オンライン(web)展示会の事例や費用からわかるメリットとは

オンライン(web)展示会の事例や費用からわかるメリットとは
Facebook Twitter LINE はてなブックマーク Pocket RSS

オンライン(バーチャル)展示会・Web展示会のメリットとデメリット

オンライン展示会、バーチャル展示会、Web展示会。呼びかたこそ違いますが、オンライン上でバーチャルな展示会を実施するという点では同じです。じつは日本はこのバーチャル系ビジネスの導入があまり進んでいません。

欧米はもちろんのこと、アジア圏でもすでに積極に導入されている国々も多く、コロナ禍の現在では日本でもニューノーマルなビジネススキームとして注目されています。

新型コロナウイルス感染症の影響で、リアルで開催される予定だった展示会が軒並み中止、もしくは延期となり、本格的にオンライン展示会への出展を検討している企業も多いのではないでしょうか。

オンライン(バーチャル)展示会とは?

オンライン展示会は、リアルで開催される場合にはビックサイトのような大きな会場で多数の企業が出展し、ブースを構える展示会を指します。

ほかにも企業が自社サイトで「バーチャル展示会」というコンテンツを作成し、実施する場合もありますし、自治体などが「マッチングサイト」のようなスタイルでプロモーションを展開しているケースもあります。

オンライン(バーチャル)展示会のメリット

オンライン展示会のメリット
では、オンライン展示会への参加にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

コストを抑えることができる

リアルイベントとして開催される展示会に出展する場合、出展費用の他にブース製作費などが生じるため、企業側は一度の出展で相当な費用負担が必要でした。

しかしオンラインで開催される場合、ブース製作費などは必要ないほか、人件費を抑えることも可能です。リアルで開催される展示会の場合、営業担当者の時間拘束が長くなってしまう点がネックでしたが、オンライン展示会の場合そもそも必要な人数を抑制できるため、企業側の負担が大きく軽減されることになります。

幅広い参加者と接触できる

リアルイベントとして開催されていた展示会の場合にも、キャリーケースなどを引いてブースを回る遠方からの参加者は見受けられました。

しかし参加のために交通費などのコストが掛かるため、よほどの必要性がないと、足を運びません。

オンラインで開催されることにより、参加者が住んでいるエリアは関係なく、時間も回数も制限なし。リアルイベントとして開催されていた展示会よりも、全国各地の見込み客にリーチでき、リード獲得にも貢献します。

正確な参加者データを収集できる

リアルイベントで開催される展示会の場合、ブースを訪ねてきた顧客とひとりずつ名刺交換を繰り返します。一日で交換する名刺は相当数に上りますが、その名刺を有効活用しきれない可能性もあります。

あとから人物を特定しにくいだけではなく、「どのようなニーズがある人だったか定かでない」となるかもしれません。

しかしオンライン展示会の場合、参加者のデータ取得が容易なことから、自社のブースを訪問する人の年代や業種、所在地などをデータ分析することが可能です。

どのような層が興味を持って来場しているのかということがわかれば、今後の営業活動やマーケティング活動に活かしていくことができるでしょう。

天候に左右されない

リアルイベントとして開催される展示会の場合、雨の日は入場者数が減るなど、天候によって左右される側面がありました。しかしオンライン展示会の場合は関係ありません。

オンライン展示会の主催者側から発表される来訪人数を鵜呑みにはできませんが、一定数の来訪者を期待して出展することが可能です。

ニュースタンダードに慣れておく

今後リアルイベントとして開催される展示会がなくなるわけではありませんが、令和3年はこのままいけば東京五輪が開催されるはずです。

そうなればますます、オンライン展示会のニーズが高まっていくでしょう。ゆえに先行投資のつもりでバーチャル展示会に挑戦しておくことで、新谷なリード獲得チャネルを確保することができます。

オンライン(バーチャル)展示会のデメリット

オンライン展示会のデメリット

push型の営業が難しい

リアルイベントとして開催される展示会の場合、ブースや企業自体に興味を持っていなさそうな参加者に対しても、積極的な声掛けによって集客することが可能です。しかしオンライン展示会の場合、企業がブースに来てくれることを待つしかありません。

偶然の出会いや、ブースが目を引いて何気なく立ち寄ってくれるお客さんは期待できません。

商品やサービスを疑似体験してもらうことが難しい

リアルイベントとして開催される展示会の場合、商品のデモを体験できたり、サンプルを自分で触ってみたりすることができます。食品系であれば試食も可能です。

しかしオンライン展示会の場合、疑似体験をすることが難しい業態が多いというデメリットがあります。しかしこれもVRなど技術の目覚ましい進歩を受けて、いつの日かリアルとバーチャルの垣根がなくなるかもしれません。

ゼロからのノウハウ蓄積が必要

オンライン展示会はオンラインならではの独自ノウハウが必要です。したがってこれまでリアルイベントとして開催されてきた展示会に出展経験がある企業も、ゼロからノウハウを構築していく必要があります。

主催者側のサポートで問題なくクリアできる場合もありますが、出展するための素材制作などは、やはりある程度の知識とスキルがないとできません。

それでは、オンライン展示会の事例をいくつかのタイプ別に見ていきましょう。

リアル展示会をオンライン上で行う事例

業界特化型の展示会や自治体などが主催する展示会、リアル展示会の主催者が開催するバーチャル展示会、Web展示会形式のメディアなど、さまざまなタイプの展示会が存在します。

オンラインの場合、出展費用がリアルイベントとして開催される展示会ほど必要ないことから、コンサル個人が主催する展示会が成功するような例もあるようです。

これはリアルで開催される場合には難しかった点で、オンライン展示会の可能性を示唆しているともいえるのではないでしょうか。

※参照:費用0円で約3000人を集客したオンライン展示会の成功事例インタビュー
https://tenjikaicollege.com/successcolumn70/

では、実際にはどのようなバーチャル展示会が開催されているのか、早速訪問してみましょう。

ソーラージャーナル

ソーラージャーナル

画像引用元:ソーラージャーナル公式サイト 「オンライン展示会&カンファレンス」(https://solarjournal.jp/sj-market/35357/)

ソーラージャーナルは全国各地の太陽光発電メーカーを200社集めて実施される展示会です。発電オーナーをはじめ、施工技術や金融機関を対象にしたオンライン展示会は「太陽光ソリューションZONE」「自家消費ZONE」「回向・技術ZONE」「アセットマネジメントZONE」など、展示会を訪れる人にとってわかりやすい区分けがされています。

ワンクリックでのブース移動や手軽な資料ダウンロードによって、実際の展示会と大きな差異なく参加できる点が特徴です。

Airmesse(エアメッセ)

エアメッセ

画像引用元:エアメッセ公式サイト(https://www.airmesse.com/)

立体画像を駆使したパノラマ・バーチャルリアリティによって、疑似展示会を再現できるのがエアメッセです。展示会開催のプラットフォームのような立ち位置で、24時間365日、商品紹介や商品受付を対応しています。

興味がある方は、以下フォームよりお問い合わせください。
■問い合わせ先 https://www.airmesse.com/inquiry/create

HYOGOバーチャル展示会

兵庫バーチャル展示会

画像引用元:HYOGOバーチャル展示会公式サイト(https://www.web-tenjikai.com/)

兵庫県の企業のマッチングを図ったバーチャル展示会サイトです。
イベントとして開催される展示会というよりは、サイト自体が常に設置されており、顧客が興味を持ったタイミングで企業を探すことができる点が特徴です。

しかしただの情報集約サイトではなく、各社への問い合わせ導線がわかりやすく設置されている点で展示会の雰囲気を醸し出しています。どちらかといえば、マッチングサイトに近い形式のオンライン展示会です。

オン展HIROSHIMA 2020

オン展広島2020

画像引用元:オン展HIROSHIMA2020公式サイト(https://ex-po.online/hiroshima/)

広島県の企業とのマッチングを図るオンライン展示会です。
出展は無料、参加者も事前申し込みなしと、出展者、参加者双方にとって参加まで負担が少ない点が特徴です。

各ブースページでは担当者とチャットを通じ会話でき、気軽に立ち寄ることができます。

健康美容EXPO

健康美容EXPO画像引用元:健康美容EXPO 公式サイト(https://www.e-expo.net/

決まった期間のみの開催ではなく、365日24時間開催しているオンライン展示会である健康美容EXPOは、年間300万人もの集客力を誇っています。

コストを削減しながらつねに情報発信を継続できるため、原料メーカーや化粧品メーカー、製品メーカーなど美容や健康に関わる幅広い業界が参加しています。

掲載について詳しいことは下記をご覧ください。
全研本社「健康美容EXPO」へのお問い合わせはこちら

ONLINE EXPO(オンラインエキスポ)

オンラインエキスポ

画像引用元:ONLINE EXPO 公式サイト(https://choujin.jp/onlineexpo/movie/report-item/)

日本テクノロジーソリューション株式会社が自社の取引先を中心に声を掛け、開催に至ったのがONLINE EXPOです。業種ごとに掲載企業がカテゴライズされているほか、動画を活用した商品紹介が特徴となっています。

evort(エボルト)

エポルト

画像引用元:evort公式サイト(https://evort.jp/)

「新しい技術の見本市」と題して実施されるオンライン展示会は、手軽にさまざまな技術を獲得できる点が特徴です。名刺交換のような煩わしさを排除し、技術を直接参加者に伝えられる工夫がされています。

自社サイト内にバーチャルな展示会コンテンツを公開する事例

クボタ

クボタオンライン展示会

画像引用元:クボタ公式サイト(https://agriculture.kubota.co.jp//virtual-exhibition/)

農業従事者はもちろん、一般の人も参加できるバーチャル展示会です。
農機具は実際の大きさや使い心地がカギになることから、カテゴリーを細かく分類し、参加する側の負担が軽減されています。さらに動画を活用して使用感を伝えています。

普段Webを利用しない人にもわかりやすい設計で、迷わずに欲しい商品に辿り着くことが可能です。

動画による展示会

動画による展示会
アパレルなどを中心に、動画内で商品を細かく紹介する動画による展示会が誕生しています。リアルタイム配信を活用することで、参加者の要望に合わせた魅せ方も可能です。

Instagramを活用した展示会

インスタグラム
展示会用のアカウントを開設し、展示会のように情報を発信していくことが可能です。

ライブ配信やIGTVと呼ばれる長編動画を活用することができるため、十分展示会の機能を果たすことができるでしょう。

オンライン展示会にかかる費用の相場は?

リアルイベントとして開催される展示会ブースにかかる費用は千差万別で、数十万から数千万ほどの幅があります。展示するブースの規模やデザイン性に比例して全く異なるものの、オンライン展示会の場合はどうでしょうか。

リアルイベントとして開催される展示会主催のオンライン展示会がある場合、既に案内が届いている企業担当者が多いのではないでしょうか。Web上には詳細情報は記載されていない場合が多いため、手元の情報を参照するのが良いしょう。

オン展HIROSHIMAの場合、展示会の詳細は直接問い合わせる必要があるようです。

どのような展示をどれくらいの期間実施するのか、来訪者データのレポートはどのように発行されるのかなど、主催者側はどのような情報を提供してくれるのかについて、直接問い合わせるしかないようです。

また、プラットフォームを活用して公式サイト上にバーチャル展示会様のコンテンツを構築する場合は、ある程度費用が掛かることは覚悟しておくべきです。

※参照:『ひろしまオンライン展示会』

https://www.phonogram.co.jp/news/2020/06/online_expo2020.html#price

バーチャル展示会は自社サイトでもできる?

仮に自社でバーチャル展示会を実施しようと思う場合には、アプリやプラットフォームを導入したり、VR動画の撮影・活用するなど、その気になれば自社で展示会を構築することは可能です。

VR動画の制作の相場は?

撮影費の一般的な相場は、仕上がり時間1分~3分程度のVRコンテンツで簡易的な360°カメラを使う場合が5万円~10万円前後。複数のアクションカメラやドローン、セグウェイなどを用いる場合は15万円~30万円前後です。

※参照:VR動画制作の平均費用と料金相場【2020年完全版】

https://imitsu.jp/cost/movie/article/vr#:~:text=%E6%92%AE%E5%BD%B1%E8%B2%BB%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%9A%84,30%E4%B8%87%E5%86%86%E5%89%8D%E5%BE%8C%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82)

アイミツの記載によると、VRを駆使した動画相場は高くても30万程度のようです。もちろん配信時間を長くするほどに費用は高額になっていきます。

近年VR動画は一般的になってきているものの、まだまだ新興産業の側面が強いことから「本当にVR動画は必要か?」という点を注意して判断する必要がありそうです。

オンライン(web)展示会の事例や費用からわかるメリットとはまとめ

VR動画の制作の相場
リアルイベントとして開催される展示会であれば、出展するブースの位置や広さ、デザイン性や設備の目立ち具合などで差別化を図ることができますが、Web展示会やオンライン展示会の場合はフラットな環境になってしまいがちです。

新型コロナウイルス感染症の影響で、今後先行きの見えない不安定な状況を鑑み、オンライン展示会を押さえておくことは大切ですが、世の中の影響に左右されにくい主軸となるWeb戦略を用意しておきべきではないでしょうか。

特にBtoBマッチングによる集客を希望する場合は、web戦略を立てるところからスタートさせましょう。

web戦略についてお悩みの場合は…

自社サービスや技術、製品の認知を広めたい場合、競合と比較して際立つ優位性や強みを押し出したポジショニング戦略を駆使した啓蒙が有効です。

リアルイベントとして開催される展示会を含むオフライン施策の予算を、どのような施策に振り分けるのか、悩まれている企業も多いと思います。web戦略を見直したい、どこから着手したらいいのかわからないという場合は、ぜひ一度弊社ご相談ください。

専任のコンサルタントが訪問することも可能ですが、安全性に配慮しオンラインで面談させていただくことも可能です。お問い合わせは下記よりおねがいします。

集客のご相談はこちら

ページトップへ