予備校の広告に活用できる媒体・生徒募集の方法まとめ

予備校の広告に活用できる媒体・生徒募集の方法まとめ
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少子化により生徒数が減っていく中、予備校の経営や生徒募集も厳しいものになっています。

認知の向上や生徒募集のためには広告・マーケティングが必要ではありますが、
限られた予算の中で、どういった広告手法をやるべきか迷うところです。

この記事では、予備校の生徒募集・集客に活用できる、広告媒体や広告手法の情報をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。

ポータルサイトへの広告掲載

まず一つめとして、予備校のターゲットとなる学生がよく利用するポータルサイトに広告掲載する方法です。

コストはかかりますが、SEO対策に関わるコンテンツ調整などはポータルサイト側に任せることができ、手間がかかりません。

学習や受験に対して興味が高まっている学生など、問い合わせにつながりやすいユーザーの認知拡大ができます。

予備校・受験学習関連のポータルサイト一例

Studyplus(スタディプラス)

スタディプラスキャプチャ画像
引用元:Studyplus公式サイト(https://www.studyplus.jp/)

勉強や受験に役立つ情報を発信しているポータルサイトです。また学習管理アプリも配信しており、アプリ内でも広告が表示されます。

登録されているユーザー情報をもとに、エリアや性別、志望大学などの細かいセグメントでの広告表示が可能です。

Studyplusの広告掲載についての詳細はこちら
→https://ads.studyplus.co.jp/

受験のミカタ

受験のミカタキャプチャ画像
引用元:受験のミカタ公式サイト(https://juken-mikata.net/)

様々な科目の勉強法や解説記事などを発信しているポータルサイトで、現役の大学生が記事を執筆しているという点が特徴的です。

各種のバナー広告やタイアップ記事だけではなく、学生へのアンケートなども可能。PRだけでなく情報収集などにも活用できます。

受験のミカタの広告掲載についての詳細はこちら
→https://juken-mikata.net/ad/

大学受験パスナビ

大学受験パスナビキャプチャ画像
引用元:大学受験パスナビ公式サイト(https://passnavi.evidus.com/)

「大学受験パスナビ」は旺文社が運営するポータルサイトです。
大学・短大の受験情報や、入試対策の記事などを発信しており、受験情報サイトとしては国内最大級アクセスを誇っています。※2020年1月期のPVは6,580万(媒体資料より抜粋)

30種類以上の広告メニューがあり、効果検証のレポートなども対応してくれます。

大学受験パスナビの広告掲載についての詳細はこちら
→https://obunsha-ad.com/public-mediums

医学部予備校ガイド

医学部予備校ガイドナビキャプチャ画像
引用元:医学部予備校ガイド公式サイト(https://igakubu-guide.com/)

医学部受験のための予備校比較・情報ポータルサイトである医学部予備校ガイド。

「医学部 予備校」で検索1位(2020年12月現在)に表示されており、医学部受験を考える学生は情報収集する際に閲覧している可能性が高いサイトです。

広告掲載の詳細は明示されていませんが、予備校情報の掲載の他、トップページのバナー広告や検索表示順などのオプションがあると思われます。

医学部予備校ガイドの広告掲載についてのお問い合わせはこちら
→https://igakubu-guide.com/inquiry/support/

オウンドメディアによる情報発信

オウンドメディアは公式サイト以外で、自社で運用するメディアのことです。

情報を網羅して掲載している公式サイトとは異なり、特定のテーマやターゲットに向けたコンテンツ発信が可能です。

学生・受験生にとって有益な情報を発信しつづけることで、予備校に対する信頼感の醸成、ひいては自校のファン化させることができます。

オウンドメディアではユーザー目線の記事をつくることが重要です。公式サイトなどよりも広告色を感じさせにくいのもポイント。

以下のオウンドメディアの一例でも、それぞれの予備校や企業が持つ知見やエピソードを活かし、有益かつオリジナリティのあるコンテンツを制作しています。

予備校・教育関連のオウンドメディア一例

みんなの学部屋(マナベヤ)

みんなのマナベヤキャプチャ画像
引用元:みんなのマナベヤ公式サイト(https://www.manavis.com/manabeya/)

映像授業を中心に学習ができる河合塾マナビスが運営しているのが「みんなの学部屋」です。
受験勉強に役立つ記事や経験談・失敗談などのコンテンツを発信。各記事から無料講習や資料請求の申し込みができるようになっています。

ミライ研究室

ミライ研究室キャプチャ画像
引用元:ミライ研究室公式サイト(https://www.zkai.co.jp/mirai/)

Z会が運営する「ミライ研究室」では、教育や入試のトレンドニュース、新大学入試に関する解説など、受験に関する最新情報を発信しているメディアです。

それぞれの記事に関連させる形で、Z会の学習コースへのリンクなどを設置。
ほかにもメルマガ登録・LINE登録もすぐできるようになっており、ユーザーの興味レベルに合わせたコミュニケーション導線があります。

ストマガ

ストマガキャプチャ画像
引用元:ストマガ公式サイト(https://daigakujukensenryaku.com/)

大学受験のパーソナルトレーナーを謳う学習塾STRUXが運営しているメディアが「ストマガ」です。

勉強法を発信しているサイトで、志望校別・科目別の勉強法のほか、受験の基礎知識などのコンテンツがあります。
学習コースへのリンクが設置されている他、限定記事という形で塾の強みにつながる記事を公開。自塾の強みに魅力を感じてもらう工夫もされています。

マジナビ

マジナビキャプチャ画像
引用元:マジナビ公式サイト(http://マジナビ.com/index.html)

「マジナビ」はナビ個別指導学院が運営しているオウンドメディア。特徴的なのは、実際にあった成績アップストーリーを軸に情報発信をしている点です。
様々な背景のあるエピソードで共感を誘いながら、そこからわかる成績を上げるためのノウハウを伝えて自塾の認知を高めています。

ベネッセ教育情報サイト

ベネッセ教育情報サイトキャプチャ画像
引用元:ベネッセ教育情報サイト公式サイト(https://benesse.jp/juken/)

「ベネッセ教育情報サイト」は、子育てや教育に関連する情報を発信するオウンドメディアです。
ベネッセの強みを活かして、受験の情報だけではなく子育てや教育関連の情報もまとまっており、親目線でも有用なサイトになっています。

また子育て情報が載っていることで、受験よりももっと前の段階から接点を持ち続けられる点も、ユーザー獲得のしやすさにつながっています。

ポジショニングメディアによる差別化戦略

住宅業界のポジショニングメディアポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください

ポジショニングメディアでは、競合と比較をしながら、自社の立ち位置や強みを明確にし、自社と相性の良いニーズを持ったユーザーを集客することができるWebメディアです。

軸となるのは「バリュープロポジション」というマーケティングの考え方。
バリュープロポジションは、ユーザーニーズがあるにも関わらず、競合は提供できていない、自社独自の価値のことです。

【漫画で解説!】
バリュープロポジションとは

商圏となる市場の分析、ユーザー分析、競合分析をした上で、自社のバリュープロポジションを明確化することで、攻めるべき市場・勝ちやすい市場を見つけることができます。

あるニーズを持つ学生にはA予備校がベストだが、別のニーズに対しては自社の予備校がベストと示すことで、より自社を魅力的に感じている温度感の高い生徒を集めることができ、ブランディングや競合との差別化も実現可能です。

ポジショニングメディアに興味を持ち、より詳しく知りたい方はポジショニングメディアについてまとめた資料も別途ご用意しています。ぜひダウンロードしてご活用ください。

チラシ・ポスター・新聞広告

近隣エリアが重要な商圏となる予備校では、エリアに集中して投下できるチラシ・ポスター・新聞広告といったオフライン広告も有効です。

特にチラシは低コストで実施できるため、予算に限りがある場合でも広告手段の候補になるでしょう。

チラシ制作からポスティングまで一括してお願いできる会社もありますし、校門前などで自ら配布をしたい場合は、クラウドソーシングでデザインだけ依頼するといった方法も可能です。

オフラインの広告は、エリアが限定的である分、競合も明確になります。
競合も広告を出している場合には、何を強みとして打ち出しているのかを見た上で、自社の広告内容を決めましょう。

予備校の広告・マーケティングのポイント

予備校の広告・マーケティングのポイント

明確なターゲット学生をイメージしよう

競合の多い環境では、ただ広告を出してみただけでは問い合わせや申し込みにはつながりません。

その広告で「誰に」「何を」伝えたいのか。その狙いを明確にしておきましょう。

学生・受験生とひとくくりにせず、どんな生活をしていて、どんな悩みがあるのか…など、より具体的にイメージを持つことが大切です。

そしてイメージできたその一人の学生のために広告を出す、と考えれば、
どんな情報が欲しいのか、どんな予備校があると嬉しいのか、といった視点から、ニーズに応えてしっかりと刺さる広告にできます。

有名なみすず学苑のインパクトのあるCMも、実は既成概念にとらわれない学生に見つけてもらうためのCMなのだそうです。

ここまで大胆なセグメントは難しいかもしれませんが、ターゲットを具体化することで、広告に乗せる情報やメッセージも誰かに響くものになります。

予備校のバリュープロポジションを明確に

バリュープロポジション
広告における「誰に」「何を」伝えるかの、「何を」を考える際に重要なのがバリュープロポジションです。

上述していますがバリュープロポジションとは、ユーザーが求めているのに、競合は提供できていない、自社ならではの強み・価値のことです。

費用の安さ、合格率の高さといった数値で表せる特徴は強力な強みとなりますが、比較がしやすくNo.1が明確なため、厳しい戦いを強いられます。
特に費用の安さで争えば、価格競争に陥るリスクが高まります。

そういった状況を脱し、自社が勝ちやすい市場を見つけるためにも、バリュープロポジションの明確化が重要です。

学生や受験生が、あなたの予備校を選ぶ理由はなんでしょうか?
費用、合格率、通いやすさ、学習環境、授業のわかりやすさ、雰囲気、フォロー体制…etc、ニーズを分析し、自社が勝てるセグメントを探してみましょう。

Zenkenでは予備校や学習塾をはじめ、120業種以上のWebマーケティング支援実績がございます。
現状の広告施策では頭打ちの状態、競合と同じような打ち手では数字が伸びる可能性が低い…とお悩みでしたらお気軽にご相談くださいませ。

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