比較サイト制作(作成)・構築を外注するときに気をつけておくべきこととは?

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比較サイトを制作運営をして、Webで集客をしたい。そう考えている企業様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
先に結論をお話しますと、ノウハウ無しに比較サイトを制作しても成約は取れません。それどころか、

  • 無根拠な比較サイトだとユーザー離れの要因になる
  • 成約にならない反響対応に追われる
  • 景表法や薬機法、各種広告法規をはじめとした違反の恐れがある

と、デメリットが多く、生産性を下げてしまって営業効率を落としたり、最悪の場合は自社ブランドを傷つけて売上や受注減をはじめ、経営に深刻なダメージを負いかねない可能性も。

比較サイトで成功するためには、市場や競合他社を分析したうえで比較する、ユーザーニーズを満たす有益な情報を提供する、SEOで上位表示させるためのキーワード選定をするといった、マーケティングの知識は必要不可欠です。
ここでは、比較サイトがどのようなビジネスモデルか、制作するにはどのような考え方が必要か、作り方の詳細などを詳しくご紹介しています。

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比較サイトとは

比較サイトのイメージ図

比較サイト」という言葉を聞いたことがありますか?Webマーケティングについて調べたことのある方なら、馴染みのある用語かもしれません。

ある商品の価格をオンラインショップやオークションサイトから抜き出し、比較することができるサイトのことを言います。価格.comがその代表として挙げられます。他にも、航空券やホテル、不動産、保険、引越し業者…とさまざまな分野の比較サイトが存在します。

複数のサイトを横断して、価格やサービスを検索し、瞬間的に並べて比較できるため非常に便利なサービスです。オンラインショッピングをする場合は、比較サイトで安値の販売業者を探して購入する、という購買行動が当たり前のものになりました。

比較サイトの種類とタイプ別の特徴

ひとくちに比較サイトと言っても、その形態や目的によっていくつかのタイプに分類されます。自社でどのような比較サイトを制作すべきかを判断するためにも、まずは各タイプの特徴を理解しておくことが重要です。

総合比較型サイト

総合比較型サイトは、特定のカテゴリーにおいて幅広い商品やサービスを網羅的に掲載し、ユーザーがさまざまな選択肢の中から比較検討できるタイプのサイトです。価格.comやカカクコム、食べログなどがこのタイプに該当します。

このタイプの比較サイトは、膨大な商品データベースを構築し、リアルタイムで価格情報を更新する必要があるため、システム開発や運用に高度な技術力と多大なコストがかかります。また、ユーザーを集めるための認知度向上にも大規模なマーケティング投資が必要になります。

そのため、総合比較型サイトは大企業や豊富な資金を持つ事業者に向いており、個人や中小企業が新規参入するには非常にハードルが高いと言えます。ただし、一度確立できれば多様な収益源を確保でき、継続的なキャッシュフローが見込めるビジネスモデルでもあります。

特化型比較サイト

特化型比較サイトは、特定のジャンルや業界、地域に絞って比較情報を提供するタイプのサイトです。例えば「東京都内の矯正歯科専門」「オーガニックコスメ専門」「太陽光発電システム専門」など、ニッチな分野に特化することで、総合型サイトとの競争を避けながら専門性の高い情報を提供できます。

特化型比較サイトのメリットは、扱う情報量が限定されるため、個人や中小企業でも運営が可能な点です。また、特定分野の専門知識を持っていれば、その専門性を活かした質の高いコンテンツを制作でき、ユーザーからの信頼を得やすくなります。

さらに、ニッチなキーワードで検索上位を狙いやすく、SEO対策の効果も出やすい傾向にあります。競合が少ない分野を選定できれば、比較的短期間でアクセスを集めることも可能です。ただし、市場規模が限られるため、収益の上限も限定的になる可能性がある点は留意が必要です。

一括見積もり・資料請求型サイト

一括見積もり・資料請求型サイトは、ユーザーが一度の入力で複数の業者に見積もりや資料請求ができる機能を提供するタイプのサイトです。引越し業者の比較サイト、保険の見直しサイト、リフォーム業者のマッチングサイトなどがこのタイプに該当します。

このタイプの最大の特徴は、ユーザーの具体的なニーズ情報を収集し、それを提携業者に提供することで収益を得るという点です。ユーザーは手間なく複数社の見積もりを比較でき、業者は見込み客の情報を得られるため、双方にメリットがあります。

収益モデルとしては、見積もり依頼や資料請求が発生するごとに業者から手数料を受け取る成果報酬型が一般的です。ユーザーの情報を仲介するため、個人情報の取り扱いには細心の注意が必要であり、プライバシーポリシーの整備やセキュリティ対策も重要になります。

ランキング・おすすめ型サイト

ランキング・おすすめ型サイトは、特定のカテゴリーの商品やサービスを独自の基準でランク付けし、おすすめ順に紹介するタイプのサイトです。「○○おすすめランキング」「人気の△△ベスト10」といった形式で、ユーザーに選択肢を提示します。

このタイプのサイトは、ユーザーが意思決定しやすいという大きなメリットがあります。選択肢が多すぎると逆に選べなくなる「選択のパラドックス」を回避し、明確な推奨を示すことで購買行動を後押しできます。

ただし、ランキングの根拠が不明確だったり、恣意的な順位付けが疑われたりすると、ユーザーからの信頼を失います。ランキングの基準を明示し、データや実績に基づいた客観的な評価を行うことが成功の鍵となります。また、アフィリエイト報酬の高い商品を上位に並べるだけの偏ったサイトは、近年のGoogleアルゴリズムによって評価が下がる傾向にあります。

口コミ・レビュー型サイト

口コミ・レビュー型サイトは、実際にその商品やサービスを利用したユーザーの評価や体験談を集約し、比較の材料として提供するタイプのサイトです。食べログ、@cosme、Amazonのレビュー機能などがこのタイプに該当します。

このタイプの強みは、実際のユーザーの生の声を提供することで、公式サイトでは得られないリアルな情報をユーザーに届けられる点です。第三者の評価は購買意思決定に大きな影響を与えるため、質の高い口コミが集まれば高いコンバージョン率が期待できます。

ただし、口コミの信憑性を担保することが最大の課題となります。やらせレビューや競合による誹謗中傷を防ぐための審査体制、不適切な投稿を排除する仕組み、公平性を保つためのガイドライン整備など、運用面での工夫が不可欠です。

比較サイト制作の3つの目的を明確にする

の3つの目的を明確にする

比較サイトを制作する前に、まずは「なぜ比較サイトを作るのか」という目的を明確にすることが重要です。目的が曖昧なまま制作を進めると、サイトの方向性がぶれてしまい、期待した成果を得られない可能性が高くなります。

目的1: 自社商品・サービスの集客強化

比較サイトを制作する最も一般的な目的の一つが、自社の商品やサービスへの集客を強化することです。この場合、比較サイトは自社のマーケティングツールとしての役割を果たします。

従来のコーポレートサイトや商品紹介ページだけでは、すでに自社を知っている顧客や指名検索をするユーザーにしかリーチできません。しかし、比較サイトを立ち上げることで、「どの商品を選ぶべきか迷っている」潜在顧客層にアプローチできるようになります。

例えば、自社が高性能な空気清浄機を販売している場合、「空気清浄機 おすすめ」「花粉症 空気清浄機 比較」といったキーワードで検索するユーザーを、比較サイト経由で自社商品ページへ誘導できます。このとき重要なのは、客観的な比較情報を提供しながら、自然な流れで自社商品の強みを訴求することです。

自社商品だけを推す露骨な宣伝サイトでは、ユーザーの信頼を得られません。競合商品も公平に掲載しつつ、自社商品が特定のニーズに最適であることを根拠を持って示すことで、説得力のある集客が実現します。

目的2: アフィリエイトや広告収入による収益化

二つ目の目的は、比較サイト自体をビジネスとして収益化することです。この場合、サイト運営者は特定の商品を販売するわけではなく、第三者の立場で公平な比較情報を提供し、そこから発生する広告収入や成果報酬によって利益を得ます。

このモデルで成功するには、まず十分なアクセス数を確保することが必要です。月間数万PV以上のアクセスがなければ、広告収入だけで運営コストを賄うことは難しいでしょう。そのため、SEO対策やコンテンツマーケティングに注力し、継続的にアクセスを増やす努力が求められます。

また、アフィリエイトプログラムが充実しているジャンルを選ぶことも重要です。クレジットカード、保険、不動産、転職サービスなどは単価の高いアフィリエイト案件が多く、収益化しやすいジャンルとして知られています。一方、アフィリエイト案件が少ない業界では、広告収入モデルへの切り替えや、独自の広告営業が必要になる場合もあります。

目的3: 営業効率化とリード獲得の質向上

三つ目の目的は、営業活動の効率化とリード獲得の質を向上させることです。特にBtoB企業やコンサルティングサービスを提供する企業にとって、この目的は非常に重要です。

従来の営業手法では、とにかく多くの見込み客にアプローチし、その中から成約につながる顧客を見つけ出すという、いわば「数打ちゃ当たる」方式でした。しかし、この方法では営業リソースが無駄に消費され、成約率も低くなりがちです。

比較サイトを活用することで、自社のサービスに興味を持ち、かつその価値を理解している見込み客だけを効率的に集めることができます。比較サイト上で自社の強みや特徴を十分に理解した上で問い合わせをしてくるユーザーは、すでに購買意欲が高く、商談もスムーズに進む傾向にあります。

実際、比較サイト経由で獲得したリードは、一般的なWeb広告経由のリードと比較して、成約率が2倍から3倍高いというデータもあります。営業担当者は質の高いリードに集中でき、商談成功率の向上と営業コストの削減を同時に実現できるのです。

比較サイトのビジネスモデル

比較サイトは商品やサービスを販売しているわけではありません。たくさんの比較サイトがたくさん存在するわけですが、一体どうやって利益を出し、サイトを維持しているのでしょうか。その仕組みについてご紹介しましょう。

収入の仕組み

比較サイトで売上を出す方法は、主に次の二つがあります。

  • 広告収入
  • 手数料収入

です。比較サイトに広告や商品情報を掲載するクライアント側にとっては、見込み客に対して大規模な集客アピールをすることができるメリットがあります。

サイト閲覧者は、商品の比較をしている時点で購買行動の一歩手前まで来ています。大量の見込み客に対して広告や商品情報を提供できるという点で、クライアントにとって比較サイトは利用価値が高いものなのです。

広告収入

比較サイトには、安値情報やレビューを見たいユーザーが多数訪れます。そのため、バナー広告テキスト広告検索連動型広告(リスティング)を掲載することで、広告収入を得ています。

例えば、価格.comのトップページ右上にある広告枠は、100万円以上/週という広告料になっています。広告料は比較サイトの規模によって変わりますが、アクセスが多いサイトなら広告料も上げることができます。

バナー広告などで収入を得るには一定のアクセス数(メディアの規模)が必要なので、知名度がまだ少ないサイトではアフィリエイト広告が活用されることが多いです。アフィリエイト広告は、比較サイトを通じて商品購入ページへのアクセス(あるいは商品の購入)があった際に広告費が発生する成果報酬型広告です。

アフィリエイトはメディアの規模が小さくてもパートナーが比較的見つかりやすい反面、掲載しただけで広告収入が得られるバナー広告などと比べて売上が安定しづらい点もあります。サイトによっては、掲載料がかかるバナー広告とアフィリエイト広告の組み合わせにより収入を安定させることも可能です。

手数料収入

比較サイトを通じて、クライアントの集客や販売のサポートをした場合の手数料収入を得ることができます。

集客サポート

比較サイトの集客サポートについて見ていきましょう。例えば、保険や引越しの比較サイトなどでは「一括見積り」という機能が用意されています。これは、ユーザーが条件を設定して、複数の業者に対し一括して見積りを依頼することができる、というもの。

ユーザーは、わざわざそれぞれの業者のWebサイトで情報を入力して送信する手間がかかりません。クライアントは、その見積り依頼を見て、見込み客に見積りを提示し、営業をかけることができる、というわけです。つまり、見積りという形で見込み客の情報をクライアントに提供し、その情報料として手数料を受け取るわけです。

他にも、一括資料請求で手数料が発生したり、特定の商品の販売ページをクリックした段階で手数料が発生するものなどがあります。クリックごとに課金されるのではなく、定額で集客サポートを提供するプランを用意しているサイトもあります。

販売サポート

見込み客をサイトに誘導するのではなく、比較サイト経由で購買・契約に至った段階で手数料が発生する、販売サポート収入というモデルもあります。

代表的なのは、価格.comで提供しているインターネット回線とプロバイダの比較サービスです。価格.comでは、光回線やADSL、モバイルwifiなどの回線が比較できるようになっています。比較サイト経由でプロバイダ契約をした場合、クライアントから販売手数料が支払われます。

価格.comの場合は、ほかにパソコンメーカーの直販サイトの比較でも同じ手数料が発生しているようです。

価格.com経由で購入や契約に至った場合の独自の特典やプランが用意されているものもあります。そのため、ユーザーにとっては価格.com経由で契約した方が得をするし、この特典によって見込み客を大量に集めることができるためクライアントにもメリットがあるのです。

収益モデル別の詳細比較と選び方

比較サイトで収益を上げるためには、自社の状況や目標に合った収益モデルを選択することが重要です。ここでは、代表的な3つの収益モデルについて、それぞれの特徴とメリット・デメリットを詳しく解説します。

月額掲載料モデルの特徴と適用シーン

月額掲載料モデルは、比較サイトに掲載する企業から毎月一定の掲載料を受け取るビジネスモデルです。掲載企業は月額料金を支払うことで、サイト上に自社の商品やサービス情報を一定期間掲載できます。

このモデルの最大のメリットは、安定した収益が見込めるという点です。アクセス数や成約数に関わらず毎月一定の収入が得られるため、サイト運営の初期費用やランニングコストを計画的に回収できます。また、掲載企業との長期的な関係構築がしやすく、継続契約により安定的なキャッシュフローが実現します。

ただし、このモデルを成功させるには、すでにある程度のアクセス数や認知度が必要です。新規で立ち上げたばかりでPV数が少ない比較サイトの場合、企業に掲載料を支払ってもらうだけの価値を提示することが難しいでしょう。月間数万PV以上のアクセスがあり、ターゲット顧客が明確に訪れているというデータを示せなければ、企業から契約を獲得するのは困難です。

このモデルが向いているのは、特定業界で一定の認知を得ているサイトや、ニッチな分野で専門性を確立しているサイトです。また、BtoB向けの比較サイトでは、リード獲得の価値が高いため、比較的早い段階から月額掲載料モデルを導入できるケースもあります。

成果報酬型モデルの特徴と適用シーン

成果報酬型モデルは、比較サイト経由で商品が購入されたり、サービスに申し込みがあったりした際に、成果報酬として広告費を受け取る仕組みです。アフィリエイト広告がこのモデルの代表例です。

成果報酬型モデルのメリットは、成果が発生した場合にのみ費用が発生するため、掲載企業にとってリスクが低く、契約を獲得しやすい点です。サイト運営側としても、成果を出せば出すほど収益が増えるため、質の高いコンテンツやユーザー体験の向上にインセンティブが働きます。

一方で、デメリットとしては収益の不安定性が挙げられます。アクセス数があっても成約に至らなければ収入はゼロであり、月ごとの収益変動が大きくなりがちです。また、成果報酬の単価は業界や商品によって大きく異なり、クレジットカードや保険などの高単価案件がある一方、日用品などは単価が低く、大量の成約が必要になります。

このモデルが向いているのは、アクセス数は確保できているが認知度がまだ低い新興サイトや、個人で運営する小規模サイトです。また、ユーザーの購買意欲を高めるコンテンツ制作が得意な運営者にとっても、成果報酬型は相性が良いと言えます。

広告収入型モデルの特徴と適用シーン

広告収入型モデルは、比較サイト上に広告を掲載することで収益を得る方法です。Google AdSenseなどのクリック課金型広告、インプレッション課金型広告、固定掲載型広告などの種類があります。

広告収入型モデルのメリットは、他の収益モデルと比べて収益化までのハードルが低いという点です。Google AdSenseであれば、サイトの審査に通りさえすれば、すぐに広告掲載を開始できます。また、広告主を自分で探す必要がなく、自動的に最適な広告が配信されるため、運営の手間も少なくて済みます。

ただし、広告収入だけで安定した収益を得るためには、相当なアクセス数が必要です。一般的に、月間10万PV程度では数千円から数万円程度の収入にしかならず、生活できるレベルの収益を得るには月間数十万PV以上が必要と言われています。

また、広告の配置やデザインによってはユーザー体験を損ねる可能性もあります。広告が多すぎるとサイトの信頼性が低下し、リピーターが減少するリスクもあるため、適切なバランスを保つことが重要です。

このモデルが向いているのは、すでに大量のアクセスを持つサイトや、情報提供を主目的としたメディア型のサイトです。また、他の収益モデルと組み合わせて補完的に活用するという使い方も効果的です。

複数モデルの組み合わせ戦略

実際の比較サイト運営では、一つの収益モデルだけに頼るのではなく、複数のモデルを組み合わせることで収益を最大化し、安定性を高めるアプローチが一般的です。

例えば、立ち上げ初期は成果報酬型で収益を確保しつつ、アクセスが増えてきたら広告収入を追加し、さらに認知度が高まったタイミングで月額掲載料モデルを導入するといった段階的な戦略が考えられます。

また、ページやコンテンツの種類によって異なる収益モデルを適用することも可能です。比較記事では成果報酬型のアフィリエイトリンクを設置し、情報提供型の記事ではGoogle AdSenseなどの広告を配置する、といった使い分けができます。

重要なのは、ユーザー体験を損なわない範囲で、複数の収益源を確保することです。収益化ばかりを優先してユーザーにとって使いにくいサイトになってしまえば、結果的にアクセスが減少し、長期的な収益も低下してしまいます。ユーザーファーストの姿勢を保ちながら、最適な収益モデルの組み合わせを見つけることが成功の鍵となります。

比較サイトの市場規模

比較サイトの市場規模のイメージ図

では、こういった比較サイトによるビジネスはどれくらいの市場規模を持っているのでしょうか。矢野経済研究所の発表によれば、比較サイトの市場規模は2008年度の時点で245億6500万円。現在ではさらにその規模が大きくなっていることは容易に想像できます。

参考:日経Xtech https://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/Research/20081201/320453/)。

価格.comのIR情報(参考:カカクコムグループ 2020年3月期第2四半期決算説明資料)を見ても、ある程度の波はあるとは言えその売上や収益は増加を続けています。

価格.comの月間利用者は5,700万人を超え、2019年度の売上収益は200億円を超えています。この時点で、2020年現在の比較サイトの市場規模は2008年と比較して爆発的に大きくなっていることがわかります。

オンラインショッピングがますます浸透していくことが予想されます。膨大な情報と選択肢の中から商品や販売サイトを選び抜くのは、ユーザーにとって手間もコストもかかるもの。このような比較サイトが利用される機会はますます増えていくことでしょう。

比較サイトの制作・構築で注意すべきこと

比較サイトの制作・構築で注意すべきこと

比較サイトを制作・構築してみたい方のために、その作成手順と気をつけることを大まかに説明していきましょう。「価格.com」のような大規模サイトではなく、制作者自身が商品情報を集め、比較するタイプのサイトを作成する場合を想定しています。

個人で比較サイトを作る場合は、大量の商品情報をリアルタイムで集めることはかなり工数がかかります。そこでおすすめしたいのは、ある特定の切り口に特化して制作する比較サイトです。

競合商品を絞り込んだ条件で比較、たとえば値段や機能、デザインなど、「どのようなポイントで比較されているのか」がユーザーに明確に伝わるようにサイトを構成します。

比較軸がわかり判断基準が明示されているため、ユーザーは迷わず納得したうえでその商品やサービスを選択してくれます。

比較サイトの作り方

比較サイトを自分で作成する場合、以下のような流れで作業を進めます。

  1. 扱うジャンルの商品をすべて洗い出す
  2. 商品の類似性と差別化のポイントを考える
  3. デザイン・構成を考える
  4. ライティングする

1. 扱うジャンルの商品をすべて洗い出す

取り扱うジャンルについて、現在販売されている商品をすべてリストアップします。明らかに情報のニーズがなく、情報ノイズになってしまうもの以外は可能な限り網羅しましょう。

このときに、売りたい商品やサービスばかりが優位になるラインアップにするのは絶対にNG。あくまでも消費者目線で、あるべき商品、サービスが網羅されていることがサイトへの信頼につながります。それが結果的に送客率を上げることにつながり、クライアントから喜ばれることになるのです。

比較サイトを利用するユーザーは、「公平な視点での比較」を期待しています。それに対し、運営者が恣意的に選択肢を狭めるようなことがあれば、ユーザーには信用してもらえません。ある程度の絞り込みは必要ですが、基本的にはなるべく多くの選択肢をユーザーに提供できるように商品を洗い出しましょう。

2. 商品の類似性と差別化のポイントを考える

それぞれの商品の類似しているところ、差別化されているところをリストアップしてみましょう。

もし売りたい特定の商品やメーカーがあるならば、その特徴を書き出して、それが競合に対して優位に見えるような視点を探します。言い換えるなら、売りたい商品をユーザーが選ぶメリットを探し出す、という作業です。

3. デザイン・構成を考える

商品の洗い出しと比較の視点が定まったら、サイトの構成やデザインを考えます。参考にするサイトや、見やすい・使いやすいサイトがあれば、それを真似してみるのもよいでしょう。

多くの比較サイトは、トップページに比較ランキングがあり、サイドバーに商品ページや情報コンテンツへのリンクがある、という形式を取っています。こちらも、参考にできるサイトを見つけ出して、それをベースに考えてみるとよいでしょう。

4. ライティングする

商品・サービスの比較や、関連情報についてテキストを書きます。先に想定しておいた商品比較の視点を使って比較し、それぞれのメリットやデメリットを交えながら記事を書きましょう。

このときに注意していただきたいのは、おすすめしすぎないこと。やたらめったらおすすめされれば、ユーザーがうさん臭さを感じてしまいます。もちろん、ユーザーの立場に立った推奨理由であれば問題ありません。

5. サイト自体を作る(コーディング)

比較サイトのデザイン・構成とその内容が決まったら、最後のステップがサイト自体の制作(コーディング)です。一昔前は一定のコーディング・スキルが求められましたが、近年ではHTML・CSSやプログラミング言語に関する知識がなくてもWebサイトが作れるサービスが数多く登場しています。

初期費用を抑えて比較サイトを作る場合、無料で導入できるCMS(コンテンツ管理システム)であるワードプレスを使うことが一般的です。ワードプレスはCMSを利用しているWebサイトの60%以上を占めています。ワードプレスはオープンソースのため、最初はテンプレートベースで立ち上げても後からカスタマイズしやすい点が強みとなっています。

ワードプレス以外にもSquarespace、Webflow、STUDIOなど、選択肢が豊富です。サイトを作るシステム・サービスを選ぶ際は、比較サイトの目的や将来的な運営方針を考慮することをおすすめします。

比較サイト制作ツールの選び方と比較

比較サイトを制作する際、適切なツールやプラットフォームを選ぶことは成功の重要な要素です。ここでは、代表的な制作ツールの特徴とメリット・デメリットを解説します。

WordPress(ワードプレス)での制作

WordPressは世界で最も広く使われているCMS(コンテンツ管理システム)であり、比較サイト制作においても最もポピュラーな選択肢です。全世界のWebサイトの約40%がWordPressで構築されており、その汎用性の高さが証明されています。

WordPressの最大のメリットは、豊富なテーマとプラグインが用意されている点です。比較サイト専用のテーマも多数リリースされており、これらを使えばプログラミング知識がなくても本格的な比較サイトを構築できます。また、SEOプラグインや問い合わせフォームプラグインなど、必要な機能を後から追加できる拡張性の高さも魅力です。

さらに、WordPressはオープンソースソフトウェアであり、ソフトウェア自体の利用料は無料です。初期投資を抑えたい個人や中小企業にとって、コスト面でも優れた選択肢と言えます。ただし、サーバー代とドメイン代は別途必要になるため、年間で数千円から数万円程度のランニングコストは発生します。

一方、デメリットとしては、ある程度の学習コストがかかる点が挙げられます。テーマのカスタマイズやプラグインの設定には最低限のWebの知識が必要であり、完全な初心者には少しハードルが高いかもしれません。また、セキュリティ対策やバックアップなどの保守管理も自分で行う必要があります。

WordPressが向いているのは、長期的にサイトを運営し、コンテンツを継続的に追加していく予定がある事業者です。また、将来的な機能拡張や他システムとの連携を見据えている場合にも、WordPressの柔軟性が活きてきます。

ノーコードツール(Wix、Studioなど)での制作

近年急速に普及しているのが、プログラミング知識不要で直感的にWebサイトを構築できるノーコードツールです。Wix、Studio、Webflow、Squarespaceなどが代表的なサービスとして知られています。

これらのツールの最大の特徴は、ドラッグ&ドロップ操作だけでデザイン性の高いサイトを構築できる点です。テンプレートも洗練されたものが多く、デザインの知識がなくてもプロフェッショナルな見た目のサイトが作れます。また、サーバー管理やセキュリティ対策などの技術的な部分はサービス提供側が行ってくれるため、運用の手間も大幅に削減できます。

特にWixは比較サイト向けのテンプレートが充実しており、商品比較表の作成機能や、フィルタリング機能なども標準で搭載されています。立ち上げから公開までのスピードも早く、数日から1週間程度で比較サイトを立ち上げることも可能です。

デメリットとしては、WordPressと比較すると拡張性やカスタマイズ性に制限がある点です。ツールが提供する機能の範囲内でしか開発できないため、独自の機能を実装したい場合には不向きです。また、多くのノーコードツールは月額制のサブスクリプションモデルを採用しており、継続的なコストが発生します。

ノーコードツールが向いているのは、技術的な知識がない個人や小規模事業者で、迅速にサイトを立ち上げたい場合です。また、デザイン性を重視し、テンプレートの範囲内での構築で十分な場合にも適しています。

比較サイト専用システムでの制作

比較サイト制作に特化した専用システムも複数のベンダーから提供されています。

これらの専用システムの強みは、比較サイトに必要な機能が最初から全て揃っている点です。商品比較表の自動生成、フィルタリング機能、ランキング表示、口コミ投稿機能、一括見積もり機能など、比較サイト運営に必要な機能がパッケージ化されており、設定だけで利用開始できます。

また、比較サイト運営のノウハウがシステムに組み込まれているため、初心者でも効果的なサイト構築が可能です。SEO対策機能やアクセス解析機能も標準搭載されていることが多く、運営の効率化が図れます。

デメリットとしては、専用システムは基本的に有料サービスであり、初期費用や月額費用が比較的高額になる傾向があります。また、システムの仕様に縛られるため、完全に自由なカスタマイズは難しい場合があります。

専用システムが向いているのは、本格的に比較サイト事業を展開する企業や、技術的な負担を最小限に抑えてビジネスに集中したい事業者です。初期投資は必要ですが、その分スピーディーに質の高いサイトを立ち上げられるメリットがあります。

フルスクラッチでの制作

予算と時間に余裕があり、完全にオリジナルの比較サイトを構築したい場合は、フルスクラッチでの開発という選択肢もあります。これは、既存のCMSやツールを使わず、ゼロからプログラミングでシステムを構築する方法です。

フルスクラッチ開発の最大のメリットは、完全に自由な設計が可能である点です。独自の機能や複雑なロジック、他システムとの高度な連携など、あらゆる要求に応えることができます。また、システムの所有権が完全に自社にあるため、長期的な資産として活用できます。

デメリットとしては、開発コストと時間が膨大にかかる点が挙げられます。数百万円から数千万円規模の投資が必要になることも珍しくありません。また、開発後の保守運用にも継続的なコストと技術者のリソースが必要になります。

フルスクラッチ開発が向いているのは、大規模な比較サイト事業を展開する企業や、既存のツールでは実現できない独自の機能が必須の場合です。長期的な事業計画があり、十分な投資予算を確保できる事業者に限定されると言えます。

比較サイトの肝になるのはSEO対策

比較サイトの肝になるSEO対策のイメージ図

比較サイトは、商品の購入を検討している見込み客の目に触れなくては価値がありません。もちろん収益も上がりません。検索した見込み客が自分の比較サイトにアクセスできるように、SEO対策をしっかり実施しましょう。

比較サイトはSEOの面で有利

購入する商品を選ぶときに、ユーザーは商品やサービスの名前で検索をします。それぞれの商品の公式サイトで情報を得ることはできますが、それは企業によるアピールなので客観的な比較をすることには向いていません。

商品選びに役立つ情報を探しているユーザーにとっては、既に情報が整理されていて比較がしやすい、あるいは比較の結果が示されているサイトの方が利用価値が高くなるはずです。したがって、ユーザーのニーズは比較サイトの方が高く、検索上位に表示されやすい。つまりSEO的に有利だということになります。

関連コンテンツの充実も求められる

SEO対策では、キーワードを使ったライティングなどのテクニックも必要ですが、正攻法としては良質なコンテンツを持つことが重要です。比較コンテンツが役に立つものであることは当然ですが、その分野に関連した情報を発信することで、より検索エンジンの評価が高まり、さまざまなキーワードで上位表示されるようになります。

ユーザーに有益な情報やハウツーなどのコンテンツを合わせて掲載することで、潜在層もサイトに流入するため、さらにアクセスの増加が期待できます。

自社制作 vs 外注の詳細比較

比較サイトを制作する際、自社で制作するか、外部の制作会社に依頼するかは重要な判断ポイントです。それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自社の状況に合った選択をすることが必要です。

自社制作のメリットとデメリット

自社で比較サイトを制作する最大のメリットは、制作コストを大幅に削減できる点です。外注すれば数十万円から数百万円かかる費用を、ツール利用料やサーバー代などの最小限のコストに抑えることができます。

また、社内にWebサイト制作のノウハウが蓄積されるというメリットもあります。一度制作を経験すれば、その後のサイト更新や新規ページ追加を自分たちで行えるようになり、長期的なコスト削減につながります。さらに、外部とのコミュニケーションコストがかからず、自分のペースでサイト制作を進められる点も魅力です。

一方で、デメリットとしては、相応の時間と労力が必要になる点が挙げられます。Webサイト制作の経験がない場合、学習から始める必要があり、実際にサイトが完成するまでに数ヶ月かかることも珍しくありません。また、本業の時間を削ってサイト制作に取り組むことになるため、機会損失が発生する可能性もあります。

さらに、自社制作では専門的な知識が不足しがちであり、SEO対策やセキュリティ対策などで初歩的なミスを犯すリスクがあります。その結果、期待した集客効果が得られず、かけた時間が無駄になってしまう可能性も否定できません。

自社制作が向いているのは、予算が限られており初期投資を抑えたい場合、Webサイト制作の経験やスキルを持つスタッフがいる場合、急いでおらずじっくり時間をかけて制作できる場合です。

外注のメリットとデメリット

外部の制作会社に依頼する最大のメリットは、プロフェッショナルな品質のサイトが短期間で完成する点です。制作会社は数多くのサイト制作実績があり、そのノウハウを活かして効果的なサイト設計を行ってくれます。

また、SEO対策やユーザビリティ、コンバージョン率最適化など、成果を出すための専門知識を持っているため、自社制作と比較して高い集客効果が期待できます。さらに、制作だけでなく運用サポートまで提供している会社も多く、継続的な改善提案を受けられる点も大きなメリットです。

デメリットとしては、当然ながら制作費用がかかる点が挙げられます。規模やクオリティにもよりますが、数十万円から数百万円の投資が必要になります。また、外部とのコミュニケーションに時間がかかることもあり、自分のイメージ通りのサイトに仕上がらない可能性もゼロではありません。

さらに、制作会社に依存してしまうと、その後の細かい修正や更新にも都度費用が発生し、ランニングコストが膨らむリスクがあります。できるだけ自社で更新できる範囲を広げておくことが重要です。

外注が向いているのは、予算に余裕があり初期投資が可能な場合、早期にサイトを立ち上げて事業を開始したい場合、社内にWebサイト制作のリソースやスキルがない場合です。

ハイブリッド型のアプローチ

近年では、自社制作と外注の中間的なアプローチも増えています。例えば、サイトの基本設計やデザインは外注し、コンテンツの執筆や更新は自社で行うという分担方法です。

この方法であれば、技術的に難しい部分はプロに任せつつ、継続的なコンテンツ更新は自社でコントロールできます。また、初期費用を抑えながらも一定のクオリティを確保できるバランスの良いアプローチと言えます。

さらに、デザインのみ外部のデザインサブスクリプションサービスを利用し、コーディングは自社で行うという方法もあります。これにより、プロフェッショナルなデザインを手頃な価格で入手しつつ、技術的なノウハウは社内に蓄積できます。

自社の状況や予算、スキルレベルに応じて、最適な制作方法を選択することが成功への近道となります。

比較サイトの制作・運営を依頼したときの価格

こういった比較サイトの制作や運営を外注した場合は、どれくらいの費用が必要になるのでしょうか?制作・運営の方法やクオリティにもよりますが、大まかに相場をご紹介すると以下のようになります。

  • 〜30万円: テンプレートをもとに、デザインやプログラミングなどの制作
  • 〜100万円: ECサイトやネットショップなどのオリジナル性の高いサイトで、独自コンテンツも可能
  • 100万円以上: サイトの制作だけでなく、Webマーケティングのコンサルティングなど包括的なサービス

テンプレートを使った簡単な構成の比較サイトであれば、それほど費用はかかりません。中〜大規模な比較サイトなどを作る場合は、100万円クラスの費用を想定しておいた方がよいでしょう。

全ての工程を丸ごと依頼すると、価格はどうしても上がってしまいます。予算が限られている場合は一部の工程を社内で対応しながら、社内にノウハウがない部分だけ外注するのも選択肢の一つです。たとえば、デザインサブスクサービスを使えば、コストを抑えながらも質の高いデザインを作ってもらうことが可能になります。

外注先の選び方5つのチェックポイント

比較サイトの制作を外注する場合、適切な制作会社を選ぶことが成功の鍵となります。ここでは、制作会社を選ぶ際に確認すべき5つの重要なポイントを解説します。

チェックポイント1: 比較サイト制作の実績があるか

最も重要なチェックポイントは、その制作会社が比較サイトの制作実績を持っているかどうかです。通常のコーポレートサイトやECサイトと、比較サイトでは求められる機能やノウハウが大きく異なります。

比較サイト特有の要素として、商品比較表の設計、フィルタリング機能の実装、ランキング表示の仕組み、口コミ投稿機能など、複雑な機能が必要になります。これらを適切に実装した経験がある制作会社であれば、効果的なサイト設計を提案してくれるでしょう。

制作実績を確認する際は、ポートフォリオページを見るだけでなく、実際に制作したサイトを訪問して使い勝手を確かめることをおすすめします。ユーザー目線で見て使いやすいか、情報が見つけやすいか、表示速度は十分かなど、細かくチェックしましょう。

また、制作実績の中に自社の業界や類似業界のサイトがあれば、業界特有の知識を持っている可能性が高く、スムーズなコミュニケーションが期待できます。

チェックポイント2: SEOに強いか

比較サイトにとって、検索エンジンからの集客は生命線です。どれだけ見た目が優れたサイトを作っても、検索エンジンで上位に表示されなければユーザーのアクセスを集めることができません。

SEOに強い制作会社は、キーワード調査、サイト構造の最適化、内部リンク設計、メタタグ設定、表示速度改善など、SEOの基本から応用まで幅広い対策を実施できます。また、Googleのアルゴリズム変更にも迅速に対応し、継続的にサイトの検索順位を向上させるノウハウを持っています。

SEO対策の実績を確認する際は、過去に制作したサイトが実際にどのようなキーワードで上位表示されているかを聞いてみましょう。具体的なデータや事例を示せる制作会社は信頼できます。

また、SEO対策は制作時だけでなく、運用フェーズでも継続的に行う必要があります。制作後のSEOサポートも提供しているかどうかも確認しておくとよいでしょう。

チェックポイント3: サポート体制が充実しているか

比較サイトは、制作して終わりではなく、運用を続けながら改善していくものです。そのため、制作会社のサポート体制が充実しているかは重要なチェックポイントとなります。

具体的には、サイト公開後の技術サポートの有無、問い合わせへの対応スピード、定期的なメンテナンスの提供、トラブル発生時の対応体制などを確認しましょう。特に初めて比較サイトを運営する場合は、手厚いサポートがあると安心です。

また、コンテンツ更新の方法についてのレクチャーや、アクセス解析データの見方の説明など、運営者が自走できるようにサポートしてくれる制作会社は価値が高いと言えます。

サポート体制については、契約前に明確にしておくことが重要です。どこまでが制作費用に含まれ、どこからが別途費用になるのか、月額のサポート費用はいくらかなど、詳細を確認しておきましょう。

チェックポイント4: 料金体系が明確か

制作会社の料金体系が明確で、見積もりに不明瞭な項目がないかも重要なチェックポイントです。料金体系が曖昧な会社は、後から追加費用が発生するリスクがあります。

見積もりを依頼する際は、何が含まれていて何が含まれていないのかを詳細に確認しましょう。例えば、デザイン費、コーディング費、ライティング費、写真撮影費、サーバー設定費など、項目ごとに分かれていると安心です。

また、修正回数の制限や、追加ページ作成時の単価なども事前に確認しておくことをおすすめします。制作途中で仕様変更が発生した場合の対応方法や、それに伴う追加費用についても明確にしておくべきです。

料金が安すぎる場合も注意が必要です。極端に安価な見積もりを提示する会社は、品質が低かったり、後から追加費用を請求したりする可能性があります。適正価格で透明性の高い料金体系を持つ会社を選びましょう。

チェックポイント5: コミュニケーションが円滑か

最後のチェックポイントは、制作会社とのコミュニケーションが円滑に取れるかどうかです。Webサイト制作は、要望を正確に伝え、それを形にしていく共同作業です。コミュニケーションがうまく取れなければ、期待通りのサイトが完成しません。

初回の打ち合わせで、担当者の対応や説明の分かりやすさ、こちらの質問に対する回答の的確さなどを確認しましょう。専門用語ばかりを使って説明する会社よりも、初心者にも分かりやすく説明してくれる会社の方が、円滑なプロジェクト進行が期待できます。

また、レスポンスの速さも重要です。問い合わせへの返信が遅い会社は、制作中のコミュニケーションも滞る可能性があります。初回の問い合わせ時の対応スピードは、その会社の体制を知る良い指標になります。

さらに、こちらの要望を単に受け入れるだけでなく、プロとしての提案や改善案を積極的に出してくれる制作会社は信頼できます。目的達成のために最適な方法を一緒に考えてくれるパートナーを選びましょう。

ただの比較サイトでは問い合わせはこない!?

よくある比較サイトの失敗例として、根拠がはっきりしないのに「おすすめ第1位」「三ツ星満点☆☆☆」というような取り上げ方をしているケースが挙げられます。

上記のようなランキング形式は無料で利用できるテンプレートも多く出回っていて、比較的作りやすい点がメリットといえます。しかし、近年ではアフィリエイト広告などWeb広告の仕組みをある程度理解している人が増えているため、比較サイトの誘導をすぐに見抜かれてしまう可能性が大いにあります。

ユーザーの信頼を得るには、あくまで「公平な比較」が必要。明らかに特定の商品を売ろうとする意図が見えるようでは、情報の信憑性が感じられずに、他の比較サイトへと流れていってしまうのです。

しかも、ユーザーは複数のサイトの比較情報を参考にしている可能性もあります。そうなれば、信用できないサイトでは購買や見積り、資料請求に至ることはないでしょう。

仮に資料請求に至ったとしても、その後の商談や受注に繋がる可能性が低くなるため、掲載クライアントは比較サイトの恩恵を受けることができません。

では、どうやって比較サイトの信頼性を高めればいいのでしょうか?

比較サイト制作でよくある5つの失敗パターン

比較サイト制作において、多くの運営者が陥りがちな失敗パターンがあります。これらを事前に理解し、回避することで成功確率を高めることができます。

失敗パターン1: ランキングの根拠が不明確

最もよくある失敗が、ランキングや評価の根拠を明示せずに、単に順位だけを示しているケースです。「おすすめ第1位」と書かれていても、なぜそれが1位なのかが分からなければ、ユーザーは信頼できません。

特に、アフィリエイト報酬が高い商品を上位に並べているだけのサイトは、ユーザーに見透かされてしまいます。近年のユーザーはWeb広告の仕組みに詳しくなっており、恣意的なランキングをすぐに見抜く能力を持っています。

この失敗を避けるためには、ランキングの評価基準を明確に示すことが重要です。価格、機能、デザイン、サポート体制、ユーザーレビューなど、複数の観点から客観的に評価し、その過程を透明化することで信頼性が高まります。

また、実際に商品を使用した体験談や、データに基づいた分析結果を掲載することも効果的です。「編集部で実際に3ヶ月使用した結果」といった具体的な情報があれば、説得力が増します。

失敗パターン2: 情報が古いまま放置される

二つ目の失敗パターンは、一度制作したサイトを更新せず、情報が古いまま放置されるケースです。商品の価格変更、サービス内容の改定、販売終了などは頻繁に発生しますが、これらを反映しないままでいると、ユーザーに誤った情報を提供してしまいます。

古い情報が掲載されていると、ユーザーの信頼を失うだけでなく、検索エンジンからの評価も下がります。Googleは情報の鮮度を重視しており、定期的に更新されていないサイトは検索順位が低下する傾向にあります。

この失敗を避けるためには、定期的な情報更新のスケジュールを立て、運用体制を整えることが必要です。最低でも月1回は全体をチェックし、価格や在庫状況、新商品の追加などを確認しましょう。

また、更新日時を明記することで、ユーザーに情報の鮮度を示すこともできます。「2026年2月更新」といった表記があるだけで、サイトの信頼性は大きく向上します。

失敗パターン3: モバイル対応が不十分

三つ目の失敗パターンは、スマートフォンでの表示が最適化されていないケースです。現在、比較サイトへのアクセスの大半はモバイルデバイスからであり、モバイル対応が不十分なサイトは大きな機会損失を生みます。

パソコン向けにデザインされたサイトをそのままスマートフォンで表示すると、文字が小さすぎて読めない、ボタンが押しにくい、表が横にはみ出して見づらいなどの問題が発生します。これではユーザーはすぐに離脱してしまいます。

また、Googleはモバイルファーストインデックスを採用しており、スマートフォンでの使いやすさが検索順位に直接影響します。モバイル対応が不十分なサイトは、検索結果で上位表示されにくくなります。

この失敗を避けるためには、レスポンシブデザインを採用し、どのデバイスでも快適に閲覧できるサイトを制作することが必須です。また、実際にスマートフォンでサイトを確認し、ユーザー体験に問題がないかテストすることも重要です。

失敗パターン4: SEO対策が不十分

四つ目の失敗パターンは、SEO対策を軽視してサイトを制作してしまうケースです。見た目が美しいサイトを作っても、検索エンジンで上位表示されなければ、ユーザーにサイトを見つけてもらうことができません。

SEO対策が不十分なサイトの特徴として、タイトルタグやメタディスクリプションが最適化されていない、見出しタグが適切に使われていない、内部リンクが不足している、ページの表示速度が遅いなどが挙げられます。

この失敗を避けるためには、サイト制作の初期段階からSEOを意識した設計を行うことが重要です。キーワード調査を行い、ユーザーがどのような言葉で検索しているかを把握し、それに応じたコンテンツを用意します。

また、技術的なSEO対策として、サイトの表示速度改善、構造化データの実装、XMLサイトマップの作成なども必要です。これらは専門知識が必要な部分なので、外注する場合はSEOに強い制作会社を選ぶことが重要です。

失敗パターン5: 収益モデルが不明確なまま始める

五つ目の失敗パターンは、どのように収益を得るかを明確にせずにサイトを立ち上げてしまうケースです。「とりあえず作ってから考えよう」という姿勢では、方向性が定まらず、効果的なサイト設計ができません。

収益モデルが不明確だと、サイトの構成や機能、コンテンツの方向性も曖昧になります。その結果、中途半端なサイトになってしまい、期待した成果を得られないという事態に陥ります。

この失敗を避けるためには、サイト制作の前に明確なビジネスプランを立てることが必須です。月額掲載料で収益を得るのか、成果報酬型のアフィリエイトを活用するのか、広告収入を目指すのか、あるいはこれらを組み合わせるのか、具体的な収益モデルを決定しましょう。

また、目標とする月間PV数や成約数、収益額も設定し、それを達成するための具体的な施策を計画します。KPIを設定し、定期的に進捗を確認しながら改善を続けることで、成功確率を高めることができます。

比較サイト制作にはマーケティング分析が必須

比較サイトを作るためには、マーケティングの視点を持つことが重要です。競合と戦うセグメントの見極め、自サイトの持つバリュープロポジション、そして比較サイトとしての機能+αの価値を持つサイトづくりを心がけましょう。以下にマーケティング分析のポイントを挙げておきます。

  1. セグメンテーションで狙う市場をはっきりさせる
  2. バリュープロポジションで勝ちやすきに勝つ
  3. 比較サイトにはプラスαの読み物コンテンツが必要
  4. 作成したコンテンツはアップデートが必要
  5. SEO対策やSNS、リスティング広告などの施策も必要

セグメンテーションで狙う市場をはっきりさせる

ネット検索で、競合と検索における上位表示を競い合う戦いは年々激しくなっており、検索数が多いキーワードは大企業にかなわないことも少なくありません。したがって、エリアキーワードなどを使って入り口を絞り込み、大手に勝てる余地のあるところで戦うことが大切です。

例えば「渋谷 矯正歯科」や「大宮 注文住宅」というように特定の地域での比較に絞りこめば、検索上位を狙うことが十分可能です。エリアは広すぎては検索上位が狙えず、狭すぎるとそもそも検索数が少なくてアクセスが期待できません。

競合の多さと商圏の広さ、ユーザーのニーズとのバランスをリサーチしながら、エリアキーワードを定めて、戦えるセグメントを見つけ出しましょう。

バリュープロポジションで勝ちやすきに勝つ

商品を比較するのが比較サイトの主旨ではあるのですが、ただ比較するだけではユーザーが価値を見出すことはできません。情報を羅列して単純に比較する程度のサイトなら、信頼には値しないのです。

ユーザーに選ばれるサイトにするためには、バリュープロポジション戦略を取り入れることが大切です。バリュープロポジションとは、ユーザーからのニーズがあり、かつ他サイトには提供できない価値のこと。あなたの比較サイトだけに提供できる「価値」とは何でしょうか?

バリュープロポジションの説明図

ポイントは、自サイトで売りたい商品の独自性を見つけること。ユーザーの特定のニーズに応えるものであり、それが商品の独自性とマッチすれば、そこを切り口にした比較サイトをつくることは難しくないはずです。

比較サイトにはプラスαの読み物コンテンツが必要

たとえば、サプリなどの健康食品を扱う比較サイトであれば生活習慣病に関する基礎知識、歯科クリニックの比較サイトであれば、歯列矯正最新の矯正技術に関する読み物コンテンツ歯科医師へのインタビューなど、ユーザーが自分事として思わず読みたくなるようなお役立ちコンテンツの存在が必要です。

こうした独自性の高いプラスαがサイトの評価を高め、上位表示につながり、セッションを稼げるサイトに成長していく原資となります。

作成したコンテンツはアップデートが必要

また比較サイトには有益なコンテンツを定期的に追加、最新の情報をアップデートしていく更新性なども求められます。いつまでも古い情報のままにしておくと、一度は上位表示されたキーワードでも、簡単に圏外に振り落とされます。

また商品によっては終売となるもの、価格の変更、パッケージの変更などがありますので、定期的にパトロールして商品情報を確認していくのが理想です。

情報は、時間の経過と価値が落ちていきます。比較サイトで商品を扱うのであれば、情報は常にアップデートして鮮度を保たなければなりません。

情報が古いものはGoogleなどの検索エンジンから評価してもらえません。サイトを訪れたときに、目に入る情報が数年前のものだったらどうでしょうか?それだけで信頼を損ないます。移り変わりの激しい情報なら、数か月でも古く感じる可能性もあります。

SEO対策やSNS、リスティング広告などの施策も必要

検索エンジンの表示順位を決めるアルゴリズムは、しばしば変更されることがあります。SEO対策の傾向が変われば、それに対応した手直しが必要になります。

その他にも、SNSでのシェアや、リスティング広告などを使い、比較サイトの認知を高める施策も並行して行わなければなりません。比較サイトは、つくったらそれで終わり、というわけではないのです。

モバイル対応とUI/UXの重要性

現代の比較サイト制作において、モバイル対応とユーザー体験(UI/UX)の最適化は必須要件となっています。これらを軽視すると、どれだけ良質なコンテンツを用意しても成果につながりません。

モバイルファーストの時代

統計によれば、比較サイトへのアクセスの約70%以上がスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスからとなっています。特に若年層では、パソコンを持たずスマートフォンのみでインターネットを利用する人も増えており、モバイルでの使いやすさが直接的に成果を左右します。

また、Googleは2019年からモバイルファーストインデックスを正式に導入しており、検索順位の決定においてもモバイル版のサイトを基準に評価するようになっています。つまり、モバイル対応が不十分なサイトは、検索結果で上位表示されにくくなっているのです。

レスポンシブデザインを採用し、画面サイズに応じて最適な表示に自動調整されるサイトを構築することが基本となります。特に比較表は横に長くなりがちなため、モバイルでも見やすいデザインの工夫が必要です。

ユーザビリティの向上

比較サイトにおけるユーザビリティとは、ユーザーが目的の情報に素早く辿り着け、ストレスなく比較検討できる状態を指します。使いにくいサイトでは、ユーザーはすぐに離脱してしまい、成果につながりません。

ユーザビリティを向上させるためには、明確なナビゲーション設計、分かりやすいカテゴリー分類、効果的な検索機能、見やすい比較表デザイン、直感的なフィルタリング機能などが重要です。ユーザーが3クリック以内に目的の情報へ到達できる設計を心がけましょう。

また、ページの読み込み速度もユーザビリティの重要な要素です。表示が遅いサイトはユーザーの離脱率が高まるため、画像の最適化、不要なスクリプトの削減、CDNの活用などで高速化を図る必要があります。

データ分析と効果測定の方法

比較サイトを成功させるためには、継続的なデータ分析と効果測定が欠かせません。感覚や推測ではなく、データに基づいた改善を行うことで、着実に成果を向上させることができます。

設定すべき主要KPI

比較サイトにおいて追跡すべき主要なKPI(重要業績評価指標)には、月間訪問者数(UU)、ページビュー数(PV)、平均滞在時間、直帰率、コンバージョン率(CVR)、クリック単価(CPC)、獲得単価(CPA)などがあります。

これらのKPIを定期的にモニタリングすることで、サイトの健全性や改善すべきポイントが明確になります。例えば、訪問者数は多いのにコンバージョン率が低い場合は、コンテンツの質やCTA(行動喚起)の設計に問題がある可能性があります。

KPIは単に数値を追うだけでなく、目標値を設定し、達成状況を確認することが重要です。「月間1万PV達成」「CVR3%達成」など、具体的な数値目標を持つことで、改善活動に明確な方向性が生まれます。

Google Analytics等の活用

データ分析の基本ツールとして、Google Analytics(GA4)は必須です。無料で利用でき、訪問者の行動を詳細に分析できます。どのページが最も閲覧されているか、どの流入元からの訪問が多いか、ユーザーがどのような経路でサイト内を移動しているかなどを把握できます。

また、Google Search Consoleも重要なツールです。どのようなキーワードで検索されてサイトに流入しているか、検索結果での表示回数とクリック率、サイトに技術的な問題がないかなどを確認できます。

これらのツールで得られたデータを元に、アクセスが多いページをさらに強化したり、直帰率が高いページを改善したり、成約につながりやすいキーワードに注力したりといった戦略的な施策が実行できます。

A/Bテストによる改善

データ分析で仮説を立てたら、A/Bテストで検証することも効果的です。A/Bテストとは、2つの異なるバージョンを用意し、どちらがより高い成果を出すかを比較する手法です。

例えば、CTAボタンの色を変えてどちらがクリックされやすいか、見出しの表現を変えてどちらが読まれやすいか、商品の並び順を変えてどちらがコンバージョンにつながりやすいかなどをテストできます。

A/Bテストを継続的に実施することで、データに基づいた最適化が進み、サイトの成果を着実に向上させることができます。感覚ではなくデータで意思決定する文化を作ることが、長期的な成功につながります。

ステマ規制・景表法への対応

比較サイトを運営する上で、法規制への適切な対応は極めて重要です。特に2023年10月に施行されたステルスマーケティング規制は、比較サイト運営者にとって大きな影響を与えています。

ステマ規制の基本

ステルスマーケティング(ステマ)とは、広告であることを隠して行う宣伝行為のことです。2023年10月1日から、ステマは景品表示法違反として規制対象となり、違反した場合は措置命令や課徴金の対象となります。

比較サイトにおいて特に注意が必要なのは、アフィリエイト広告を掲載している場合です。商品やサービスを紹介し、そこから成果報酬を得ているにもかかわらず、それを明示せずに「客観的な比較」として見せることはステマに該当する可能性があります。

対策としては、広告であることを明確に表示することが必須です。「PR」「広告」「アフィリエイト広告」などの表記を、ユーザーが容易に認識できる位置に掲載しましょう。記事の最後に小さく書くだけでは不十分であり、記事の冒頭や商品紹介の近くに明示することが推奨されます。

景品表示法の遵守

景品表示法は、誇大広告や虚偽の表示を禁止する法律です。比較サイトにおいては、「No.1」「最安値」「絶対におすすめ」といった最上級表現を使う場合、その根拠を明示する必要があります。

根拠なく「おすすめランキング1位」と表示したり、実際には存在しない割引率を表示したり、競合商品を不当に貶めるような表現をしたりすることは、景品表示法違反となる可能性があります。

また、口コミやレビューについても、実際に存在しない架空の口コミを掲載したり、報酬を支払って好意的なレビューを書いてもらったりすることは問題となります。口コミを掲載する場合は、その真正性を担保する仕組みが必要です。

適切な免責事項の掲載

比較サイトでは、掲載情報の正確性について完全な保証はできないため、適切な免責事項を掲載することも重要です。「掲載情報は当サイトが独自に調査したものであり、正確性を保証するものではありません」「最新情報は各公式サイトでご確認ください」といった注意書きを明記しましょう。

また、個人情報保護方針(プライバシーポリシー)、利用規約、Cookie使用に関する同意なども適切に整備し、法的リスクを最小限に抑える必要があります。特に一括見積もり機能など、ユーザーの個人情報を取り扱う場合は、個人情報保護法への対応も必須となります。

売上に繋がる質の高い問い合わせが来る「ポジショニングメディア」

ここまで見てきたように、比較サイトは効果を得るための手間やコストが思っているよりも大きな負担となります。しかも、その比較サイトから送客された見込み客の質が高いとは限りません。そこでぜひ活用いただきたいのが、「ポジショニングメディア」という手法です。

ポジショニングメディアとは?

ポジショニングメディアのイメージ図

ポジショニングメディアは、ただ商品情報を並べて比較するだけではなく、各商品の特徴や強みをリサーチし、ユーザーにわかりやすくバリュープロポジションを提示するメディア。比較サイトとの違いは、綿密なマーケティング分析による見込み客の囲い込みができる点。

ポジショニングメディアの場合は、それぞれの強みを提示していることで「公平な比較」が行われていると感じてもらい、ユーザーの信頼が得やすくなります。さらに訪問したすべてのユーザーを誘導するのではなく、「いますぐ客」を取りこぼさない導線を確保していきます。

こうして得た見込み客は、価値をわかった上でクライアントへの問い合わせをしたり、販売ページへアクセスしたりしているので、売上に繋がりやすい・リピート率の高いアツい見込み客となります。

単純な比較サイトで、とりあえず優位に見せたいというのであれば別ですが、企業運営において最も大切な購入・契約、そしてリピート率といった売上につなげるための販促をしていくのであれば、ポジショニングメディアが非常に有効です。

ポジショニングメディアLPスクリーンショット

※バナーをクリックすると、ポジショニングメディアを詳しく紹介したページがご覧いただけます。

ポジショニングメディアの成功事例

注文住宅(従業員30名以下)の事例

もともと、ヨーロッパ風の家づくりが得意で、ポータルサイトやリスティング広告などのWeb広告に出稿していました。

資料請求も200件ほど来るようになりましたが、アポになったのが1件。電話やメールでどんなに丁寧に追客してもアポにならず、当社の家づくりに興味があるというよりも、他社といろいろ比較するために単に情報を集めている感じでした。

当社の家づくりに関心のあるお客様を集めるポジショニングメディアに興味を持ち、依頼したところ、問い合わせが10件程度でしたが、6~8人がアポになり、これまでアポ率が0.5%だったのが60~80%に上がりました。

もともと、当社に興味を持った上でのアポのため契約もとれるようになりました。ヨーロッパ風のこだわりの家づくりにも賛同してくださり、受注単価も1,000万円も増加。毎月安定的に受注を獲得しています。

矯正歯科(従業員非公開)の事例

当院のあるエリア内には100院以上の競合クリニックがありました。Web広告を出して集客をしていましたが、競合の方が知名度もあり、来院される患者さんが少なく困っていました。

来院されても成約にならない患者さんが多く、当院の良さを患者さんにどう伝えたら良いのか、本当に困っていました。そのような中、ポジショニングメディアの提案を受け、導入してからは30%以上の患者さんがその日のうちに成約

期間を空けて成約した方も含めると、総成約率が50%近くまで伸びています。知名度を上げることも大切ですが、患者さんに納得してもらう伝え方の大切さを知ることができました。

IoTシステムメーカー(従業員200人以下)の事例

リスティング広告やポータルサイトに出稿するようになってから月に30件ほどリードがとれるようになりました。しかし、他社と比べられるだけの資料請求ばかりで全く成約は0でした。

どうしたら当社の製品を購入してくれるリードが集められるのかと迷っていたところ、ポジショニングメディアの提案をもらいました。市場のマーケティング調査をしてもらい、当社の強みが分かるポジショニングメディアを作ってもらいました。

問い合わせ数は、以前の半分以下の10件と減りましたが、そのうち成約になったのが月間で3~4件。30件で0だったのが、10件程度で3~4件もとれるようになりました。

問い合わせの質も変わり、すでに当社の特徴や強みを理解してくれているため、商談化までのスピードも早く、製品を導入するメリットを理解していただいたので価格にもご納得いただけました。

とても営業しやすいお客様が多く、最近では大手企業からの問い合わせも増えています。

このほかにもあらゆる業界でポジショニングメディアを制作・運用しています。どんなメディアなのか詳しく知りたい方のために、ポジショニングメディアの仕組みや、従来のWeb広告との違い導入事例などを紹介した資料をご用意しました。ご興味のある方は、こちらよりダウンロードして下さい。

ポジショニングメディア資料画像

資料をダウンロードする

サイトの制作をプロに依頼することのメリット

Webサイトの制作をプロに依頼する場合、自分(自社)で作るときと比べて大きな費用が発生してしまいます。しかし、費用がかかっても制作をアウトソースするのに下記のようなメリットがあります。

試行錯誤せず、見込効果の高いサイトが作れる

Webサイトを自分(自社)で作る場合、ノウハウ不足で初歩的なミスをすることが多く、成果を得るために試行錯誤を重ねる必要があります。事前に頑張って勉強したとしても、制作実績が数百サイト、数千サイトにも及ぶ会社と同じノウハウの量を蓄積できません。

サイトの制作を外部企業に依頼することで、サイトの作り方や動線設置の仕方、効果的な比較の仕方などに時間をかけず、見込の高いサイトが作れます。

関連法規もカバーできるため安心

Web広告は、2023年10月に施行された「ステマ法規制」など 規制が厳格化されている傾向にあります。収入の最大化を目指してサイトを作ると関連法規に抵触し、罰金などが科されるリスクもあります。

サイトの制作実績が多い企業であれば、苦労せず関連法規を遵守したサイトが作れます。また、運用までお願いできる企業も多いため、継続的にモニタリングして、法規関連のトラブルを未然に防ぐことも可能。

比較サイト制作(作成)・構築を外注するときに気をつけるべきことまとめ

比較サイト制作で注意すべきことのまとめのイメージ図

比較サイトを作るときには、入念なマーケティング調査やサイト制作計画、さらにはその後の運用までといった幅広い視野が必要です。

弊社では8,000案件以上のWebコンサルティング実績を持っており、そのノウハウを元に最もクライアント様に合った市場の抽出、最適なWeb戦略のご案内をしております。

もし、比較サイトを作って集客はしてみたいけれども方針に迷っている、しっかり売上に繋がる反響が取れるメディア構築をしたいとお考えでしたら、ポジショニングメディアをご検討ください。

ご案内する際には120業種以上の集客実績から練られたポジショニングメディアのメリット、そして貴社がどんな市場にどんな見せ方をすべきかをコンサルタントが説明します。

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