ログ管理ツール19選比較!システム費用や口コミ評判も詳しく紹介

ログ管理ツール19選比較!システム費用や口コミ評判も詳しく紹介
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ログ管理ツールとは、業務用のPCやスマホなどの端末のログを管理するサービスです。「誰がいつどのデータを持ち出したのか」「セキュリティポリシーに違反したアクセスはないか」など、企業の情報資産を保護し漏洩を未然に防ぐ重要な役割があります。

東京商工リサーチの調べによれば、2022年度に公表された情報漏洩数は590万人以上。普段のセキュリティ対策は、日々のログ管理にもかかっているといっても過言ではありません。

この記事では、既に多くの企業で導入されているログ管理ツールをまとめて解説します。各ツールの特徴や費用、導入体験談などを紹介していますので、自社に適したログ管理ツール選びの際にご活用ください。

ログ管理ツールがひと目で分かる早見表

画像をクリックすると、資料ダウンロードページに移動します。

サービス名 サービスの特徴 費用目安
Logstorage 国内シェア16年連続No.1!400種類以上の製品・クラウドサービスからログ収集が可能 要問合せ
MCore 住友電工グループでの使用を前提に開発された高機能IT資産管理・セキュリティ管理統合システム 要問合せ
AssetView 必要な機能だけのオーダーメイドでコスト削減が実現する統合管理ツール 要問合せ
ALog 複雑なセキュリティデータを簡単に解析できる自動分析ログ管理ツール 要問合せ
Qasee プロジェクトの進捗状況と正確な業務コストを把握して業務の効率化を実現 要問合せ
MITERAS 仕事可視化 タイムレポートとジョブレポートによる業務状況の可視化ツール 要問合せ
セキュログ 機能を絞り込んだクラウド型のログ管理ツールでリーズナブルな料金体系を実現 1アカウント700円~(税不明)
MylogStar クライアントサーバー型とスタンドアロン型のログ管理ツール MylogStar Cloud Standard 月額プラン:1ライセンス880円(税込)
SKYSEA Client View ユーザーの声を反映した使いやすい操作画面!複数運用形態に対応できる 要問合せ
X-MON オンプレミスとクラウドのどちらにも対応可能な監視ツール クラウドStandard版:初期費用55,000円(税込)、月額費用55,000円(税込)
Site24x7 WEBサイト・サーバ・ネットワークを包括的に監視可能なツール STARTER:月額3,080円(税込)
LogicMonitor オンプレミス・パブリッククラウド・ハイブリッド環境で使用可能なIT統合監視プラットフォーム 基本パッケージ:月額2,970円(税込)
Log Option あらゆるシステム・クラウド環境のログを一元管理できるログ管理システム 要問合せ
System Support best1 (SS1) 基本機能+オプション機能で構築する無駄のないIT資産管理ソフト IT資産管理基本機能:550,000円(税込)※管理対象機器100台の場合
LogRevi 業務効率化を実現する企業内の様々なシステムの統合管理ツール 要問合せ
パトロールクラリス コストパフォーマンスを追求したエージェントレス型の高性能なサーバ監視・ネットワーク統合監視ソフトウェア 初年度ライセンス料+年間ポイント使用料:836,000円~(税不明)
ez-PCLogger PCログオン・ログオフ情報収集特化のクラウドログ管理ツール 100名利用の場合:月8,800円(税不明)
Trellix (旧 McAfee)SIEM 世界規模の脅威データベースとの連動で脅威に早期対処を可能にするログ可視化ツール 要問合せ
AUDIT MASTER オンプレミス・マルチクラウドの両環境に対応したデータベース監査ソリューション 要問合せ

Logstorage

ログ管理ツールLogstorageの公式サイト画像
画像引用元: Logstorage公式サイト(https://logstorage.com/)

Logstorageの特徴

Logstorageはログの収集・保管・分析ができるプラットフォームです。最大の特徴は、幅広いソフトウェアやネットワーク、セキュリティ機器のログに対応できること。

クライアント端末はもちろん、データベースWebサーバー、ファイアウォール、プロキシサーバー、アンチウイルス製品など、400種類以上の製品からのログ収集の実績があります。

収集するだけでなくツールを操作する人間が「パっと」見て分かる視認性にも優れているのも強みの一つ。導入したその日からすぐにログを収集できることも可能です。

さらに複数の異なるシステムからログを収集し横断的に分析することもでき、「どのシステムが攻撃の対象となったのか」も分かります。このようにLogstorageを導入すれば、統合管理したログを横串に見ることができ、圧倒的に短い時間で状況を把握することができます。

Logstorageの料金

Logstorageの料金は導入規模などによって異なります。

Logstorageの口コミ

LogstorageではELCの機能でWindowsイベントログ解析を行っていて、その他ログについても連携パックやログフォーマット定義でログが見やすい形に整形されているので、簡単にログが分析できています。また、X/SIEMも直感的に操作を行うことができ、テンプレートも豊富なため、専門の技術者がいなくても、相関分析を含め、ログ分析が可能になりました。検索スピードが早いことにも大変満足しています。引用元:Logstorage公式サイト(https://logstorage.com/resources/case/nisk/)

Logstorageの会社概要

会社名 インフォサイエンス株式会社
会社所在地 東京都港区芝浦2-4-1 インフォサイエンスビル
公式HP https://logstorage.com/

MCore

ログ管理ツールMCoreの公式サイト画像
画像引用元: MCore公式サイト(https://www.sei-info.co.jp/mcore/)

MCoreの特徴

「誰が、どこで、どんな資産を使っているか?」というIT資産の状況の把握ソフトウェアのライセンス社員一人ひとりの操作ログなどを確実に収集・管理するための機能を取り揃えています。インベントリ管理、ソフトウェア配布、パッチ管理、ソフトウェア資産管理、操作ログ管理、デバイス管理、ネットワーク検疫、統計レポートの機能を必要に応じてカスタマイズ可能。

不正な利用・接続の検出にも対応しています。小規模から大規模まで対応できる高機能なIT資産管理・セキュリティ管理統合システムです。情シス担当者の負担・工数軽減のための運用支援機能も備わっています。MCoreは住友電工グループでの使用を前提に国内で自社開発されたシステムとなっており、サポートも充実しています。

MCoreの料金

公式サイトに記載がありませんでした。

MCoreの口コミ

口コミは見つかりませんでした。

MCoreの会社概要

会社名 住友電工情報システム株式会社
会社所在地 大阪市淀川区宮原3-4-30
公式HP https://www.sei-info.co.jp/mcore/

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AssetView

ログ管理ツールAssetViewの公式サイト画像
画像引用元: AssetView公式サイト(https://www.hammock.jp/assetview/)

AssetViewの特徴

AssetViewでは、必要な機能やサービスのみを選定してオーダーメイドでシステムを構築できます。必要なライセンス数だけ購入することで、コストを最小限に抑えることが可能です。また、パッケージ商品や情報漏洩対策に特化したパッケージも用意されています。1つのコンソールで多層防御できる統合管理により、ツールとサポート窓口を一本化して、高効率化とコスト削減を実現するシステムです。

ログ管理機能としては社内PCのログ管理が搭載されています。PC起動やファイル操作、ウインドウタイトルやメール送信など、一般的なPCの操作をログで取得し管理することができます。特定Webサイトへのアクセス禁止にも対応。また、個人情報検索機能とかけ合わせれば、個人情報や機密情報ファイルの操作を検出して警告することも可能となります。

AssetViewの料金

公式サイトに記載がありませんでした。

AssetViewの口コミ

前製品利用時に比べて約30%コストダウンすることができました。前製品は非常に多機能だったので、利用していない機能もあったのですが、AssetView は必要な機能だけを選択して利用できるのも、非常に使い勝手のいいところだと感じています。もちろん何か機能を諦めたわけではなく、前製品で可能だった機能はすべて踏襲できています。引用元:AssetView公式サイト(https://www.hammock.jp/assetview/jirei/jirei_is-c_panasonic.html)

AssetViewの会社概要

会社名 株式会社ハンモック
会社所在地 東京都新宿区大久保1-3-21 ルーシッドスクエア新宿イースト3F
公式HP https://www.hammock.jp/assetview/

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ALog

ログ管理ツールALogの公式サイト画像
画像引用元: ALog公式サイト(https://www.amiya.co.jp/solutions/alog/)

ALogの特徴

様々なITシステムの記録を集約し、自動分析するログ管理ツールです。「セキュリティのむずかしいをカンタンに」がコンセプト。オンプレのサーバ、ネットワーク機器などの様々なログを自動取得するためのテンプレートが用意されています。オンプレでもクラウドでも、ログデータの収集が簡単です。

また、複雑なログデータは「いつ・だれが・どのファイルに・何をした」という情報に自動翻訳されるため、データが見やすくなります。データの可視化を通じて、利用状況の可視化を実現。セキュリティ対策を自動化できるシステムです。

ALogの料金

公式サイトに記載がありませんでした。

ALogの口コミ

ALogはイベントログが自動変換され、実際のファイルアクセス通りのログが出力、保管されます。「誰がいつどのファイルにアクセスしたのか」と。そのため、イベントログを使ったシミュレーションではログ調査に6時間必要でしたが、ALogでは特定アカウント名を入力して検索するだけでそのアカウントがアクセスしたファイルが一瞬でわかります。つまり6時間が”ゼロ時間”になりました。これで、もしサイバー攻撃を受けたとしても、迅速に対応できる環境となりました。引用元:ALog公式サイト(https://www.amiya.co.jp/case/acv/2081/)

ALogの会社概要

会社名 株式会社網屋
会社所在地 東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町 11F
公式HP https://www.amiya.co.jp/solutions/alog/

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Qasee

ログ管理ツールQaseeの公式サイト画像
画像引用元: Qasee公式サイト(https://qasee.jp/task/)

Qaseeの特徴

プロジェクトの正確な業務コストを簡単に把握できるツールです。メンバーは最初に業務を入力するだけ。自動で業務を仕分けするため手間もミスも削減できます。すべての仕訳状況は一覧で確認可能。

カレンダーとの紐付けもできるので、稼働状況が正確に把握できます。時間がかかりすぎている部分や無駄を省ける部分を見つけられ、計画の見直しが可能です。稼働時間のデータ収集ができるので、正しい金額での請求ができます。業務の進捗状況はもちろん、プロジェクトの予想コストまで把握できるシステムです。

Qaseeの料金

公式サイトに記載がありませんでした。

Qaseeの口コミ

口コミは見つかりませんでした。

Qaseeの会社概要

会社名 Qasee株式会社
会社所在地 東京都港区芝浦3ー4ー1 グランパークタワー32F
公式HP https://qasee.jp/task/

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MITERAS 仕事可視化

ログ管理ツールMITERAS 仕事可視化の公式サイト画像
画像引用元: MITERAS 仕事可視化公式サイト(https://www.persol-pt.co.jp/miteras/work-visible/)

MITERAS 仕事可視化の特徴

スタッフ一人ひとりの勤務実態と作業内容を見える化する業務可視化ツールです。テレワークにおける労務管理を最適化します。

機能は「タイムレポート」「ジョブレポート」の2つ。タイムレポートでは、PC利用の開始と終了の時間を管理。自己申告の勤務開始・終了時刻ではなく、勤務の実態が見えるようになります。

休日の隠れ仕事やサービス残業の実態も確認可能です。ジョブレポートでは、PCアプリの利用状況をグラフで表示。残業や休日勤務の中身を可視化します。

MITERAS 仕事可視化の料金

公式サイトに記載がありませんでした。

MITERAS 仕事可視化の口コミ

基本的な使い方としては、管理者が週単位で勤務時間とPC稼働時間の差異を確認し、乖離が大きいメンバーには仕事内容の確認をしています。そうしていくことで、メンバー各自の労働時間に対する意識は強くなったと思います。引用元:MITERAS公式サイト(https://www.persol-pt.co.jp/miteras/work-visible/case/transcosmos01.html)

MITERAS 仕事可視化の会社概要

会社名 パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
会社所在地 東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント7F
公式HP https://www.persol-pt.co.jp/miteras/work-visible/

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セキュログ

ログ管理ツールセキュログの公式サイト画像
画像引用元:セキュログ公式サイト(https://www.lrm.jp/seculog/)

セキュログの特徴

情報セキュリティ領域を専門分野とするコンサルティング企業が運営しているセキュログ。トライアルから正式導入まで、専任の担当者が丁寧にサポートしてくれます。

PC操作ログの取得セキュリティアラーム、IT資産管理の機能を搭載。直感的な操作性で、簡単にPCログを取得できます。クラウド型のサービスのため、専門的な知識や高価な設備は必要ありません。検索に特化した高速検索エンジンで、膨大なログデータの中から瞬時に目的のログを検索できます。

必要な機能に絞り込んだクラウド運用により、リーズナブルな料金体系での提供を実現。5アカウントからの小規模スタートも可能です。導入端末の指定も可能。「契約社員のPCのみログを記録したい」といった使い方もできます。

セキュログの料金

  • 1アカウント700円~(税不明)

セキュログの口コミ

口コミは見つかりませんでした。

セキュログの会社概要

会社名 LRM株式会社
会社所在地 東京都品川区西五反田7-1-9
公式HP https://www.lrm.jp/seculog/

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MylogStar

ログ管理ツールMylogStarの公式サイト画像
画像引用元: MylogStar公式サイト(https://www.mylogstar.net/)

MylogStarの特徴

操作ログを収集・管理してPC業務の可視化を実現するツールです。業務効率化はもちろん、情報漏洩対策をサポートしてくれます。

「いつ」「誰が」「どのファイルを」「どうした」といった操作履歴を可視化。問題発生時の原因究明を容易にして、被害の拡大を防止します。PC業務状況も可視化できるため、働き方改革にも活用可能です。1台から30,000台まで、規模やコストに合わせて選べるプランが用意されています。クライアントサーバー型スタンドアロン型があります。

MylogStarの料金

  • MylogStar Cloud Standard 月額プラン:1ライセンス880円(税込)
  • MylogStar Cloud Standard 年額プラン:1ライセンス10,560円(税込)
  • MylogStar Cloud Plus 月額プラン:1ライセンス1,760円(税込)
  • MylogStar Cloud Plus 年額プラン:1ライセンス21,120円(税込)

MylogStarの口コミ

開発業務においてはエンジニアが業務用端末を操作することがあるが、その際にどのような操作が行われているか記録する手段がなかった。
操作ログの取得により、業務用端末の操作や機密ファイルへのアクセスについて、正当性を証明することが可能になった。関係者からの信頼向上にも繋がっている。引用元:MylogStar公式サイト(https://www.mylogstar.net/casestudy/tdi.html)

MylogStarの会社概要

会社名 株式会社ラネクシー
会社所在地 公式サイトに記載なし
公式HP https://www.mylogstar.net/

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SKYSEA Client View

ログ管理ツールSKYSEA Client Viewの公式サイト画像
画像引用元: SKYSEA Client View公式サイト(https://www.skyseaclientview.net/)

SKYSEA Client Viewの特徴

2023年2月28日現在で19,480ユーザーという累計実績があります。お客様の声を聞いて改善を図りながら、毎年定期的なバージョンアップを実施。IT環境の変化にいち早く対応しています。

初めてでも使いやすいソフトウェアを目指して、直感的に使える操作画面を用意。運用管理メニューは目的別に整理され、検索性にも優れています。オンプレミスとクラウドの複数の運用形態に対応可能。管理するPC台数やセキュリティポリシー、ワークスタイルなどに合わせて選べます。

SKYSEA Client Viewの料金

公式サイトに記載がありませんでした。

SKYSEA Client Viewの口コミ

万が一の場合を想定した対策も行っており、誤って持ち出したデータから情報漏洩が発生した際には、操作ログから素早く原因究明に取り組める体制を整えています。「SKYSEA Client View」はPCだけでなくUSBメモリやSDカードの使用状況もわかるので、データが持ち出された経緯を把握し、再発防止に役立てることが可能です。引用元:SKYSEA Client View公式サイト(https://www.skyseaclientview.net/case/report/case143.html)

SKYSEA Client Viewの会社概要

会社名 Sky株式会社
会社所在地 東京都港区港南二丁目16番1号品川イーストワンタワー 15階
公式HP https://www.skyseaclientview.net/

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X-MON

ログ管理ツールX-MONの公式サイト画像
画像引用元: X-MON公式サイト(https://x-mon.jp/)

X-MONの特徴

X-MONはオープンソースソフトウェアをベースとして開発された監視ソフトです。ログ情報やTrap、機器の構成情報などのデータを集約したり、ハードウェアの死活状態、HTTPやSMTPなどのサービス状態・CPUやメモリなどのリソース状態、トラフィックなどを監視します。

異常を検知した際は、自動音声やメール、警告灯、チャット、ブラウザなど様々な方法での通知が可能。エスカレーション機能によって、障害検知から復旧までが自動化されています。

X-MONの料金

  • ソフトウェアStandard版:1,078,000円(税込)、年間保守費275,000円(税込)
  • クラウドStandard版:初期費用55,000円(税込)、月額費用55,000円(税込)

X-MONの口コミ

電話・メールによるサポートや、ハードウェア障害時に必要なセンドバックの筐体交換費用などを含む保守項目を、他社監視製品と比べ圧倒的に安価に利用できる点を評価しています。引用元:X-MON公式サイト(https://x-mon.jp/case/attokyo)

X-MONの会社概要

会社名 株式会社エクストランス
会社所在地 大阪府大阪市西区新町1丁目28-11 安川ビル2F
公式HP https://x-mon.jp/

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Site24x7

ログ管理ツールSite24x7の公式サイト画像
画像引用元: Site24x7公式サイト(https://www.site24x7.jp/)

Site24x7の特徴

Site24x7にはWEBサイト監視、サーバー監視、APM、ネットワーク監視、リアルユーザー監視の機能が搭載されています。世界中の監視ロケーションからWEBサイトの監視が可能。WEBアプリケーションとインターネットサービスの稼働時間とパフォーマンスの詳細が取得できます。

サーバ監視では、サーバの機能停止や特定の問題の根本原因の把握に活用可能。ルータ、スイッチ、ファイアウォール、ワイヤレスLAN、ロードバランサー、WANアクセラレータ、プリンタ、UPS、ストレージなどの重要なネットワークデバイスを包括的に監視できるツールです。

Site24x7の料金

  • FREE:0円
  • STARTER:月額3,080円(税込)
  • PRO:月額10,780円(税込)
  • CLASSIC:月額28,600円(税込)

Site24x7の口コミ

Site24x7により、世界中のITSMサーバーを監視して、リモートからサーバーに接続していないときでもサーバーの状態を確認できます。これにより、小規模グループのITチームの時間とコストを節約できます引用元:Site24x7(https://www.site24x7.jp/help/site24x7_casestudy_01.pdf)

Site24x7の会社概要

会社名 ゾーホージャパン株式会社
会社所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-1みなとみらいセンタービル13F
公式HP https://www.site24x7.jp/

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LogicMonitor

ログ管理ツールLogicMonitorの公式サイト画像
画像引用元: LogicMonitor公式サイト(https://logicmonitor.saaspresto.jp/)

LogicMonitorの特徴

LogicMonitorはオンプレミスとパブリッククラウド、さらにハイブリッド環境でも使用できるエージェントレス・SaaS型のIT統合監視プラットフォームです。

ほとんどのIT資産において一元的に管理・監視できます。Webサイト監視、サーバー監視、ストレージ監視、OS監視、アプリケーション監視、ネットワーク・セキュリティ監視、仮想化・コンテナ監視、データベース監視、SaaS監視、ログ監視といった機能が搭載されています。ログ監視機能ではSyslogやイベントログ、WindowsログやAWS、Azure、GCPの各種ログなど収集・監視が可能です。

監視業務用のテンプレートを2,000種類以上用意。ベストプラクティスから得られた推奨の閾値や表示方法が事前設定されており、運用設計やカスタマイズは必要ありません。

LogicMonitorの料金

  • 基本パッケージ:月額2,970円(税込)

LogicMonitorの口コミ

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LogicMonitorの会社概要

会社名 SaaSpresto株式会社
会社所在地 公式サイトに記載なし
公式HP https://logicmonitor.saaspresto.jp/

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Log Option

ログ管理ツールLog Optionの公式サイト画像
画像引用元: Log Option公式サイト(https://system-answer.com/product/sag3/logoption/)

Log Optionの特徴

Log Optionは様々なシステムやクラウド環境のログを一元管理できるツールです。統合的にログを収集して横断的な分析までできるようになっています。

リアルタイム検知・通知にも対応しています。性能管理とログ管理を連携することで、安定して効果的なITシステム運用が可能です。ログフォーマット定義ウィザード機能を搭載。視覚的に定義を作成できます。また、プレビュー機能でログフォーマット定義の事前検証が可能です。管理者向けのトレーニングにも対応していて、サポートも充実しています。

Log Optionの料金

公式サイトに記載がありませんでした。

Log Optionの口コミ

職員用グループウェアのサーバーを学内に設置している。ユーザーから「グループウェアの接続に時間がかかる気がする」という意見が寄せられていたが、原因の特定には至っていなかった。
G3 を導入してから確認してみると、サーバーの CPU 使用率がほぼ 100 % に近いところで推移しており、メモリーも不足していた。これまで感覚的にしか捉えられなかったシステムの改善すべき点が数値で示されたため、すぐに対処することができた。引用元:Log Option公式サイト(https://system-answer.com/case/meijigakuinuniversity/)

Log Optionの会社概要

会社名 アイビーシー株式会社
会社所在地 東京都中央区新川一丁目8番8号
公式HP https://system-answer.com/product/sag3/logoption/

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System Support best1 (SS1)

ログ管理ツールSystem Support best1 (SS1)の公式サイト画像
画像引用元: System Support best1 (SS1)公式サイト(https://www.dos-osaka.co.jp/ss1/)

System Support best1 (SS1)の特徴

基本機能にオプション機能を組み合わせて構築するIT資産管理ソフトです。基本機能には、危機管理・システム管理・ソフトウェア管理・契約管理といった資産管理機能、PC運用機能・更新プログラム管理・勤務時間管理・SS1運用機能といった運用支援機能があります。

オプション機能は、セキュリティ管理やログ管理などの各種機能を用意。必要なものだけを選択できるので、コストに無駄が発生しません。テレワーク時の持ち出し端末の管理やセキュリティ強化、ログデータの活用による勤務実態の可視化も可能です。

System Support best1 (SS1)の料金

  • IT資産管理基本機能:550,000円(税込)※管理対象機器100台の場合
  • IT資産管理基本機能:2,585,000円(税不明)※管理対象機器500台の場合
  • IT資産管理基本機能:5,170,000円(税不明)※管理対象機器1,000台の場合

System Support best1 (SS1)の口コミ

「端末でトラブルが起きた」「IPアドレスが重複してしまい、PCが使えなくなった」といった問い合わせがあった際には、SS1から該当の「機器No.」や「IPアドレス」を検索するだけで機器を特定できるので、後述のリモートコントロール機能とあわせることで日々の業務効率化に役立っている。引用元:System Support best1 (SS1)公式サイト(https://www.dos-osaka.co.jp/ss1/casestudy/ishidukaglass/)

System Support best1 (SS1)の会社概要

会社名 株式会社ディー・オー・エス
会社所在地 公式サイトに記載なし
公式HP https://www.dos-osaka.co.jp/ss1/

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LogRevi

ログ管理ツールLogReviの公式サイト画像
画像引用元: LogRevi公式サイト(https://www.einswave.jp/service/form_log/logrevi/)

LogReviの特徴

LogReviは企業内にある様々なシステムのログを統合管理するシステムです。各システムから集約したログの長期保管、高速検索、レポート作成など、日々のログ管理運用を効率的に行える機能も装備しています。

膨大なログのなかから高速検索でトラブルに繋がっている部分を探し出すことで、インシデント発生時に素早く原因を特定することが可能。定常的なログチェックでもストレスがかかりません。

また、アラート条件にヒットしたレポートの通知も可能。ダッシュボードで確認できます。ログ確認をスムーズにするため、マトリクスビュータイムラインビューの2種類のビューアを搭載。業務の効率化を実現します。

LogReviの料金

公式サイトに記載がありませんでした。

LogReviの口コミ

ログが分散していることでシステム毎にログの保存領域を確保する必要があること、横断検索が困難であることという2つの課題を解決しました。快速サーチャーログレビのデータベースに格納してしまえば、全てのログは約半分まで圧縮されますし、ログの種類を意識することなく同一のインターフェイスで瞬時に横断検索できます。ストレージと労務費という無駄な経費を大幅に抑えることができ、コストダウンの実現につながりました。引用元:LogRevi公式サイト(https://www.einswave.jp/case/26/)

LogReviの会社概要

会社名 株式会社インテック
会社所在地 富山県富山市牛島新町5-5
公式HP https://www.einswave.jp/service/form_log/logrevi/

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パトロールクラリス

ログ管理ツールパトロールクラリスの公式サイト画像
画像引用元:パトロールクラリス公式サイト(https://patrolclarice.jp/)

パトロールクラリスの特徴

サーバ機器やネットワーク機器の統合運用を実現するソフトウェアです。独自のエージェントレステクノロジーを元に、ハードウェア、OS、ネットワーク機器の監視を高いコストパフォーマンスで実現しています。

エージェントのインストール作業が不要。導入・運用負担を軽減します。複数システムの監視を一本化が可能。個別の監視にも対応できます。費用はポイント制。購入したポイント数1ptと1監視項目分として利用します。不要な監視機能にはコストがかからないため無駄がありません。

パトロールクラリスの料金

  • 初年度ライセンス料+年間ポイント使用料:836,000円~(税不明)
  • 2年目以降:336,000円(税不明)

パトロールクラリスの口コミ

導入後の効果として一番感じているのは、各機器が電波を正常に発射し続けているかどうか?がすぐにわかるようになったことや、長期に渡る過去ログとしての変動グラフや元数値を簡単に確認出来る様になったことです。引用元:パトロールクラリス公式サイト(https://patrolclarice.jp/case/grapeone)

パトロールクラリスの会社概要

会社名 株式会社コムスクエア
会社所在地 東京都中央区銀座一丁目3番1号 銀座富士屋ビル3F,4F
公式HP https://patrolclarice.jp/

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ez-PCLogger

ログ管理ツールez-PCLoggerの公式サイト画像
画像引用元: ez-PCLogger公式サイト(https://www.nds-tyo.co.jp/ez-pclogger/ )

ez-PCLoggerの特徴

PCログオンとログオフ情報収集に特化したログ収集・管理クラウドサービスです。出社や在宅ワークの勤務状況把握ができます。

特に在宅ワークにおいては、客観的記録として自己申告との乖離をチェック可能。社員の健康管理に活用できます。機能がPCのログオンとログオフ情報収集のみでシンプルな低価格を実現。50名~6,000名の規模で利用できます。勤怠管理システムとの連携も簡単でカスタマイズも可能です。

ez-PCLoggerの料金

  • 100名利用の場合:月8,800円(税不明)

ez-PCLoggerの口コミ

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ez-PCLoggerの会社概要

会社名 株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
会社所在地 公式サイトに記載なし
公式HP https://www.nds-tyo.co.jp/ez-pclogger/

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Trellix (旧 McAfee)SIEM

ログ管理ツールTrellix (旧 McAfee)SIEMの公式サイト画像
画像引用元: Trellix (旧 McAfee)SIEM公式サイト(https://www.softbanktech.co.jp/service/list/trellix/siem/)

Trellix (旧 McAfee)SIEMの特徴

セキュリティデバイス、OS、データベース、アプリケーション、ネットワーク機器など、企業ネットワーク上のさまざまなデバイスから出力されるログを可視化するシステムです。ログを一元管理して、リアルタイムで分析できます。

世界規模の脅威データベースと連動した相関分析ができるのが強み。単一ログデータだけでは分からなかった脅威にも気づくことができ、脅威の早期発見と迅速な対応が可能です。システムの構築だけではなく運用まで包括的に対応してくれます。

Trellix (旧 McAfee)SIEMの料金

公式サイトに記載なし

Trellix (旧 McAfee)SIEMの口コミ

コスト面はもちろんですが、システムグループの体制を補完するとともに強化してくれる内容であること、さらにセキュリティなどを含め、当信用金庫のシステム状況や体制を十分に把握された上での提案でしたので、安心して任せられると感じました引用元:SBテクノロジー株式会社公式サイト(https://www.softbanktech.co.jp/case/list/fukuokahibiki02/)

Trellix (旧 McAfee)SIEMの会社概要

会社名 SBテクノロジー株式会社
会社所在地 東京都新宿区新宿六丁目27番30号新宿イーストサイドスクエア17階
公式HP https://www.softbanktech.co.jp/service/list/trellix/siem/

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AUDIT MASTER

ログ管理ツールAUDIT MASTERの公式サイト画像
画像引用元: AUDIT MASTER公式サイト(https://www.aqua-systems.co.jp/auditmaster/)

AUDIT MASTERの特徴

OracleやMS SQLServer等のデータベースに備わった監査やトレース機能を使い、データベースの操作を監査ログとして出力し取得する仕組みのデータベース監査ツールです。オンプレミス・マルチクラウドの両環境に対応しているため、データベースの構成や場所に依存しません。

管理者操作まで丸ごとアクセスログを取得できます。一般的なアプリケーション、ネットワークやOSのログでは取得できない、データベースでのSQLコマンド、クエリを含む詳細ログも取得可能。あらゆる方面から漏れのない持続的な監査を実現しています。

導入から設定、運用まで、サポート体制も万全。最小減の負担でデータベース監査体制を構築できます。

AUDIT MASTERの料金

公式サイトに記載がありませんでした。

AUDIT MASTERの口コミ

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AUDIT MASTERの会社概要

会社名 株式会社アクアシステムズ
会社所在地 東京都中央区銀座3丁目8番10号 銀座朝日ビル6階
公式HP https://www.aqua-systems.co.jp/auditmaster/

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ログ管理ツールとは?

粘土で作られたはてなマーク

ログとは、パソコンやシステムのデータ履歴のことです。パソコンの電源を入れてログインした時間、システムを開いて作業した時間、どのサイトにいつアクセスしたかなど、従業員が行った作業の履歴を記録します。

こうしたデータ履歴を収集して管理するツールがログ管理ツール。自動でログを収集・管理するのはもちろん、分析までできるシステムが一般的です。従業員の勤務時間や業務効率を把握できるのはもちろん、システムごとのログであれば「誰が」「いつ」「どの端末で」「どんな操作をしたか」を確認できます。

トラブルが発生した場合でも原因を見つけやすいのが、ログ管理のメリットです。

管理するログには種類があります。パソコンやシステムの操作記録を残す「操作ログ」、インターネットやシステムへのログイン履歴を記録する「認証ログ」、不具合やエラーを記録する「イベントログ」、インターネット接続やサーバへのアクセスを残す「通信ログ」、通話記録の「通話ログ」、印刷したドキュメントの情報を記録する「印刷ログ」、パソコンやシステムの設定変更履歴を残す「設定変更ログ」などです。セキュリティのカメラ映像や入退室記録もログのひとつ。

業務内容に合わせて必要なログを管理することで、業務効率化や不正アクセス防止などの効果があります。

ログ管理ツールの重要性

「重要」という英文字

インターネットを使用した業務が増えるにつれ、インターネットを使ったサイバー攻撃も増えています。警視庁のデータによると、サイバー犯罪に関する相談件数は2014年頃に急増し、毎年増加傾向です。

サイバー攻撃のターゲットは、国の重要な機関や有名企業だけではありません。無差別に行われることが多く、手口も巧妙化していく中で、企業のセキュリティリスクが高まっています。ログ管理を適切に実施することで、不正アクセスを素早く察知し、攻撃を受けている事実の把握や攻撃内容の把握ができます。

IT資産の監査に対応するためにも、ログ管理は必要です。企業には、情報漏洩対策やセキュリティ対策の他に、システムやパソコンなどのIT資産を適切に管理する社会的責任があります。監査の実施や政府への業務報告なども必要です。情報やIT資産を適切に管理していることを証明するためにも、ログ管理が重要な役割を果たしています。

働き方改革により、テレワークも増えてきました。テレワークでは、会社の外で情報を取り扱うことになります。テレワークで課題になるのは、業務用端末の紛失やWi-Fiの盗聴などで情報漏洩のリスクが高まること。こうした脅威を把握して防止するために、ログ管理が不可欠です。

また、テレワークでは、労働状態が見えないため成果のみで評価されることになり、長時間労働に陥るリスクもあります。テレワークにおいて労働状態を把握する方法はログ管理のみ。社員のログイン時間を管理すれば、働きすぎを防止できます。

ログ管理ツール導入のメリット

情報漏洩の防止

ログ管理ツールを導入すれば、ログに「誰が」「いつ」「どのような操作をしたのか」が記録されます。外部からサイバー攻撃を受けていないか、受けた場合どこからどのような攻撃を受けたかが把握できます。従業員の内部の利用状況も記録されるため、内部不正による情報漏洩などの原因も特定することも可能です。

ログ管理ツールを導入しログ監視に着手したことを社内に通知することで内部不正の防止にも役立ちます。

従業員の労働管理

在宅勤務の拡大によって、監督の目が行き届かない場所で仕事をするケースも増えました。業務時間内に仕事をしなかったり、時間外労働をしたりする従業員するが出てくる可能性もあります。

ログ管理を導入すれば、端末やシステムの使用状況から労働状況を把握することも可能で、直接会わなくても労働管理ができ、適切な働き方の指導も行えます

ログ管理ツール導入のデメリット

社内ネットワークの負担増大

ログの管理システムは、ログをサーバで一元管理するため、社内ネットワークを通じてログをサーバに送信する必要があります。端末が増えるたびに通信量も増加するため、通信速度が低下するおそれがあります。対策として、ログの取得範囲を制限するなどして通信量を抑える必要があります。

ログ管理ツールの主な機能

パソコンを使っている人

ログの取得

ログ管理のメイン機能は、ログの取得です。パソコンやシステムにログインしてからログアウトするまでの操作履歴などの記録を正確に取得します。ログに抜けや漏れがあると、ログの信ぴょう性が低下してしまい、ログ管理が機能しません。

ログ管理システムは、対応できるフォーマットが決まっています。サーバの種類によって決まるため、一般的には異なるシステムでもサーバの種類が同じであれば対応できますが、業務で使用しているシステムに対応しているかどうかの確認は必要です。

システムログは取得時間など取得するログの内容の設定ができます。設定内容が必要なログとズレてしまうと、ログの意味がありません。また、各システムの時刻設定がズレている場合も、正確なログを残せません。設定のチェックも重要です。

ログの保存

取得したログを保存して管理できるのがログ管理ツールのメリットのひとつです。ログを保存する際は、各システムに保存するのではなく、ログ管理システム専用のサーバを構築して保存すると有効活用できます。使用している業務システムのログはユーザが削除できるため、一定の知識があれば改ざんも可能です。

悪意がなくても操作ミスなどでログが壊れるようでは、ログ管理が適切にできているとはいえません。システムとは切り離したログ保存システムが必要です。収集したログをリアルタイムで別サーバに保管すれば、改ざんされることがありません。正確なログを基に、様々な分析にも活用できます。

ログの監視

ログを単に収集するだけではなく、エラーなどの異常なログを検出するのも、ログ管理ツールの重要な機能です。アラートの通知も可能です。ログを監視することで、トラブルや不具合の早期発見につながります。

サイバー攻撃なども早期発見できるので、被害が悪化する前に対策を講じることも可能。いつもと異なる行動があったときにアラートを通知する機能や指定したログを検知したときにアラートを通知する機能もあります。従業員の不正利用も予防可能です。

ログの分析

ログ管理システムで収集・保存したログを分析する機能もあります。異常なログの件数を検出し、外部からの攻撃状況を把握するためにも重要な機能です。また、ミスやエラーが多いシステムの改善にもつなげることができます。収集したログの分析を行えば、自社に必要なセキュリティ対策も分かります。

ログ管理ツールの選び方

あらゆる方向を指している道標

取得できるログの種類

ログ管理システム選びの最も重要なポイントは「取得できるログの種類」です。管理したいログが取得できなければ導入する意味がありません。取得すべきログの種類は、業務内容や目的によって異なります。

もちろん、すべてのログを管理できればそれに越したことはありません。しかし、費用が跳ね上がります。必要なログだけに絞り、コストを抑えることも、現代の企業経営にとっては必要な観点です。そのため、まずはログ管理の目的を明確化してください。その目的を達成するために取得すべきログの種類を把握します。

必要なログの種類が決まったら、そのログを管理できるツールの中から、以下に紹介するポイントを比較して自社に合うログ管理ツールを選定しましょう。

機能・カスタマイズ性

必要なログの種類が決まったら、機能やカスタマイズ性をチェックしていきます。最初にチェックしたいのはログ収集のタイミングです。ログ収集のタイミングは、「翌営業日中に完了」「リアルタイム」「出社時に収集」など、製品によって異なります。

情報漏洩やトラブルへの早期対応やログ改ざん防止のためには、リアルタイム収集機能があるツールがおすすめ。ログ収集までのタイムラグが長いほど、リスクは高くなります。

また、容量制限にも注意してください。大規模システムを構築している企業や従業員数が多い企業は、記録するログも大量です。容量制限の内容によっては、必要なログを記録できない可能性があります。ログの容量を把握して、規模に適した容量のログ管理ツールを選びましょう。

また、アラート通知機能があると、エラーや不正ログイン、不審な動きがあったときに即座に対処できます。アラート機能がない場合、ログ管理システムでログを定期的に分析し、違反者を発見するという流れが一般的。このフローでは事後対応になってしまい、トラブルが大きくなりかねません。不正操作によるダメージを最小限に抑えるためには、アラート通知が使えるツールが有利です。

他にもログ管理ツールには様々な機能があります。自社の管理において必要な機能が搭載されているかを確認してください。使わない機能がたくさん搭載されていてもかえって使い勝手が良くありません。自社に適したカスタマイズができるかどうかもチェックしたいポイントのひとつです。

料金設定

ログ管理ツールは、規模や機能性によって料金が大きく異なります。公式サイトに料金が明示されていない業者も少なくありません。参考価格のみ記載している業者もあります。料金が記載されているかどうかは、ツールの良し悪しとは関係がありません。料金を比較する際は、見積もりを依頼する方法が一般的です。

注意したいのは、料金の安さだけで選ぶこと。料金の安さだけで選んでしまうと、必要な機能が使えないなど、ツール導入の成果が得られないかもしれません。自社に必要な機能性を網羅した上で、コストパフォーマンスが良いツールを選びましょう。「初期導入費+月額利用料金」という料金形態が多く、初期導入費が無料のツールもあります。

セキュリティ

ログ管理ツールを導入する目的のひとつがセキュリティです。しかし、システムである以上、ログ管理ツール自体がセキュリティの対象でもあります。セキュリティに強いシステムであることは、最低限の条件です。

ログ管理ツールに関するよくある質問

「よくある質問」を象徴する英語の「Q&A」と虫眼鏡

ログ管理ツールの費用相場は?

ログ管理ツールの費用は、機能やライセンス数によって決まります。どのような機能を搭載するかに加えて、社員数の規模などで大きく異なるため、一般的な相場と言えるものがありません。料金を開示していないシステム会社が多く、導入する際には事前に見積もりが必要です。

料金体系は、「初期費用+月額費用」が一般的。初期費用は4万円程度から数十万円、月額費用は1万円程度から数十万円と幅が広いです。導入時は10万円~200万円程度がかかります。

無料のログ管理ツールもあるの?

無料で利用できるフリーソフトもあります。ただし、無料のログ管理ツールは、機能に制限があるもの、使える期間が限られているもの、ログを取得できるデバイスの台数に制限があるものが多いです。

無料ログ管理ツールを使用する際は、必要な機能が搭載されているかを確認してください。例えば、「ログの自動収集はできても監視や分析ができない」といった機能の制限があるものが大半です。使用しているパソコンやシステムなどの種類が多いと、デバイス台数の制限に引っかかる可能性があります。

制限内で必要なログ管理ができる場合は、無料ログ管理ツールも選択肢のひとつとして検討可能です。逆に収集するログの種類が多岐にわたる場合や多機能なログ検索を必要とする場合は、有料システムを選びましょう。

管理すべきログやツールの種類は?

管理すべきログは、クライアント用のPCやスマートフォン、サーバなどのOSやアプリケーション、ネットワークデバイスなどのIT関連機器のログです。これらの中から、目的に合わせて管理すべきログを選びます。

クライアントデバイスは、ユーザが使用するPCやタブレット、スマートフォンのことです。取得するべきログは、そのOSから取得できる操作ログや認証ログ、アプリから取得する操作ログ、通信ログ、さらにそれぞれのデータに対するアクセスログなどがあります。

管理すべきソフトウェアは、webブラウザ、メール、office、業務用ソフト、ファイアウォールやアンチウイルスなどのセキュリティソフトなどのログです。

ネットワーク機器では、ルータやスィッチ、監視カメラ、プリンタなどの機器が管理対象です。基本的にIT関連機器はインターネットに接続するためにネットワーク接続されているので、ログの集中管理は構築しやすい仕組みになっています。操作ログやアクセスログとして、通信記録やカメラ映像、印刷状況のログを収集可能です。

ログ管理ツールまとめ

「まとめ」と書いてある木のブロック

IT機器を使用する業務において重要な役割を果たすのが、ログ管理ツールです。パソコンやシステムにログインしてからログアウトするまでの、時間や操作、アクセスの履歴を取得して保存します。

トラブルが発生した際に、いつのどの操作に原因があるかを特定しやすく、再発防止策も講じやすくなるのがメリットです。また、不正アクセスを検知して、情報漏洩やサイバー攻撃のリスクを軽減させる役目もあります。情報とIT機器を適切に管理するために必要なツールです。

管理すべきログには、以下のようなものがあります。

  • 操作ログ
  • 認証ログ
  • イベントログ
  • 通信ログ
  • 通話ログ
  • 印刷ログ
  • 設定変更ログ

これらのログすべてを取得するとなれば、莫大な予算が必要です。自社が管理すべきログを把握して、必要な機能があるログ管理ツールを選びましょう。記録の正確性を担保するリアルタイム取得機能や早期対応ができるアラート通知機能などの機能性がツール選びのポイントです。適切に必要なログを管理できるツールを選んでください。

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