建設業ERPの導入事例57件を分析!導入前の課題・導入範囲・効果の傾向を詳しくまとめました

建設業ERPの導入事例57件を分析!導入前の課題・導入範囲・効果の傾向を詳しくまとめました

この記事では、建設業ERP・基幹システムの公開57事例を横断分析し、分析結果をまとめています。手作業や情報分散、原価把握など、建設業向けERP導入のきっかけとなった課題をグラフで整理し、各社の導入効果を対象業務・条件とともに比較しています。調査結果は「標準化」、「既存システムとの連携」、「現場への定着」から、自社の導入計画に生かせる視点をまとめました。建設業でERPシステムの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

工事原価を早く把握する、二重入力を減らす、月次の数字をそろえる。建設業ERPの導入事例では、こうした課題が一つの会社の中で重なっています。成果の大きさだけでなく、どの業務をつなぎ、情報の受け渡しをどう変えたかを比べると、自社で優先すべき改善が見えてきます。

今回は建設業ERPの導入背景や導入効果にを整理するため、建設・設備工事、住宅・リフォーム、プラントなどの公開事例から企業名と稼働後の変化を確認できた57件を共通項目で分析しました。ERPに加え、工事原価管理や営業・施工・会計をつなぐ基幹システムも対象となっています。

公開57事例の横断分析で見えた建設業ERP導入の傾向

導入前の課題を分類すると、57件のうち手作業の負担を確認した事例は48件、情報の分散・連携不足は45件でした。

両方に該当する事例も40件あり、入力画面の使いやすさに加え、営業・工事・購買・経理の間で情報を引き継ぐ仕組みが検討ポイントとなっていることがわかります。

57事例から得られた主な示唆

  • 手作業が増える場所には、情報の分断がある:転記を減らすには、元の情報をどこで登録し、次の担当者が何に使うかまで見直す。
  • 作業の短縮と、判断に使える数字がそろう時点を分ける:入力時間、原価の更新日、月次締めの所要日数は別々に測る。
  • 既存システムの維持も刷新の理由になる:旧システムの保守・改修・技術者への依存を確認した事例は25件。現在の運用を続ける負担も比較に含める。

一元化の範囲には違いがあります。営業から工事までの情報共有を中心とする会社、原価と財務をつなぐ会社、協力会社との契約・請求まで広げる会社がありました。自社と近い事例を探す際は、会社名や従業員数に加え、対象業務と導入後に残した仕組みを確かめることが有効です。

集計基準日:2026年10月22日。ベンダー・導入企業・導入支援会社の公開一次資料を確認し、課題の記述や導入前後の説明から編集部が分類。1プロジェクトを1件とし、複数製品の併用やグループ導入を重複加算していません。匿名9件、請求管理単体1件、採用決定・受注発表3件は補足として分けています。確認した76資料のうち、建材販売など工事管理への導入範囲を十分に確認できない6件は集計対象外としました。

導入前の課題から見る建設会社がERPに求める役割

導入前の課題を「手作業」「情報分散」「数字の把握」「既存システムの維持」という4テーマに分けました。下記では、横棒グラフで各テーマを確認できた件数と57件に占める割合を示します。(※1事例が複数に該当するため、割合の合計は100%を超えます。)

公開57事例の課題。手作業48件84.2%、情報分散45件78.9%、数字の把握31件54.4%、旧システム維持25件43.9%。複数該当。
課題テーマ 確認した内容 件数 57件に占める割合
手作業の負担 入力・転記・集計・照合・書類処理 48件 84.2%
情報の分散・連携不足 部門・拠点・システム間の共有 45件 78.9%
数字の把握・精度・更新時点 原価・粗利・業績・決算 31件 54.4%
旧システムの維持・保守 老朽化・保守終了・費用・技術者依存 25件 43.9%

出典:末尾の分析対象57事例をもとにキャククル編集部集計。割合=該当件数÷57件、小数点以下1桁で表示。複数該当。未記載の課題の有無は判断していません。

入力・照合の負担は部門間の受け渡しと合わせて捉える

手作業と情報分散が重なった40件では、同じ情報を別の帳票やシステムに登録し直す場面が改善対象になっています。近鉄不動産のリフォーム部門は業務管理と顧客管理への重複入力、新和は財務・売上・原価を別のツールで扱う作業が課題でした。フロンティアハウスでは、紙の受発注書類の作成・郵送を含めて業務を見直しています。(参照:C002・C008・C028)

この傾向からは、作業ごとの所要時間だけでなく、情報が渡る経路を調べる必要性が読み取れます。営業が作った見積を工事担当者が登録し直し、経理が請求書と照合しているなら、三つの作業を一続きで確認します。工事番号や取引先の表記がそろっていない場合には、機能を追加する前に共通の管理単位を決めることも導入準備になります。

原価・業績の把握では情報の精度と更新時点を確認する

原価・粗利・業績・決算などの数字の把握に関する課題は31件で確認しました。CONY JAPANのリフォーるは月次締めの早期化、共栄電業は原価実績の反映、荒井建設は工種別の管理と推定原価の精度というように、必要とする数字が異なります。(参照:C015・C018・C037)

たとえば、請求済みの費用をすぐに集計できても、発注済み・未請求の支出が含まれなければ、工事完了時の採算予測には不足します。自社で必要なのが確定原価なのか、発注額を含む見込原価なのかを分け、入力や承認が遅れた場合の表示も確かめましょう。画面上の更新が速いことと、判断に必要な情報がそろうことを、それぞれ評価できます。

老朽化や保守負担は現在の運用を続ける費用と比べる

旧システムの老朽化、保守終了、改修・維持費、技術者への依存に関する課題は25件でした。青山機工は長年利用したシステムの費用や専任技術者への依存、秋村組は自社開発システムの維持が特定担当者に集中する点を課題としていました。鹿島建設も、長期にわたる個別開発の継続と拡張の限界を背景に基幹システムを刷新しています。(参照:C033・C046・C058)

この分類に当てはまる会社では、転記時間の削減だけで費用対効果を考えると、刷新の目的を捉えきれません。建設業ERPの乗り換えを行う場合は、保守契約、サーバーやネットワーク、制度変更への対応、担当者不在時の復旧・引き継ぎまで、現在の運用に必要な費用と人員を確認・整理したうえで、移行費用や連携先の維持費を含めた比較が必要です。

導入範囲は企業規模よりも業務のつなぎ目から考える

公開事例にある企業規模は、会社全体、グループ、導入部門、システム利用者など母体が異なり、取材時点もそろっていません。そのため、人数別の平均削減率や、企業規模と効果の相関を出すのは難しくなっています。ここでは、業種と業務の流れを手がかりに、つなぐ必要がある情報を紹介します。

改善したい状況 つなぐ業務・情報 参考事例
顧客や案件の状況を担当者以外が把握しにくい 顧客・商談・見積・契約から工事、請求・入金まで 近鉄不動産(C002)、平松建築(C011)、カスケホーム(C014)
工事の原価と会計の数字が合わない、採算が見える時点が遅い 実行予算・発注・原価・支払と財務会計 荒井建設(C018)、共栄電業(C037)、瀬戸建設(C050)
紙の契約・請求が本社と現場、取引先の間を行き来する 取引先との契約・請求、社内査定・承認・支払 橋本店(C034)、熊谷組(C057)
既存システムを一度に置き換えると業務への影響が大きい 残すシステムと新たに導入する業務のデータ連携 不動開発(C053)、太平洋エンジニアリング(C056)

住宅・リフォームでは営業情報から工事採算までの引き継ぎに注目する

近鉄不動産のリフォーム部門、平松建築、カスケホームなどでは、顧客・営業段階の情報と、工事や経理で使う情報の接続が改善対象でした。担当者別の管理を共通化すると、商談の進捗、受注金額、工事の進み具合、請求・入金を対応させやすくなります。(参照:C002・C011・C014)

EIVSは、事例時点の従業員6名という規模でも、顧客・見積・施工・引合粗利にまたがる管理を見直しています。一方、塗料原価の厳密な管理は当時の残課題でした。少人数の会社でも業務範囲は広くなり得ること、情報を集めた後にも原価の内訳や更新ルールを整える必要があることを示す事例と考えられます。(参照:C007)

総合建設・設備工事では現場原価と会計の接続を確かめる

荒井建設、瀬戸建設、共栄電業、不動開発では、原価・実行予算・発注・会計のつながりに着目できます。現場が使う工種・費目と、経理が使う科目・支払情報を、どこまで同じデータで扱うかが比較のポイントです。(参照:C018・C037・C050・C053)

工事の原価と財務の金額が合わない会社は、工事番号、集計範囲、計上日、締め時点の違いを洗い出すと、必要な導入範囲を整理できます。清水建設の事例は東京木工場の業務が対象です。会社名から全社の統合事例と判断せず、導入部門まで確かめることも欠かせません。(参照:C043)

取引先を含む電子化では契約から請求・査定までを設計する

熊谷組は建設WAOを基盤とした仕組みで、協力会社との見積・契約・請求と社内の工事情報をつないでいます。橋本店は電子承認やCI-NETとの連携を進めており、社内だけで完結しない書類の受け渡しも改善の対象です。(参照:C034・C057)

取引先が関わる場合は、協力会社の登録、請求の締め、差し戻し、変更契約、支払データへの受け渡しまでを一連で確認します。社内の承認が速くなっても、取引先からの提出方法が変わらなければ、転記や確認が残る可能性があります。取引先への説明と問い合わせ対応も含めて、導入範囲を決めることが重要です。

数字で見る導入効果

公表された数値を、時間・業務量、数字がそろう時点、残業、費用、電子化に分けてまとめました。測定対象や比較条件が異なるため、各社の削減率を平均せず、自社でも同じ対象を測れるかという視点で比較します。数値は各参考資料の取材・発表時点の実績や担当者の説明です。

入力・見積・支払処理にかかる時間と業務量

※表は横にスクロールできます。

導入企業・システム 公表された数値・変化 対象業務・比較時点 数値の条件
EIVS
ANDPAD/参照:C007
約30分の再入力作業がほぼ不要に 複数システムに同じ情報を登録していた作業 特定の入力作業の例。経理・施工業務全体の自動化を意味しない。
玄翁
ANDPAD/参照:C009
見積作成時間が従来の2/3に 見積作成 2/3削減ではなく、かかる時間が2/3になったという説明。
川上塗装工業
ANDPAD/参照:C017
約30分 → 約5分となるケース 同様の受発注内容の確認・計算 例示されたケースの比較。すべての発注で同じ短縮を保証する数値ではない。
新和
PROCES.S/参照:C028
入力作業の工数が半分以下 財務・売上・原価などを複数ツールへ登録する作業 入力を統合した対象業務の工数。全社の労働時間には広げない。
荒井建設
PROCES.S/参照:C018
業務量が約3割減 従来のExcel入力・印刷・電卓確認との比較 工種別管理の個別対応、試験運用、利用者への指導を含む取り組み。
飛鳥
PROCES.S/参照:C019
約2週間 → 3日程度 年次決算の入力業務 年次決算の全工程の所要日数とは区別する。
黒須建設
PROCES.S/参照:C024
半月程度 → 1週間程度 請求書の取りまとめから支払いまで 関連処理の所要期間。支払期日を一律に変更したという意味ではない。
エクノスワタナベ
PROCES.S/参照:C020
経理関連業務が3割程度減 経理部門での帳票・請求・入金などの業務 事例の説明に基づく対象部門の変化。現場作業や全社の削減率には換算しない。
小川建設工業
PROCES.S/参照:C027
対象業務の時間が従来の2/3に 手入力などを見直した業務 独自の販売システムとの併用を含む。2/3削減という意味ではない。

月次締め・原価反映と管理部門の負担

※表は横にスクロールできます。

導入企業・システム 公表された数値・変化 対象業務・比較時点 数値の条件
CONY JAPAN(リフォーる)
ANDPAD/参照:C015
月次締めが2週間以上 → 1週間 リフォーるの月次締め 作業時間の合計ではなく締めまでの期間。確定数字を経営判断に使える時点の変化。
共栄電業
ガリバーシリーズ/参照:C037
原価実績を次営業日に反映 現場の原価実績 一部の月次精算原価を除く。すべての原価が当日に確定する仕組みとは区別する。
瀬戸建設
e2-movE/参照:C050
業務負担が半減したという担当者の評価 管理部の試算表作成・原価と財務の照合など 2024年1月稼働後の担当者の評価。全社労働時間の実測削減率ではない。

残業時間の変化

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導入企業・システム 公表された数値・変化 対象業務・比較時点 数値の条件
工成舎
PROCES.S/参照:C023
残業時間が前年同期比29.7%減 稼働半年後の比較 システム導入と併せた働き方の見直しも含む成果。
コープハウジングひろしま
ANDPAD/参照:C006
2025年上期累計の残業が前年比平均25%減 同社の残業時間 情報集約と利用ルールの整備を伴う取り組み。会社規模の記載に差があるため規模別集計には用いない。
カスケホーム
ANDPAD/参照:C014
1人当たり月10時間以上の残業削減 導入前は1人月40~50時間の残業という説明 受発注・粗利管理の拡張などを含む事例の比較。将来の売上目標は効果に含めない。

導入費用・システムの維持費

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導入企業・システム 公表された数値・変化 対象業務・比較時点 数値の条件
松村組
ガリバーシリーズ/参照:C038
年間ランニング費を70%削減 データセンター・ネットワーク等を含むシステム運用 ERPの利用料だけの比較ではなく、ハードウェア等を含む刷新前後の費用。
中電工業
ガリバーシリーズ/参照:C039
ランニング費が従来の50%に 旧システムからの刷新に伴う運用費 標準に業務を合わせた取り組み。現在のサービス価格や他製品との価格差を示さない。
亀井工業ホールディングス
ガリバーシリーズ/参照:C035
年間ランニング費を350万円削減 グループ6社の基幹システム統合 グループ全体の費用。併記される間接人員の減少と作業時間の削減率を混同しない。
セルコホーム
PROACTIVE/参照:C003
導入費用が前回システム導入時の1/3以下 当時のPImacs zero導入と前回導入の比較 過去の自社導入費用との比較。現行PROACTIVEの価格や他製品の相場との比較ではない。

契約・請求・会計書類の電子化

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導入企業・システム 公表された数値・変化 対象業務・比較時点 数値の条件
熊谷組
建設WAO/参照:C057
電子契約率・電子請求率が各平均99.9% 2025年4月~2026年3月 2025年4月に全工事、10月に一般管理費へ展開。紙書類の件数削減率とは異なる指標。
鹿島建設
HUEシリーズ/参照:C058
年間約100万枚の会計書類をペーパーレス化 会計伝票・領収書・請求書 当時のHUE PJM・HUE ACによる事例。現行HUE C2の効果には置き換えない。

数値化しにくい変化も導入効果の一部です。三晃金属工業の部門間での情報共有、日本体育施設の集計・予測の改善、ユニコンの会計数字の信頼性回復などは、削減率への換算をせず、業務の変化として整理しています。自社で追う場合は、差異の修正件数、問い合わせ件数、担当者不在でも処理できた件数など、課題に対応する指標を定めると有効です。(参照:C001・C026・C051)

主集計と分けて確認した数値

請求管理単体の補足事例である佐藤工業では、経理部門の作業を月50時間削減し、監督による請求の査定が3~5日からほぼ半日に短縮したと説明されています。対象は請求受領・査定・承認で、発注や支払いへの拡張は当時の目標です。(参照:C004)

匿名の住宅事業A社では、複数事業の基盤統合と二重入力・紙運用の見直しにより、日次業務を月750時間削減したとの公表があります。企業名やプロジェクトの独立性を照合しきれないため、匿名補足として扱い、57件の課題割合には含めていません。(参照:A003)

導入方法と定着支援から読み取れる実務上のポイント

標準化・個別開発・既存システム連携を業務ごとに使い分ける

中電工業は標準パッケージに業務を合わせ、個別対応を他社システムとの連携に絞っています。三晃金属工業は標準機能を土台とし、複雑な見積などをローコード開発基盤で補いました。不動開発では既存の会計を残して連携しています。(参照:C001・C039・C053)

太平洋エンジニアリングは、GRANDITの基幹業務とInfiniOneの工事原価などを組み合わせ、工事番号を軸にデータを受け渡しています。この事例は、単一製品への全面統合とは異なる構成です。(参照:C056)

これらからは、「カスタマイズの有無」だけで導入方法を選びきれないことが分かります。まず残したい業務と変えられる業務を分け、標準機能での運用変更、設定、外部連携、個別開発を比べます。連携や個別開発を採る場合には、更新失敗の検知、制度変更への対応、将来の保守担当も確認すると、導入後に必要な作業を見積もれます。

試験運用・並行稼働・教育を導入計画に含める

荒井建設は試験現場での運用を経て土木部の利用を広げ、操作に不慣れな社員への個別指導も行っています。秋村組は並行稼働と決算の突き合わせ、ヤマネホールディングスは現場へのヒアリングや並行運用を実施しました。(参照:C018・C046・C055)

三晃金属工業では主要8拠点で操作教育を実施しています。鹿島建設の事例では、多数の利用者への教育や問い合わせ対応を遠隔で行った点も特徴です。システムの構成だけでなく、導入先の部門数や利用者の業務に合わせた展開方法を比べる必要があります。(参照:C001・C058)

自社での試験運用には、進行中工事の残高、追加発注、請求差額、締め後の修正などを含めましょう。通常の登録だけでなく、差異が出たときに誰が何を直すかまで試すと、稼働後の問い合わせや手戻りを具体的に見積もれます。

利益改善は可視化した後の行動と合わせて捉える

タカラベは原価や経費を把握し、発注額や仕入れの見直しにつなげています。近鉄不動産のリフォーム部門では、利益に連動するインセンティブを表示する仕組みも導入しました。どちらも、情報が見えるようになった後の判断や行動が成果の背景にあります。(参照:C002・C016)

タカラベには粗利率が5~10%改善したとの記述がありますが、相対的な増加率とポイント差のどちらかまでは確認できないため、独自の換算はしていません。また、案件構成や発注条件、運用変更なども収益に影響します。自社でも、誰がいつ原価差異を確認し、どの条件で発注や見積を見直すかを決めることが、システムを判断に使うための準備になります。

事例分析を自社のERP導入計画に生かす

比較する事例を選んだら、導入前の課題、変えた業務、効果を測った対象を自社と対応させます。次のように、現在の負担を記録してからデモで確認する流れにすると、機能説明を実際の業務に結びつけられます。

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自社の課題 導入前に記録すること デモ・提案で確かめること
二重入力・転記 元データ、転記先、件数、担当者ごとの作業時間 一度登録した情報がどの処理まで渡り、訂正時に何を直すか
原価・粗利の把握が遅い 原価がそろう日、未請求額の扱い、費目・工種の粒度 追加発注と変更原価が、予算・見込み・実績へ反映される流れ
締め・照合に時間がかかる 月次締めの日数、差異の発生箇所、修正件数 現場原価と会計の集計範囲、締め後の修正と再集計
紙の請求・契約が多い 取引先の数、提出・承認方法、差し戻しの件数 取引先の操作、変更・取消、査定から支払への受け渡し
保守や担当者への依存 保守・基盤費、制度対応、障害時の対応者 標準機能の更新範囲、個別開発・連携の保守と引き継ぎ
現場への定着が不安 利用部門、進行中工事、例外処理、教育に使える時間 試験・並行運用、残高照合、研修、稼働後の問い合わせ対応

工事原価の把握が目的なら、完了済みの工事だけでなく、追加発注や未請求の支出がある工事を使って、予算と実績・見込みの変化を確かめます。機能のつながりを整理する際には、PROACTIVEの工事原価管理の解説も確認できます。

改善目標は「入力時間」「差異の修正件数」「原価がそろう日」「月次締めの所要日数」などに分け、導入前と同じ範囲で追います。削減した時間を残業の抑制、採算確認、担当者の業務分担の見直しへどう充てるかまで決めると、導入の目的を共有しやすくなります。移行や社内体制づくりの進め方は、建設業ERPの導入手順と注意点に整理しています。

必要な業務範囲が見えた段階で、候補製品の対応機能と導入支援を比較しましょう。

分析対象の導入事例一覧と参考情報

主集計の57件を、同じ項目で一覧化しています。製品名や導入範囲は公開事例時点の内容です。旧製品・旧名称を含み、現在の製品・提供プランの標準機能や、全社での導入を保証する一覧ではありません。Cから始まる番号は参考資料との対応番号です。

製品群別の対象件数:PROACTIVE 3件、ANDPAD 13件、PROCES.S 13件、ガリバーシリーズ 12件、e2-movE 9件、InfiniOne Project系 4件、GRANDIT+InfiniOne Project 1件、建設WAO 1件、HUEシリーズ 1件。公開資料の収集範囲に左右されるため、製品の導入シェアを表す値ではありません。

分析対象57事例の比較一覧を開く

※表は横にスクロールできます。

企業・導入システム 導入前の課題 導入範囲 導入後の変化 確認した課題テーマ
三晃金属工業
PROACTIVE/参照:C001
部門別の個別システムでデータ活用が非効率 営業・見積・工事 営業と工事の情報を統合、標準化と保守負担の軽減 情報分散
近鉄不動産(リフォーム部門)
PImacs ReFORM(PROACTIVE系)/参照:C002
業務管理と顧客管理の2システムに同じ情報を入力 顧客・営業・工事 情報一元化と粗利率改善、担当者以外も顧客対応可能 情報分散・手作業
セルコホーム
PImacs zero(PROACTIVE系)/参照:C003
部署間の二重三重入力と高い従来導入費用 住宅業務・拠点情報・経理 月3300枚の請求書を経理5名で処理、前回より導入費を抑制 情報分散・手作業
ベストホーム
ANDPAD/参照:C005
紙資料と表計算で顧客・工事を管理、複数店舗で動作が重く見積作成にも支障 顧客・見積・施工・受発注 顧客情報を共有し見積・工程・請求確認を効率化 情報分散・手作業
コープハウジングひろしま
ANDPAD/参照:C006
連絡・情報保存方法が個人ごとに異なり紙の提出作業も集中 営業・見積・施工・受発注 チャットと業務情報を集約、残業削減 情報分散・手作業
EIVS
ANDPAD/参照:C007
複数システムへの再入力、着工後の粗利把握に課題 顧客・見積・施工・引合粗利 再入力を解消し原価・粗利を確認しやすくなった 情報分散・手作業・数字の把握
フロンティアハウス
ANDPAD/参照:C008
棟数増加に対し紙の受発注書類印刷・郵送が非効率 受発注・原価・会計連携 営業・現場・経理のデータを統合、キャッシュフローを把握 情報分散・手作業
玄翁
ANDPAD/参照:C009
監督ごとに資料管理が異なり情報検索・見積作成に手間とミス 図面・見積・引合粗利・受発注 見積時間短縮と情報共有、粗利率向上 情報分散・手作業
光企画
ANDPAD/参照:C010
経営と現場番頭の認識差、利益想定割れ、日報の確認と再入力 施工・引合粗利・受発注・歩掛 労務費集計を効率化し見積段階の粗利・会社の入出金を把握 情報分散・手作業・数字の把握
平松建築
ANDPAD/参照:C011
紙や個人単位の情報管理、経験則での受注見込判断 営業・設計・工務・経理・アフター 営業からアフターの情報統合、分析に基づく判断 情報分散・数字の把握
鈴与ホームパル
ANDPAD/参照:C012
進捗共有ができず、紙請求書の突き合わせに3~4日 引合・見積・工事・受発注・粗利 引合から完工まで集約し業績把握と請求処理を改善 情報分散・手作業・数字の把握
家zou
ANDPAD/参照:C013
受注棟数増加で現場が逼迫、更新後の情報の未共有と確認連絡が増加 施工・図面・引合粗利・受発注 電話FAXメールを削減し受発注書類を電子化 情報分散・手作業
カスケホーム
ANDPAD/参照:C014
FAX連絡、別システムと表計算で見込を管理、経理が発注状況を把握しづらい 問い合わせ・見積・施工・受発注・入金 受発注と原価根拠を共有し業績把握を改善 情報分散・手作業・数字の把握
CONY JAPAN(リフォーる)
ANDPAD/参照:C015
月次締めに2週間以上を要し、会議では見込数字を使用 店舗営業・施工・受発注・粗利・請求入金 締めを早期化し確定数字での経営判断が可能 情報分散・手作業・数字の把握
タカラベ
ANDPAD/参照:C016
個人に情報が偏り写真検索にも手間、追加対応費が粗利に反映されない 施工・引合粗利・受発注 経費と適正発注額を把握し粗利率改善 情報分散・手作業・数字の把握
川上塗装工業
ANDPAD/参照:C017
紙や個人PCに写真・書類・見積が分散、検索と問い合わせが集中 施工・引合粗利・受発注 受発注確認・計算時間を短縮 情報分散・手作業
荒井建設
PROCES.S/参照:C018
Excel入力、印刷、電卓再確認が負担、工種別管理ができない 経理既導入から土木部実行予算・原価へ拡大 業務量削減、工種別管理と推定原価精度向上 手作業・数字の把握
飛鳥
PROCES.S/参照:C019
旧オフコンからのデータ加工に外部SEが必要、手書き転記、技術者減少 会計・原価・発注・請求入金・JV・ワークフロー データ加工と年次決算入力の効率化 情報分散・手作業・維持・保守
エクノスワタナベ
PROCES.S/参照:C020
工事台帳の印刷、別Excelでの請求明細、一件ずつの入金入力が負担 原価・工事台帳・請求入金 経理業務削減と工事データ共有が進展 情報分散・手作業
花本建設
PROCES.S/参照:C021
法改正時の改修費、手書き伝票からの転記、基幹ソフト併用 会計・基幹業務 会計処理の効率化と属人性低減 情報分散・手作業・維持・保守
橋本川島コーポレーション
PROCES.S/参照:C022
旧OSサポート終了、現場メールから経理が反映するため数字が遅延・不一致 工事原価・経理 現場で更新後の情報を把握、原価ミス削減 情報分散・数字の把握・維持・保守
工成舎
PROCES.S/参照:C023
発注・検収の本社往復、現場Excelと経理支払が別管理 発注・検収・原価・会計・ワークフロー 移動ロス削減と原価管理の標準化 情報分散・手作業
黒須建設
PROCES.S/参照:C024
会計・工事の二重入力、本社端末限定、PC更新時のソフト再設定 工事原価・発注・会計連携 支払処理を短縮、現場でも帳票作成可能に 情報分散・手作業・維持・保守
京三電設工業(現京三エレコス)
PROCES.S/参照:C025
拠点ごとの活用差、再入力、未払注文が見えず原価が終盤に急増、改修増 工事原価・会計・工事作業管理連携 未払いを含む原価把握と決算予測改善 情報分散・手作業・数字の把握・維持・保守
日本体育施設
PROCES.S/参照:C026
経理はオフコン、案件と工事はExcelで二重入力、集計と決算予測に課題 案件・工事原価・会計 全社情報統合と予測精度・集計負担の改善 情報分散・手作業・数字の把握・維持・保守
小川建設工業
PROCES.S/参照:C027
法改正対応の内製改修、手入力、業種別のシステム管理と復旧負担 会計・工事管理+独自販売システム 複数事業を管理し作業効率を改善 情報分散・手作業・維持・保守
新和
PROCES.S/参照:C028
財務・売上・原価を別ツールに入力し、金額差異と正しい数字が不明な状況 財務・売上・原価・請求入金 入力工数半減と原価意識の醸成 情報分散・手作業・数字の把握
田中建設(青森県十和田市)
PROCES.S/参照:C029
会計給与とAccess・Excelの多重入力、数字の不一致、担当交代時の対応困難 会計・給与・基幹業務 データ統合で請求漏れなどのミス減少 情報分散・手作業・数字の把握・維持・保守
小川建設(東京都新宿区)
PROCES.S/参照:C030
保守終了、特定社員しか操作できず、同期・締め処理で数字の更新が遅延 工事原価・会計・経費・勤怠 経理部門で月次・決算作業を完結、更新された原価を参照 手作業・数字の把握・維持・保守
J-BISメンテナンス(旧建設塗装工業)
ガリバーシリーズ/参照:C031
二重入力、期末業績と入金予定の把握困難、原価と財務が非連動 原価・財務・入金予定 決算予測、正確な実行予算、短期借入抑制 情報分散・手作業・数字の把握
小田急エンジニアリング
ガリバーシリーズ/参照:C032
企業再編に伴う業務統一と経理・工事情報の共有が必要 受注・実行予算・発注・原価・財務 原価会計連携と経費自動配賦、四半期決算等に対応 情報分散
青山機工
ガリバーシリーズ/参照:C033
20年以上の旧システムで高い費用と専任SE依存、バッチ・出力待ち 建設基幹業務 運用費抑制、管理帳票の厳選、処理待ち短縮 手作業・維持・保守
橋本店
ガリバーシリーズ/参照:C034
紙運用、部門ごとの重複入力、システム間の手作業修正 建設基幹・電子承認・CI-NET 電子承認・CI-NET連携で処理と紙郵送費を削減 情報分散・手作業
亀井工業ホールディングス
ガリバーシリーズ/参照:C035
オフコン費用、グループ別投資、締め未完了で翌月入力不可 グループ原価・財務 6社で基幹統合、間接業務と維持費を削減 情報分散・数字の把握・維持・保守
庄司建設工業
ガリバーシリーズ/参照:C036
原価と財務の別システム、連携処理、OS・DB保守終了、高い費用 原価・財務・帳票 システム統合で決算と維持費を改善 情報分散・手作業・維持・保守
共栄電業
ガリバーシリーズ/参照:C037
担当者ごとの情報、別システム二重入力、反映遅延、旧OS対応 案件・予算・発注・支払・出面 原価反映と情報共有の改善 情報分散・手作業・数字の把握・維持・保守
松村組
ガリバーシリーズ/参照:C038
旧自社システムのハード含む運用費が高額 原価・財務など全業務の約6割 サーバ・ネットワークも含め運用費を削減 維持・保守
中電工業
ガリバーシリーズ/参照:C039
旧オフコン、専属SE依存、高い保守費、過剰な個別開発 建設基幹・原価・会計 業務標準化と維持費・決算日程の改善 維持・保守
開進堂
ガリバーシリーズ/参照:C040
工務と総務が別システム、手書き伝票再入力、労務費原価の取込困難 予算・原価・発注・請求・労務 伝票二度手間削減、労務費を含む原価管理 情報分散・手作業・数字の把握
鈴縫工業
ガリバーシリーズ/参照:C041
システム全体を把握する人が不在、拠点別運用、更新後の情報を取り出せず法改正の改修 引合・工事・原価・基幹 業務フロー統一、重複入力削減、期末予測精度向上 情報分散・手作業・数字の把握・維持・保守
古郡建設
ガリバーシリーズ/参照:C042
20年以上の旧システム、属人化、部門別データ、会計事務所への出力依頼で遅延 経理・購買・工事 経理・購買・工事の統合、社内で資料出力 情報分散・手作業・数字の把握・維持・保守
清水建設(東京木工場)
e2-movE/参照:C043
20年来の旧システムが税・OS対応の限界、原価と支払い入力や情報把握に不足 木工場の在庫・工事・原価・財務連携 原価と支払の同時入力、在庫入力時間の減少 手作業・数字の把握・維持・保守
中林建設を中核とするナカバヤシグループ
e2-movE/参照:C044
未成工事受入金・支出金を手仕訳 工事・建設会計・支払査定 工事会計処理を自動化しグループで活用 手作業
エービーシー商会グループ3社
e2-movE/参照:C045
各社で別の改良済販売システムを運用、販売と工事を横断した処理が必要 販売・工事・サーバ基盤 販売と施工状況の共有、作業負担削減 情報分散・手作業
秋村組
e2-movE/参照:C046
自社開発・保守が特定担当に集中、OS・DB・税制対応の継続が不安 原価・会計・現場予算 現場予実と経営管理を両立し属人化リスク低減 維持・保守
宝来社
e2-movE/参照:C047
FileMakerシステムの開発保守人材不在、見積業務と大量明細への対応 見積・売上・請求・拠点情報 見積処理と拠点間の情報共有を改善 手作業・維持・保守
日本エンジニアリング
e2-movE/参照:C048
古い管理会計システムの使い勝手、個別原価と会計連携の不足 個別原価・会計・既存入力連携 照会・出力効率を改善し現場の従来入力も維持 情報分散・手作業・数字の把握・維持・保守
日本ノーディッグテクノロジー
e2-movE/参照:C049
親会社変更で旧基幹利用の見直し、工事全体の数字と実業務への適合に課題 工事・原価・経理 現場と出張先で原価情報を確認 数字の把握
瀬戸建設
e2-movE/参照:C050
原価と財務の別ソフトで数字が合わず月末照合に3~4日 原価・財務 原価財務の統合で管理部の負担軽減 情報分散・手作業・数字の把握
ユニコン
e2-movE/参照:C051
前システムの売掛残高不一致など不具合、制度対応の追加改修 販売・工事・会計・勤怠連携 会計数字の信頼性回復、労務費を含む工事採算把握 手作業・数字の把握・維持・保守
菱東産業
FUTUREONEHyb(InfiniOne系)/参照:C052
紙物件カード、損益・原価・支払サイトが不明、伝票増と数値照合 販売・原価・プロジェクト予算・会計連携 物件別の損益把握、確認修正の手間を削減 情報分散・手作業・数字の把握
不動開発
FUTUREONEHyb(InfiniOne系)/参照:C053
注文書・原価帳票の手作業、支払件数増、会計との二重入力 販売・購買・債権債務・実行予算・会計連携 原価情報の速度・精度と支払効率が改善 情報分散・手作業・数字の把握
アンダーデザイン
InfiniOne Project系/参照:C054
Excelと二重作業、データ活用の遅れ、10年以上の基幹老朽化 販売・原価・実行予算・勤怠・経費 原価と経営数字のリアルタイム活用、部門間対話改善 情報分散・手作業・数字の把握・維持・保守
ヤマネホールディングス
InfiniOne Project系/参照:C055
グループ別の業務・データ、経営判断の共通数値と定常作業に課題 販売・購買・個別原価・会計連携 共通データで管理者育成を支え定常工数削減 情報分散・手作業・数字の把握
太平洋エンジニアリング
GRANDIT+InfiniOne Project/参照:C056
業務ごとの別システム、二重入力、情報集計工数、過剰な個別開発 GRANDIT基幹+InfiniOne工事原価+勤怠 工事番号で情報連携し経営層への提供を早期化 情報分散・手作業・数字の把握・維持・保守
熊谷組
建設WAO/参照:C057
紙の契約請求と工事情報の分断、予定値・見積計上 見積・契約・請求・原価・取引先連携 協力会社を含む契約請求の電子化、確定実績での決算 情報分散・手作業・数字の把握
鹿島建設
HUE PJM・HUE AC/参照:C058
20年超の個別開発で維持拡張の限界、会計書類の回覧・保管 当時HUE PJM+HUE AC 工事損益から全社決算まで対応、書類電子化 手作業・維持・保守

PROACTIVEの集計には当時のPImacs ReFORM・PImacs zero、InfiniOne Project系には当時のFUTUREONEHybの事例を含みます。鹿島建設は当時のHUE PJM・HUE ACの事例であり、現行HUE C2の導入効果に置き換えていません。太平洋エンジニアリングの併用事例は1プロジェクトとして独立計上しています。

匿名・部分導入・採用発表として確認した補足資料

匿名9件は業務改善の参考として残し、企業名を確認した57件の集計から分けました。請求管理単体1件と、稼働後の効果までは確認できない採用・受注発表3件も、段階と範囲が分かる形で整理しています。

補足13資料の一覧を開く

※表は横にスクロールできます。

企業・参照番号 資料の区分 システム 確認できた内容・対象範囲
大手ホームセンターA社
A001
匿名・補足 PROACTIVE系 地域別に分かれたリフォーム業務を統一。画面を簡素化し、全国拠点で研修を実施。
大手ホームセンターB社
A002
匿名・補足 PROACTIVE系 小売中心の仕組みから工事管理へ対応を拡充。施工・発注とグループ会計を接続。
住宅事業A社
A003
匿名・補足 PROACTIVE系 住宅・リフォームの業務基盤と購買を統合。二重入力・紙運用を見直し、日次業務を月750時間削減。
住宅リフォーム業A社
A004
匿名・補足 PROACTIVE系 見込み客からアフターまで統合。標準機能で開始した後、外部連携や税区分処理などを個別対応。
A社(プレハブ・総合建築・仮設リース)
A005
匿名・補足 建設WAO 業務別システムを統合し、重複入力とリース期間管理を改善。
B社(建築・土木・インフラ)
A006
匿名・補足 建設WAO 見積・原価・工事情報を共通化。現場入力と、過去の工事情報の検索・共有を整備。
C社(給排水・衛生設備工事等)
A007
匿名・補足 建設WAO 部門ごとに異なる見積を統一。既存の部材情報を取り込み、物件・見積履歴を共有。
D社(建材商社・建築工事等)
A008
匿名・補足 建設WAO 拠点別の原価管理を共通化。請求・査定の情報を使い、採算悪化への対応を早める。
JNCグループのエンジニアリング部門子会社
A009
匿名・補足 GRANDIT 親会社の基盤と調達管理の追加機能を利用。保守の属人化や運用負担を軽減。資料内容は2012年3月時点。
佐藤工業(栃木県壬生町)
C004
請求管理単体 ANDPAD 請求管理 請求受領・査定・承認を電子化。発注・支払いへの拡張は事例時点の目標。
熊谷組
R001
採用・受注発表 HUE AC 2022年の採用発表。会計の刷新・選定理由の参考資料として扱い、この資料だけで導入後効果を算定しない。
西松建設
R002
採用・受注発表 HUE C2 2023年の採用発表。選定の背景と導入計画の参考資料として扱う。
鴻池組
R003
採用・受注発表 HUE C2 2025年の受注発表。導入後の成果が確認できる稼働事例とは分ける。

匿名事例同士の重複や他の公開事例との同一性は確定できません。採用・受注の発表だけから、現在未稼働であることや導入後の成果を推定していません。

集計方法と数値の扱い

課題の分類は、公開資料に明示された内容、または導入前後の説明から確認できる内容に付与しました。同じ事例に複数のテーマを付けており、単純なキーワード出現数の集計ではありません。1社が複数事業を導入した場合や、複数の会社が一つのプロジェクトで導入した場合も、対象の公開事例1件を単位としています。

「作業時間」「所要日数」「担当者の負担感」「費用」「処理枚数」は異なる指標です。瀬戸建設の負担半減は管理部担当者の評価として扱い、全社の労働時間削減率には換算していません。セルコホームの月3,300枚・経理5名という値は処理規模であり、削減率とは区別しています。エービーシー商会グループの資料は見出しと本文で削減割合の表現が異なるため、一定の削減率として上の数値表に採用していません。

公開事例には導入と併せた業務変更・教育・制度見直しなどが含まれます。導入した製品だけの因果効果や、同じ構成で再現できる効果を示すものではありません。全公開事例を網羅した調査でもないため、事例件数を製品の導入シェアや優劣には用いていません。

参考資料

以下は2026年10月22日確認の参考ページです。URLは参考情報として記載しています。

参考資料70件のURL一覧を開く

C001 三晃金属工業 導入事例
https://proactive.jp/casestudy/sankometal/

C002 近鉄不動産(リフォーム部門) 導入事例
https://proactive.jp/casestudy/kintetsu-re/

C003 セルコホーム 導入事例
https://proactive.jp/casestudy/selcohome/

C004 佐藤工業(栃木県壬生町) 導入事例
https://andpad.jp/cases/11321

C005 ベストホーム 導入事例
https://andpad.jp/cases/besthome-oka

C006 コープハウジングひろしま 導入事例
https://andpad.jp/cases/coophousing-hiroshima

C007 EIVS 導入事例
https://andpad.jp/cases/eivs

C008 フロンティアハウス 導入事例
https://andpad.jp/cases/frontier-house

C009 玄翁 導入事例
https://andpad.jp/cases/gennou

C010 光企画 導入事例
https://andpad.jp/cases/hikari-kikaku

C011 平松建築 導入事例
https://andpad.jp/cases/hiramatsu-kenchiku

C012 鈴与ホームパル 導入事例
https://andpad.jp/cases/homepal

C013 家zou 導入事例
https://andpad.jp/cases/iezou

C014 カスケホーム 導入事例
https://andpad.jp/cases/kasuke

C015 CONY JAPAN(リフォーる) 導入事例
https://andpad.jp/cases/reforu

C016 タカラベ 導入事例
https://andpad.jp/cases/takarabe

C017 川上塗装工業 導入事例
https://andpad.jp/cases/tosou-de-machitukuro

C018 荒井建設 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/araikensetu/

C019 飛鳥 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/asuka-la/

C020 エクノスワタナベ 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/echnos/

C021 花本建設 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/hanamoto/

C022 橋本川島コーポレーション 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/hkcorp/

C023 工成舎 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/kouseisya/

C024 黒須建設 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/kurosukensetsu/

C025 京三電設工業(現京三エレコス) 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/kyosan-densetu/

C026 日本体育施設 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/ntssports/

C027 小川建設工業 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/ogawa-gp/

C028 新和 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/shinwa1/

C029 田中建設(青森県十和田市) 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/tanakakensetsu/

C030 小川建設(東京都新宿区) 導入事例
https://process.uchida-it.co.jp/solution/case/yotsuya-ogawa/

C031 J-BISメンテナンス(旧建設塗装工業) 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/001.html

C032 小田急エンジニアリング 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/002.html

C033 青山機工 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/003.html

C034 橋本店 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/004.html

C035 亀井工業ホールディングス 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/005.html

C036 庄司建設工業 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/006.html

C037 共栄電業 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/007.html

C038 松村組 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/008.html

C039 中電工業 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/009.html

C040 開進堂 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/010.html

C041 鈴縫工業 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/014.html

C042 古郡建設 導入事例
https://kensetsu-kaikei.com/case/015.html

C043 清水建設(東京木工場) 導入事例
https://si.mitani-corp.co.jp/solution/e2move/case/10

C044 中林建設を中核とするナカバヤシグループ 導入事例
https://si.mitani-corp.co.jp/solution/e2move/case/11

C045 エービーシー商会グループ3社 導入事例
https://si.mitani-corp.co.jp/solution/e2move/case/6

C046 秋村組 導入事例
https://si.mitani-corp.co.jp/solution/e2move/case/ap-world.html

C047 宝来社 導入事例
https://si.mitani-corp.co.jp/solution/e2move/case/horaisha.html

C048 日本エンジニアリング 導入事例
https://si.mitani-corp.co.jp/solution/e2move/case/nek.html

C049 日本ノーディッグテクノロジー 導入事例
https://si.mitani-corp.co.jp/solution/e2move/case/no-dig.html

C050 瀬戸建設 導入事例
https://si.mitani-corp.co.jp/solution/e2move/case/setoken.html

C051 ユニコン 導入事例
https://si.mitani-corp.co.jp/solution/e2move/case/unicon.html

C052 菱東産業 導入事例
https://www.future-one.co.jp/media/2017/06/26/67

C053 不動開発 導入事例
https://www.future-one.co.jp/media/2017/12/07/83

C054 アンダーデザイン 導入事例
https://www.future-one.co.jp/media/2020/04/14/151

C055 ヤマネホールディングス 導入事例
https://www.future-one.co.jp/media/2021/10/25/152

C056 太平洋エンジニアリング 導入事例
https://www.pacific-systems.co.jp/column/grandit-sys/

C057 熊谷組 導入事例
https://www.kumagaigumi.co.jp/news/2026/pr-20260716-004291.html

C058 鹿島建設 導入事例
https://www.wapf.co.jp/news/0613/

A001 PROACTIVE系 大手ホームセンターA社 導入事例
https://proactive.jp/casestudy/homecenter_company/

A002 PROACTIVE系 大手ホームセンターB社 導入事例
https://proactive.jp/casestudy/homecenter_company_b/

A003 PROACTIVE系 住宅事業A社 導入事例
https://proactive.jp/casestudy/housing_company/

A004 PROACTIVE系 住宅リフォーム業A社 導入事例
https://proactive.jp/casestudy/housing_company_reform/

A005 建設WAO A社(プレハブ・総合建築・仮設リース) 導入事例
https://www.chepro.co.jp/kensetsu-wao/case/159

A006 建設WAO B社(建築・土木・インフラ) 導入事例
https://www.chepro.co.jp/kensetsu-wao/case/157

A007 建設WAO C社(給排水・衛生設備工事等) 導入事例
https://www.chepro.co.jp/kensetsu-wao/case/145

A008 建設WAO D社(建材商社・建築工事等) 導入事例
https://www.chepro.co.jp/kensetsu-wao/case/156

A009 GRANDIT JNCグループのエンジニアリング部門子会社 導入事例
https://grandit.nhs.co.jp/case/003

R001 HUE AC 熊谷組 採用・受注発表
https://www.wapf.co.jp/news/20220421/

R002 HUE C2 西松建設 採用・受注発表
https://www.wapf.co.jp/news/20231205/

R003 HUE C2 鴻池組 採用・受注発表
https://www.wapf.co.jp/news/20251112/

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