新規事業のアイデアがあっても、顧客ニーズの検証、PoC・MVPの開発、社内調整、初期営業までを自社だけで進めるのは容易ではありません。新規事業開発支援会社を活用すると、不足する専門人材や実行リソースを補いながら事業化を進められます。
ただし、会社によって構想策定を得意とするのか、プロダクト開発やPMO、営業・マーケティングの実行まで担うのかが異なります。会社名や実績数だけでなく、依頼後に得られる成果物と実際に担う業務で比較することが重要です。
この記事では、新規事業開発支援会社17社を、向いている課題、実際に担う業務、対応フェーズで比較します。一部サービスの資料は、以下からまとめて確認できます。
新規事業開発支援会社17社の比較表
新規事業開発支援会社は、主に次の4タイプに分けられます。自社が止まっている工程を先に特定すると、必要な支援会社を絞りやすくなります。
| 支援タイプ | 向いている状況 | 主な業務・成果物 |
|---|---|---|
| 顧客検証・PoC・MVP型 | 事業案の需要や実現性を確かめたい | 顧客インタビュー、仮説検証、プロトタイプ、PoC・MVP |
| 戦略・事業構想型 | 市場機会や事業モデルを整理したい | 市場分析、事業構想、収支計画、投資判断資料 |
| PMO・専門人材型 | プロジェクトを推進する人材が足りない | 計画設計、進捗・課題管理、専門人材のアサイン |
| 立ち上げ実行型 | 営業・マーケティングを含めて事業化したい | 初期営業、マーケティング、業務設計、運用の内製化 |
| 会社名 | サービスの特徴 | こんな課題に向いている | 実際に担う業務 | 対応フェーズ |
|---|---|---|---|---|
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顧客ニーズを叶えられるアジャイル開発を活かした新規事業の立ち上げなら
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何から始めるべきか分からず
手が止まっている |
企画整理から形にするところまで
一緒に進める |
アイデア創出〜事業化
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あなたのビジョンを形にする戦略ファーム出身のプロフェッショナル支援
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戦略を含む経営課題を外部の
フリーコンサルに支援してほしい |
適した戦略コンサル人材をつなぐ
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構想・戦略設計
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PMOやDX支援に特化した新規事業開発支援
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関係者が多く
進め方がバラバラ |
計画設計から進行管理まで支援
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戦略整理〜実行
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戦略から実行まで一貫支援!手厚いハンズオン支援が強み
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実行する人手や
ノウハウが足りない |
実務に踏み込みながら支援
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検証〜立ち上げ
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ライズ・コンサルティング・グループ |
真の課題解決を追求し未来を創造する新規事業開発のパートナー |
経営視点で事業構想を
整理したい |
構想設計を中心に伴走
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構想・戦略
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TIS |
テクノロジーと専門家の知見が紡ぐ新規事業構築 |
デジタル前提で新規事業を形にしたい
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設計から開発まで対応
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事業化〜拡大
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リブ・コンサルティング |
新規事業の成功率を高める実践型コンサルティング |
立ち上げた事業を伸ばしたい
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戦略設計から実行まで伴走
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立ち上げ〜拡大
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Crepity |
顧客の見えない可能性を発掘し未来の事業を共に創る |
アイデアの確信が持てず
判断できない |
仮説検証を中心に支援
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アイデア検証
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CINCA |
立ち上げだけで終わらない自走できる事業運営を支援 |
市場や顧客像が見えず迷っている
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データ分析を軸に支援
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検証〜拡大
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アルファドライブ |
共に手を動かし事業を形にする伴走型支援 |
社内で新規事業が前に進まない
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組織に入り込み伴走
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構想〜立ち上げ
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ハルメク・エイジマーケティング |
シニア市場を深く知り確実に届くアプローチを実現 |
シニア向け事業の
売り方が分からない |
市場調査から販促実行まで支援
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検証〜拡大
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インスパイア |
起業家との完全伴走し未踏のビジネスを成功へと導く |
社内の意識や文化が
壁になっている |
対話・共創を通じて支援
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構想・初期
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デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社 |
スタートアップ連携で事業化まで伴走する支援 |
社外パートナーと
事業を共創したい |
協業先探索・実証・事業化を支援
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構想〜事業化
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株式会社ドリームインキュベータ |
業界を越えた構想から実行伴走まで導く事業創造支援 |
大規模な事業構想を
実現まで進めたい |
構想設計・協業・実行を推進
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構想〜拡大
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アビームコンサルティング株式会社 |
黒字化まで見据え、立ち上げから拡大まで伴走する総合型支援 |
事業性と実現性を
具体化したい |
市場検証・業務・IT要件を設計
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検証〜拡大
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株式会社Pro-D-use |
現場に入り込み戦略から実行まで伴走する新規事業支援 |
現場で動く人材が
不足している |
営業・会議・推進実務まで対応
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戦略〜実行
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株式会社Relic |
SaaSと実行支援で新規事業を構想から事業化まで共創 |
仮説検証と開発を
一体で進めたい |
顧客検証・PoC・開発を支援
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アイデア〜事業化
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新規事業開発支援会社17社の特徴
新規事業開発支援で依頼できる業務と成果物
新規事業開発支援では、助言だけでなく、調査資料、検証結果、プロトタイプ、事業計画、営業プロセスなどの成果物を依頼できます。契約前に、支援会社と自社の担当範囲を明確にしておきましょう。
市場・顧客課題の検証
顧客インタビュー、アンケート、競合調査、テスト販売などを通じて、「想定している課題が本当に存在するか」「対価を払う顧客がいるか」を確認します。調査レポートの納品だけでなく、検証結果を継続・修正・撤退の判断へ落とし込めるかが選定ポイントです。
事業モデル・収支・KPIの設計
対象顧客、提供価値、収益構造、販売方法、必要なコストを整理し、事業計画へ落とし込みます。売上目標だけでなく、検証段階で追うKPI、追加投資を判断する条件、撤退基準まで合意しておくと、社内の意思決定を進めやすくなります。
PoC・MVP・プロトタイプの開発
PoCは技術や事業仮説の実現可能性を確かめる取り組み、MVPは顧客へ最小限の価値を提供して反応を確認する製品・サービスです。開発を依頼する場合は、検証したい仮説、完成条件、利用データ、ソースコードや知的財産の帰属を契約前に確認します。
初期営業・マーケティング・運用構築
見込み顧客の選定、営業資料の作成、商談、Web集客、テスト販売、カスタマーサポートなどを支援します。営業代行だけで終わらず、顧客の反応をプロダクト改善へ戻せる体制があるかを確認しましょう。
コンサル会社と新規事業開発支援会社の違い
| 比較項目 | 戦略コンサル中心 | 事業開発支援中心 |
|---|---|---|
| 主な役割 | 市場分析、戦略・事業計画、経営判断の支援 | 顧客検証、PoC・MVP、PMO、営業実行 |
| 成果物の例 | 調査資料、戦略案、事業計画、ロードマップ | 検証結果、プロトタイプ、運用フロー、営業プロセス |
| 向いている企業 | 経営判断や事業構想を整理したい企業 | 構想を具体化し、実務を前へ進めたい企業 |
支援領域や費用から総合的に比較する場合は、新規事業コンサル会社の比較記事をご覧ください。実務への入り方を重視する場合は、新規事業の伴走支援会社も参考になります。
新規事業開発支援の費用と契約形態
費用は支援範囲、期間、参画人数、開発の有無によって大きく変わります。そのため、一律の相場だけで選ばず、見積もりに含まれる業務と成果物を比較する必要があります。公式サイトで料金が公開されていない会社は、同じ条件を提示して個別に見積もりを取りましょう。
| 契約形態 | 特徴 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| プロジェクト型 | 調査や事業計画など、期間と成果物を定めて依頼する | 成果物、修正回数、追加費用、検収条件 |
| 月額伴走型 | 定例会と実務支援を組み合わせて継続する | 月間稼働時間、定例会外の作業、最低契約期間 |
| 人月・PMO型 | 専門人材がプロジェクトへ参画する | 担当者の経験、交代条件、指揮命令と責任範囲 |
| 開発込み型 | PoC・MVPやシステム開発までまとめて依頼する | 仕様変更、保守運用、データ・知財・ソースコードの帰属 |
発注前に確認する成果物・体制・知的財産
- 契約終了時に納品される資料、データ、プロトタイプ、ソースコード
- 提案時の責任者と、実際にプロジェクトへ参画する担当者
- 定例会以外で支援会社が担う調査、作成、営業などの実務
- 顧客インタビューやPoCで取得したデータの利用範囲
- 知的財産、成果物、ソースコードの帰属と二次利用条件
- 契約終了後に自社で運用するための引き継ぎ・人材育成
「伴走支援」という表現だけでは、会議への参加と実務代行のどちらを指すか分かりません。実際に手を動かす業務と、自社側に残る業務を見積書や提案書で分けて確認してください。
導入事例から新規事業開発支援会社を選ぶポイント
導入事例は件数の多さだけでなく、自社と近い検証課題が扱われているかを確認します。業界が同じでも、アイデア創出とPoC、初期営業では必要な能力が異なります。
- 支援開始時に、どの工程で止まっていたか
- 支援会社が実際に担当した業務は何か
- どの成果物や検証結果が得られたか
- 支援後に自社で運用・改善できる状態になったか
新規事業開発の関連情報
新規事業開発支援に関するよくある質問
新規事業開発支援の費用はどのくらいですか?
支援範囲、期間、参画人数、PoC・MVP開発の有無によって異なります。複数社へ同じ条件を伝え、定例会以外の実務、成果物、追加費用を含めて見積もりを比較してください。
PoCとMVPはどちらから始めるべきですか?
技術的な実現可能性を確かめたい場合はPoC、最小限の製品・サービスを顧客へ提供して需要を確かめたい場合はMVPが中心になります。検証したい仮説を先に決めて選択します。
新規事業のノウハウを社内に残せますか?
支援会社によって異なります。共同作業の範囲、手順書やデータの納品、社内メンバー向け研修、契約終了時の引き継ぎ内容を事前に確認してください。
新規事業開発支援会社のまとめ
新規事業開発支援会社を選ぶ際は、知名度だけでなく、自社が止まっている工程と依頼後に得たい成果物を明確にすることが重要です。構想整理、顧客検証、PoC・MVP、PMO、初期営業のうち、外部へ任せる業務と社内で担う業務を分けたうえで比較しましょう。
- 免責事項
- 本記事は、2026年07月26日時点の公開情報をもとに作成しています。掲載各社のサービス内容・料金・事例は変更される可能性があります。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。
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