つり革広告(アドストラップ)は、サイズこそ小さいものの、通勤・通学者に生活導線の中で繰り返しインパクトを与えることができる目立つ広告です。
この記事では、つり革広告(アドストラップ)を提供している交通広告会社を紹介しています。それぞれの会社の広告展開やプラン、広告費用などをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
つり革広告を提供する会社の一覧表
ここでは、つり革交通広告会社を紹介していきます。自社のニーズに合った会社選びにお役立てください。画像をクリックすると、サービスの詳細を確認できます。
会社名 | サービスの特徴 |
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デイリースポーツ案内広告社 |
月1車両20,800円から実施できる「つり革ジャックプラン」を提供!
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オリコム |
電車や駅の広告はもちろん、新聞やラジオ、Webも取り扱う広告会社 |
グローアップ |
大阪メトロの広告を取り扱う企業。女性専用車両限定のつり革広告にも対応 |
ムサシノ広告社 |
広告計画総合支援システムによる広告展開をサポート |
ジェイアール東日本企画 |
JR東日本グループが保有するリソースを活かした 広告やコンテンツを展開 |
ニューアド社 |
電車・つり革広告を含め、広告を総合的に取り扱う会社 |
春光社 |
交通広告の専門代理店として90年以上の歴史を持つ企業 |
キョウエイアドインターナショナル |
電車内のステッカーやポスターのほか、バスのラッピングや駅の看板等にも対応 |
小田急エージェンシー |
新宿駅を起点とした広告を得意とする総合広告会社 |
メトロアドエージェンシー |
東京メトロとのコラボレーション企画に強い企業 |
エヌケービー |
交通広告とエリアマーケティングを組み合わせてターゲット層を絞ることも可能 |
あえてつり革広告(アドストラップ)などのOOH広告にチャレンジすべき理由
つり革広告(アドストラップ)は、OOH(Out Of Home)広告の一種に分類されます。OOH広告とは、「家の外で接する広告」を指す用語で、テレビやインターネットなどとは異なり、交通機関や建物など公共の場で目にする広告のことです。なぜOOH広告が有効なのかについて解説します
小さな広告でも生活導線の中でインパクトを与える「目立つ広告」
OOHの中でもつり革広告は、サイズそのものは小さいものの、非常に「目立つ広告」である点が大きな特徴として挙げられます。
車両内のつり革全てに広告を設置することにより、たくさんの広告が連続して並ぶことになりますので、独自の存在感が生まれ強烈なインパクトも与えられます。
OOHは反復効果が期待できるため
駅や電車などに設置さられるOOHですが、通勤や通学で毎日その駅や電車を利用する人の目に繰り返し触れられるといった点が特徴のひとつとなります。
繰り返しアピールを行えることによって、企業名や商品名・サービス名は自然と刷り込まれ、ブランディングが可能となります。通勤や通学と言った日常生活の導線に組み込まれますので、刷り込み効果が期待できます。
交通広告とSNSの親和性が高い
SNSとの親和性が高い、という点もOOHを取り入れる理由の一つです。
例えば思わず写真に撮りたくなるようなつり革広告を展開できれば、SNSに投稿する人が出てくる可能性があり、そこから大きく拡散されるといったことも考えられます。
つり革広告(アドストラップ)を実施するメリット
つり革広告(アドストラップ)のメリットについて紹介します。
認知度の向上が期待できる
つり革広告への出稿により、通勤や通学などで電車を利用する人の目に触れることになります。特につり革は目の高さに近い位置にあるため、自然と目に入り、認知度の向上が期待できます。
「ジャック効果」によるインパクト
例えばその車両全体のつり革全てに広告を設置できます。車両全体に同じ広告が並んでいることによって、非常に強いインパクトを与えられます。
そのため、その広告を目にしたユーザーも興味を持ちやすくなるといったメリットがあります。
SNSなどで注目を集めることもある
可愛らしいデザイン、インパクトに残るデザインのつり革広告を出した場合、その広告がSNSに投稿される場合もあります。
SNSに投稿されることによって場合によっては大きく拡散され、注目を集めるといった可能性もゼロではありません。
つり革広告(アドストラップ)の広告会社の選定ポイントとは?
対応エリア・路線がニーズにマッチしているか
つり革広告を出す場合、どのエリア・路線でも良いというわけではありません。飲食店であれば、お店があるエリアや路線に出稿するなど、ターゲットの目に触れるエリアや路線を選ぶ必要があります。
また利用客の数も路線によって異なりますので、広告掲出を決める前に利用客数や客層などのリサーチデータを広告代理店から提供してもらうようにしましょう。
つり革広告の広告掲載期間と費用のバランス
広告会社によって広告掲載期間が異なります。単月の広告もありますが、数ヶ月や1年といったパッケージになっているサービスもあります。
したがってつり革広告を掲出したい期間の長さによって、対応可能な広告会社を選ぶ必要があります。
また、長期的なスパンで出稿することによって料金が格安になるといったケースも考えられますので、つり革広告掲出機関と広告費用のバランスもチェックするようにしてください。
つり革広告のクリエイティブ制作まで対応が可能か
つり革広告を出稿する際にはデザイン性が非常に重要なポイントとなります。短い時間で乗客にインパクトを与えられるような広告が理想だからです。
できれば乗車した人の目を引くクリエイティブ制作を得意とする交通広告会社を選びたいところです。
デザイン性が高くキャッチ―で、思わずSNSに投稿したくなるほど面白いつり革広告を1年間掲出することができれば、企業名や商品名でバズる可能性もあります。
つり革広告の実績などを確認して、自社が「やってみたい」と思うような事例がある交通広告会社を候補にしていくことをおすすめします。
交通広告・つり革広告(アドストラップ)に関するよくある質問
ここからは、交通広告・つり革広告に関するよくある質問と回答をまとめています。つり革広告掲出に関する疑問や不安を感じている方は、以下のQ&Aを参考にしてみてください。
Q1.これまでの広告事例などのサンプルが欲しいのですが、可能でしょうか?
これまでに掲示されたポスターなどの広告については、所有権がそれぞれの広告主にあります。
そのため、契約上の掲出期間が終了した後もサンプルなどとして提供することは難しいはずです。
交通広告会社の公式サイトにはつり革広告などの事例が掲載されていますので、その事例をサンプル替わりにするしかありません。
ただし、クリエイティブまで請け負ってくれる広告代理店や交通広告会社に依頼する場合は、たたき台となるデザインサンプルなどを提供してくれる可能性はあります。
Q2. つり革広告のくわしい料金や費用はどこを見ればわかりますか?
広告代理店によってはつり革広告のパッケージ料金や制作費用が公式サイト上に掲載されています。
ただしつり革広告を出稿する場合の料金は、路線やエリア、広告掲出期間などによって異なることがほとんどなので、くわしい費用などについては直接質問するしかありません。
また限定的な車両だけをジャックするつり革広告のサービスもあれば、電車内のほかの広告と連動しているパッケージなども存在します。
広告代理店との打ち合わせに入る前に、捻出できる広告費用のバジェットを社内で揉んだうえで、その予算内でできることを提案してもらうとよいと思います。
リスティング広告などと異なり中長期的な広告戦略となりますので、料金や費用そのものだけを見るのではなく、費用対効果も見据えたうえで広告サービスを選ぶようにしましょう。
Q3.つり革広告を出す期間は平均どれくらいなのでしょうか。
つり革広告は、1ヶ月程度といったように短いスパンでの出稿が可能なケースもあるものの、広告会社によって異なるといった面があります。また、短期間ではなく年間契約を結ぶことによって格安で出稿可能なパッケージを用意しているケースもありますので、あらかじめ確認しておくことがおすすめです。
つり革広告(アドストラップ)会社の特徴や費用まとめ

こちらの記事では、つり革広告会社についてまとめてきました。それぞれの会社の特徴や導入事例などをまとめていますので、つり革広告を検討する際にはぜひ参考にしてみてください。
キャククルではオンライン上での施策やサービス、ツールを紹介することが多いのですが、集客チャネルや媒体によってリーチできるターゲットも変わってきます。
オフラインとオンラインの広告それぞれの利点を生かして、商品認知やリクルーティング、イメージアップや社内モチベーション向上につなげていってください。
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- 本記事は、2023年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。