オウンドメディアのリニューアルを成功させる方法と手順、失敗しないコツを紹介

オウンドメディアのリニューアルを成功させる方法と手順、失敗しないコツを紹介

オウンドメディアを運用しているものの、「思うような成果が得られない」「なかなか読者が増えない」といった悩みをお持ちのマーケターや担当者はいませんか。

長期にわたってPDCAを回しているにもかかわらず成果の出ないオウンドメディアには、リニューアルが必要な可能性があります。

この記事では、リニューアルが必要なオウンドメディアの特徴を解説しながら、リニューアルのメリット・デメリット、リニューアルを成功させるポイントを解説していきます。

また、オウンドメディアを作って本格的に集客したい方向けに、8,000サイト以上を制作して得たノウハウをまとめた「オウンドメディアの教科書」をご用意しました。

ご興味がございましたら今後のオウンドメディア作りにお役立てください。

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オウンドメディアの運用メリットや、企画から制作・運用までのステップについて紹介します。集客だけでない「売上」まで繋げるオウンドメディアもご案内します。

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オウンドメディアリニューアルが求められる背景

デジタルマーケティングの世界は日々進化しており、数年前に最適だった手法が今では通用しなくなることも珍しくありません。Googleのアルゴリズムは年に数回大きなアップデートが行われ、ユーザーの検索行動も変化し続けています。スマートフォンの普及率は9割を超え、SNSでの情報収集が当たり前となった今、オウンドメディアに求められる要件も大きく変わってきているのです。

検索エンジンアルゴリズムの進化

Googleは「検索品質評価ガイドライン」を定期的に更新し、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)やCore Web Vitals(ページ速度などのユーザー体験指標)など、新しい評価基準を次々と導入しています。数年前に構築したオウンドメディアは、これらの新基準に対応できていない可能性が高く、検索順位の低下や流入数の減少を招いているかもしれません。

また、モバイルファーストインデックスが完全に標準となり、スマートフォンでの表示や操作性が検索順位に直接影響するようになりました。PCサイトを前提に設計された古いオウンドメディアは、この点で大きなハンディキャップを抱えています。

ユーザー行動の変化

現代のユーザーは、単なる情報収集だけでなく、信頼できる専門家からの具体的で実践的なアドバイスを求めています。表面的な情報だけを並べた記事では満足されず、深い洞察や独自の視点が提供されているコンテンツが評価される時代です。

さらに、動画コンテンツやインタラクティブな要素を取り入れたリッチなコンテンツへの期待も高まっています。テキストだけのオウンドメディアでは、ユーザーの興味を引きつけることが難しくなってきています。

競合環境の激化

多くの企業がオウンドメディアを立ち上げた結果、どの業界でも競合が増加しています。同じキーワードで検索上位を狙う競合サイトが増えれば増えるほど、より質の高いコンテンツと最適化されたサイト構造が求められます。数年前には通用していた施策も、今では標準装備となり、差別化が難しくなっています。

リニューアルが必要なオウンドメディアとは?

パソコンを見ている人

ここでは、リニューアルを検討したほうが良いオウンドメディアの特徴についてまとめています。自社が運営するオウンドメディアに当てはまっていないか、チェックしてみてください。

PV数は多いのにコンバージョン率が低い

オウンドメディアでユーザーを集めることができていてもコンバージョン率(CVR)が伸びない場合、オウンドメディアの機能面が不足している可能性があります。

問い合わせ数の増加をサイトの目的にしている場合なら、サイトの導線設計に問題がありユーザーがCVページにたどり着かない、問い合わせするまでにユーザーの手間を要している、などの原因が考えられます。

個々のページで動線改善施策としてリンクやボタンを工夫しても治らない場合は、ユーザーがCVページにたどり着きやすくためのサイトリニューアルを検討してもいいかもしれません。

想定外のユーザーが訪問している

サイトへのアクセスは増えているものの、想定していなかったターゲットが多く訪問している場合、オウンドメディアのコンテンツのテーマとターゲット設定にズレが生じているかもしれません。

また、サイト設計そのものやキーワードに問題がある場合にも、訪問するユーザーにズレが起こります。

サイトに多くのユーザーが訪問しても、商談や成約に繋がるターゲットユーザーの割合が少ないと成果にはつながりません。「冷やかしユーザー」ばかりが訪問しているオウンドメディアなら、リニューアルを検討する必要があります。

使用しているCMSの機能・実装不足

Webサイトを制作するのに便利なCMS。代表的なCMSとしては無料で使えるWordPressが挙げられますが、実装しているCMSによっては機能が不足していることもあるため注意が必要です。

また、データベースの管理がしにくいCMSを使用していると、コンバージョンの低下を招くおそれもあります。

ユーザーにとってより使いやすいサイトに改修するために、リニューアルを機に新機能を実装できるCMSを導入しましょう。

分かりにくい階層構造

オウンドメディア内の階層が不適切だと、ユーザーが目的のコンテンツにたどり着かず、離脱を招いてしまうことがあります。

階層構造に問題があると、検索エンジンを巡回している「クローラー」と呼ばれるロボットにも正しい情報が伝わりません。検索順位が伸びない原因にもなるため、SEO的な意味でも階層構造のリニューアルは重要です。

サイト表示速度が遅い

ページの読み込みに3秒以上かかると、ユーザーの半数以上が離脱すると言われています。特にスマートフォンでのアクセスが主流となった今、表示速度の遅さは致命的です。画像の最適化がされていない、不要なJavaScriptが多い、サーバーのスペックが不足しているなど、技術的な問題が蓄積していると表示速度に影響します。

Googleはページ速度を検索順位の評価要素として明言しており、遅いサイトは検索結果で不利になります。GoogleのPageSpeed Insightsで測定し、スコアが50以下であれば、早急なリニューアルを検討すべきです。

モバイル対応が不十分

レスポンシブデザインになっていない、スマートフォンで文字が小さすぎて読めない、タップしにくいボタン配置など、モバイルユーザビリティに問題があるサイトは、機会損失を招いています。現在、ほとんどの業界でスマートフォンからのアクセスが過半数を占めており、モバイル対応は必須条件です。

デザインが古臭い

Webデザインのトレンドは数年で大きく変わります。10年前、5年前に作られたデザインをそのまま使い続けていると、「古い会社」「情報が更新されていない」という印象をユーザーに与えてしまいます。デザインの印象は企業の信頼性にも直結するため、定期的な見直しが必要です。

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

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リニューアルすべきタイミングの判断基準

オウンドメディアをリニューアルすべきタイミングは、いくつかの指標から判断できます。定期的にチェックし、適切なタイミングでリニューアルを実施しましょう。

データから見る判断基準

オーガニック流入の減少が6ヶ月以上続いている場合は、SEO面での対策が必要です。競合の台頭やアルゴリズムの変更により、従来の施策では通用しなくなっている可能性があります。Googleアナリティクスで「オーガニック検索からの流入数」の推移を確認し、明らかな減少傾向があればリニューアルを検討すべきです。

直帰率が70%以上の状態が続いている場合も要注意です。ユーザーがサイトに訪れても、すぐに離脱してしまっているということは、コンテンツの質や導線設計に問題がある可能性が高いです。

平均滞在時間が1分未満の場合も、コンテンツがユーザーの期待に応えられていないサインです。記事を読み始めてもすぐに離脱されているということは、内容が浅い、読みにくい、求めている情報がないなどの問題が考えられます。

コンバージョン率が業界平均の半分以下であれば、導線設計やCTAの配置、フォームの使いやすさなどを見直す必要があります。BtoBサイトの平均CVRは2〜3%程度、BtoCでは1〜2%程度が目安です。

運用面から見る判断基準

更新作業に過度な時間がかかる場合、CMSの機能不足や操作性の悪さが原因かもしれません。記事の公開に毎回1時間以上かかる、画像のアップロードでエラーが頻発する、といった状況は運用効率を大きく損ないます。

競合サイトと比較して見劣りする場合も、リニューアルを検討すべきタイミングです。主要な競合サイトを定期的にチェックし、デザイン、コンテンツの質、機能面で大きく劣っていないか確認しましょう。

サイト構築から3〜5年が経過している場合、技術的な陳腐化が進んでいる可能性が高いです。Webの世界では3年が一つの節目とされており、それ以上経過したサイトは何らかの形でリニューアルを検討すべき時期に入っています。

オウンドメディアのリニューアルのメリット・デメリット

メリットとデメリットを象徴する天秤

ここからは、オウンドメディアをリニューアルするメリット・デメリットを解説します。

オウンドメディアをリニューアルするメリット

認知拡大やCVRの改善

オウンドメディアのリニューアルでは、Webサイトの構造的な部分から改修するため、SEOが強化されて従来よりも検索上位に表示されやすくなります。多くのユーザーの目に触れる機会が増えるため、認知拡大につながります。

また、導線が改善されることで問い合わせや商談といったCVにつながりやすくなり、コンバージョン率の改善が見込めます。

ファンを増やす

オウンドメディアをターゲットユーザーに最適化してリニューアルをすると、自社と相性の良いユーザーに見てもらえるようになります。ユーザーの悩みにこたえる、悩みを解決できるオウンドメディアなら、「困ったときに頼りになる」という気持ちが生まれ、信頼度の上昇にもつながるでしょう。

オウンドメディアを通して企業や商品・サービスの印象が良くなり、結果としてファンを増やすことにつながります。

ブランドイメージの刷新

時代に合わせたデザインと機能を持つオウンドメディアは、「革新的な企業」「時代の流れを捉えている企業」という好印象をユーザーに与えます。特にBtoB企業では、Webサイトの第一印象が取引検討の判断材料になることも多く、リニューアルによるイメージアップ効果は大きいです。

運用効率の向上

最新のCMSや管理システムを導入することで、記事の公開作業が効率化され、担当者の負担が軽減されます。直感的に操作できるインターフェース、一括編集機能、予約投稿機能などを活用すれば、少ないリソースでも質の高い運用が可能になります。

競合との差別化

独自の切り口やデザイン、機能を持つオウンドメディアは、競合との明確な差別化要素になります。「このメディアでしか得られない情報がある」「使いやすさが段違い」といった独自の価値を提供することで、競合優位性を確立できます。

オウンドメディアをリニューアルするデメリット

成果を落としてしまうリスク

ある程度成果が出ているオウンドメディアをリニューアルしてしまうと、リニューアル後に成果を落ち込ませてしまうことがあります。

例えば、成果につながっていた記事を消してしまった、内部構造が悪くなり、SEO効果が落ちてしまったということが起こりえます。

リニューアル前に記事やコンテンツの引き継ぎについてしっかりと計画し、成果を落とさないように改修を進めていく必要があります。

効果の検証がしにくい

メインビジュアルやデザイン、サイト内の構造と、大幅に手を加えてリニューアルしたために、リニューアル後に成果が出ても、どの改修が要因で良くなったのかが分かりにくくなることがあります。

どの施策に効果があり、どの施策を省けば良かったのかが分からずに運用を続けていると、その経験を活かせずにリニューアルを繰り返すことになってしまいます。

リニューアル時には、今後に活かせるよう取り入れた施策と省いた施策をしっかりと把握しておくことも大切です。

コストと時間の投資

本格的なリニューアルには、数百万円から場合によっては数千万円の費用と、3ヶ月〜半年以上の期間が必要になります。この期間中、新規コンテンツの制作が滞る可能性もあり、機会損失のリスクも考慮する必要があります。

一時的な順位変動

大規模なリニューアルを行うと、検索エンジンがサイトを再評価する過程で、一時的に検索順位が変動することがあります。多くの場合は数週間で安定しますが、その間の流入減少を織り込んでおく必要があります。

オウンドメディアのリニューアルの流れ

流れを象徴する矢印

(1)サイトの現状把握

運用中のオウンドメディアの問題点と課題を把握するために、まず現状分析を行います。ヒートマップやGoogleアナリティクス、サーチコンソールといったツールを使い、CVRやPV数など、サイトの成果に直結する部分を具体的な数字で把握するようにしましょう。

定量分析の実施

Googleアナリティクスで、月間訪問者数、ページビュー数、直帰率、平均滞在時間、コンバージョン率などの基本指標を過去1〜2年分抽出します。推移をグラフ化することで、どの時期から成果が落ち始めたかを特定できます。

Google Search Consoleで、どのキーワードで流入しているか、検索順位はどうか、クリック率はどうかを確認します。順位は高いのにクリック率が低い場合は、タイトルやメタディスクリプションに問題がある可能性があります。

PageSpeed Insightsで表示速度を測定し、改善が必要な箇所を特定します。モバイルとPCの両方で測定し、特にモバイルのスコアが50以下であれば、速度改善は最優先課題です。

定性分析の実施

ヒートマップツール(Mouseflow、Clarity等)を使い、ユーザーがページのどこを見ているか、どこでクリックしているか、どこで離脱しているかを視覚的に把握します。想定した導線通りに行動していない箇所が、改善ポイントです。

ユーザーテストを実施し、実際にターゲットに近い属性の人にサイトを使ってもらい、使いにくい点、分かりにくい点をヒアリングします。制作側では気づかなかった問題点が明らかになることが多いです。

競合サイトを5〜10社ピックアップし、デザイン、コンテンツの質と量、機能、ユーザビリティなどを比較分析します。自社が劣っている点、逆に優れている点を明確にします。

(2)リニューアルの目的とゴール設定

課題や問題点から、PV数やCVRをどのくらいに伸ばすなど、具体的な数値で明確なゴールを定めましょう。

SMART原則に基づく目標設定

目標は、Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性がある)、Time-bound(期限がある)の5つの要素を満たすように設定します。

例えば、「オーガニック流入を増やす」という曖昧な目標ではなく、「リニューアル後6ヶ月以内に、オーガニック検索からの月間訪問者数を現状の5,000人から10,000人に増やす」というように、具体的な数値と期限を設定します。

同様に、「問い合わせ数を現状の月10件から30件に増やす」「平均滞在時間を1分30秒から3分に伸ばす」「直帰率を75%から50%に改善する」など、複数の指標で目標を設定することで、多角的に成果を評価できます。

優先順位の明確化

すべての課題を一度に解決しようとすると、予算も期間も膨大になります。課題を「解決の緊急度」と「成果へのインパクト」の2軸で評価し、優先順位をつけます。

緊急度が高く、インパクトも大きい課題は最優先で対応します。緊急度は低いがインパクトが大きい課題は、次のフェーズで対応します。このように段階的にリニューアルを進めることで、リスクを分散しながら確実に成果を上げることができます。

(3)制作会社の選定

リニューアルサイトの内製というオプションがない場合は、外部にリニューアルを依頼しなくてはなりません。自社のリニューアル目的に応じて、柔軟に対応できる制作会社を選ぶことが大切です。

制作会社の実績やリニューアルの経験、担当者との相性を見ながら、成果を出せそうな会社を選びます。

制作会社選定のチェックポイント

実績の確認では、自社と同じ業界や似たビジネスモデルのリニューアル経験があるかをチェックします。その業界特有の課題を理解している会社の方が、的確な提案を期待できます。

提案内容の質も重要です。単に「デザインを新しくします」「最新のCMSを導入します」というだけでなく、「なぜそのデザインが効果的なのか」「なぜそのCMSを選ぶのか」を、データや理論に基づいて説明できる会社を選びましょう。

サポート体制も確認が必要です。リニューアル後の運用サポート、効果測定と改善提案、トラブル時の対応など、納品後も継続的に伴走してくれる会社の方が、長期的な成功につながりやすいです。

費用対効果の観点も重要です。単に安い会社を選ぶのではなく、投資額に対してどれだけの成果が見込めるかを評価します。具体的な成果予測を数値で示してくれる会社が望ましいです。

(4)企画・制作

サイトのイメージを可視化したワイヤーフレームをもとに、デザインやコンテンツの内容をどう配置するか、サイトの階層をどうするかを決めて制作に入ります。制作会社に依頼するのであれば、丸投げにせずイメージ通りに仕上がりそうか、進捗を確認しながら進めていきましょう。

制作とチェックが完了したら、コーディングやシステム構築を進め、外部に依頼していた場合は納品してもらって完了です。

段階的な確認プロセス

企画段階では、サイトマップとワイヤーフレームを作成し、全体の構造と各ページのレイアウトを確認します。この段階で方向性のズレがないか、社内の関係者全員で合意を形成することが重要です。

デザイン段階では、トップページと主要ページのデザインカンプ(完成イメージ)を作成し、ブランドイメージや訴求ポイントが適切に表現されているか確認します。細かい調整を何度も繰り返すよりも、大きな方向性をこの段階で固めることが効率的です。

コーディング段階では、実際にブラウザで動作を確認しながら進めます。PCだけでなく、スマートフォン、タブレットでの表示も確認し、すべてのデバイスで快適に閲覧できることを確認します。

(5)テストと検証

公開前に十分なテストを実施することが、リニューアル後のトラブルを防ぐ鍵となります。

機能テスト

すべてのリンクが正しく機能するか、フォームが正常に送信されるか、問い合わせ内容が適切に届くかなど、基本的な機能を網羅的にチェックします。特に問い合わせフォームの不具合は機会損失に直結するため、入念な確認が必要です。

表示テスト

主要なブラウザ(Chrome、Safari、Edge、Firefox等)で表示を確認します。また、iOS、Androidの各バージョンでも表示をチェックし、レイアウト崩れや文字化けがないか確認します。

パフォーマンステスト

PageSpeed InsightsやGTmetrixで表示速度を測定し、目標スコアを達成しているか確認します。画像の最適化、JavaScriptの軽量化など、必要な改善を実施します。

(6)公開とリダイレクト設定

旧サイトから新サイトへの移行時には、URLが変更になるページについて適切なリダイレクト設定(301リダイレクト)を行います。これを怠ると、それまで蓄積したSEO評価を失ってしまう可能性があります。

Google Search Consoleに新サイトマップを送信し、検索エンジンに新しいサイト構造を認識してもらいます。

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

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リニューアル後の効果測定と継続的改善

リニューアルは公開して終わりではありません。設定した目標が達成できているか定期的に測定し、必要に応じて改善を続けることが重要です。

効果測定のタイムライン

公開直後(1週間)は、致命的なエラーがないか、フォームが正常に機能しているか、表示崩れがないかなど、基本的な動作確認を重点的に行います。アクセス解析も日次で確認し、異常な値がないかチェックします。

公開後1ヶ月では、訪問者数、ページビュー数、直帰率、滞在時間などの基本指標がリニューアル前と比べてどう変化したかを分析します。大幅な悪化があれば、早急に原因を特定して対策します。

公開後3ヶ月では、検索順位の変動が落ち着き、リニューアルの効果が徐々に見え始める時期です。目標に対する進捗を確認し、達成が難しそうな指標については追加施策を検討します。

公開後6ヶ月では、当初設定した目標の達成度を評価します。目標を達成していれば成功、達成できていなければ原因を分析し、次の改善策を立案します。

継続的な改善サイクル

リニューアル後も、定期的にデータを分析し、改善を続けることが重要です。月次でアクセス解析レポートを作成し、人気記事、流入キーワード、コンバージョン経路などを把握します。

ユーザーの行動データから改善ポイントを見つけ、A/Bテストで効果を検証しながら、継続的に最適化を進めます。CTAボタンの色や配置、見出しの文言、画像の選択など、小さな改善の積み重ねが大きな成果の差を生みます。

リニューアルでよく起こりがちなトラブル

トラブルに悩んでいるサラリーマン

ここからは、オウンドメディアのリニューアルで起こりがちなトラブルについてまとめました。リニューアルの前にしっかりとチェックして、余計な手間やトラブルのないようプロジェクトを進めてください。

コミュニケーションのミス

イメージのすり合わせが行われておらず、社内でリニューアルの意識が統一されていないと、社内のトップと担当者、制作会社との間にズレが生じ、やり直しが頻発してしまうことがあります。

現場のリニューアル担当者が良いと思って制作会社に進めてもらっても、いざ制作物が仕上がると、トップが「NO」ということがしばしば起こるのです。これは、トップと現場担当者との間でコミュニケーションができていない点、依頼する会社と制作会社との間で、イメージや認識が統一できていないことが原因です。

とくに社内のトップと現場担当者の考えや方向性にズレがないよう、認識合わせを行った上で制作を依頼しましょう。

リニューアル後に検証が行われていない

せっかくオウンドメディアをリニューアルしても、リニューアル後の検証について考えられていないと、成果にこだわった運用ができません。結果的に、費用だけをかけた効率の悪いリニューアルで終わってしまいます。

リニューアルのデザインやコンテンツ制作を外部の会社に依頼するのであれば、その会社がどこまでやってくれるのかを知っておくべきです。デザインや見た目を作り替えただけで終わるのか、成果を出すための施策を導いて、サポートまでしてくれるかで、成功の可否は大きく変わります。

SEO評価の引き継ぎ失敗

URLが変更になったページに対して適切なリダイレクト設定を行わないと、それまで蓄積したSEO評価を失ってしまいます。特に、検索上位に表示されていた記事のURLが変わってしまうと、流入が大幅に減少する可能性があります。

リニューアル前に、すべてのページのURLをリスト化し、新サイトでどのURLに対応するかをマッピングします。対応するページがない場合は、類似コンテンツへのリダイレクトか、適切な404ページへの誘導を設定します。

スケジュールの大幅遅延

要件定義が曖昧なまま制作に入ると、途中で「やっぱりこうしたい」という変更が頻発し、スケジュールが大幅に遅延することがあります。特に、経営層への確認を後回しにしていると、最終段階で大きな修正が入り、公開時期が数ヶ月ずれることもあります。

これを防ぐには、企画段階で要件を詰め切り、関係者全員の合意を得てから制作に入ることが重要です。また、マイルストーンごとに確認ポイントを設け、問題があれば早期に軌道修正できる体制を作ります。

予算オーバー

当初想定していなかった機能の追加、デザインの大幅な変更、コンテンツ量の増加などにより、予算が大幅にオーバーするケースも少なくありません。

これを防ぐには、契約時に「追加費用が発生する条件」を明確にしておくことです。仕様変更は○回まで無料、それ以降は1回あたり○万円、といったルールを事前に決めておけば、予算管理がしやすくなります。

オウンドメディアリニューアルの予算と費用

リニューアルにかかる費用は、規模や内容によって大きく異なります。一般的な目安を把握しておきましょう。

費用の内訳

企画・戦略設計では、現状分析、競合調査、ターゲット設定、コンテンツ戦略立案などを行います。費用は50万円〜200万円程度が相場です。この工程を省略すると、方向性の定まらないリニューアルになるリスクがあります。

デザイン制作では、ワイヤーフレーム作成、デザインカンプ制作、コーディングなどを行います。ページ数や複雑さによりますが、50ページ程度のサイトで100万円〜300万円程度が目安です。

システム開発では、CMSのカスタマイズ、問い合わせフォームの実装、会員機能の追加などを行います。機能の複雑さによって大きく変動しますが、50万円〜500万円程度が相場です。

コンテンツ制作では、既存記事のリライト、新規記事の作成、写真・動画撮影などを行います。記事数や品質によりますが、1記事あたり5万円〜15万円程度が目安です。

移行作業では、データの移行、リダイレクト設定、テスト、公開作業などを行います。20万円〜100万円程度が相場です。

規模別の費用目安

小規模リニューアル(30ページ以下)は、デザインの刷新とCMSの更新程度であれば、100万円〜300万円程度で実施可能です。中小企業のオウンドメディアはこの規模が多いです。

中規模リニューアル(30〜100ページ)は、デザイン、システム、コンテンツを総合的に見直す場合、300万円〜800万円程度が目安です。

大規模リニューアル(100ページ以上)は、全面的な刷新で多機能を実装する場合、800万円〜2,000万円以上かかることもあります。大企業のコーポレートサイトやECサイトはこの規模になることが多いです。

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オウンドメディアの成功事例

右肩上がりのグラフを見ているビジネスパーソン

ここでは、事業課題を解決したオウンドメディアの成功事例をご紹介します。

成功事例(1)ビギナーズ

ビギナーズのキャプチャ画像
引用元:ビギナーズ (https://www.rere.jp/beginners/)

オウンドメディアで自社の認知度を拡大して利用者を増やしたのが「ビギナーズ」です。

ビギナーズを運営する株式会社マーケットエンタープライズは、ネット型のレンタル事業ですが、オウンドメディアではレンタルという切り口ではなく、「趣味と出会うメディアサイト」というコンセプトでコンテンツを展開して、認知拡大に成功しました。

趣味に必要な道具を購入するのではなく「まずはレンタルで試したい」という利用者のニーズを引き出して利用者数の増加にもつなげています。

成功事例(2)メルカン

mercanキャプチャ画像
引用元:mercan (メルカン) | メルカリの「人」を伝える (https://mercan.mercari.com/)

自社の採用課題をオウンドメディアで解決したのが、フリマアプリ「メルカリ」を運営している株式会社メルカリです。

当初は社内報のような役割を果たしていたメルカンですが、「メルカリの人を伝える」をコンセプトに、社内で活躍するメンバーや会社での日常の出来事を、オウンドメディアのコンテンツとして発信しました。

その結果、オウンドメディア「メルカン」を見た求職者が、メルカリで働くことにフィットするかを自分で判断できるようになり、採用の効率化や採用後のミスマッチ防止につながりました。

また、社員自身がSNSでシェアしたことで拡散効果を得て、メルカリでの仕事に興味を抱く「潜在的人材」の獲得にもつながっています。

オウンドメディアリニューアルに関するよくある質問

Q1.リニューアルはどのくらいの頻度で行うべきですか?

一般的に、3〜5年に一度は大規模なリニューアルを検討すべきとされています。ただし、これは目安であり、業界のトレンド、競合の動向、自社の成長フェーズによって適切なタイミングは異なります。

部分的な改善は年に1〜2回、デザインの大幅な刷新は3〜5年に1回、システム基盤の更新は5〜7年に1回というサイクルで考えると良いでしょう。重要なのは、データを定期的にモニタリングし、課題が明確になったタイミングでリニューアルを検討することです。

Q2.リニューアル中も記事の更新は続けるべきですか?

はい、可能な限り続けることをおすすめします。リニューアル期間中に更新が止まると、SEO評価が下がる可能性があります。また、定期的に訪問してくれるファンを失うリスクもあります。

ただし、リニューアル作業に人的リソースが取られて更新が難しい場合は、更新頻度を下げても構いません。週1回の更新を月2回に減らすなど、完全に止めないことが重要です。

リニューアル作業と並行して記事更新を続けるには、外部ライターの活用や、更新作業を分業するなどの工夫が必要です。

Q3.一度にすべてリニューアルすべきか、段階的に進めるべきか?

リスク管理の観点からは、段階的なリニューアルがおすすめです。一度にすべてを変更すると、もし失敗した場合の影響が大きく、どの変更が良かったのか悪かったのかの検証も難しくなります。

例えば、第1フェーズでデザインとユーザビリティを改善、第2フェーズでCMSを刷新、第3フェーズでコンテンツを大幅に追加、という具合に段階を分けることで、各フェーズの効果を測定しながら進めることができます。

ただし、システム基盤が古すぎて部分的な改善が困難な場合や、ブランドイメージを一新したい場合は、一度に全面リニューアルする方が効果的なこともあります。

Q4.リニューアル後、検索順位が下がったらどうすれば良いですか?

リニューアル直後は、検索エンジンがサイトを再評価する過程で、一時的に順位が変動することは正常です。多くの場合、2〜4週間で安定します。

ただし、1ヶ月以上経っても回復しない場合は、以下を確認します。リダイレクト設定が正しく行われているか、重要なページが削除されていないか、サイトマップがGoogleに送信されているか、インデックスに問題がないか、などです。

Google Search Consoleでエラーや警告がないかチェックし、問題があれば早急に修正します。どうしても原因が分からない場合は、SEOの専門家に相談することも検討しましょう。

Q5.内製と外注、どちらが良いですか?

社内にWeb制作のスキルを持つ人材がいて、時間的余裕もある場合は内製も可能です。コストを抑えられ、社内にノウハウが蓄積されるメリットがあります。

一方、専門的な知識が不足している、リソースが限られている、早期に成果を出したい場合は、外注がおすすめです。経験豊富な制作会社は、過去の成功パターンやベストプラクティスを持っているため、効率的に質の高いリニューアルが実現できます。

現実的には、戦略設計とプロジェクト管理は内製し、デザインや開発は外注するという「ハイブリッド型」が、コストとクオリティのバランスが良いことが多いです。

Q6.既存コンテンツはどこまで残すべきですか?

基本的に、検索流入がある記事、コンバージョンに貢献している記事は必ず残すべきです。Googleアナリティクスで過去1年分のデータを分析し、月間10PV以上ある記事は残すことをおすすめします。

古い情報や低品質な記事は、削除するかリライトするかを判断します。削除する場合は、類似コンテンツへの301リダイレクトを設定し、SEO評価を引き継ぎます

また、歴史的価値のあるコンテンツ(会社の設立当初の記事など)は、アクセスが少なくてもアーカイブとして残すことを検討しましょう。企業の歴史を示す資料として価値があります。

Q7.リニューアルの効果測定はいつから始めるべきですか?

効果測定はリニューアル公開と同時に開始します。むしろ、リニューアル前から適切な測定環境を整えておくことが重要です。

リニューアル前の数ヶ月分のデータを「ベースライン」として記録しておき、リニューアル後の変化を正確に評価できるようにします。Googleアナリティクスでは、リニューアル日に「アノテーション(注釈)」を入れておくと、前後の比較が容易になります。

短期的な効果(1週間〜1ヶ月)、中期的な効果(3ヶ月)、長期的な効果(6ヶ月〜1年)と、複数の時間軸で評価することで、リニューアルの真の効果が見えてきます。

オウンドメディアのリニューアルを成功させる方法まとめ

パソコンのキーボードを打っている人の手

オウンドメディアの課題や問題点を見つけ、それを解決する方法をリニューアルに落とし込めば、オウンドメディア運用が成果に繋がる可能性が高まります。

一方、目的があいまいなリニューアルは社内の意識統一ができていないままリニューアルは、集客に悪影響を与える可能性もあります。

自社オウンドメディアをリニューアルするまでにはまずしっかりと現時点での課題を洗い出し、それを解消するための解決策を考えましょう。その結果リニューアルが必要という結論が出た場合は、リニューアル後の目的やターゲットユーザーを決め、その条件に合ったメディアを作りましょう。

オウンドメディア制作や運用のノウハウがない企業や、オウンドメディアの運営に時間と手間をかけられないという企業は、Webマーケティングをトータルで支援してくれる会社に相談してみると良いでしょう。

オウンドメディアのリニューアルにお悩みなら

オフィスでメディア制作を行っている人々

キャククルの運用もとであるZenkenも、オウンドメディアの構築・運用サービスを提供しています。これまでは120以上にわたる業種で8,000を超えるWebマーケティング実績を上げてまいりました。得意としているのは、クライアントと相性の良い、成約になりやすいユーザーにフォーカスしたWebマーケティング戦略作りです。

貴社に合った戦略を無料で提案いたしますので、オウンドメディアのリニューアルを検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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