50代女性を集客する方法!ライフスタイルと消費行動に着目せよ!

50代女性を集客する方法!ライフスタイルと消費行動に着目せよ!
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50代女性の消費行動を把握せよ!

50代人口は増加傾向

2010年には全人口のうち、50歳以上が43%を越えました。2030年には51%にもなると言われており、日本における50歳以上が占める割合が非常に多くなることが分かります。

50代の特徴として、男女比がほぼイコールでることが挙げられます。他の世代は男女比に差があるのに対し、50代だけがほぼありません。そのため男女ともにターゲットにすることを踏まえれば、50代市場は非常に狙いやすいと言えます。

明確な自分の「こだわり」を持っている

もちろん全員がそうというわけではありませんが、50代の中でも消費のボリュームゾーンを占める女性の特徴をみていきましょう。
50代の女性は消費に対し、明確なこだわりを持っています。もちろん他の世代もこだわりを持っている層は一定数存在しますが、この世代は特にその思考が顕著だと言えます。

年齢を重ねるとともに消費体験を多く経験しており、今後の自分自身の人生を見つめるという観点からも、「こだわり」を持って商品を選択するのです。この点をさらに深堀していくことで、50代女性の消費傾向を把握することができます。

50代女性の特徴

質の良いものを求める

他の世代と比較し、50代が最も商品を購入するまでにじっくりと検討を重ねる傾向があります。値段ではなく、値段に応じてきちんと質の良いものを欲しいとするため、良質でなければ購買には至りません。

質が良いのは商品であることは大前提です。一定数の消費を経験し、消費に関しては熟練度が高い世代だからこそ、目先の価値に飛びつくことはありません。その商品を単体で見た時に良質であるかということはもちろん類似品との比較を行う中で、本当にその商品が良質なのかを気にするのです。

子供だましのような広告手法にも注意

どれだけ商品が良質であっても、それを宣伝する手法が子供だましのようなこだわりが無いものであれば、途端に興味を失ってしまいます。瞬間的にその広告が「面白い」「目を引く」ということがあったとしても、「実際に手に取る」「購入してみる」「行ってみる」のようなアクションには繋がりません。

本質的にこれは良いものなのか、他のものよりも欲しいと感じるのかという感性を大切にするので、商品の質に見合った宣伝手法が必須だということを強く意識する必要があります。

自分にとって良い時間を過ごせたか

若い世代よりも、得られた時間が有意義だったかという点を強く意識するのも50代女性の特徴です。

若い頃は、時間の使い方など気にせず、目先の楽しい経験を優先していたかもしれません。そのような経験を一定数積んだからということにも繋がりますが、得られた時間がどれだけ有意義だったかということが50代の消費のポイントなのです。

そこには掛けるお金はさほど問いません。お金以上に価値がある経験が得られるのであれば、関係が無いからと言えるでしょう。

美容・健康に良いことが前提

まさに自身の健康の過渡期のような50代女性は、実際にどこか悪いところが無かったとしても、周囲の話や検診の案内など、日頃目や耳から目にするもので不安が高まっています。そのため何かを行うときや購入する時に、「これが自分の健康のためになるのか」ということを強く考えるのです。

旅行ひとつを取っても、これまではただ部屋でリラックスできれば良いと思っていたのに、「散歩できる場所に行こう」「温泉の効能が良い場所に行こう」など、これまでとは異なる動機で消費を選択するようになります。

物語と信頼感が大切

どれだけ質が良い、身体に良いと訴えかけても、最終的な決断をする時に必要なのは「本当にそうなのか?」ということです。確認のためにひとつずつ制作過程を覗くことができれば理想的かもしれませんが、現実的に難しいと言えるでしょう。その際に物語のストーリーがどれだけ伝わってくるのか、という点で最終的に消費の選択を行います。

手掛ける職人のストーリーや、1年間を通した生産過程の記録など、実は信頼感に訴えかけてくる要素は多数存在しているのです。商品に最も紐づいているその要素を抽出し、信頼感と結びつけることができれば、選択を行いやすくなるのです。

50代女性のライフスタイル・関心事を知るべし!

バブルと団塊世代の狭間で

現在50代の女性は「バブル世代」と「ポスト団塊世代」の2つの世代がまたがっています。これらの世代に共通して言えることは、日本経済が安定してきた社会の中で育ってきたため、積極的な消費活動を行っているという点です。

ブランド物の購入や海外旅行など、様々な角度で消費を楽しんできました。

消費活動が積極的に行われたのは、現在の50代が20~30代だったバブル全盛期です。お金をかけて遊び尽くし、結婚や出産を経験してきました。この頃は結婚しても働き続ける女性は非常に少なく、退職し家庭に入ることが一般的とされていました。家系を見渡しても女性が働きに出ているケースはごくまれで、女性たちも大きな違和感はなかったと言えます。

年齢を重ねる毎に進む女性の社会進出

彼女たちが40代に差しかかる頃、世間では「美魔女」というキーワードが一世を風靡しました。そのような流れに伴い、40代の女性をターゲットにした雑誌などが多く創刊され、登場する女性モデルのライフスタイルに影響を受けた女性は多いでしょう。

子育てがある程度落ち着いて、自分の得意領域を活かし社会で活躍する女性も多くなってきました。一方で家庭を守ることに徹している女性も多くいます。年齢は同じと言えど、ライフスタイルが同年代の中でも大きく変化してきたのです。

人生の余暇を楽しみたい

男性は50代に差し掛かっても「仕事をしたい」と考える人が多い一方で、女性は「人生の余暇を楽しみたい」と考えるようになります。

これまで家事や育児に加えて仕事に打ち込んできたからこそ、安息を早めに求めているのかもしれません。実際に今後の人生の中では家族と旅行をしたり、友人と遠出をしたいと考える女性が多いです。一緒に居て気が楽な人とゆっくり時間を過ごすということが、幸せを感じるひとつの基準になっています。

50代はSNSも使ってガンガン検索している!

50代はSNSには興味が無いと思っていませんか?現在50代の約半数がSNSを活用しているという調査データからも見えるように、SNSではシニアユーザーが増加傾向にあるのです。

なぜ50代はSNSを活用するのか?

何歳になっても趣味を起点にした会話は楽しいものです。50代はSNSを活用し自分の趣味や活動を世の中にアピールすることはもちろん、趣味や活動を通して横のつながりを持ちたいと強く考えています。そのため、SNS利用者が増えているのです。

世代を問わず繋がることができるSNS

50代は、同性代とのつながりだけを求めてSNSを利用しているわけではありません。世代を超えた人たちと、趣味や活動を通じて繋がることで、いつまでも新鮮な感覚を取り入れることを大切にしているのです。

SNSの中では様々なコミュニティができていることもあり、そこに参加することで有益な情報を手に入れていると言い換えることもできます。常に探求心を忘れずに行動しているところも50代女性の大きな特徴です。

どのようなSNSを活用しているのか

全体の75%がLINEを活用しており、既にひとつのコミュニケーションツールとして世代を超えて定着していることが伺えます。また、YouTubeの閲覧層は圧倒的に伸びており、約75%が利用しているという統計結果も出ています。

Twitterのように瞬間的な情報を追うSNSの利用率は決して高くないものの、Facebookのように投稿を書く・見るができるようなツールはやや利用率が高まります。それでも30%と決して高い数値とは言えません。

SNSは投稿をして楽しむもの、という認識が若者の間であるとするならば、50代女性にはそのような感覚は少なく、誰かの投稿を確認することで情報収集ができるひとつのツールなのです。そのため投稿ではなく、検索を行う方法を深く認識しており、SNSの利用方法が多様化していることが伺えます。

50代女性をターゲットにした集客方法

こだわりをWebで知る時代へ

これまで商品の「こだわり」を伝えていたのはTVや新聞、チラシなどでした。しかしSNSの普及や、インターネットに対するリテラシーが50代においても高まっていることから、今後Webを用いた集客は必須でしょう。

若者同様にコンテンツを考えていては、瞬時に離脱をされないよう目を引くアイキャッチやキャッチコピーなどで勝負するかもしれません。しかし50代は「こだわり」を重視するという特徴を踏まえ、商品や体験に付随するストーリーをWeb上でも上手に伝え、信頼感を築いていく必要があるのです。

また、50代の情報への接点は日々進化しています。若者とは異なる進化をしていることを念頭に置き、常に状態をキャッチアップできるようにしましょう。

まとめ

50代女性は丁寧な消費を行います。瞬間的な感情に左右されにくいからこそ、商品をPRする側にとっては考えなくてはならない要素が多いかもしれません。

しかし言い換えれば、最も丁寧に商品との接点づくりを行う必要がある50代を攻略することができれば、その商品の魅力をアレンジし、他年代に展開することも可能でしょう。

どのようにアピールするのが良いのかを冷静に判断し、50代女性における集客を戦略化する必要があります。

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