EC物流代行会社への依頼を検討する際は、自社サイトで扱っている商品に応じて選択するのがおすすめ。代行会社によって取扱商品は異なり、対応していない商品もあるからです。
この記事では、対応している商品に応じてEC物流代行会社を分類し、各社の特徴や強みを比較します。ぜひ、検討時にお役立てください。
紹介している掲載企業のうち、一部の資料は下記よりダウンロードが可能です。比較検討の参考にご活用ください。
EC・通販物流代行会社の一覧表
| 会社名 | サービスの特徴 | こんな企業のおすすめ | タイプ別分類 | 件数×運用の重さ |
|---|---|---|---|---|
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成長に合わせて物流を組み替え続ける専属チームの物流代行
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物流運用が複雑になってきたが
今のやり方では限界が見え始めている |
伴走・改善型
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少ない×重い
中くらい×重い |
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スクロール360(おもてなし物流) |
受注から発送まで通販業務を丸ごと任せられる |
物流も含めてEC業務を
丸ごと任せたい |
ワンストップ型
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多い×軽い
多い×重い |
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富士ロジテックホールディングス |
自動化と全国拠点で大量出荷を安定処理する |
物流の効率化・自動化を
極限まで追求したい |
特化型(規模)
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多い×軽い
多い×重い |
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オープンロジ |
使った分だけ費用が発生する、スモールスタート向けサービス |
発送件数は少ないが
専門業者に任せたい |
プラットフォーム型
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中くらい×軽い
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ウルロジ |
小ロットでも低コストで始めやすい中小EC向け |
土日出荷や繁忙期だけ増員など
柔軟な契約をしたい |
プラットフォーム型
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少ない×軽い
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EC物流代行サービス(サーガ) |
少量出荷や作業単位から柔軟に頼める |
同梱・ラベル貼りなどの
作業系が多くて手が回らない |
プラットフォーム型
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少ない×軽い
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EC物流アウトソーシング(イー・ロジット) |
ECバックヤード業務を設計から任せられる外部運用支援 |
ECのバックヤード業務まで
まとめて整えたい |
ワンストップ型
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中くらい×中くらい
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ユウサイのサクロジ |
通関から土日出荷まで一気通貫で対応する輸入EC物流 |
通関や輸入の前後まで含めて
一気通貫で任せたい |
特化型(通関・輸入)
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少ない×重い
中くらい×重い |
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EC運営代行 by GMO |
ECカートと連携し出荷を自動化するクラウド一体型物流 |
同梱条件や熨斗などルールが
多い出荷を仕組みで回したい |
プラットフォーム型
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中くらい×軽い
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ロジスピ |
API連携で手作業を減らしミスを防ぐシステム重視物流 |
データ連携が弱く
CSVや手入力が残っている |
プラットフォーム型
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中くらい×軽い
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通販物流サービス(トミーズコーポレーション) |
定期通販と法人出荷を同時に回せる |
法人卸+EC直販が混在し
在庫や出荷ルールが二重化している |
伴走・改善型
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中くらい×重い
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トッパン・フォームズ・サービス |
大量加工や機密性の高い発送に強い |
大量の加工・一斉発送に
対応してほしい |
ワンストップ型
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多い×中くらい
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ネット通販発送代行 |
丁寧な梱包と誤出荷防止を徹底する品質重視 |
出荷ミスや遅延による
低レビューやクレームが怖い |
伴走・改善型
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少ない×重い
|
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EC物流・DtoC(D2C)物流代行 |
データ管理前提で受注から出荷まで整える |
紙・Excel・口頭の
運用から脱却したい |
伴走・改善型
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中くらい×重い
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業務代行サービス(物流/加工/調達)(ナガセテクノサービス) |
キッティングと個体管理を含めて任せられるIT機器物流 |
IT機器のキッティングなど
モノの設定・管理込みで任せたい |
特化型(IT機器)
|
少ない×重い
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EC物流・発送代行(醍醐倉庫) |
出荷増の波動や季節イベントに合わせたスムーズな対応が得意 |
名入れやギフトなどの
加工の比率が高い |
伴走・改善型
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中くらい×重い
|
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物流代行・通販代行サービス(データビジネスサプライ) |
緊急・トラブル時のリカバリー対応が強みの一つ |
販促物の制作〜封入〜発送まで
一社で完結したい |
ワンストップ型
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中くらい×重い
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食品通販物流.com |
冷凍冷蔵を含む四温度帯に対応した食品EC専用 |
食品ゆえの品質や
温度管理が最重要 |
特化型(冷凍・冷蔵・4温度帯)
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中くらい×重い
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クラウドロジ |
主にD2C物流を支援。ポストインサイズの物流を強みとしている |
拠点分散でリスクを減らし
リードタイムも改善したい |
プラットフォーム型
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中くらい×軽い
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オーダーメイドロジ(コーリング) |
出荷制限を行うことなく1日最大10,000件まで発送可能 |
繁忙期になると
注文が倍以上になる |
プラットフォーム型
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中くらい×中くらい
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タイプ別分類とは?
- 伴走・改善型:物流が複雑で、ミスや将来に不安がある
- プラットフォーム型:まず外注したい / 仕組みで回したい
- ワンストップ型:物流だけでなく、周辺業務ごと任せたい
- 特化型:商材や条件が特殊で、一般物流では足りない
EC・通販物流代行会社おすすめ20選の詳細情報
EC物流代行とは?

EC物流代行とは、自社に代わって物流業務を遂行するサービスのことです。3PLサービスとも呼ばれており、自社で倉庫に保管しない分、人員や時間を割く必要がなくなります。リソース不足の企業も、物流業務を他社に代行してもらうことで、コア業務に人員や時間を割けるようになります。
失敗しないEC物流代行会社の選び方

EC物流代行会社を選ぶ際に注目したいのは、「自社に合う強み・特徴を持っているか」ということ。それを見極めるためのポイント3点をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
自社に合う管理体制か
薬品や食品など、取り扱う商材によって許認可が必要な場合もあります。そういった商材を扱う場合には、業界に特化しているEC物流代行サービスを選ぶか、管理機能や体制に注目してください。
特に、化粧品のように品質管理や法令対応が求められる商材を扱う場合は、化粧品の物流代行など、業界特化型のEC物流代行サービスを検討すると安心です。
具体的に、以下のポイントは押さえておきましょう。
- 受注管理機能
- 在庫管理機能
- 出庫・出荷管理機能
- 商品の品質を維持できる体制か
- 事故防止の取り組みや体制があるか
費用や料金プランが予算に合っているか
EC物流代行会社の費用は、主に3つの料金体系に分けられます。
- 月額固定制
- 成果報酬制
- 月額固定
基本料金とも呼ばれる「固定費」と商品数や作業数に応じて料金が変わる「変動費」があり、業務管理費用やシステム利用料、保管費用、入庫費用など様々な費用があります。自社に必要な機能やサービスがオプション料金であることも考えられるので、自社の予算や売り上げを考慮する必要があります。
必要な柔軟性を持っているか
それぞれの代行サービスによって、当日翌日の出荷、土日の出荷が可能かどうか、季節やイベントごとの波動に対応してくれるかどうか、ラッピング対応は可能かなど、対応の柔軟性が大きく異なっています。特に、季節やイベントによる繁忙期がある場合には、サポートやコストも合わせて、柔軟に対応してくれる代行会社を選んでください。
EC物流代行サービスを利用するメリット

ここからは、EC物流代行サービスを利用するメリットを5つ解説していきます。EC物流代行会社の利用を検討している企業は、以下のメリットを踏まえてお探しください。
本業に専念できる
EC物流代行会社を利用すると、本業に専念できるようになります。人材・時間・場所などのリソースを本業に割けるため、リソース不足に陥る心配がありません。また、各地域に拠点があるEC物流代行会社なら、リスク分散ができます。全国どこでも素早く出荷できるため、顧客満足度の向上につながります。
倉庫スペースが不要になる
EC物流代行会社を利用すると、倉庫スペースが不要になります。自社で倉庫を用意する必要がなくなり、人件費や維持費を削減できます。また、EC物流代行会社では倉庫管理システムが導入されているケースが多いため、迅速な出荷を実現させることが可能です。
自分で在庫管理する必要がなくなる
EC物流代行会社を利用すると、自社で在庫管理をする必要がありません。リアルタイムで在庫数を把握できるほか、急な出荷の増減にも対応しやすくなります。また、流通加工やピッキング作業も丸投げできるため、分けて依頼する必要がない分、出荷するまでの期間を短縮できます。
ミスを減らして顧客満足度を高められる
EC物流代行会社を利用すると、人為的なミスを低減できます。システム化されているので手作業が少なく、丁寧な検品をしてくれるので、誤出荷率を下げることが可能です。
物流を内製化する場合は、スタッフの力量に左右される可能性が高く、経験の少ないスタッフではミスが起こりがちです。マニュアル化していても、経験による差が生じやすくなります。EC物流代行会社ならば、物流に特化したスタッフを育成しているので、スタッフの力量に品質が左右される心配がありません。システム化で手作業も少ないため、ミスが起こりにくい環境となっています。
物流コストが抑えられる
EC物流代行会社を利用すると、物流コストを削減できます。物流を自社で担う場合、倉庫を維持する費用・人件費・運送費・資材購入費・設備導入費・運送車両取得費などが発生します。リソースが十分にないと、自社で物流体制を整えるのは難しく、人材不足や誤出荷を引き起こしてしまう可能性も。
EC物流代行会社を利用すれば、倉庫を保有する必要がなく、人件費や運送車両取得費なども発生しません。確かにシステム利用料や保管料、入庫費用や梱包費用、発送費用といったランニングコストはかかりますが、トータルコストを削減できる可能性が高いと言えます。
また、自社で倉庫を保有していない分、規模の縮小・拡大が容易なため、リスクを抑えられるメリットもあります。
現状の物流体制そのものを見直したい場合は、物流コンサルティングを活用し、課題整理から進めるのも有効です。
EC物流代行に関するよくある質問

Q1. EC物流代行会社が請け負う業務内容とは?
EC物流代行会社では、入庫・検品・保管・ピッキング・流通加工・梱包・出荷といった物流に係る業務を代行しています。代行会社によって取り扱っている商材や保管数、対応できる流通加工業務が異なります。 また、規模の大きなEC物流会社であれば、急な出荷量の増加にも対応してくもらえます。イベントや繁忙期で出荷量が増減する場合でも安心できます。
Q2. 丸ごと代行と一部を代行の違いは?
EC物流代行会社といってもピンキリで、入庫から出庫までの作業を丸ごと代行できる会社もあれば、作業を一部代行できる会社もあります。保管のみ依頼したい場合や、自社で在庫管理を行いたい場合は、スポット対応してくれる代行会社を選定してみてください。 また、作業依頼を全てオンラインで完結できる代行会社と、オフラインでのやり取りが発生する代行会社の2種類がありますので、その点もふまえて自社に合ったEC物流代行会社を見つけましょう。
まとめ

EC物流代行会社と一口にいっても様々ですが、EC物流代行会社を利用すると、本業に専念できる・倉庫スペースが不要になる・自社で在庫管理する手間がないなどのメリットが得られます。誤出荷率も低減できるため、顧客満足度を向上させやすくなるという側面もあります。また、自社で倉庫や運送車両、入出荷作業を行う人材を確保する必要がないので、物流コストを削減しやすくなります。
各社の特徴や違いを把握したうえで自社にあった業者を選ぶことで、ECサイトの運営をよりスムーズにできるようになります。
- 免責事項
- 本記事は、2023年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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