脱毛サロンをオープンする主な方法は、自営業やフランチャイズでの開業です。
フランチャイズの場合は、本部と同じ屋号で脱毛サロンを開業できたり、出店場所や物件、備品や機材の準備など、開業に必要なサポートをしてもらえたりするので、初めての開業でも安心です。
このページでは、脱毛サロンのフランチャイズサービスを提供している会社を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
脱毛サロンのフランチャイズ一覧表
会社名 | サービスの特徴 |
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MELLOW WAX |
競合が少ないワックス脱毛で他社と差別化するなら
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ハイジ |
接客・雇用・資格が不要な無人エステ |
ONESELF |
しっかり利益を出すノウハウで急成長中なFC |
美肌脱毛FACTORY |
低価格で利益を上げるメーカー直営サロン |
ADONIS |
開業準備から集客支援まで一貫サポートで継続しやすい |
キレミカ |
短期間で結果を出すための集客サポート |
脱毛サロンのフランチャイズに加盟するメリット
初めての独立でもサポートが受けられる
フランチャイズ本部には今まで他の加盟店で開業・運営を行ってきたノウハウが蓄積されていますので、このノウハウをもってサポートが受けられるのが最大の魅力でしょう。
今まで成果が出たメニューや経営マニュアルを伝授してもらえる場合があるため、短期間でも結果が出しやすくなります。
本来であれば、失敗を重ねながら経営の仕組みづくりをしていくものです。しかし、経営者としては失敗はなるべく避けたいと思うのは当たり前。この失敗のリスクをできる限り減らすようなアドバイスをもらえるのは、大きなメリットといえます。
知名度などを使った集客に期待できる
知名度の有無は、集客において有利に働くものです。名の知れたブランド名を使用できることで、信頼度や認知度はある程度担保できます。
全く無名のサロンに足を運んでもらうには、サービスの認知やお店の信頼度が必要でしょう。一方フランチャイズ加盟店ではそういった意味での来店のハードルが下がるため、集客への見込みも高まります。
セルフ脱毛サロンのフランチャイズ開業費用
セルフ脱毛サロンをフランチャイズ開業する際には、下記のような費用が発生します。
- 不動産の初期費用
- 外装・内装工事費用
- 業務用脱毛機の導入費用
- 備品(ベッド・棚・インテリアなど)
- 消耗品(ベッドシーツ・脱毛ジェル・清掃用具など)
- システム導入費用
上記は一例ですが、合計するとおよそ500万円前後は必要になります。さらにサロン規模を大きくしたり、外装・内装にこだわったりする場合だと、1,000万円を超える場合もあります。
一方、オーナーが1人で運営するような個人サロンであれば200万円程度で開業できるケースもあります。規模が小さく売上に限界はありますが、その分初期費用とランニングコストは抑えられるため十分な利益を得ることができるということです。
脱毛サロンのフランチャイズ開業における失敗例
脱毛サロンのフランチャイズ開業の失敗例には、集客不足、誤った価格設定、格安クーポンの乱用などがあります。これらの失敗要因を理解し、事前に対策を練ることが開業成功につながります。
集客施策が不十分
脱毛サロンのフランチャイズ開業で集客が不十分だと、店舗の収益が期待通りに上がらず、経営が難しくなっていきます。集客施策が不十分な例として、広告やSNSの活用が十分でない、地域密着型のイベントやコラボレーションが行われていない、顧客管理ができておらずリピート客が増えないなどが挙げられます。
こうした問題を解決するためには、効果的なマーケティング戦略を立て、ターゲット層にアピールする広告やプロモーションを展開し、顧客とのコミュニケーションを大切にすることが重要です。
誤った価格設定
誤った価格設定は、脱毛サロンのフランチャイズ開業での失敗要因の一つとされます。適切な価格設定ができていないと、コストを上回る収益が見込めず、経営が成り立たないからです。
適正な価格を設定するためには、市場調査や競合分析を行い、自社サービスの価値を正確に把握することが重要。また、価格設定は顧客のニーズや予算に合わせて柔軟に変更できるようにすることも大切です。
格安クーポンのばらまき
格安クーポンのばらまきは、一時的に集客が増える効果があるものの、長期的には採算が取れなくなるリスクを含んでいます。
例えば、サービス価格を大幅に引き下げたクーポンを大量に配布し新規顧客を獲得したとしても、コストがかかる施術を格安で提供してしまうと利益が減少。さらに、継続的に格安クーポンを利用する顧客が増えると、通常価格での来店が減少し常連客の育成が困難になります。
クーポンを活用する際は適切な割引率や期間を設定し、短期的な集客だけでなく長期的なリピート客の獲得を目指すことが大切です。
脱毛サロンのフランチャイズ加盟に関するよくある質問
Q1.セルフ脱毛サロンのフランチャイズは儲からない?
セルフ脱毛サロンを経営する際、儲かるかどうかは複雑な要因に左右されます。市場競争が激化し、多くのセルフ脱毛サロンが存在するため、利益を上げるのは容易ではありません。競合他社との差別化、顧客獲得、そしてコスト管理が成功の鍵となります。また、設備のメンテナンスや安全性の確保も重要です。
Q2.メンズ脱毛サロンのフランチャイズは需要がある?
2000年代からメンズ脱毛専門店が社会で認知されはじめ、口ひげやあごひげ、すね毛などを永久脱毛する方もおり、メンズ脱毛のニーズは高まる一方です。その一方で、メンズ脱毛は供給が足りていない状況にあり、「永久脱毛したいのに、なかなかいいお店が見つからない」と頭を抱える男性が多くいる現状があります。
脱毛サロンのフランチャイズまとめ

脱毛サロンのフランチャイズには様々な形態があります。フランチャイズを選ぶ際にはまず、「本部からどのような支援を受けるのか」、「顧客へどんなサービスを提供するのか」など選ぶ目的を明確にしましょう。
さらに、脱毛サロンのフランチャイズを利用する際には費用がかかります。そのため、予め月額いくらまで払えるのか、予算規模はどのくらいかといったコストシミュレーションをしておくと良いでしょう。
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- 本記事は、2023年12月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。