近年、さまざまな企業がSDGsへの取り組みを行っている中、SDGsの浸透を推進していくための方法の1つにeラーニングサービスがあります。
こちらの記事では、SDGsが学べるeラーニングサービスについて紹介しています。それぞれのサービスの特徴をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
SDGs eラーニングサービスの一覧表
こちらでは、それぞれのSDGs eラーニングサービスの特徴などをまとめました。ニーズに合ったサービス選びにお役立てください。画像をクリックすると、資料ダウンロードページに移動します。
会社名 | サービスの特徴 |
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SDGsビジネスラーニング |
元WWFジャパン事務局長による監修!SDGs目標ごとに学べる研修教材
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SDGs eラーニング |
累計視聴者数41,000人以上!導入社数も110社を超える実績 |
SDGs入門研修 |
1ユニット5〜10分の動画講義×6ユニット編成でSDGsの基本を理解できる |
ここからはじめるSDGs入門シリーズ |
「eラーニングライブラリ」により1年間定額で学ぶことができる |
サステナビリティ経営とSDGs入門講座 |
インソースが運営するサイト「動画百貨店」からの利用申し込みが可能 |
SXラーニング |
企業のSDGs推進現場で活躍している講師が講座の企画・開発を担当 |
サステナブルビジネス推進 eラーニング |
今後の事業戦略に活かせるサステナブルビジネスに関連する知識を学べる |
SDGsビジネス入門 |
決まった期間内であれば、何度でも繰り返して学習が可能 |
Start SDGs~eラーニング~ |
eラーニングに加えて、事業アイデア創出ワークショプと相談会も行う |
社会人のためのSDGs講座 |
社会人としてSDGsアクションを起こすための知識や手法を身につけられる |
SDGsとは

「SDGs」は「Sustainable Development Goals」の略で、日本語に訳すと「持続可能な開発目標」となります。このSDGsは、2015年9月国連で開催された持続可能な開発サミットで採択されたもの。17のゴールと169のターゲットから構成され「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
現在、多くの企業がSDGsに取り組んでいます。なぜ企業がSDGsに取り組むのかというと、「新たなビジネスチャンスの機会創出」や「企業の持続可能性を対外的にアピールする」といった理由があります。すなわち、企業がSDGsに取り組むことにより「持続」を実現するためのキーワードといえるのです。
企業が実際に取り組んできたSDGsの事例としては、化粧品メーカーの資生堂により持続可能なパッケージの開発や、日清製品の「フタ止めシール」の廃止によるプラスチックごみの削減への取り組みなど、それぞれの企業ごとにさまざまな取り組みが行われています。
企業がSDGsに取り組むメリット

ビジネスチャンスに繋がる
SDGsは、例えば「教育機会を拡充する」「飢餓や貧困をなくす」「持続可能なエネルギーの確保」など、さまざまな目標が定められています。これらの目標は世界が直面している課題ですが、この課題への取り組みが新たなビジネスチャンスと考えることもできます。
SDGsへの取り組みをきっかけとして新しい事業を立ち上げる、他の企業や業種と協業するなどさまざまな動きができるため、社会が抱えている課題を解決するといった視点から、これまでとは異なるビジネス開発のチャンスを見つけられる可能性もあります。
ステークホルダーとの関係性向上
SDGsで掲げている目標は、世界が直面している問題に対するものであり、SDGsに取り組んでいる企業は世界で取り組むべき問題に取り組んでいる企業ということになります。そのため、企業におけるSDGsへの取り組みは、CSR(企業の社会的責任)活動としても重要な意義を持っています。
このように、企業がCSRに積極的に取り組むことによってステークホルダーとの関係性向上にもつながっていきます。企業はステークホルダーとの良好な関係を築くことにより、企業活動をスムーズに進められます。
企業のブランディングに効果的
SDGsではさまざまな目標が掲げられており、例えば「貧困をなくすこと」「気候に対する取り組み」といったように、世界全体で取り組むものとなっています。そのためSDGsに取り組んでいる企業は社会に対して責任を果たしている企業である、と認識されます。
このような理由からSDGsに取り組むことによって企業イメージの向上につなげられるため、ブランディングに効果的であるといった点もメリットのひとつです。
SDGsをeラーニングで学ぶメリット

研修をセッティングする費用を抑えられる
eラーニングの場合、研修を行う会場を確保する必要がありません。そのため、研修をセッティングする費用を抑えられる点はeラーニングを行うメリットといえます。
研修スケジュールの調整が不要
企業で集合研修を実施する場合、受講者は自分の業務を中断する必要があるため研修のスケジューリングについても入念な調整が必要になりますが、eラーニングの場合は自分の好きな時間に受講できることからスケジュール調整が不要であり、開催がしやすい点も大きなメリットです。
学習の進捗状況が把握できる
eラーニングサービスには、受講者の学習状況を管理する機能が用意されているものが多くあります。そのため、それぞれの進捗状況を把握し、学習が進んでいない受講者には受講を促すことも可能です。
集合研修に比べて低コストで行える
eラーニングの場合、上記でもご紹介していますが研修を行うための会場費が不要となるほか、講師の交通費なども発生しないため、さまざまな費用を抑えられます。以上の理由から集合研修を行う場合と比較すると、かなりコストを抑えた形でSDGsについての研修が行えるといえます。
SDGs eラーニングの導入でよくある質問

Q1.企業がSDGs に取り組むメリットを教えて下さい
企業によるSDGsへの取り組みが新たなビジネスチャンスに結びつく可能性がある点、またステークホルダーとの関係性を良好に保てるといったメリットがあります。
さらに、世界的な課題への取り組みを行っている企業ということで企業のブランディングにもつなげられます。このように企業がSDGsに取り組むことにより、さまざまなメリットを得られる可能性があります。
Q2.eラーニングで学ぶメリットも教えてください
集合研修ではなくeラーニングによりSDGsを学んでいく場合、研修会場を用意する手間やコストを削減できる点に加えて受講生は都合の良い時間に受講できるため、主催者は研修を開催するスケジュールの調整を行う必要がない点などがメリットとして挙げられます。
また、研修を開催する際には受講生の学習の進捗状況を確認することも大切ですが、eラーニングシステムの活用によって学習の進捗状況をチェックし、学習が進んでいない場合には受講を促せるといった点もeラーニングを取り入れるメリットといえます。
現在、SDGsを学ぶためのサービスにはさまざまなものがあります。どのようなサービスがあるのかを知りたい方は、詳しくは「SDGs eラーニングサービスがひと目で分かる早見表」をご覧ください。
SDGs eラーニングまとめ
本記事では、SDGsを学べるeラーニングサービスについて紹介してきました。さまざまなサービスがありますが、それぞれの特徴や費用などを比較しながら、自社のニーズに合ったサービスを選択しましょう。
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- 本記事は、2023年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。