会員カード作成アプリには、店舗専用アプリ、LINEミニアプリ、Web会員証、複数店舗が入る共通アプリがあります。無料で始められるサービスもありますが、料金だけで決めると、会員登録の手間や店頭オペレーション、POS連携でつまずきやすいため注意が必要です。
店舗が会員証・ポイント・クーポンを発行し、顧客データを販促に活用できる15サービスを比較しました。店舗規模、提供方式、公開料金、LINE・POS・EC連携を確認し、自社の運用に合う候補を絞り込めます。
紙の会員カードをデザイン・印刷したい場合や、利用者が手持ちのカードを保存するアプリを探している場合は目的が異なります。本記事は、店舗・企業が会員カードをデジタル発行して管理するサービスを対象にしています。
会員カード作成アプリ15選の比較表
最初に「お客様へ専用アプリのダウンロードを求めるか」「既存のLINEで使ってもらうか」「ブラウザだけで会員証を発行するか」を決めると、比較しやすくなります。
提供方式ごとの違い
| 提供方式 | 向いているケース | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 店舗専用アプリ | ブランドの世界観を出し、会員証以外の機能も集約したい | ダウンロード促進、ストア申請、OS更新、MAU課金 |
| LINEミニアプリ | 新規アプリを入れず、LINE公式アカウントから会員化したい | LINE側の配信費、審査、友だちと会員IDの紐付け |
| Web会員証 | QRやURLから短い導線で登録してもらいたい | ログイン方法、ホーム画面追加、オフライン時の運用 |
| 共通アプリ | 個店が低コストでスタンプ・ポイントを始めたい | 自店専用デザインの範囲、他店表示、データ出力 |
個店で費用を抑えるなら、みせめぐMiniやP+KACHI FREEを確認します。LINE上で会員証を運用するなら、アプリメンバーズコネクト、みせめぐMini、デジクル会員証などが候補です。POS・EC・CRMを横断してデータを使うなら、POINTQUIC、GMOおみせアプリ、STORES ブランドアプリ、APPBOX、MGReなどを連携要件と一緒に比較しましょう。
| 会社名 | サービスの特徴 | 提供方式・主な対象 | 公開料金(税込) | 連携・特徴 |
|---|---|---|---|---|
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5店舗以上の飲食チェーンに特化し、開発後の販促運用まで支援
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専用アプリ/5店舗以上の飲食チェーン
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要問い合わせ
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POS・券売機・EC・テイクアウト等に対応
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みせプリ |
1店舗から始めやすく、機能と店舗数に合わせてプランを選べる |
専用アプリ/1店舗〜多店舗
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初期33,000円、月額5,478円〜
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POS・EC・OpenAPIに対応
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toypo |
共通アプリとLINEを活用し、店舗のリピーター施策をまとめて運用 |
共通アプリ・LINE/単店〜多店舗
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初期0円、月額は要問い合わせ
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スタンプ・クーポン・モバイルオーダー
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GMOおみせアプリ |
セミオーダー型の専用アプリで、POS・EC・予約まで拡張しやすい |
専用アプリ/3店舗・10店舗・無制限のプラン
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月額22,000円〜、初期費用は要問い合わせ
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API・POS・EC・予約・事前決済
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P+KACHI |
無料プランからLINE・Web会員証・POS連携まで段階的に拡張 |
共通アプリ・Web・LINE/単店〜チェーン
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FREEは初期・月額0円
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POS・API・本部管理・共通ポイント
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APPBOX |
新規アプリ構築と既存アプリへの機能追加を選べる |
専用アプリ・既存アプリ拡張/中〜大規模
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要問い合わせ(MAU等で変動)
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会員・POS・CDP・EC・決済連携
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STORES ブランドアプリ |
店舗とECの会員情報をつなぎ、ブランド横断の顧客体験を設計 |
専用アプリ/店舗とECを持つブランド
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初期・月額とも要問い合わせ
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STORES・Shopify・各種POS連携
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mosta |
個店が共通アプリでデジタルスタンプと通知を始めやすい |
共通アプリ/個店・小規模店
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初期22,000円、月額4,180円〜
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スタンプ・通知・姉妹店共通カード
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みせめぐMini |
LINE上で無料のデジタル会員証を発行し、BCPOS連携へ拡張 |
LINEミニアプリ/個店〜多店舗
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導入・基本・ランニング0円
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BCPOS・TenpoVisor連携
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アプリメンバーズコネクト |
LINE公式アカウントに会員証・ポイント・予約・顧客管理を追加 |
LINEミニアプリ/個店〜チェーン
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初期11,000円、月額16,280円
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会員証・ポイント・予約・顧客管理
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POINTQUIC |
アプリ不要のWeb会員証をQR・NFCから発行し、連携を後付け |
Web会員証/単店〜チェーン
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初期は見積もり、月額6,000円〜
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QR・NFC・POS・EC・LINE連携
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SMART会員証 |
既存会員データを活かし、専用アプリとLINEミニアプリへ展開 |
専用アプリ・LINE/既存会員基盤を持つ企業
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要問い合わせ(無料トライアルあり)
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API・会員移行・ポイント・分析
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FavorCard |
単店舗〜5店舗の飲食店向けに、常連客づくりの機能を集約 |
共通アプリ/単店舗〜5店舗の飲食店
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要問い合わせ
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スタンプ・クーポン・通知・簡易分析
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MGRe |
小売・ブランド向けの専用アプリを、運用・分析・外部連携まで支援 |
専用アプリ/小売・ブランド・大規模運用
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要問い合わせ(MAU課金)
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CRM・EC・MA・決済・分析連携
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デジクル会員証 |
流通小売向けに既存会員・ポイント・プリペイドをLINEへ統合 |
LINEミニアプリ/流通小売・多店舗
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要問い合わせ
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会員・ポイント・プリペイド・レシート連携
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5店舗以上の飲食チェーンで運用支援まで任せたい場合
アプリの開発だけでなく、会員獲得、配信、効果分析、改善提案まで外部へ任せたい飲食チェーンには、レストラン★スターが候補です。1〜4店舗の飲食店や飲食店以外は対象外のため、対象条件を確認したうえで比較してください。
会員カード作成アプリ15選の詳細情報
会員カード作成アプリとは?紙カード・保管アプリとの違い
会員カード作成アプリは、店舗や企業がデジタル会員証を発行し、ポイント、スタンプ、クーポン、来店履歴などを管理する仕組みです。紙カードの印刷物を作るデザインアプリや、利用者が手持ちのカードをスマホへ保存するウォレットアプリとは、導入主体と管理できるデータが異なります。
会員証を電子化するだけなら無料サービスも候補になります。一方、購買履歴に応じた配信、会員ランク、複数店舗の共通ポイント、POS・EC連携まで行う場合は、有料プランや個別開発を含めて比較する必要があります。
無料の会員カード作成アプリと有料サービスの違い
| 比較項目 | 無料サービス | 有料サービス |
|---|---|---|
| 始めやすさ | 会員証やポイントを小さく試しやすい | 要件整理、初期設定、審査が必要な場合がある |
| デザイン | テンプレートや共通アプリが中心 | 自社ブランドに合わせやすい |
| データ活用 | 基本集計や履歴確認が中心 | セグメント配信、分析、CRM連携まで広げやすい |
| システム連携 | 指定POSなど範囲が限られることがある | POS、EC、会員基盤、APIの個別連携を相談しやすい |
| 支援体制 | マニュアルやメール対応が中心 | 導入設計、移行、運用改善まで含む場合がある |
「無料」はサービス本体の初期費用・月額費用を指していても、POS機器、LINE公式アカウントの配信、周辺機器、データ移行に別料金がかかる場合があります。無料枠の対象機能と、運用開始後に発生する費用を分けて確認しましょう。
専用アプリ・LINEミニアプリ・Web会員証の選び方
ブランド体験と機能拡張を重視するなら専用アプリ
専用アプリは、会員証だけでなく、ニュース、クーポン、予約、EC、モバイルオーダーなどを一つの画面にまとめたい企業に向きます。ストアからのダウンロードが必要なため、店頭告知と初回登録の設計まで比較してください。
登録のハードルを下げるならLINEミニアプリ
LINEミニアプリは、普段使われるLINE上で会員証を提示できます。LINE公式アカウントの友だち追加から会員化しやすい一方、メッセージ配信数に応じたLINE側の費用や、既存会員IDとの連携方法を確認する必要があります。詳しくはLINEミニアプリ開発会社の比較も参考にしてください。
アプリを入れずに短い導線で発行するならWeb会員証
Web会員証は、QRコードやURLからブラウザで会員証を発行できます。インストールの負担を抑えやすい反面、再訪時のログイン、端末変更、通信障害時の店頭対応を事前に決めておくことが重要です。
会員カード作成アプリの料金を左右する項目
- 店舗数・会員数・MAU:店舗数、登録会員数、月間利用者数に応じて月額料金が変わるサービスがあります。
- ストア関連費用:専用アプリではApple・Googleの開発者アカウントや申請代行費が発生する場合があります。
- POS・EC・CRM連携:標準連携か個別API開発かで、初期費用と期間が変わります。
- データ移行:会員番号、保有ポイント、ランク、有効期限をどこまで移すかで作業量が変わります。
- 運用支援:コンテンツ制作、配信代行、分析レポート、改善提案を含めると費用は上がりますが、社内工数を抑えられます。
公開料金だけでなく、初期費用、月額基本料、従量課金、連携開発、移行、保守を含めた2〜3年の総額で比較してください。
会員カード作成アプリを選ぶ7つのポイント
- 会員登録の手間:アプリのダウンロード、LINE友だち追加、Web登録のどれが顧客層に合うか。
- 店頭オペレーション:QR、バーコード、NFC、電話番号など、レジで迷わず処理できるか。
- 既存システムとの連携:POS、EC、予約、会員基盤と、どのデータをどの頻度で同期できるか。
- 多店舗管理:店舗別・ブランド別の権限、共通ポイント、本部集計に対応するか。
- 不正利用対策:ポイントの手動付与権限、操作履歴、二重利用の防止策があるか。
- データの持ち出し:分析用CSVの出力範囲と、解約時に会員データを返却できるか。
- 導入後の支援:会員獲得、配信企画、効果測定を自社で行うか、外部へ任せるか。
ポイント施策を中心に比較したい場合は、ポイント・スタンプカード作成アプリも確認すると候補を整理しやすくなります。
導入手順と既存会員データ移行の進め方
- 目的とKPIを決める:会員登録数、再来店率、クーポン利用率など、導入後に追う指標を定めます。
- 現行データを棚卸しする:会員番号、ポイント、有効期限、同意情報、重複会員を確認します。
- 店頭業務を設計する:新規登録、ポイント付与、端末忘れ、通信障害時の手順を決めます。
- テスト移行する:一部データで桁数、文字コード、ポイント残高、退会状態が正しく移るか検証します。
- 告知して段階移行する:紙カードの終了日、移行特典、問い合わせ先を店頭・Web・SNSで案内します。
- 運用を改善する:登録率や利用率を見ながら、登録画面、POP、配信内容を見直します。
会員証システム全体の仕組みや導入形態を整理したい場合は、会員証システムの比較記事もご覧ください。
会員カード作成アプリに関するよくある質問
無料で会員カードを作成できますか?
みせめぐMiniやP+KACHI FREEのように、初期費用・月額費用0円で始められるサービスがあります。ただし、POS連携、LINEのメッセージ配信、周辺機器、分析機能などは別料金になる場合があります。
LINEと専用アプリはどちらが向いていますか?
登録の手間を抑えたい場合はLINEミニアプリ、ブランド独自の画面や機能を充実させたい場合は専用アプリが候補です。顧客層のLINE利用率と、ダウンロードを促す店頭体制で判断します。
POSと連携できますか?
対応サービスはありますが、POS名、連携項目、同期頻度がサービスごとに異なります。「連携可能」だけで判断せず、会員ID、売上、ポイント、返品時の処理まで確認してください。
既存の会員カードやポイントを移行できますか?
移行に対応するサービスはあります。会員番号、残高、有効期限、重複会員、個人情報の同意状況を整理し、テスト移行後に本番へ切り替えるとトラブルを減らせます。
1店舗でも導入できますか?
個店向けの共通アプリや無料サービスがあります。一方、専用アプリや個別連携型は多店舗・大規模運用を前提とする場合があるため、最低店舗数と料金条件を確認してください。
導入期間はどのくらいですか?
共通アプリやWeb会員証は短期間で始められる場合があります。専用アプリや基幹システム連携は、要件定義、デザイン、開発、審査、データ移行があるため数か月かかることもあります。
会員カード作成アプリのまとめ
無料か有料かだけでなく、専用アプリ・LINEミニアプリ・Web会員証の違い、顧客の登録ハードル、店頭業務、POS・EC連携、既存データ移行を並べて比較することが重要です。個店は小さく試せるサービス、多店舗企業はデータ統合と運用支援まで含むサービスから候補を絞りましょう。
5店舗以上の飲食チェーンで、会員獲得から配信・分析・改善までまとめて相談したい場合は、対象条件を確認したうえで資料をご活用ください。
- 免責事項
- 本記事は、2026年7月22日時点の公式情報をもとに作成しています。料金・機能・提供条件は変更される可能性があるため、導入前に各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
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