AI検索への対応を任されたものの、届いた提案書は診断、コンテンツ改善、技術対策と項目が多く、どこまで外注すればよいか決められない。SEO担当者や制作会社がすでにいる企業ほど、既存の仕事との切り分けが必要です。
AIO対策コンサルティングは、同じ月額でも支援内容が異なります。改善案を納品する契約もあれば、記事制作やサイト修正まで引き受ける契約もあります。AIでの言及が増えたことと、見込み客や商談が増えたことも、分けて評価しなければなりません。
選定の軸は納品物・実装の担当・評価方法の3つです。AI検索支援を掲げるコンサルティング会社14社を比較し、料金だけでは見えない契約の違いを整理しました。掲載順は順位ではありません。
PR:SEOとLLMOのどちらを優先するか迷ったら
アクセスはあるのに問い合わせが増えない、既存記事を見直したい、AI検索への対応をどこから始めるか決めたい。その段階からZenkenへ相談できます。現在のサイトと困っていることを共有し、取り組む順番から相談してください。キャククルの運営会社であるZenkenは、14社とは別のWeb集客相談先として紹介しています。
AIO対策コンサルティング会社14社の比較表
AI検索支援を掲げるコンサルティング会社14社と、別枠のWeb集客相談先Zenken(PR)を掲載しています。Zenkenは14社に含みません。順位ではなく、納品物・実装分担・契約条件で比較してください。料金は公式掲載額で、支払総額と適用条件は見積もりで確認が必要です。
| 会社名 | サービスの特徴 | 契約タイプ・主な納品物 | 実装範囲・効果測定 | 公開料金・契約条件 |
|---|---|---|---|---|
|
AI露出だけでなく、選ばれる理由と問い合わせの質からWeb集客を見直す
|
【PR・14社の対象外】市場・競合分析、ポジショニング、専門メディア・コンテンツ
|
Web集客の設計・制作・運用を相談。AIO専用の調査・実装・計測は対応範囲を確認
|
個別相談。調査範囲、成果物、費用は提案時に確認
|
|
|
株式会社Hakuhodo DY ONE |
AI検索とSEOの現状把握から、継続改善の体制まで設計 |
初期評価・競合分析・改善方針、継続的な実行支援とモニタリング
|
サイト構築・実装はグループ連携も可能。制作費と担当範囲は見積もり確認
|
個別見積もり。初期フェーズと継続支援の費用・期間を確認
|
|
株式会社Speee |
AIでの推奨状況を指標化し、施策の優先順位へつなげる |
AI Visibility Scoreによる分析、戦略・要件定義、施策管理
|
コンテンツのディレクションと改善支援。AI評価とGA4の流入・CVを確認
|
個別見積もり。プラン別の作業範囲、制作・開発費を確認
|
|
株式会社CINC |
サイト・コンテンツ・外部言及を横断して改善計画を作る |
AI検索分析、戦略立案、コンテンツ・技術・外部言及の改善提案
|
実行支援と効果検証。既存の制作会社との連携・役割分担を相談
|
個別見積もり。サイト規模、目標、施策内容に応じて決定
|
|
アウンコンサルティング株式会社 |
国・言語によるAI回答の違いを踏まえてSEOと併せて設計 |
AI Hackを活用した調査、AIO・SEO分析、改善方針の策定
|
既存記事の改善や新規ページ制作を支援。対象国・言語・制作量を設定
|
商材・サイト状況に応じた見積もり。掲載料金表の適用条件を確認
|
|
株式会社メディアリーチ |
継続観測を前提に、AI検索の改善判断を毎月積み重ねる |
計測用プロンプト設計、ダッシュボード、ロードマップ、月次改善提案
|
DolphinX AIOの導入が前提。記事・FAQ制作や外部PRの実行はオプション
|
個別見積もり。ツール利用と制作オプションを含む総額を確認
|
|
株式会社LANY |
初月の戦略設計から、社内・制作会社が動ける要件へ落とし込む |
初月の調査・戦略・ロードマップ、体制・ダッシュボード設計
|
2か月目以降は要件定義・進行支援・検証。制作・サイト改修は別途手配
|
数値料金は資料で確認。コンサル費と実行支援費を分けて見積もり
|
|
ナイル株式会社 |
SEOの整備状況に応じて、LLMO単独と一体支援を選ぶ |
引用・言及調査、戦略、施策提案・検証。SEOとの一体支援も提供
|
技術・コンテンツの改善支援。制作本数と実装担当は契約で確定
|
公式掲載額:LLMO月額30万円〜・2か月〜。SEO+LLMO月額60万円〜。支払総額は見積もり確認
|
|
株式会社ipe |
分析からコンテンツ・技術実装まで、実行体制も相談できる |
現状分析、戦略立案、実行計画、継続モニタリング
|
社内ライター・エンジニアによる制作・技術対応。AKARUMIを用いた分析
|
個別見積もり。制作量、開発工数、ツール利用の扱いを確認
|
|
株式会社SEデザイン |
BtoB商材の情報整理から診断し、必要な施策を選んで進める |
1製品を対象とする診断レポート、課題整理。詳細アクションプランはオプション
|
KPI・ダッシュボード、月次観測。施策実行・一次情報制作はオプション
|
公式掲載額:診断50万円〜・標準4週間、伴走30万円〜。施策単位で変動、支払総額は見積もり確認
|
|
株式会社デジタルアイデンティティ |
SEOの現状分析から、コンテンツ・開発の改善まで支援 |
CTR・流入・AI表示の分析、KPI設計、施策立案と検証
|
ライター・開発チームによる実装に対応。調査・インタビュー等はオプション
|
公式掲載目安:月額約60万円〜、最低6か月。支払総額と制作範囲は見積もり確認
|
|
TechSuite株式会社 |
戦略・コンテンツ・技術・外部評価をまとめて運用する |
初期戦略、施策計画、コンテンツ・技術・外部評価の改善
|
実行と月次計測を支援。AI引用・流入・商談の定点観測を設計
|
公式掲載額:初期20万円〜、月額40万円〜。継続目安6か月〜、支払総額は見積もり確認
|
|
株式会社ウィルゲート |
SEOの運用に、AI検索の評価と改善項目を組み込む |
AI露出・競合調査、クロール・信頼性の評価、改善戦略
|
構造化情報、コンテンツ、画像・動画情報、GA4・GTMの計測設計を支援
|
個別見積もり。制作・実装量、契約期間、計測設定の範囲を確認
|
|
andmedia株式会社 |
BtoBの比較検討を捉え、設計から外部メディア施策まで組み合わせる |
強みと質問の設計、改善案、月次レポート、定例会、施策進行支援
|
サイト構造の整備、記事制作、外部メディア掲載、PRなどを個別に組み合わせる
|
公式掲載額:サポート月額10万円。設計一括10万円、構造化実装一括10万円などは別途。支払総額は見積もり確認
|
|
株式会社クーシー |
診断と改善の優先順位を定め、必要な制作や開発へ段階的に進む |
診断レポート、改善施策優先リスト、解説ミーティング1回
|
AI流入と主要AIの回答状況を分析。制作・開発、効果検証はオプションとして相談
|
診断55万円(税込)。実装支援は別途見積もり。対象範囲と追加費用を確認
|
AIO対策コンサルティング会社14社とWeb集客相談先Zenkenの特徴
AIO対策の業務範囲をSOWで分ける
AIO対策コンサルティングの発注では、施策名より「何が納品され、誰が公開するか」を先に決めます。SOWは、業務の範囲と成果物を定める文書です。大がかりな書式でなくても、見積書の別紙に次の分担を書けば、診断後に作業が止まるリスクを減らせます。
| 業務 | 納品物の例 | 契約で決めること |
|---|---|---|
| 現状診断 | 質問一覧、回答・引用の記録、競合比較、技術課題 | 対象AI、質問数、調査回数、対象ドメイン |
| 戦略・要件定義 | 優先順位、対象ページ、改善仕様、KPI設計 | 提案だけか、制作指示書まで作るか |
| コンテンツ制作 | 原稿、取材記録、図表、事例ページ | 本数、取材、専門家・法務確認、修正回数 |
| 技術実装 | サイト修正、設定変更、テスト結果 | CMSへのアクセス、実装担当、検収・障害対応 |
| 継続改善 | 同条件の再計測、変更履歴、次の施策 | 計測頻度、定例、データ提供、次月の実行量 |
社内に実行担当がいるなら、要件定義と検証を委託する
編集者や開発担当がすでにいる企業では、コンサル会社に診断・優先順位づけ・仕様化・検証を任せる分担が考えられます。ただし「記事を充実させる」といった抽象的な提案では担当者は動けません。対象URL、追加する情報、変更理由、公開後の確認方法までを納品物に含めると、既存体制に仕事を渡しやすくなります。
実行担当がいないなら、制作・公開までの工数を見積もる
担当者が兼務の場合、安い診断プランを選んでも改善を実施する時間が残らないことがあります。原稿作成、画像、CMS入稿、開発、公開前確認までを積み上げ、誰が担当するかを決めましょう。委託しても、製品仕様や事例の確認、社内承認は自社に残ります。月に何時間の協力が必要かも、提案時に聞くべき事項です。
AIOコンサルの見積書で比較する7項目
月額料金は、対象商材や制作範囲がそろって初めて比較できます。金額が公表されていても、診断、伴走、制作込みの運用は別の商品です。次の7項目を同じ条件で依頼し、総額と社内工数の両方で判断しましょう。
- 対象範囲:ドメイン、商材、言語、AI、質問数を指定する。質問を追加する際の費用も確認する。
- 初期成果物:診断レポートに加え、実行計画・優先URL・改善仕様まで納品されるかを確認する。
- 毎月の実行量:記事本数、改修工数、取材回数、定例の回数を分ける。使わなかった工数の扱いも決める。
- 別料金:計測ツール、調査、取材、CMS入稿、外部制作、出張などの追加費用を洗い出す。
- 期間と終了条件:最低期間、自動更新、解約予告、途中終了時の費用、終了後の引き継ぎを確認する。
- 権利とデータ:原稿・画像・調査データ・計測履歴の権利、閲覧・持ち出しの範囲を定める。
- 検収と評価:納品物を受け入れる条件と、事業成果を評価する指標を分けて合意する。
初期費用だけでなく、契約期間内の総額を出す
比較には「初期費用+月額費用×契約月数+制作・開発・ツール等の追加費用」を使います。さらに社内担当者の実行時間も別に見積もります。公開料金は最低構成や参考額の場合があるため、支払総額、対象作業、消費税の扱いを明記した見積書で最終確認してください。
コンサルティングの納品と、AIの回答結果を混同しない
AIの回答は質問や時点などの条件で変わり、第三者サービスの掲載判断を委託先が制御できるわけではありません。納品物の検収は、合意した調査・制作・実装が完了したかで行います。そのうえで、引用や言及、流入、商談などの変化を見て、継続や方針転換を判断する設計が必要です。
依頼前に事例の測定条件を確認する
「AI引用が増えた」「リードが増えた」という事例は、比較前後の条件まで分からなければ自社への適用を判断できません。成果の大きさだけでなく、何を変更し、どの範囲を測ったかを質問しましょう。
- どのAI・モデルを、いつ、どの地域・言語で調べたか。
- 対象の質問は何件か。指名質問と非指名の比較質問を分けているか。
- 回答の揺れに対して何回測定したか。改善前後で条件をそろえているか。
- 「言及」「引用」「推奨」をどう定義し、分母を何にしたか。
- 同時期のSEO、広告、PR、営業施策による影響をどう扱ったか。
- 問い合わせのうち有効リードと商談が何件あったか。対象期間は一致しているか。
顧客名を出せない事例でも、測定方法や担当範囲を匿名で説明できる場合はあります。逆に、調査レポートや自社実験の数値を、顧客支援の成果として扱わないよう注意が必要です。担当予定者には、成功例だけでなく、変化が出なかった際にどの情報から次の施策を選んだかも聞くと、改善の進め方を判断できます。
契約後90日間の進め方
以下は、既存サイトを改善する場合の進行例です。特定会社の標準工程や成果予測ではありません。開発規模、社内承認、取材の可否に応じて調整してください。
| 期間の例 | 進めること | 次へ進むための確認 |
|---|---|---|
| 1〜30日 | 事業・顧客理解、AI・SEOの初期調査、質問とKPIの確定、改善対象の選定 | 対象商材、診断の根拠、優先順位、社内外の担当が合意されている |
| 31〜60日 | 優先ページの制作・改修、事例や製品情報の補強、計測設定 | 公開済みURLと変更履歴、計測テスト、情報の正確性を確認できる |
| 61〜90日 | 同条件で再調査、流入・問い合わせの確認、次の改善計画 | 施策実施の有無と結果を分け、継続・修正・保留の理由を説明できる |
90日で数値の変化が小さくても、即座に施策が無効とは判断できません。一方、制作が止まったまま報告だけが続く状態は、効果を待つ段階ではありません。公開待ち、開発待ち、データ不足、改善後も変化なしを区別し、それぞれの担当と次の期限を決める必要があります。
AI露出から商談までのKPIを分けて設計する
AI回答に登場しても、サイト訪問や問い合わせが起きるとは限りません。目的がリード獲得なら、AI上の状態、サイトでの行動、営業での評価の3段階を見ます。担当会社には、取得できないデータを明確にしたうえで評価方法を提案してもらいましょう。
| 評価段階 | 確認する指標 | 解釈の注意点 |
|---|---|---|
| AIでの露出 | 固定質問群での言及・引用・推奨、参照URL、回答内容の正確性 | 調査した質問群の結果であり、AI全体の市場シェアではない |
| サイトでの行動 | 判別可能なAI参照元の流入、閲覧ページ、フォーム到達・送信 | 参照元が渡らない訪問や別端末の行動は特定できない場合がある |
| 営業成果 | 条件に合う問い合わせ、商談化、受注、案件の内容 | 営業サイクルの時間差と、広告・SEO等の他施策の影響を分ける |
有効リードの定義は営業と先にそろえる
BtoBではフォーム送信数だけでなく、対象業種、企業規模、相談内容、導入時期が自社の営業条件に合うかが重要です。CRMで有効・対象外の理由を記録できるようにし、記事やサービスページの改善へ戻します。AI参照元を特定できない案件は無理にAIO成果へ含めず、不明として残してください。
Googleの計測と外部AIの観測は別に扱う
Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートでは、AI OverviewsとAI Modeのインプレッションを確認する仕組みが案内されています。利用可否やデータ量はプロパティによって異なり、そこから個々の商談まで直接追えるわけではありません。外部AIの定点調査、アクセス解析、CRMの情報とは取得範囲を分けて評価します。
出典:Google Search Consoleヘルプ 生成AIパフォーマンスレポート
AIO対策コンサルティングの発注前に確認したい疑問
SEOコンサルティングとは別に契約すべきですか?
既存契約がAI検索の調査や改善をどこまで扱うかによります。現状診断、コンテンツ改善、技術修正、効果測定を並べ、対応済みと不足分を確認してから決めましょう。AI専用の分析を追加する方法も、SEOと一体で依頼する方法もあります。二重契約による重複調査や、複数社からの矛盾した修正指示を避けるため、最終的な優先順位を決める責任者を置くことが大切です。
llms.txtや専用の構造化データは必須ですか?
Googleは、AI検索機能に対して追加の技術要件や特別な構造化データは必要ないと説明しています。llms.txtを置くことだけを主要な成果物とする提案は、それがどの課題を解決し、どう検証できるのか確認しましょう。Googleの条件を他のAIへ一律に当てはめることも避け、対象サービスの公式要件に基づいて判断します。
診断だけを依頼する場合、何を受け取るべきですか?
対象質問と調査条件、回答・参照元の記録、サイトの課題、優先順位を最低限の確認項目にします。診断後に社内で実行したいなら、対象URLと修正内容、担当、確認方法まで含む計画が必要です。詳細な実行計画は別料金の会社もあるため、レポートのサンプルを見て、必要な粒度が含まれるか確かめてください。
契約終了後も調査データを使えますか?
ツールの契約形態と権利条件によります。ダッシュボードの閲覧終了時期、質問一覧・回答履歴・レポートの書き出し、制作物の権利、設定した解析アカウントの所有者を契約前に確認しましょう。委託先を変更しても同じ条件で観測できる状態を残せれば、改善履歴を引き継ぎやすくなります。
コンサル会社の選定は、任せる仕事と残る仕事から
社内に制作・開発体制があれば、診断と要件定義、検証に強い支援を選ぶ方法があります。実行担当が不足するなら、制作や技術実装を含めた総額で比較する必要があります。いずれも、AI露出の増加と有効リードの獲得を混同せず、事業の目的から評価方法を決めましょう。
ターゲットや選ばれる理由、問い合わせ導線の整理から必要であれば、ZenkenのWeb集客相談をご利用ください。AIO・LLMOの専用支援が必要な場合の対応可否は個別に確認し、依頼する範囲を明らかにしてから検討できます。
対応会社を広く比較したい方へ
- AIO・LLMO対策会社の比較:コンサルティング以外の対応会社も含めて確認
- 東京で相談できるAIO・LLMO対策会社:拠点を条件に相談先を検討
- 大阪で相談できるAIO対策会社:大阪の拠点・支援内容を確認
- 掲載情報について
- 掲載サービス・料金等の確認日:2026年9月7日。料金は公式掲載額または目安であり、対象範囲、契約期間、オプション、消費税の扱いにより支払総額が変わります。契約時点の見積書をご確認ください。掲載順は順位ではなく、成果を保証するものではありません。キャククルの運営会社はZenken株式会社です。ZenkenはPR枠であり、AIO対策コンサルティング会社14社の集計対象外です。
会社詳細を見る↓











