.com/case/16)

リアルタイムでの画像共有で業務が大幅軽減

連携して霞クリニックで画像を撮影した直後に大学側がワンクリックで画像をダウンロードできるようになりました。当日検査でもすぐ画像が見れるようになりましたし、当日撮影分を翌朝まとめてダウンロードできるようになりました。また、患者IDも大学病院での患者IDでダウンロードできるため、大学病院側でのID書き換えの手間もなくなりました。引用元:LOOKREC導入事例:「霞クリニック 様」(https://mnes-lookrec.com/case/14)

\現役医師×IT専門家が開発!医療情報管理共有システム/

LOOKRECの料金プラン

公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。

LOOKRECの運営会社概要

企業名 株式会社エムネス
所在地 広島県広島市南区東雲本町1-2-27
電話番号 記載なし
URL https://mnes.life/

\現役医師×IT専門家が開発!医療情報管理共有システム/

他にもまだある!医療現場の業務を効率化するDICOMシステム

Array AOC

DICOM システムArray AOCの公式サイト画像)画像引用元:Array AOC公式サイト(https://www.hishocenter.com/index.html)

Array AOCの特徴

快適な操作性をコンセプトとした総合管理ワークステーション

Array AOCは、便利なローカルデータベースや使いやすいビューアーだけでなく、豊富なDICOMサービス・柔軟なDICOMデータ編集機能など、多彩な機能が搭載された総合管理ワークステーションです。画像ファイリングソフトとして、診断画像のフォルダ分けや画像の検索も思いのままに使いこなせます。

また、画像に付帯するDICOM情報も編集可能。画像に注釈を付けたり、DICOM情報の一部をマスキングした離といった作業も簡単に行えます。

Array AOCの料金プラン

公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。

Array AOCの運営会社概要

企業名 アレイ株式会社
所在地 東京都渋谷区代々木3-42-10
電話番号 03-3320-3911
URL https://www.array.co.jp/

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リベルワークス

DICOM システムリベルワークスの公式サイト画像)画像引用元:リベルワークス公式サイト(https://www.liberworks.co.jp/devMd/mdDev_dicom.html)

リベルワークスの特徴

DICOM画像ビューアと画像サーバの開発・医療機器プログラム認証を実現

リベルワークスは、医療機器メーカー・ヘルスソフトウェア開発ベンダー・製薬会社・医療機器サプライヤーへのDICOM規格対応の画像サーバや画像ビューア、医療情報GateWayなどの開発支援をしている会社です。

また、医療機器プログラム認証支援のサポートサービスも提供。リスク管理やスタッフへのトレーニング・教育など、専門知識が必要な分野のサポートも期待できます。

リベルワークスの料金プラン

公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。

リベルワークスの運営会社概要

企業名 株式会社リベルワークス
所在地 東京都文京区関口一丁目47番12号 江戸川橋ビル
電話番号 03-5225-6970
URL https://www.liberworks.co.jp/

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SYNAPSE QA

DICOM システムSYNAPSE QA の公式サイト画像)画像引用元:SYNAPSE QA公式サイト(https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/healthcare-it/it-radiation/qa)

SYNAPSE QAの特徴

画像や患者属性情報を確認・修正・最適な状態での院内配信が可能

デジタル画像診断の検査画像を院内配信するためには、画像を正しく最適な状態にする必要があります。SYNAPSE QAは、院内配信前の検査画像を確認・修正が可能。また、分割・結合・画像調整・画像の並び順の修正もできるため、よりスムーズな読影フローが期待できます。

撮影件数の多い施設では、スピーディーな検像が必要なため、操作性もシンプルでなければなりません。SYNAPSE QAなら、周波数処理・ダイナミックレンジ、圧縮処理など高度な画質調整も対応が可能です。

SYNAPSE QAの料金プラン

公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。

SYNAPSE QAの運営会社概要

企業名 富士フイルム株式会社
所在地 東京都港区赤坂9-7-3
電話番号 03-6271-3111
URL https://www.fujifilm.com/

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Abiertoシリーズ

DICOM システムAbiertoシリーズの公式サイト画像)画像引用元:Abiertoシリーズ公式サイト(https://jp.medical.canon/products/healthcareIT/abierto/)

Abiertoシリーズの特徴

画像データをクラウド管理し、病院間の効率的なデータ連携を推進

Abiertoシリーズは、院内の医療情報を統合するシステムと、統合された医療情報を表示し、診療やカンファレンスを支援するシステムの2つがあります。ベンダーや部門システムごとに独立していた画像や文書などの診療データを統合・管理し、表示や加工が可能。医療従事者が複数のシステムを開いて必要な情報を探す手間を省き、患者情報の確認及び診療の効率化をサポートします。

Abiertoシリーズの料金プラン

公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。

Abiertoシリーズの運営会社概要

企業名 キヤノンメディカルシステムズ株式会社
所在地 栃木県大田原市石上1385番地
電話番号 0287-26-6200
URL https://jp.medical.canon/

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DICOM Manager

DICOM システムDICOM Managerの公式サイト画像)画像引用元:DICOM Manager公式サイト(https://kkmiura.com/solution_service/medical/dicommanager/)

DICOM Managerの特徴

医療現場の要望を盛り込んだ多彩な機能と画期的なDICOMファイリングを提供

DICOM Managerは、他の医療機関から送られてきた画像のIDを変更したり、個人情報を削除したりする場合に不要となるタグ情報を簡単に編集・削除できるソフトウェアです。

オンライン上で修正ができるため、間違えて入力した場合や仮発行したID情報も簡単に変更が可能。データの一元管理が実現でき、医療現場で効率アップが測れるのも嬉しいポイントです。DICOM Managerには、全機能が利用できるお試し版が用意されています。まずは無料版を試してみてはいかがでしょうか。

DICOM Managerの料金プラン

製品版:198,000円
※税込価格です。

DICOM Managerの運営会社概要

企業名 株式会社 ミウラ
所在地 広島県広島市中区南千田東町3番9号
電話番号 記載なし
URL https://kkmiura.com/

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GATEWAY

DICOM システムGATEWAYの公式サイト画像)画像引用元:GATEWAY公式サイト(https://www.ozw.co.jp/publics/index/23/)

GATEWAYの特徴

動画での診断を低コスト・ハイパフォーマンスで提供

GATEWAYは、データ容量が多く、高速なデータの転送が必要となる動画データによる診断を可能にしたソフトウェアです。動画でのデータを圧縮率の高いmpeg4 H264に変換し、今までの映像データの40分の1に圧縮。DICOMデータとしての保存を可能にしました。

また、データを取り込みながら再生できるストリーミング方式を採用しており、高画質のまま動画の視聴ができます。MP DICOMサーバーを使用すれば、内視鏡やX線の動画であれば約1万件、腹腔鏡手術の場合は約500件のデータの保存が可能です。

GATEWAYの料金プラン

公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。

GATEWAYの運営会社概要

企業名 株式会社小沢医科器械
所在地 岡山県倉敷市中島2355-10
電話番号 086-465-6555
URL https://www.ozw.co.jp/

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Sonic DICOM

DICOM システムSonic DICOMの公式サイト画像)画像引用元:Sonic DICOM公式サイト(https://ja.sonicdicom.com/)

Sonic DICOMの特徴

デジタルフォーメーション化に対応した現代医療にマッチしたDICOMソフトウェア

Sonic DICOMは、インターネット環境でもCDやMRIなど大量の画像も素早く表示し、快適な閲覧を可能にするインターフェースを兼ね備えたソフトウェアです。タブレットやマウス操作で簡単に使用でき、インターネット環境があれば、時間や場所問わずPACSにアクセスが可能。働き方改革にも対応している点が注目ポイントです。

また、使用頻度の高い汎用的な機能を中心に搭載することによって抵コストを実現。端末の買い替えや追加も容易にできるため、導入しやすいPACSといえます。

Sonic DICOMの料金プラン

ライト: 13,200円
スタンダード: 20,900円
プレミアム: 37,400円
※すべて税込価格です
※月額料金です
※バージョンアップは無料です

Sonic DICOMの運営会社概要

企業名 フジデノロ株式会社
所在地 愛知県小牧市多気南町361番地1
電話番号 0568-73-7575
URL https://www.fujidenolo.co.jp/

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DICOMシステムとは

DICOMとは、CD ・ MRI ・内視鏡・超音波などの画像を関連施設に送付したり、保存したりする方法を定めた国際標準規格です。1915年にACR (北米放射線学会)とNEMA (米国電気工業会)によって制定され、1993年に新しい規格としてDICOMと名付けられました。

DICOM規格の製品には、画像ネットワークで必要となるさまざまな機能がありますが、主に画像受送信・画像プリント・画像検索などの分野にまとめられています。

DICOMシステムの選び方

DICOMシステムを選ぶ際は、まずDICOMサーバーとWebベースのDICOMビューアー機能を備えたソフトかどうかを確認しなければなりません。また、医療画像の共通規格であるDICOM形式に対応しているかどうかも大切なポイントです。さらに複数のモダリティから取得したデータの保存ができ、診断や研究に必要な情報の書き込みができるものがオススメです。

DICOMシステムには、患者情報のセキュリティ対策も必要であるため、患者データの暗号化やアクセス制御ができるものを選んでください。また、将来的なニーズの変化に対応できるよう、拡張性の有無も重要なチェックポイントです。

DICOMシステムの費用相場

DICOMシステムの接続に関する一般的な費用は、1接続あたり15万円〜50万円が相場です。これは、送信側依頼端末と院内PACS側の双方の接続が発生するため、このような金額になります。

また、DICOMシステムの実装に関する価格は、具体的なプロジェクトや業者によって異なるため、見積もりが必要です。自施設にとってメリットのある業者が見つかった際は、詳しいヒアリングを依頼し、見積もり査定を受けてください。

DICOMシステムのまとめ

DICOMシステムは、医療施設間でデータ交換をする際に定められている国際的な規格です。画像の取得保存・送信・共有を効率的に行い、医療診断や治療に大いに貢献することが期待されています。

診断精度を向上させつつ、患者情報のプライバシーが守れるシステムを選び、医療分野における画像データの安全な管理の実現・ヘルスケアの品質向上に寄与する現代医療に欠かせないツールといえます。

【免責事項】
本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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