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価格調査ツールおすすめ比較8選!ツールの特徴や費用、導入事例などを解説

最終更新日:2026年01月27日

価格調査ツールは、競合他社のリアルタイム価格や自社の過去の価格などのデータを分析して価格調査を自動化するソフトです。導入すると作業の効率化ができたり、仕入れ判断がしやすくなったり、初心者でもさまざまなデータを入手できたりするメリットがあります。

ここでは日本のツールと海外のツールに分けてを紹介します。選定の際にぜひ参考にしてみてください。

紹介している価格調査ツールの一部資料は下記より無料でダウンロードできます。導入検討の参考にしてください。

目次

価格調査ツールの一覧表

会社名 サービスの特徴 こんな企業におすすめ 料金 海外対応

プライスサーチ

高精度なクローリング技術!ポイントも含む実質価格で比較できる

  • 高度なクローリング技術による価格調査で、90%以上のコスト削減
  • 導入実績数700社以上!追加費用なしで手厚い運用サポート
  • 運用しやすいツール設計!業務に合わせて価格戦略を提案
適正な値付けをしたい小売業者
ブランド価値を守りたいメーカー
for小売:27,500円~ / 月
forメーカー:55,000円〜 / 月
対応可

Pricewalker

特殊なサイトや大量データも収集
ニーズに合わせて開発するカスタム型

数万点規模の商品を扱う
大手ECや量販店
要見積もり
対応可

prisync

世界中のサイトを監視
越境ECの価格戦略を支える

国ごとの価格戦略を統合し
グローバルに価格を設定したい
月額:99ドル(約1.4万円)~

※税不明

対応可
日本語サポート無し

Price2Spy

監視が難しいサイトにも対応
海外市場での調査に強い多機能ツール

り扱い国・商品カテゴリが多く
モニタリング要件が複雑
月額:39.95ドル(約6,200円)~

※税不明

対応可
日本語サポート無し

Skuuudle

AIと人の目で正確なデータを提供
海外市場で品質を重視する企業向け

競合アイテム数が何十万とあり
経営レベルで常時把握したい
要見積もり
目安:約160万円~

※税不明

対応可
日本語サポート無し

Repricer

秒単位で競合に反応し自動で価格を変更

マーケットプレイスでの激しい
価格競争に晒されている出店者
月額:179ドル(約2.8万円)~

※税不明

楽天市場やYahoo!ショッピングなどは未対応
日本語サポート無し

Minderest

世界各国の価格と在庫を統合分析し
戦略判断につなげる基盤

グローバルで多くの国のサイトを
同時にモニタリングしたい
見積もり
対応可

らくらく最安更新

楽天とYahoo!ショッピング特化!
低コストで運用するシンプルツール

少人数運営の店舗で
価格調査に手が回らない
月額:22,000円~
非対応

価格調査ツールおすすめ比較8選の詳細情報

高精度なクローリング技術!ポイントも含む実質価格で比較できる

プライスサーチ

プライスサーチ

※画像をクリックすると
資料ダウンロードフォームへ移動します。

引用元: プライスサーチ公式サイト(https://pricesearch.jp/)

プライスサーチの概要

プライスサーチは価格調査における課題を解決するため、売上を上げたいEC出店者向けには「プライスサーチ for 小売」値崩れを防ぎたいメーカー向けには「プライスサーチ for メーカー」の2つのサービスを用意しています。

サービス導入企業は700社以上、継続利用率は99%となっており、多くのEC多くのEC出店者・メーカーに利用されています。対応しているECモールは150以上。「調査時間が90%以上削減できて、別施策に時間を当てられるようになった!」と好評の価格調査ツールです。

緻密な検索設定と高精度なクローリング技術で、高いデータ精度の価格調査の自動化を実現。JANコードや商品名、型番のほかにキーワードを組み合わせた検索ワードの設定をすることができ、取得できるデータも幅広いのが特徴です。

for小売プランについて

楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonといった主要モールを対象に、毎日自動で価格調査・価格更新を行うことで、常に変動する市場価格にあわせて適正価格をキープします。その結果、値付けの遅れによる売上・利益の機会損失を防ぐことができます。

また、今まで一部の商品や限られた競合サイトしか確認できていなかった場合でも、価格調査を自動化することで調査範囲を大きく拡大し、より多くの商品・サイトの価格を網羅的に確認できるようになります。

さらに、単純な本体価格だけでなく、ポイント、送料、有効なクーポン(対応サイトのみ)といった要素もあわせて確認できるため、お客様が実際に支払う「実質価格」を踏まえた価格戦略の検討が可能です。

取得したデータは業務に合わせたスタイルで閲覧可能です。価格戦略に則した意思決定を促進する効果も期待できます。

プライスサーチfor小売の料金プラン:月27,500円~(税込)

forメーカープランについて

forメーカープランは、市場の値崩れを未然に防ぎ、ブランド価値や適正価格を守りたいメーカー向けのプランです。EC上での無秩序な値下げや行き過ぎた価格競争は、ブランドの信頼低下や販売店との関係悪化につながる大きなリスクとなります。

プライスサーチでは、主要ECモール・ECサイトを横断して商品の値崩れを自動で早期に察知できます。最大30分に1回の細かな価格調査により、担当者がすべてのサイトを巡回しなくても、市場価格の変化をタイムリーに把握することが可能です。

また、単に「安くなったかどうか」を見るだけでなく、どこで値崩れが起きているのか、どの店舗がどの店舗の価格に追随したのか、といった価格変動の流れも確認できます。これにより、「どの販売店に、どの順番で、どのようなコミュニケーションを取るべきか」の判断材料としても活用可能です。

特に、

  • Amazonでの急な値崩れ
  • ヨドバシカメラやビックカメラなどの大手家電量販店での値崩れ
  • 一社の値下げをきっかけに、他社が一斉に価格追随してしまう

といった、メーカーならではのよくあるお困りごとに対して、「どこで・いつ・誰が」値崩れを起こしたのかをデータで見える化します。

プライスサーチ for メーカー 料金プラン:月額55,000円〜(税込)

プライスサーチを選ぶべき理由

高度なクローリング技術による価格調査で、90%以上のコスト削減

細かな検索設定とデータ精度の高いクロール方式で、高精度な価格調査の自動化が実現できます。強固な保守体制により調査先サイトの仕様変更やアクセスブロックにも即対応。取得できるデータも商品価格だけでなく、ポイントや送料、配送速度、販売店舗数も取得可能です。

「忙しくて定期的に価格変動のチェックができない」「価格調査に手間がかかりすぎる」という小売店やメーカーなどは、常に変動し続ける市場価格を一目でわかるように可視化して、コスト削減率90%以上を実現します。

導入実績数700社以上!追加費用なしで手厚い運用サポート

プライスサーチは「お客様にプライスサーチを安心してご活用いただく」をゴールとして、ツール導入後も月額利用費のみで手厚いサポート対応をしています。

運営11年間・導入700社以上の実績から得た独自のノウハウや成功事例、失敗事例を共有しながら提案していきます。

また、プライスサーチを無料で2週間体験できるトライアルもあるので、初めて価格調査ツールを導入する企業は安心して利用することできます。

運用しやすいツール設計!業務に合わせて価格戦略を提案

プライスサーチはクライアントの業務を改善できるように、常に機能のバージョンアップをし続けています。自社の適正価格にすべき商品がどれくらいあるのか一目でわかる調査結果一覧では、クライアントの業務に合わせた形で閲覧することができ、価格戦略に則した意思決定を促します。

自動価格更新機能では、365日休まず適正価格をキープ。赤字にならないようにするためのストッパー機能「上限/下限ストッパー価格」の設定も可能なので、「安すぎる」「高すぎる」といった心配もありません。

プライスサーチの料金プラン

  • プライスサーチfor小売:27,500円~ / 月
  • プライスサーチ for メーカー:55,000円〜 / 月

プライスサーチの導入事例

楽器・音響機材・AV機器用品(for小売)

注力商品は、当店が最安値の順位にいない時は、各担当者へアラートメール通知が届くよう設定しているので、すぐに分析と対策をスピーディーに行えるようになりました。プライスサーチを導入したことで値決め業務の運用方針がしっかり構築され、システム化によって人の手が空くようになったので、価格以外のコンテンツを充実させるなど、リピーターを獲得するための施策に時間を使えるようになりました。

引用元:プライスサーチ公式HP(https://pricesearch.jp/retail/cases/retail-usage/sound01/)

インテリア用品(for小売)

導入当初よりも自動で追尾し合う店舗が日に日に増えてきているので、今では毎日欠かさずに利用することが日課となっています。毎日チェックしないと利益の損失も大きいため、無くてはならない存在です。導入してから2年後、更に楽天の売り上げが2倍に増えました。おすすめ順でも表示されやすくなったのでその影響が大きいかもしれないです。細かい機能要望なども導入当初から比べて、さらにバージョンアップの対応も頂けているので、今のところ不満はないです。

引用元:プライスサーチ公式HP(https://pricesearch.jp/retail/cases/retail-usage/interior01/)

日用品・雑貨(forメーカー)

家電量販店など多様な販路での価格変動をプライスサーチで一元管理。どの店舗がいつ値下げしたかを把握できるようになり、少人数でも値崩れや非正規出品への早期対応が可能に。正規販売店を守る運用体制を構築し、ブランド価値と適正価格の維持につながりました。

参照元:プライスサーチ公式HP(https://pricesearch.jp/maker/cases/daily-necessities/tatsufuto/)

プライスサーチの会社概要

会社名 GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 7F
URL https://pricesearch.jp/

Pricewalker

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特殊なサイトや大量データも収集
ニーズに合わせて開発するカスタム型

価格調査・価格最適化サービスのPricewalkerは、価格調査にかかる時間を大幅に削減。「ShtockData」の技術を応用し、価格情報・商品情報取得に特化しています。

商品の名称、カテゴリ、価格、型番、在庫数など、各項目で自動的に分類・整理してデータベースに格納。必要な項目についての価格データを一覧でわかりやすく表示します。大量・高頻度のデータ抽出にも対応しており、一度に40,000SKU以上の抽出が可能です。

サービス提供型ですので、必要なデータを要望通りに抽出・納品可能。クライアントの幅広いニーズに柔軟に対応できます。

Pricewalkerの会社概要

会社名 株式会社キーウォーカー
所在地 東京都港区西新橋1-8-1 REVZO虎ノ門4F
URL https://www.keywalker.co.jp/web-crawler/price-crawler.html

prisync

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世界中のサイトを監視
越境ECの価格戦略を支える

Prisyncは、競合他社の価格追跡および、監視を行うソフトウェア。同名の開発会社は、本社をトルコのイスタンブールに構えています。Shopify、GoogleShopping、EcommercePricingのすべてのチャネルにおいて価格設定を最適化します。

クライアントが指定するさまざまな競合製品の価格と在庫情報を、わかりやすくシンプルなダッシュボードに収集可能。また、オンラインカスタマーサポートは、年中無休、24 時間体制で対応しています。

prisyncの料金プラン

  • Professional:99ドル
  • Premium:199ドル
  • Platinum:399ドル

※税不明

prisyncの会社概要

会社名 Prisync
所在地 Esentepe, Kore Şehitleri Cd. No:34/3, 34394 Şişli/İstanbul
URL https://prisync.com/

Price2Spy

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監視が難しいサイトにも対応
海外市場での調査に強い多機能ツール

動的な価格設定、価格監視、価格設定を最適化できるオールインワンソリューション、Price2Spy。ビジネスにおける価格戦略を強化し、利益を増加させることに貢献します。

価格監視、価格変更アラートの他、履歴レポート、価格分析、ダイナミックプライシングなどの機能があり、JANコード(GTIN/EAN/UPC)が無くてもGoogleショッピングで商品を検索して調査することができるツールです。

Price2Spyの料金プラン

  • STARTER:39.95ドル
  • BASIC:157.95ドル
  • PREMIUM:問い合わせ

※税不明

Price2Spyの導入事例

センタル テニケ クロアチア

GA4 と Price2Spy データを統合する前、当社のクライアントはプロモーション目的でデータを相互参照する可能性を考慮しておらず、代わりにプロモーションの決定は価格のみに基づいていました。現在、Centar tehnike は製品データに対する完全な洞察を持っています。彼らは、販売量を増やすために、訪問数は多いが注文が少ない製品をフィルタリングして大規模なプロモーションを行うことで、プロモーション戦略を改善しました。

引用元:Price2Spy公式HP(https://www.price2spy.com/centar-tehnike-croatia.html )

Price2Spyの会社概要

会社名 WEBCENTRIC doo
所在地 Ulofa Palmea 6b、11160 ベオグラード
URL https://www.price2spy.com/

Skuuudle

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AIと人の目で正確なデータを提供
海外市場で品質を重視する企業向け

Skuuudleは価格インテリジェンス ベンダーで、大企業に多く導入されています。

SKU、GTIN、UPCにおける課題に正面から取り組むとともに、価格設定の際に欠かせないデータを提供できる製品マッチングシステムを構築。同一あるいは類似する競合製品を自動的にリンクし、市場全体にわたる可視性、品揃えを適切に提供します。

Skuuudleの導入事例

ブライアン・シャトック ブライラー

当社は 2013 年以来、市場および価格インテリジェンスのニーズに継続的に Skuuudle を使用しており、常に非常に高品質のサービスを提供してきました。彼らが非常に定期的に私たちに提出するデータは、常に非常に正確であることが証明されています。

引用元:Skuuudle公式HP(https://skuuudle.com/)

Skuuudleの会社概要

会社名 Skuuudle
所在地 1st Floor,Cotton House 12-18 Queen St Manchester United Kingdom M2 5HS
URL Skuuudle公式HP(https://skuuudle.com/)

Repricer

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秒単位で競合に反応し自動で価格を変更

Repricerは、世界No.1のリプライサー。24時間365日、価格変更を自動化し、売上と利益を向上させます。 在庫全体において、競合他社の価格変化を監視することで、より多くの認知度・Buy Box を獲得できます。価格は、在庫レベル、販売者の評価、場所など、幅広いパラメータに合わせて増減します。

Repricerの料金プラン

  • Core:179ドル / 月
  • Scale:299ドル / 月
  • Premium:499ドル / 月
  • Custom:問い合わせ

※税不明

Repricerの導入事例

ロビン

私はAmazonの再価格設定にRepricerを何年も使用してきましたが、改良され続けています。サポートは素晴らしいです。

引用元:Repricer公式HP(https://www.repricer.com/)

Repricerの会社概要

会社名 Repricer
所在地 345 Park Ave #1702,New York,NY 10154,United States
URL https://www.repricer.com/

Minderest

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世界各国の価格と在庫を統合分析し
戦略判断につなげる基盤

価格監視の専門家であるMinderestは、価格と製品範囲を監視し、売上と利益を拡大することができます。さまざまな国、言語、通貨に対応していて、マーケットプレイスをはじめ、小売業者、比較サイトを監視。そうすることで、競合他社の戦略を特定でき、流通チャネルでの価格競争を回避することも可能です。

Minderestの会社概要

会社名 Minderest
所在地 記載なし
URL https://www.minderest.com/

らくらく最安更新

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楽天とYahoo!ショッピング特化!
低コストで運用するシンプルツール

らくらく最安更新は、競合他社の商品価格を監視すると同時に、最安値の調査・更新も自動化。比較も行いますので、いつでも適正な価格で販売することができます。

土日でも夜間でも、また、不在時でも、これまで作業できなかった時間帯にも自動で適正価格を更新可能。販売機会を獲得する機会を創出します。

また、らくらく最安更新は楽天市場とYahoo!ショッピングの価格調査にも対応しています。

らくらく最安更新の料金プラン

  • プラン500:22,000円 / 月
  • プラン1000:33,000円 / 月
  • プラン3000:55,000円 / 月

※税不明

らくらく最安更新の会社概要

会社名 グリニッジ株式会社
所在地 東京都港区新橋1-16-4 りそな新橋ビル 8F
URL https://saiyasu.greenwich.co.jp/

価格調査ツールとは?

価格調査ツールの管理画面を確認しているビジネスパーソンの写真

価格調査ツールとは、ECサイト運営者やメーカー担当者に代わって、競合商品の価格や販売状況を自動で調べ、日々の価格戦略を支援してくれる仕組みです。

インターネット通販が当たり前になった現在、消費者は複数のショップを比較し、少しでも条件の良い商品を選びます。そのため、価格の変動に気づくのが遅れるだけで、売上のチャンスを逃してしまう状況が生まれています。

こうした背景から、人の手による確認作業には限界があり、価格調査を自動化するツールの重要性が高まっています。

価格データを売上や利益とあわせて分析したい場合は、EC分析ツールと併用することで、より実践的な価格戦略を立てられるようになります。

24時間365日、ライバルの価格を自動で監視

価格調査ツールの基本となるのが、競合サイトを常に見張り続ける自動監視機能です。

ツールは「クローリング」や「スクレイピング」と呼ばれる技術、または各モールが提供するAPI連携を使い、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格.com、家電量販店サイトなどを定期的に巡回します。

調査対象となるのは、商品価格だけではありません。ツールによってできることに差はありますが、在庫の有無、送料、ポイント還元率、配送条件、レビュー数など、購入判断に影響する情報をまとめて取得することができます。

人が寝ている深夜や休日であっても、ツールは休まず動き続けます。競合が突発的に値下げを行った場合でも、短時間で変化を検知できる点が大きな強みでしょう。

「最安値」に合わせて自社の価格を自動更新

価格調査ツールがリプライシングする仕組み

価格調査の結果をもとに、実際の価格変更まで自動で行う機能が「自動価格改定(リプライシング)」です。

あらかじめルールを設定しておくことで、「競合より少し安くする」「ただし利益を下回らない」「在庫が少なくなったら価格を上げる」といった動きをツールが自動で判断します。

特にAmazonでは、カートボックスの獲得が売上に大きく影響します。価格が適切でないと、そもそも購入候補にすら入りません。

人が手動で価格を変更している間にも、競合はツールで数分単位の調整を行っています。こうした環境では、自動更新によるスピード対応が欠かせない存在となっています。

メーカー担当者には「ブランド監視」の役割も

価格調査ツールは、小売店だけでなくメーカーにとっても重要な役割を果たします。

メーカーが抱えがちな悩みが、一部店舗による過度な値下げです。価格が崩れることで、ブランドイメージが損なわれたり、正規取扱店との関係が悪化する恐れがあります。

価格調査ツールを使えば、「どの店舗が」「いつ」「いくらで」値下げを行ったのかを時系列で把握できます。スクリーンショットなどの証拠データも自動保存されるツールもあり、事実に基づいた対応が可能になります。

近年では、最低広告価格(MAP)を監視する機能を備えたツールも増えており、ブランド価値を守るためのインフラとして活用され始めています。

価格や販売状況を時系列で把握し、戦略的に活用したい場合は、取得したデータを整理・可視化できるBIツールを併用するケースも増えています。

価格調査ツールの選び方

価格調査ツールは種類が多く、月額料金にも幅があります。しかし、料金の安さだけで選んでしまうと、実際の運用で思わぬ問題が起こることがあります。

ここでは、導入前に必ず確認しておきたいポイントを整理します。

「実質価格」で正しく比較できるか?

日本のEC市場では、表示価格だけを見ていては正しい比較ができません。

送料やポイント還元を含めた「実質価格」で考えることが、購入判断の基準になっているからです。

項目 自社 競合A店
商品価格 10,000円 9,800円
送料 送料無料 500円
ポイント還元 1% 10%
実質価格 9,900円相当 9,320円相当

このように、表面上の価格だけでは見えない差が生まれます。送料やポイントを含めた計算に対応しているかは、必ず確認したいポイントです。

JANコードがなくても商品を見つけられるか?

多くのツールは、JANコードを使って同一商品を判別します。

しかし、実際のEC現場では、JANコードが掲載されていない商品や、表記が微妙に異なる商品も少なくありません。

  • オリジナルのセット商品
  • 型番表記にゆれがある商品
  • 並行輸入品
  • プライベートブランド商品

こうした商品でも競合として正しく認識できるかどうかは、ツールの実用性を大きく左右します。商品名や型番の類似度で探せるか、手動で紐づけできるかも重要な判断材料でしょう。

「小売向け」か「メーカー向け」かを確認

価格調査ツールは、利用する立場によって必要な機能が異なります。

小売店では、自動価格更新や在庫連動の価格調整が重視されます。一方、メーカーでは価格変更の履歴管理や違反店舗の把握が重要になります。

自社の目的に合わないツールを選ぶと、必要なデータが取れず、導入効果を実感できません。まずは「何を解決したいのか」を明確にすることが大切です。

価格調査ツールを導入するメリット・デメリット

メリット

作業の効率化

ツールを使わずに自力で調査しようとしても、まず何から手を付けていいのかわからず、非常に多くの手間と時間がかかります。 価格調査ツールを利用すれば、自動で価格調査できたり、価格戦略を最適化できたりしますので、作業を効率化可能です。

仕入れ判断がしやすくなる

価格調査ツールを利用して競合他社の価格をモニタリングすることで、仕入れによる失敗を未然に防止。正確なデータ分析を行い、利益を向上させることができます。

初心者でもさまざまなデータを入手できる

価格調査ツールがあれば、仕入れ費用、想定利益なども算出できます。そのため、赤字に陥るリスクを低減可能です。さまざまなデータを入手して活用することで、ノウハウを身につきます。

デメリット

慣れるまでに時間がかかるケースも

はじめて価格調査ツールを利用する場合、使い慣れない操作で、時間がかかってしまうことも考えられます。

導入初期は利益が見込めない場合も

有料の価格調査ツールを導入する際、利益より費用の方が高くなり、赤字になってしまう可能性もあります。 価格調査によって業務を効率化し、継続して利益を向上させていけば、長い目で見て結果的にはプラスになるケースも出てきます。

価格調査ツールのまとめ

価格調査ツールは、変化の早いEC市場で競合の価格や在庫状況を把握し、適切な判断を支えるための仕組みです。手作業では追いきれない情報を自動で収集できるため、価格変更の見逃しや対応遅れを防ぎやすくなります。

小売店では自動価格改定によって売上と利益のバランスを取りやすくなり、メーカーでは値崩れの監視や証拠管理を通じてブランド価値を守ることにつながります。

導入時は料金の安さだけで判断せず、実質価格で比較できるか、JANコードがなくても商品を特定できるか、用途に合った設計かを確認することが重要です。自社の課題に合うツールを選ぶことで、価格調査の負担を減らし、売上づくりに集中しやすくなるでしょう。

免責事項
本記事は、2024年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。