整体院・マッサージ店の集客方法やマーケティング戦略について考える

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集客ができない…そう感じている整体院へ

いざ開業をしてみても、お客様がなかなか来ない、または新規顧客の獲得に困っているという整体院に話を聞くと、以下のような悩みをよく聞きます。

  • 昔はチラシを入れれば集客できたが、最近はチラシの効果がない
  • 開業したはいいが、イマイチ認知度が上がらない
  • エステ・整体系のポータルサイトにも登録してみたが、費用ばかりかかって、費用対効果が良くない
  • 広告の規制により、効果効能など、伝えたいことが書けない

チラシ集客がメインだった時代からWeb集客への移行について行けていないパターンと、他業種にに比べて厳しい広告規制に阻まれて、他院との差別化や新規顧客層伝えたいことが書けないと悩んでいるパターンが多いです。
本ページではこれらの悩みを解決するための方法について説明をしていきます。

当記事でわかること

  • 新規顧客としてアプローチしたい若年層の情報行動
  • 代表的なWeb集客方法
  • 整体院広告の表現規制の現状

もう整体院の集客でチラシ広告は効果がない?

若年層へと下がるにつれ、急激に落ちていく新聞の購読率

新聞の折り込み広告やチラシのポスティングなどで、集客を行っている整体院は多いかと思われますが、以前と違い集客の効果や、特に新規顧客として狙った20~30代の若年層へリーチができていないと感じているのではないでしょうか。

総務省の「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(※1)によると、紙の新聞の購読率は60代で81.9%と約8割の人が購読しているのに対し、30代で31.9%、20代で23.0%と年代が下がるにつれ、紙の新聞の購読率は下がっており、若年層へは新聞というメディアから離れている傾向にあります。
つまり、どんなに新聞の折り込み広告を入れても、新規顧客として狙っている若年層へのアプローチは、今後はどんどんと難しくなっていくのです。

変わってしまった情報を探す人の行動

紙の新聞に代わり、伸びているのがインターネットです。
先の総務省の資料(※1)によると、平日のインターネット利用時間は20代で149.8分、30代で110.7分、さらに60代でも60.9分となっており、若年層だけでなく、高齢層も生活にインターネットが取り入れられているのが分かります。
特に「趣味・娯楽に関する情報を得る」といった、自分の生活に関する情報を得る際に利用するメディアについては、20代・30代でともにインターネットが79.4%、60代でも33.1%とインターネットが多くを占め、人々が何か情報を得るには、インターネットを利用するのが主流となっていると言えるので、今後はチラシだけではなく、Webを利用した集客をメインで行っていくことが重要となるでしょう。
(※1)総務省「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

Webを使用した整体院の集客方法


それではWebで集客するにはどのような方法があるでしょうか。代表的なものをまとめてみました。

コーポレートサイト

最もスタンダードなのは、自院のコーポレートサイトを利用する方法ですが、こちらはユーザーが検索したキーワードに対して、自院のサイトが検索上位に上がってきていることが重要となってきます。
整体院の名前をまだ知らないユーザーが検索するのは、当たり前ではありますが、整体院の名前ではありません。まずは、自分の生活圏の近くに整体院があるかどうかを調べるために、『整体院 品川』、『整体院 立川』といった、地域名と掛け合わせたキーワードで検索をしてくることが多いでしょう。

その地域名で検索された際に、自院サイトが検索順位の10位以内になければ、クリックをしてくる可能性が限りなく低いです。
つまり、コーポレートサイトで集客するには、『整体院 品川』といった『整体院+地域名』、もしくは『整体院+特殊な施術名』といった、ユーザーが検索をしてきそうなキーワードで上位表示をされる必要があるのです。自院サイトの検索順位が低ければ、検索順位を上げるための対策(SEO対策)をする必要がありますが、専門的な知識が必要となるため、SEOに詳しい業者に依頼をすることをおすすめします。

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リスティング広告

リスティング広告は出稿さえすれば、上記画像のように検索結果画面の特定の場所に出るので、コーポレートサイトのように検索順位を上げる施策をする必要性はなくなります。

ただし、問題は出稿費用がオークション形式となっているので、人気の検索キーワードであればあるほど、多額の出稿費用が必要となり、費用対効果のバランスを取ることが難しくなることもあるでしょう。

また、希望の検索キーワードで出稿できる権利をもてたとしても、出稿前には媒体元であるGoogleによる出稿原稿やリンク先ページの検査があり、出稿内容がGoogleの規定に反していた場合は、出稿をすることができなくなってしまうので、広告出稿における法規的知識も必要となります。

Googleマイビジネスへの登録


上記画像の赤枠内のように、現在ユーザーがスマホで検索をすると近くの整体院をGoogleマップに表示する機能があります。
これによりユーザーは、自分の近くの整体院を簡単に探すことができるうえ、さらに詳しく知りたいなら、マップにあるウェブサイトボタンで公式ホームページへと移動をしたり、実際の利用者からの口コミ評判もチェックできるの便利な機能です。

Googleマップに表示させるには、Googleマイビジネスに登録が必要となります。もし、既に表示をされているなら、一般ユーザーが登録してくれたということなのですが、一般ユーザーの情報は間違っている場合もあるので、オーナーである旨をGoogleに連絡をして、正確な情報を登録することをおすすめします。
また、検索結果に出てくるGoogleマップの順番も前述のSEO対策と同じく対策(MEO:Map Engine Optimization)が必要となります。自院がほしい検索ワードで上位に表示させるためにも施策を行い、ユーザーの目に留まるようにしましょう。

ポータルサイト(エキテン・ホットペッパー)への出稿

ポータルサイトとはいわゆる「ホットペッパービューティー」や「エキテン」といった多くの整体院やサロンを集めたサイトで、既に利用されている方も多いでしょう。情報量も多く口コミなどの情報も見られるので、比較検討をしたいユーザーに人気が高い媒体です。
ポータルサイトは様々な種類とプランがありますが、大きく二つのプランに分けることができます。

1.出稿額による表示の優遇

多くの費用をかけるほど、上位表示するなどの優遇をし、ユーザーの目に触れやすくする仕組みですが、上位表示をさせるには多額の広告出稿費が必要となり、費用対効果のバランスが難しい場合が多くあります。

2.成果報酬型

成果に応じて費用を払う形で、費用対効果のバランスが取りやすいが、他ライバル整体院と並列で並ぶため、ユーザーに選んでもらうためには工夫が必要があります。

どちらも多くのライバル整体院の中から、選んでもらうために差別化をする必要があるため、自院の特徴や強みをしっかりとユーザーに伝えることが大切です。
エキテンの集客・掲載効果や料金を解説!地域ビジネスで使いたいポータルサイト

ポジショニングメディア

ポジショニングメディアは特定の地域やジャンルなど、テーマに沿った情報を集めたサイトです。

先述の通り、ユーザーはまず自院の名前で検索をしてくることはありません。『整体院 立川』や『もみほぐし 立川』など、地域や目的を絞って検索してくるので、その目的の情報に特化したポジショニングメディアはユーザーにとってはまさにうってつけ。
さらに、ポータルサイトではできない価格や施術の種類、営業時間など、各院の特徴比較などが可能なため、他院の差別化を行いながら、自院の特徴や強みをユーザーに伝えることが可能です。

ただ、このポジショニングメディア自体も上位に表示させないことには、ユーザーの目に触れることはありませんし、他院との差別化もただ情報を並べただけのものでは効果は出ません。それなりの制作実績がある企業が手掛けないと、広告費の無駄遣いに終わる可能性もあります。
ポジショニングメディア
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表現を阻む整体院の広告規制

ここまで、Webの集客で必要なポイントに、他院との差別化を挙げてきましたが、その際に気を付けなければならないのが、整体院広告の表現規制です。
差別化を行うためには、自院の特徴を記載するために、施術の種類や傷病名などを記載したいと考えますが、実は法律上、記載できるのは以下の内容しかありません。

  • 施術者の氏名
  • 施術所(店舗)の名称
  • 住所・電話番号
  • 営業日・営業時間
  • 予約の有無
  • 駐車場の有無

こうなると、他院との差別化を行うことはほぼ、無くなってしまいます。現状では、医業類似行為である整体の領域を超えるような広告でなければ法律違反とされることは少ないですが、この曖昧な状況ではどこまでが広告可能か不可かが、分からない状況にもなっています。
業界もこの状況に対して懸念をしており、2019年11月現在、厚生労働省とともに、あはき法の広告ガイドラインの制定を目指しています。(※2)その中で、整体院への広告規制についても言及をされているので、今後はこのガイドラインに沿って、整体院の広告表現が決まる可能性があるでしょう。
ただ、このあはき法広告ガイドラインも、いつ制定されるかどうか未定ですので、今すぐに他院との差別化を行いたいという場合は、整体院の広告出稿に実績がある企業に依頼をするのがおすすめです。
(※2)厚生労働省「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会」

マッサージフランチャイズに加盟して看板を借りるのも手

マッサージ屋の集客においてはネームバリューや集客後のリピートさせるメニューやサロンづくりも欠かせません。

もしノウハウがなく、根本的にやり直していきたいとお悩みでしたらフランチャイズに加盟するのも手。下記記事ではマッサージのフランチャイズを一覧で分かりやすく解説していますので、是非チェックしてみてください。

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まとめ

今回まとめたポイントをおさらいしておきましょう。

  • 今後の整体院の集客に必要なのはWebでの集客
  • 多くのWeb集客の方法があるが、他院との差別化と上位表示は必須
  • 出稿や差別化を行いたいが、法で定められた広告表現に気を付けなければならない

弊社は上記ポイントを網羅したインターネット戦略を得意としており、これまで合計7000以上のサイト制作と、広告成果を最大化させる運用実績があります。

  • 毎月安定的な集患を実現したい
  • 地域検索市場でナンバーワンを目指したい
  • 法律を守った表現の広告を出したい

このようなご要望がありましたら、Zenken 整体院集客チームまでご連絡ください。

お問い合わせ先整体院への安定的な集客を実現されることに興味を持たれましたら、Zenken 整体院集客チームにご連絡をお願いいたします。全国どこでも対応。インターネットでのお問い合わせ、もしくはお電話で承ります。

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