インドアゴルフのフランチャイズを選ぼうとしたとき「開業資金にバラつきがあり過ぎて選べない!」と思った経験はありませんか?
インドアゴルフのフランチャイズはシミュレーターやスイング解析機、打席数といった設備の規模によって開業資金が大きく異なるため、投資可能な開業資金に合わせて選ぶと良いでしょう。
ここでは、開業資金別におすすめのインドアゴルフのフランチャイズを紹介します。
投資可能額に合わせた
インドアゴルフのフランチャイズ
低リスク・ミニマムスタート
インドアゴルフのフランチャイズ開業資金2000万円以下
収益リターンが大きい
インドアゴルフのフランチャイズ開業資金2000万円以上
わたしのゴルフ

開業資金2,500万円~
年間売上4,000万円以上の実績あり!安定した収益性を実現できるフランチャイズ。
会社名 | サービスの特徴 |
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マイゴル |
最短1ヶ月で黒字達成!オープン月から売上を立てられるフランチャイズ
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LAHAGOLF24 |
開業資金1000万円から!低予算から開業ができるフランチャイズ
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わたしのゴルフ |
年間売上4,000万円以上の実績あり!安定した収益性を実現できる |
i8GOLF |
手軽な料金で世界200コースを体験!24時間いつでもシミュレーションゴルフ |
swing24/7 |
無人化と独自システムで実現。低コスト×高収益の次世代モデル。 |
YGC |
充実した新しい設備で無駄なくスムーズに上達できる |
ZEN GOLF RANGE |
専属プロによるゴルフレッスンをいつでも何度でも受講可能 |
インドアゴルフスクールGolfet |
各種練習器具などを活用して適切なスイングを徹底的に反復練習 |
ゴルフ・ドゥ |
専任のFCコンサルタントがオープン後も定期的に店舗を訪問 |
ステップゴルフ+ |
関東エリアを中心にフランチャイズ展開 |
ダンロップゴルフスクール |
接客技術、レッスン方法、スクールの運営などを日々改善 |
スマートゴルフ |
100名限定の完全会員制で快適な環境づくりを徹底するインドアゴルフ練習場 |
スキマゴルフ |
月額5,980円(税込)で24時間365日使用可能なインドアゴルフ練習場 |
チキンゴルフ |
全国6エリアで30店舗を展開するインドアゴルフ練習場 |
THE GOLF BASE |
高性能シミュレーターと快適空間で差別化されたゴルフ体験 |
インドアゴルフフランチャイズとは?

近年、駅近で気軽に利用できるインドアゴルフ施設が注目されています。天候や時間に左右されない手軽さから、新たな顧客層を獲得し、大きく成長している分野です。
インドアゴルフのフランチャイズ事業も起業家や投資家に人気ですが、参入には慎重な検討と知識が欠かせません。ここでは、まずインドアゴルフFCの基本や形態、選び方について解説します。
インドアゴルフにおける3つのフランチャイズ形態とは?
インドアゴルフFCの契約形態には、主に3つのタイプがあります。それぞれの特徴と向いている人について整理します。
タイプ | 特徴 | メリット | デメリット | 適している人 |
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ビジネス・フォーマット型 |
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ターンキー型 |
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コンバージョン型 |
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より具体的な事例はインドアゴルフ フランチャイズの記事も参考になります。
フォーマット型フランチャイズ
メニュー、サービスをはじめ、売上管理、販売、販促などを提供するフォーマット型フランチャイズは、すでにブランドとして確立されている商標を利用することで、宣伝効果が期待できます。
集客する方法や利益を高めるノウハウなども提供し、店長やアルバイトの教育方法についてもアドバイスします。本部がスーパーバイザーを派遣して加盟店のトレーニングを行います。
ターンキー型フランチャイズ
本部が一括して開業準備を行い、すぐにでも開店できる状態まで作り上げるのが、ターンキー型フランチャイズ。オーナーは店舗の鍵(キー)をもらって営業することになります。
開業資金を抑えられるのがメリットで、コンビニ業界に多く見られます。
コンバージョン型フランチャイズ
すでに営業している店舗の事業主を対象にとしたコンバージョン型フランチャイズは、本部が商標やノウハウを提供し、加盟する側を自社のフランチャイズにコンバーション(転換)させること。本部の商標を利用して新たに集客できる点がメリットです。
失敗しないために押さえたい!フランチャイズ選びの指標
フランチャイズ選びでは、次の5つのポイントをしっかりチェックすることが失敗しないための鍵となります。
- 初期費用:加盟金、保証金、物件取得費、内装・設備費など。目安は1,000万円~5,000万円以上。
- ロイヤリティ:毎月本部に支払う対価。定額方式や売上歩合方式があり、0円と謳う場合は別の名目で費用がかかることも。
- シミュレーター性能:精度や操作性、グラフィック、機能の充実度。導入機種によって顧客満足度やリピート率が大きく変わります。
- 無人運営可否:人件費削減、24時間営業、低価格会費が実現できるか。セキュリティや遠隔サポート体制の有無も要確認。こうした仕組みを支えるインドアゴルフシステムもあります。
- 集客支援:商圏分析、Web広告、SNS活用、オープン前からのプロモーションなど、本部によるサポートの実績や具体性。
なぜ今インドアゴルフFCが伸びているのか?
近年、インドアゴルフのフランチャイズは大きな注目を集めています。その背景には、従来のゴルフ業界とは異なる新しい潮流があります。ここでは、その伸びている理由について、主に3つの視点から解説します。
- ゴルファー人口の回復傾向
- 都市部で高まる24時間・無人利用の需要
- 省スペース出店による固定費の削減
都市部を中心に、ゴルフ人口は再び増加傾向にあります。特に20代~40代の若年層や女性の新規ゴルファーが増えており、従来の「ゴルフは年配の男性のスポーツ」というイメージから大きく変化しています。
これらの層は、気軽に楽しめる、短時間で利用できる、最新のシミュレーターで上達を実感したい、といったニーズを持っているのが特徴です。
また、都市生活の多様化により、好きな時間に、誰にも会わずに練習したいという需要が急増しています。
24時間営業や無人運営が可能なインドアゴルフは、出勤前や帰宅後、ちょっとした空き時間にも利用できるため、忙しいビジネスパーソンや若者から強い支持を集めています。
さらに、インドアゴルフは比較的狭いスペースでも開業できるため、駅近のテナントや空き物件などを活用しやすいという利点もあります。家賃などの固定費を抑えつつ、集客力の高い好立地でビジネスを展開できるようになりました。これらの要因が複合的に作用し、インドアゴルフフランチャイズの市場は順調に拡大しています。
インドアゴルフ市場はどれだけ成長している?
インドアゴルフの市場は、ここ数年で大きく成長しています。全日本ゴルフ練習場連盟(JGRA)の調査によると、2023年10月の調査で国内のインドアゴルフ施設は1,518件に達し、前年から196件増加しました。*
アウトドアの練習場数が横ばいか微減傾向にある中で、インドア施設は大幅な増加を見せている状況です。
また、駅近のテナントスペースなどを活用した新しい出店スタイルが急増しており、従来型の郊外大型練習場とは異なる事業モデルとして注目されています。
*参照元:JGRA公式 | 2023年度事業報告書(https://www.jgra.or.jp/wp1902/wp-content/uploads/2024/07/2023年度事業報告書.pdf)サブスクモデルと相性が良い!安定収益を支える仕組み
インドアゴルフビジネスのもう一つの大きな特徴は、月額会費制(サブスクリプション)との相性の良さです。
月額制を導入することで、天候や季節、景気の変動に左右されず安定した収益が見込めます。
これは、一度会員を獲得すれば継続利用を促すことで「売上ゼロスタート」のリスクがなく、経営の安定につながるためです。
無人運営と組み合わせれば、変動費を抑えつつ高い営業利益率も実現できます。
一部のフランチャイズでは、営業利益率50%超を目標に掲げるところもあるほどです。
この仕組みが、投資家や新規事業者からの注目を集める要因となっています。
インドアゴルフのフランチャイズに加盟するメリット・デメリット

フランチャイズに加盟する最大の目的は、集客率を高めて利益を得ることです。フランチャイズ本部では、ゴルフスクールの運営についての経験やノウハウが豊富ですので、本部の商標を利用することで幅広いターゲット層を狙うことができ、集客アップにつなげられる点がメリットです。
シューズやクラブなどの道具をレンタルできるインドアゴルフなら、天候なども気にせず、仕事帰りにも気軽に通うことができます。
一方、売上に関係なく、ロイヤリティを毎月支払わなければならないのがデメリットです。ロイヤリティとは、フランチャイズ本部の著作権や商標権などの権利の使用料のこと。ロイヤリティが高すぎる場合、利益が下がってしまいますので、注意が必要です。
また、フランチャイズには契約期間があります。契約の途中で解約してしまうと違約金が発生することも。そのため、契約についてはしっかりと事前に確認しておいてください。
インドアゴルフ開業に必要な資金はいくら?

インドアゴルフフランチャイズを始める際の開業資金は、設備規模や出店場所によって変動しますが、一般的な3打席・5打席モデルごとの費用目安を以下にまとめます。
項目 | 3打席モデル | 5打席モデル | 備考 |
---|---|---|---|
FC加盟金・保証金等 | 100万円~400万円 | 100万円~400万円 | ブランドにより異なる |
物件取得費 | 150万円~300万円 | 200万円~550万円 | 敷金・礼金・保証金等 |
内外装工事費 | 500万円~900万円 | 800万円~1,500万円 | 防音・打席設置など |
シミュレーター・設備費 | 750万円~1,050万円 | 1,250万円~1,750万円 | 1台あたり約250~350万円 |
広告宣伝費 | 60万円~110万円 | 100万円~330万円 | 開業前後のキャンペーン費用 |
運転資金(3ヶ月分) | 300万円~500万円 | 400万円~700万円 | 家賃、ロイヤリティ等 |
合計概算 | 1,860万円~3,260万円 | 2,850万円~5,230万円 | リース等活用で変動 |
一般的には、投資回収まで3~4年を目安とするフランチャイズ本部が多いです。会員数や月会費、運営コストのバランスによって異なりますが、効果的な集客戦略と高い会員継続率が達成のカギとなります。
※上記はあくまで目安のシミュレーションであり、実際の費用は立地や物件条件、フランチャイズ本部の規定などによって変動します。
参入前に知っておきたい!失敗事例と対策ポイント
成長が続くインドアゴルフビジネスですが、参入すれば必ず成功するとは限りません。
ここでは、よくある失敗例とその対策を解説します。
- 立地選定ミス…商圏人口の分析が不十分だと、アクセス性が悪く集客が伸びません。
- シミュレーター性能の軽視…精度の低い機器を選ぶと、顧客の満足度が下がり退会率が増加します。
- サービス差別化不足…特徴がないと価格競争に巻き込まれ、利益が削られる結果となります。
失敗を避けるためには、開業前に入念な市場調査と競合分析、顧客目線でのサービス設計が欠かせません。
失敗を防ぐための対策チェックリスト
具体的な事業計画を立てる際は、以下のチェックポイントを参考にしましょう。
チェック項目 | 内容 |
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商圏人口 | 1km圏内に2万人以上が目安。昼夜の人口差や企業数も考慮。 |
室内天井高 | 3m以上あるか確認。安心してフルスイングできる空間を確保。 |
機材サポート | 24時間対応の保守・サポート体制があるかチェック。 |
この3点を押さえることで、開業後のトラブルや集客不振を未然に防ぐことができます。
無人運営システムでどう変わる?
インドアゴルフ施設での無人運営は収益性・利便性の両面で大きなメリットがあります。
- 人件費を大幅に削減…スタッフの雇用が不要になることで、年間数百万円の人件費をカット
- 予約~解錠までアプリ完結…利用者はアプリで予約から決済、入室まで全て自分のタイミングで行える
- 深夜帯の稼働率アップ…24時間営業が可能となり、早朝や深夜の利用も取り込める
無人運営を検討しているなら、入退室管理や遠隔接客などが可能になる無人店舗システムの導入も検討してもいいかもしれません。
導入時の注意点
無人運営を成功させるためには、セキュリティとトラブル対応にも十分な備えが必要です。
- 防犯カメラや非常ボタンを設置し、利用者の安全を確保する
- シミュレーターやシステムの遠隔再起動機能があるか確認する
トラブル時の対応力が運営の安定に直結しますので、フランチャイズ本部のサポート体制も比較検討しましょう。
インドアゴルフのフランチャイズ導入に関するよくある質問
Q1. 出店エリアを選ぶ基準は?
出店場所の人口、駅の乗降客数、商店街や商業施設の数と距離、出店する店舗の階層、店舗の看板を考慮して検討する必要があります。競合他社が立ち並ぶ中、負けないビジネスを行うのがポイント。
インドアゴルフ練習場の経営に適した物件募集は、フランチャイズ本部が行っている場合もあるので、公式サイトで確認したり、担当者に確認してみたりするのがおすすめです。
Q2. インドアゴルフのフランチャイズは儲からないって本当?
フランチャイズ本部は、利益が出るように経営のノウハウを教えてくれますが、儲かるかどうかは経営の仕方にもよるといえます。ゼロから事業を始めるよりは、フランチャイズに加盟した方が短期間で利益を上げやすいでしょう。
フランチャイザー(本部)によっては、年収例を提示している場合もあるので、事前にチェックしてみてください。
Q3. インドアゴルフは今後も需要があるの?
若い世代で、ゴルフをする人口が増加しています。インドアゴルフ・無人ゴルフ市場も伸びていますので、売上増加が期待できます。
インドアゴルフのフランチャイズサービスまとめ
インドアゴルフのフランチャイズには、「フォーマット型フランチャイズ・ターンキー型フランチャイズ・コンバージョン型フランチャイズ」があり、それぞれの特徴が異なります。ロイヤリティを毎月支払わなければならないデメリットもありますが、ゴルフスクールの運営についての経験やノウハウが豊富な本部の商標を利用すれば、集客アップにもつなげられます。
インドアゴルフのフランチャイズに加入する際は、資金や契約についてもしっかりと下調べをし、準備しておく必要があります。
- 免責事項
- 本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。