エコー動画館の料金は?産婦人科の導入事例や特徴を調査
公開日:2026年07月27日
引用元:エコー動画館公式サイト(https://corp.baby-calendar.jp/solutionservice/echo/)
エコー動画館は、妊婦健診で撮影したエコー動画を患者がスマートフォンやパソコンで閲覧できる産婦人科向けサービスです。DVDやUSBを使わず、QRコードの読み取り、録画開始、停止の3ステップで運用できます。料金、必要機器、導入実績、利用施設の声を紹介します。
妊婦健診のエコー動画は、患者本人だけでなく、健診に同行できない家族にとっても赤ちゃんの成長を実感できる記録になります。一方、産婦人科がDVDやUSBで動画を渡す運用を続ける場合、記録媒体の準備や受け渡しに手間がかかり、患者側も再生機器を用意しなければならないことがあります。
株式会社ベビーカレンダーが提供する「エコー動画館」は、健診時のエコー動画をスマートフォン、タブレット、パソコンで閲覧できるサービスです。院内ではQRコードの読み取り、録画開始、停止の3ステップで操作でき、患者は受け取ったQRコードから動画を確認できます。
導入を検討する際は、月額料金だけでなく、利用するエコー機器の台数、録画停止スイッチの種類、患者への案内方法まで把握しておくことが重要です。エコー動画館の料金、機器構成、院内での運用方法、導入施設の声を順に紹介します。
エコー動画館とは
エコー動画館は、産婦人科のエコー機器で撮影した動画をクラウドへアップロードし、患者が自分の端末から閲覧できるサービスです。DVD、SDカード、USBメモリなどの物理メディアを使わずに動画を渡せるため、媒体の用意や再生環境に左右されにくい運用へ移行できます。
院内に設置したQRコードリーダーで患者ごとのQRコードを読み取り、録画開始と停止を操作します。録画後の動画は自動でアップロードされ、患者はスマートフォンなどから閲覧できます。株式会社ベビーカレンダーの「BCクリニックアプリ」や「おぎゃー動画館・写真館」との連動にも対応しています。
| サービス名 | エコー動画館 |
|---|---|
| 提供会社 | 株式会社ベビーカレンダー |
| 対象 | 産婦人科、クリニック、病院 |
| 患者の閲覧端末 | スマートフォン、タブレット、パソコン |
| 院内での基本操作 | QRコードの読み取り、録画開始、停止 |
| 録画時間 | 1回1分から30分まで |
| 導入実績 | 全国300施設以上、41都道府県 |
| 導入期間の目安 | 約2週間 |
参照元:エコー動画館 産婦人科向け公式ページ(https://corp.baby-calendar.jp/solutionservice/echo/)
エコー動画館の料金
エコー動画館は、初期費用と月額利用料で導入する定額制サービスです。2026年7月27日時点の税込料金は次のとおりです。
| 料金項目 | 費用 |
|---|---|
| 初期費用 | 110,000円(税込)から |
| 月額利用料 1台目 | 44,000円(税込)から |
| 月額利用料 2台目以降 | 1台あたり16,500円(税込)から |
複数のエコー機器で運用する場合、2台目以降は1台目と異なる月額料金が設定されています。診察室ごとにエコー機器を設置している病院や、今後の増設を予定している施設は、初期導入時の台数だけでなく、将来の設置台数も含めて費用を確認すると予算を組みやすくなります。
公式ページには、アフターサービスとサポートへの対応も記載されています。ただし、個別の設置条件や必要機器によって見積もりが変わる可能性があるため、資料で標準構成を確認したうえで施設のエコー機器と診察室数を伝える必要があります。
1カ月の無料お試しも案内されています。キャンペーンの実施期間や適用条件は変わる場合があるため、利用時点の資料または問い合わせ時に確認してください。
参照元:エコー動画館 医療施設向け公式ページ(https://corp.baby-calendar.jp/medical-lp/echo-240901-01/)
エコー動画館の特徴
DVDやUSBを使わず動画を渡せる
エコー動画館では、録画したエコー動画をクラウドへアップロードします。患者へDVDやUSBを渡す必要がなく、記録媒体の準備、保管、受け渡しを減らせます。患者側もDVDドライブ付きのパソコンなどを用意せず、普段使っているスマートフォンから動画を見られます。
物理メディアを利用している施設が移行する場合は、既存サービスと併用しながら無料お試しを利用できます。一斉に運用を切り替える前に、診察時の操作と患者の反応を確かめられます。
院内での操作を3ステップに抑えられる
基本操作は、患者ごとのQRコードを読み取り、録画を開始し、終了時に停止する3ステップです。音声ガイダンスに沿って進められ、録画後の動画は自動でアップロードされます。
エコー検査を担当する医師やスタッフが、患者ごとのファイル名を付けたり、診察後に動画を手動で転送したりする運用ではありません。毎日の健診で繰り返し使うサービスだからこそ、録画開始と停止を診察の流れに組み込める点が重要です。
1回30分まで何度でも録画できる
録画時間は1回1分から30分までで、患者1人あたり何度でも録画できます。複数回の妊婦健診で動画を残す場合も、同じ患者の記録として継続的に利用できます。院内の管理画面から録画した動画を確認することも可能です。
家族との共有と端末への保存に対応する
患者はQRコードから動画を閲覧し、離れた場所にいる家族や友人と共有できます。専用アプリを利用した動画のダウンロードにも対応しているため、サービス上で見るだけでなく、自分や家族の端末へ記録を残せます。
ベビーカレンダーの産婦人科向けサービスと連動できる
エコー動画館は、BCクリニックアプリや、出産時の写真・動画を残す「おぎゃー動画館・写真館」と連動できます。妊娠中のエコー動画から出産時の記録までをつなげることで、単発の動画提供にとどまらない患者向けサービスを設計できます。
エコー動画配信サービスを横断して検討する場合は、エコー動画配信サービス5選の比較記事で、各サービスの機能や導入事例を確認できます。
院内に設置する機器と運用方法
公式の設置事例では、モニター、BOXパソコン、QRコードリーダー、録画停止スイッチを組み合わせています。QRコードリーダーと停止スイッチには複数の種類があり、診察室の広さや医師の操作方法に合わせて構成できます。
| 機器 | 役割・選択肢 |
|---|---|
| モニター | エコー動画館の画面や録画状態を確認 |
| BOXパソコン | 録画とアップロードを行うシステムを稼働 |
| QRコードリーダー | ハンディタイプまたは卓上タイプで患者のQRコードを読み取る |
| 録画停止スイッチ | テンキータイプ、フットスイッチ、2キースイッチなどから選択 |
久保田レディースクリニックと北原産婦人科ではハンディタイプのQRコードリーダーとテンキータイプのスイッチ、ふくだあやレディースクリニックでは卓上タイプのQRコードリーダーとフットスイッチが設置されています。マザーズクリニックTAMURAでは卓上タイプと2キースイッチ、蕨市立病院ではハンディタイプとテンキータイプが使われています。
同じエコー動画館でも、診察中に手で操作するのか、足元で録画を止めるのかによって適した機器構成が変わります。見積もり前に、対象となるエコー機器の台数と診察室ごとの操作環境を整理しておくと、設置後の運用を具体化しやすくなります。
参照元:エコー動画館 設置事例・機器構成(https://corp.baby-calendar.jp/solutionservice/echo/)
患者がエコー動画を見る方法
患者へ渡されるQRコードシールには、12桁のアクセスコードが記載されています。QRコードをスマートフォンで読み取るか、アクセスコードを入力することで動画へ進みます。
ユーザー登録を行うと、QRコードシールを紛失した場合でも録画用QRコードや過去の動画を表示できます。第2子などで新しいアクセスコードを受け取った場合は、会員情報からコードを追加して統合できます。
動画がすぐに表示されない場合は、通信環境や録画時間によってアップロードに時間がかかっている可能性があります。患者向けFAQでは、30分程度時間を置いて再度確認する方法が案内されています。再生できない場合は、通信環境、端末、ブラウザを変えて確認します。
院内には患者向けの利用方法やアプリのダウンロード方法を説明する販促物を設置できます。受付やスタッフが毎回ゼロから操作を説明するのではなく、QRコードシールと案内物を使って患者自身が進められる状態を作れます。
参照元:エコー動画館 よくある質問(https://echo.ogyaa.jp/pages/faq)
エコー動画館の口コミ評判と導入事例
エコー動画館の評価として確認できるのは、株式会社ベビーカレンダーが紹介している導入施設と利用者の声です。第三者口コミサイトによる点数評価ではないため、発言元を区別して紹介します。
なないろレディースクリニックの導入事例
なないろレディースクリニックは、従来利用していたDVDから、スマートフォンで動画を見られるエコー動画館へ移行しました。患者の多くがスマートフォンを利用している状況に合わせてサービスを見直した事例です。
今まではDVDを利用していましたが患者さんの多くがスマートフォンをお持ちなので時代に合わせたサービスを検討していたところベビーカレンダーのエコー動画館を紹介され導入しました。
引用元:エコー動画館 なないろレディースクリニック様のご利用の声(https://corp.baby-calendar.jp/solutionservice/echo/)
導入後は、操作が簡単で患者にも喜ばれているという評価が紹介されています。物理メディアを別の媒体へ置き換えただけではなく、診察時の操作と患者の閲覧環境を一緒に変えた点が参考になります。
エコー動画館の利用者の声
利用者からは、スマートフォンなら誰かに見せたいときにすぐ表示できること、離れた家族にも共有できること、出産後も動画を見返せることなどが評価されています。患者本人だけの記録ではなく、家族が妊娠中から赤ちゃんの成長を共有する用途で使われています。
一方、患者が利用する端末や通信環境によっては、アップロードや再生に時間がかかる場合があります。QRコードの紛失、パスワード再設定、動画が表示されない場合の対応を院内の案内物と患者向けFAQで伝えておくことが、受付への問い合わせを抑えるうえで重要です。
出産経験者へのアンケート結果
株式会社ベビーカレンダーが2018年11月に「ファーストプレゼント」利用者1,034人を対象に実施したアンケートでは、出産経験者の88%が、通院する産婦人科にエコー閲覧サービスがあったら「嬉しい、または欲しい」と回答しています。その回答者の97%は、写真より動画での提供を希望しました。
2018年の調査であるため、現在のすべての患者ニーズをそのまま示すものではありません。ただし、エコー動画をスマートフォンから確認し、家族と共有したいという需要を把握する材料になります。施設側では、サービスの有無を訴求するだけでなく、予約ページや院内掲示で利用方法まで伝えることで、患者が実際の受診体験を想像しやすくなります。
参照元:株式会社ベビーカレンダー エコー閲覧サービスに関する調査(https://corp.baby-calendar.jp/medical-lp/echo-240901-01/)
エコー動画館を診療フローに組み込む方法
エコー動画館は、受付、エコー検査を担当する医師・スタッフ、患者の3者が異なる操作を行います。導入前にそれぞれの役割を決めておくと、QRコードの渡し忘れや録画操作のばらつきを抑えやすくなります。
- 受付でQRコードシールを渡す
母子手帳やカルテに貼って保管できるQRコードシールと、患者向けの利用案内を渡します。 - 診察室で患者のQRコードを読み取る
エコー検査の前にQRコードリーダーへシールをかざし、患者と動画の記録をひも付けます。 - 録画を開始してエコー検査を行う
テンキー、フットスイッチ、2キースイッチなど、診察室の構成に合う方法で録画を開始・停止します。 - 患者が自分の端末で閲覧する
患者はQRコードまたはアクセスコードから動画を開き、家族との共有や端末へのダウンロードを行います。
受付が説明する内容、QRコードシールを保管する場所、動画が表示されない場合の案内先を院内で統一しておくと、患者から質問を受けたときにも対応しやすくなります。録画自体は3ステップですが、患者への案内まで含めて運用を決めることが、継続利用につながります。
エコー動画館を導入するまでの流れ
- 資料請求・問い合わせ
サービス資料を確認し、施設名、エコー機器の台数、希望時期などを伝えます。 - 専任担当者からの案内
機器構成、料金、設置場所、無料お試しの条件などについて案内を受けます。 - 設置と運用準備
モニター、BOXパソコン、QRコードリーダー、録画停止スイッチなどを設置し、診察時の操作を確認します。 - 患者への案内開始
QRコードシールと院内POP、利用方法の案内物を使って患者へサービスを提供します。
公式ページでは、導入までの目安は約2週間です。急ぎの場合は個別相談となるため、開院やサービス開始日が決まっている施設は、設置と院内説明に必要な期間も含めて早めに相談する必要があります。
エコー動画館に関するよくある質問
エコー動画館の初期費用と月額料金はいくらですか?
初期費用は110,000円(税込)からです。月額利用料は1台目が44,000円(税込)から、2台目以降は1台あたり16,500円(税込)からです。設置台数や機器構成による見積もり条件は資料で確認してください。
エコー動画館は無料で試せますか?
1カ月の無料お試しが案内されています。既に別のエコー動画サービスを利用している施設でも試せます。キャンペーンの実施状況と適用条件は、利用時点で確認が必要です。
エコー動画館の導入にはどのくらいかかりますか?
目安は約2週間です。エコー機器の台数、設置場所、希望する機器構成、導入希望日を伝え、個別のスケジュールを確認します。
QRコードシールは有料ですか?
QRコードシールは無料です。患者がシールを紛失した場合は、施設で保管しているシールまたは新しいQRコードシールを渡します。患者が会員登録を済ませていれば、過去の動画や録画用QRコードを表示できます。
録画した動画を院内で確認できますか?
院内の管理画面から確認できます。通信状況や録画時間によってアップロードに時間がかかる場合があるため、患者から動画が見えないと連絡を受けた際は、管理画面とアップロード状況を確認します。
エコー動画館はどのような施設に向いていますか?
DVDやUSBによる受け渡しからスマートフォン閲覧へ移行したい施設、診察時の操作を増やさず患者向けサービスを拡充したい施設、複数のエコー機器で定額運用したい病院に適しています。無料お試しを利用すれば、現在のサービスと併用しながら院内の操作と患者の反応を確かめられます。
エコー動画館を提供する株式会社ベビーカレンダーの会社概要
| 会社名 | 株式会社ベビーカレンダー |
|---|---|
| 英文社名 | baby calendar Inc. |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区代々木1-38-2 ミヤタビルディング10F |
| 設立 | 1991年4月 |
| 資本金 | 28,503万円(2025年6月時点) |
| 主な事業 | 産婦人科を中心とする医療法人向けサービス、妊娠・出産・育児メディア、メディカルリサーチ、産後ケア事業 |
| 公式サイト | https://corp.baby-calendar.jp/ |
株式会社ベビーカレンダーは、エコー動画館のほか、診察予約システム、ベビーパッド、おぎゃー動画館・写真館、産婦人科向けホームページ制作などを展開しています。別の院内業務も含めて見直す場合は、ベビーパッドの特徴・料金・導入事例も確認できます。
参照元:株式会社ベビーカレンダー 会社概要(https://corp.baby-calendar.jp/)
エコー動画館の料金と運用方法を資料で確認する
エコー動画館は、物理メディアを使わず、妊婦健診のエコー動画を患者のスマートフォンへ届けられるサービスです。1台目と2台目以降で月額料金が異なり、QRコードリーダーや録画停止スイッチも診察室に合わせて構成できます。
導入判断では、月額料金だけでなく、対象となるエコー機器の台数、診察時の操作、患者への案内方法まで一緒に確認することが重要です。産婦人科全体の情報発信や集患施策も整理する場合は、産婦人科の集客・マーケティング戦略を参照できます。





