エリアマーケティング広告戦略について解説【成功事例付き】

エリアマーケティング広告戦略について解説【成功事例付き】
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マーケティングには絶対の答えはありません。ですが、ビジネスの種類によって、おさえておくべき点や効果的な手法は必ずあり、その一つが当ページで紹介するエリアマーケティングです。

・自分の店・サービスにもっと顧客を集めたい
・売上をあげるための課題は「集客」にあると考えている
・マーケティング戦略を見直したいと考えている

自分の店舗や会社を構える経営者、広報担当者、売上をだすために集客という課題は常に考え続けているもの。もっと自社のサービスを知ってもらうためにはどうすればいいか?効果的な広告戦略とは何か?自社の場合に集客はどこに向けて行うのが効果的なのか?

自社の商圏内(近隣)からの誘店へ繋げたいという方へ、基本から具体的手法まで解説します。

●本ページについて

本ページではレスポンスを得るための集客手法としてエリアマーケティングを解説し、最終的にはノウハウを得て具体的な行動に落とし込めるように構成しています。ご自身の必要とする項目に応じて読み進めてください。

序盤 マーケティングの基礎・考え方から整理したい
→ 最新のマーケティング事情から引用

中盤 エリアマーケティングの手法を具体的に知りたい
→ Web・SNS集客、オフライン集客を項目別に解説

終盤 エリアマーケティングを始めたい
→ 自身のフェーズに応じた最適なマーケティングプランを提案

本サイト「キャククル」運営の全研本社はコンテンツマーケティング・Webのあらゆるメディアを7000以上作成。その成功事例も交えてエリアマーケティングを解説いたします。

そもそもエリアマーケティング戦略とは

集客・売上アップ
エリアマーケティングは自身のビジネスを展開する商圏範囲内への集客、「場所=エリア」という点に重点をおいたマーケティング手法です。

地域の特性にあわせて集客方法を変え、自分たちのサービスを販売・宣伝していくのかを考えること。エリアマーケティングを自分のサービスに落とし込むためにも、まずはマーケティングの基本と考え方を理解しましょう。

マーケティングの基本を学ぶ

例としまして、Googleで「マーケティング」を検索とすると以下の回答が示されます。

商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製品・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称。市場活動。販売戦略。
引用元:Google

マーケティングの歴史は深く、そして定義の表現も人によってさまざまです。

まずは簡潔に、マーケティングの神様と呼ばれるフィリップ・コトラー氏の考え方とバリュープロポジションを取り上げ、マーケティングにかかせない考え方をピックアップします。

フィリップ・コトラー氏のマーケティング理論

コトラー氏はマーケティングの進化を以下のように見ています。

1.0:生産主導のマーケティング(製品をいかに販売するか)

2.0:顧客志向のマーケティング(必要とされるものをどうつくるのか)

3.0:価値主導・人間中心のマーケティング(機能だけではなく、精神的な満足感を追求)

4.0:顧客の自己実現を目指すマーケティング(デジタル経済に適応しなければならない)

日本のマーケティングにおける歴史は、製品大量生産からはじまり、2019年以降は自己実現と他社への共感が同時に求められる時代へと突入。

この話から取り入れる考え方として、デジタル経済への対応、Webによる集客とターゲット世代を考えて、自身の狙うエリアへマーケティングを行う必要性がわかります。

バリュープロポジション


バリュープロポジションとは顧客に提供する価値の組み合わせのこと。バリューは価値、プロポジションは提案・定義などあらわす言葉。

ユーザーがサービスを選ぶ理由となり、良いバリュープロポジションとはユーザーが購入するメリットが明確で市場にあるサービスとの違いが認識できることにあります。

マーケティングを実施することがゴールではなく、その先にいるユーザーの動きがどうなって、どのようなバリューをつくれたのか。そのうえで、エリアマーケティングを考え実施しましょう。

現代のエリアマーケティング戦略

基本をおさえ、的確なエリアマーケティングを考えます。

ポイントは

・エリアに特化する目的・メリット
・具体的な広告手法(Web・SNS・オフライン)
・商圏内のポジション・競合の把握

前述した土台に、これらのポイントをおさえ、自分の強みを掛け合わせることで効果的な戦略を展開していきます。

エリアマーケティング戦略のメリット

マーケティング
エリアマーケティングをすることにより、狙ったエリアへどのような手法を用いて集客ができるかが明確になる。それこそが一番のメリットともいえます。

理由は

・的確な広告戦略により効率化が図れる
・市場の動向を把握できる
・さまざまな広報戦略に必要な情報をストックできる

などがあげられます。

この地域は〇〇の年代が多い、競合他社が多い、交通の利便性が高い、仕事帰りの男性が多いなど、エリアマーケティングをすることで得る情報は最大の武器となり、さまざまな戦略・計画を練るうえでかかせません。

的確なマーケティング戦略

同地域の競合他社、自分の強みとするサービス、業界の店舗や会社の情報などオープンにされている情報は当然、把握すべきこと。

さらに効果的な広報を行うために、使える情報はすべて活用しましょう。例えば国が公開している地域ごとの人口・世帯数。狙う地域の世帯数や人口割合は見ればわかります。このような公開されている情報がすべてではありませんが、おさえておくべきです。

業界のアンケートや何かの集計、ランキング情報など有意義な情報は自分が探すか探さないかの違いだけ。的確なエリアマーケティングに必要なのは、的確な情報収集からはじまります。情報をもとに仮説を立て、エリアに適した広告手法を用いる。

エリアの情報を知ることは、市場の動向を知ること。サービスの内容に世間の流行や地域の流行を取り入れることができるなら活用するもの一手です。

エリア情報は重要な経営資源

地域の情報をより深く網羅できれば無駄な広告宣伝費をかけずに済みます。

もっとも近い商圏エリアに対しサービスを展開しても見込みが薄いと判断できれば、

・サービス内容を見直し、新たな提案をつくり近隣の市場を活性化させる
・潜在顧客がいるエリアを見直しメインエリアを変更する

というように、具体的な改善を導き出すことが可能。

なおかつ、これらは成功、失敗に関わらず今後のマーケティング戦略を行うための資源となりストックとなります。

エリアマーケティング戦略で使う広告手法


エリアマーケティングの考え方について整理ができたら、ここからはWeb、SNS、オフラインこれらの広告手法を具体的に解説していきます。

代表的なWebエリアマーケティング広告

代表的なWebによる広告として今回解説するのは以下の通り。

・自社ホームページ、サイトの作成
・検索エンジン(GoogleやYahoo!)広告
・Facebook広告
・ポータルサイト、情報比較サイト掲載

それぞれの特性を理解し、費用対効果を考え戦略を練ります。

ホームページへのSEO対策

ホームページへのSEO対策というのは、狙ったキーワードにて検索エンジンに自分のサイトを表示させること。今あるサイトたちよりも上位に表示させることが目的です。正しいSEO対策とは、単にキーワードを多く含んだり、被リンクを増やしたりするのではなくユーザーにとって価値のあるサイトに仕上げること。

ですので、自社のホームページもユーザーにとって情報がわかりやすく整理されていることを第一に考えてつくることが一番のSEO対策になるのです。

まずは、自分が「広告戦略をかけたい地域名」と「サービス名」などメインとなるキーワードを検索エンジンで検索してみてください。するとどのようなサイトが表示されますか?

SEO対策もマーケティング理論と同じく進化しているので単にキーワードを詰め込めばいいというものではありません。Googleはユーザーが満足するために検索エンジンのアルゴリズムを不定期にアップデートしています。

参考:Googleが掲げる10の事実
https://www.google.com/intl/ja/about/philosophy.html

すべてを読み解き、100%理解したSEO対策は難しいですが冒頭の「ユーザーに焦点を絞れば他のものは皆後からついてくる」からもわかるようにユーザビリティを重視していることがわかります。

Google広告

Googleマイビジネスに登録することで活用でき、有料広告だけでなくとも検索エンジンのなかに情報を置いておくことで表示されることもあるので積極的に登録しましょう。

前述したSEO対策は自力でサイトを上位表示させるため、費用はかからないのですが技術的にレベルが高いのと結果が出るまでに時間がかかってしまいます。Google広告では有料で検索後最初のページに表示させることが可能です。この場合クリックされるごとに広告費が請求されるため、費用の上限を決めて活用します。

Google広告のなかでもエリアマーケティングと相性がいいのがMEO。店舗(会社)名を検索すると、Googleマップにマッピングされ住所、電話、写真、口コミなどが表示されます。

Facebook広告

Facebook広告もエリアマーケティングとの相性が良い広告です。ターゲッティングできるのが、そのエリアに住む人だけでなく最近までそのエリアにいた人まで対象とすることができます。つまり、Facebookユーザーであれば海外から旅行で日本(そのエリア)に訪れている人まで対象にできるということ。

海外の旅行者というのはあくまで範囲の例ですが、半径何キロ圏内やその地域まるごとで範囲を選択し、Facebookユーザーというニッチなポイントにエリアマーケティングを展開できるのが強みです。

業界・地域のポータルサイトへ登録

ポータルサイトとはユーザーが、あるサービスを効率よく探すのに利用するサイトです。利用するユーザー側の立場としては、ダイレクトに企業のサイトにいくよりも客観的・中立的に紹介されていれることにより、選択しやすくなるため、特に初めての会社、新サービスを検討するときにも重宝します。

そのような側面から、集客をするための広告メディアとして使わない手はありません。
ポータルサイト活用による最大のメリットは信頼性を得られること。

外部サイトに紹介されるということは、自分で自分の商品やサービスを紹介するよりも、第三者から紹介されることで信憑性が高くなるというウィンザー効果に近い働きをしてくれます。

ポータルサイトへの掲載が有料の場合は、費用や掲載枠を考えて割合を決めましょう。1つのポジショニングメディアではなく、地域限定のローカルサイトも含めていくつか掲載できるとその分宣伝効果は高くなります。

気をつけなければいけないのは、競合相手も同じようにポータルサイトを活用していると考えるべき。そのためにただ掲載するのではなく強みを際立たせるなど掲載するサイトに応じて内容を変えることも念頭にいれておいてください。

ポジショニングメディアによる差別化戦略

もう一つ、ポータルサイトとは違う客観性をもって差別化を図る広告戦略がポジショニングメディアです。クライアントのサービスに誘導するためにサイト構築し、取り扱うサービスにおいて網羅すべき情報をまとめ、その内容を実現してくれるのはクライアントが提供するサービスである、という導線をつくります。

ポジショニングメディアとは自社のホームページやサービスそのものにスポットをあて紹介し、その分野でおすすめの企業(あるいは個人事業)はココです。と訴求するものです。有効市場に対して自社の強みを謡えるジャンル特化型のポータルサイトともいえます。

前述したポータルサイトは一つのジャンルでくくり、掲載主同士がそれぞれPRする内容をユーザーが見て、依頼先を決めるというものですが、ポジショニングメディアはもっと深くユーザーの深層にはいりこみます。

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ポジショニングメディアでのWebエリアマーケティング成功事例
●歯科医院事例
エリアサイトで遠方のユーザーをうまく集められたサイトだと思います。日帰り治療ができるため、京都市内からクライアント(八幡市という郊外)まできてくれるようになりました。「インプラント 京都市」でも上位表示しているため、そのユーザーを獲得できています。

後発かつ八幡市というアクセスが悪い場所にあるにも関わらず京都市内の患者が来院するようになり、インプラントの売上が5倍になりました。

●不動産事例
大手でも土地の仕入れが非常に難しくなっている昨今。中小不動産会社は、いわくつきの土地であってもそこに対しての専門性が高いという見せ方をし、土地を仕入れたいというニーズがあり、マニアックなキーワードに見えて実は競合性が高い市場だと思います。

仲介よりも買取の方が仲介手数料はかからないので、消費者にとって断然得であることや、キャッシュで買い取りができるといううちの強みを生かし、再建築不可物件であれば、もっとも信頼できる会社であるという訴求の仕方で、熱い問い合わせが増えました。

自分のもっている土地は売れるのかな、と思っているユーザーが検索する市場のため、素人打ちや文章打ちが多くロングテールをいかに拾えるかが肝だが、「再建築不可 買取業者」「わけあり土地の処分の方法」といった顕在キーワードで上がっており、公開直後から、月2~3件の問い合わせが来る状況が生まれています。

深堀検索する市場において集客におけるインパクトが大きいのは、情報量の多い第3者の比較サイトだと痛感した事例。

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代表的なオフラインエリアマーケティング広告


地域によっては、オフライン広告・宣伝も取り組んでおきたい広報戦略です。極論ですがWebで検索することができない地域、チラシや新聞、テレビによる情報収集しかされない世代がターゲットになっていれば、どれだけWeb広告を充実させても届きません。

・ポスティングチラシ
・看板、屋外広告
・テレビCM

ポスティングチラシ広告

ポスティングはエリアの選定が肝心です。どのエリアにどれほどのチラシを投下するかによって効果が変わってきます。

そしてポスティングは自分たちで実施するとなると大変労力のかかる手法ですので、専門の業者へ外注するのも一つ。数万円の経費で顧客の流入、リピーターの創出が図れれば決して高くないと思います。

自分たちで実施する、外注する、どちらでも忘れてはいけないのは、エリア特性の把握をするためにも「いつ」チラシを配布し、問い合わせが何件、そのエリアへの配布1回の配布枚数や一定期間内に何回実施したかという検証を記録しましょう。

ポスティングという一つの広報から、直接てきな集客のみならずWebやSNSといった他の集客方法とも掛け合わせることができます。

看板・屋外広告

「この信号をまがってすぐ」や「〇〇内で唯一〇〇がある店」といった目印や印象付けをするために活用しましょう。看板・屋外広告は「その場所にいるあなたにだけ」に届ける広告媒体です。店舗の看板にはじまり、のぼり、最寄駅でのAR広告や地域のいろんな場所にだす大きな看板…。

広告戦略・広報の基本は「見られる・認知される」こと。極論ですが、店舗の地域のいたるところに看板やのぼりがあれば、興味あるなしに関わらずその地域では有名になります。

巨大な看板や広告は、地域に浸透すればいい意味で風景となり愛着ももたれます。ですが、相当な時間や実績が必要になるため狙ってするものではありません。それに、屋外の看板はきっかけであり、つくれば来店が増えるというものでもないです。

テレビCM

本ページにおいて、オフラインマーケティングを実施する意味合いはWeb集客の穴を埋めるためのもの。テレビという媒体は活用できれば、どの世代に対しても印象付けとしてかなり効果的です。

テレビCMは前述した、ポスティングや看板といったオフラインマーケティングとは考え方が異なり、どちらかというとWebマーケティングに近い要素ももっています。

テレビCMによる集客効果を検証するのに知っておくべきはGRP(延べ視聴率)。

視聴率には「個人視聴率」と「世帯視聴率」いう考え方があり、それぞれ株式会社ビデオリサーチが「ピープルメータシステム」「オンラインメータシステム」「日記式アンケート」と呼ばれる手法を用いて算出しています。GRPは特定の期間に放送された「世帯視聴率」の合計を指します。

視聴率について本記事では詳しく述べませんが、テレビCMを実施するのであればどのような仕組みでその効果を検証するのかは知っておきましょう。

オフラインマーケティングの広告費用・コスト

単位や算定基準が各媒体によって違いますので、一様にどれが一番いいとはいえませんが参考にまとめると
・ポスティング費用 チラシ作成からポスティングまで
1,000枚~10,000枚でおよそ10,000円~60,000円

・看板作成
簡易な壁面看板でおよそ30,000円
窓のウィンドウサインでおよそ100,000円
店舗看板でおよそ150,000円
野立ての屋外看板でおよそ400,000円

・テレビCM
有名どころ放送局 CM15秒1本あたりの放映費
関東700,000円以上 / 関西150,000円以上 / 地方放送15,000円~25,000円
となります。

この費用については一般的に公開されている情報を簡易的に集めただけにすぎませんが、自身の事業規模に合う予算設定、サービス内容、対象を掛け合わせたときに適切なマーケットを見つけましょう。特にテレビCMは、普段視聴しているとわかるように、有名な民放で放送されているのは大企業が有名タレントやクリエイティブな作品を使って放送しているのがほとんどです。

もしも自分が参入しようとしたら、どのぐらいのクオリティをどのぐらいの予算でできるか想像すると一個人では太刀打ちできないとなるはず。広報はあくまで自社サービスの宣伝。かける労力・費用に見合うかどうかを自分たちのフェーズをしっかりと見極めて活用します。

Webマーケティングの強み

Webは一度サイト構築ができれば強力なポータルとなり、その強みをもってオフライン広告を活用すれば、しっかりと隙間を埋める理想的なマーケティング戦略となります。

オフラインが非効率だというわけではなく、適切なエリアマーケティングを施せばコストをかけずに集客が可能となる。Webによるメディアの作成、Web広告、ポジショニングメディアの活用は優先順位が高いのが現代のマーケティング。

オフラインによる広告媒体の解説をしましたが、特徴としてレスポンスを高めようとすればするほど、人的工数、時間、費用が比例することが多いです。

自社のフェーズによって最適なエリアマーケティング手法を選ぼう

いかがでしたでしょうか。ここまで、エリアマーケティングの現状・課題を整理し、具体的にWebオンラインによる集客手法とオフライン集客手法を解説してきました。自身(自社)にとって、有効なエリアマーケティング案を導き出せるヒントになれば幸いです。

エリアマーケティング戦略では、自社商圏と競合と被る商圏を分析し、さらにターゲットユーザーも選定しながら最適な広告戦略・手法を選定していくことが重要視されます。

エリアマーケティング戦略まとめ

エリアマーケティング・ブランディング
・エリアの情報を把握(人口・年代・性別・競合・特性・流行など)
・エリアへの広告戦略・エリアマーケティングを立案
・広告をだすエリア・媒体・数を決める
・立案した広告戦略の実施
・レスポンスをストックし次の戦略へ活かす
・次のマーケティングを考える

冒頭申し上げましたが、全研本社では、バリュープロポジションに則したコンテンツマーケティング・Webのあらゆるメディアを7000以上つくってきました。

特に、商圏内でユーザーから選ばれるマーケティング戦略を仕掛けていきたい地域ナンバーワンの立ち位置に向けて模索をしているという方は全研本社までご相談ください。

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