ダイキンの経営戦略・マーケティング戦略とは

ダイキンの経営戦略・マーケティング戦略とは
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エアコン・空調機メーカーのリーディングカンパニーとして、近年は中国やインドなどにもシェアを拡大しているダイキン(ダイキン工業株式会社)。エアコンという買い替えサイクルの長い耐久消費財でありながら、世界で売り上げを伸ばし続けているのにはどのような戦略があるのでしょうか。

本ページでは、ダイキンの経営戦略・マーケティング戦略のポイントについて調査しました。マーケティング戦略の参考事例としてぜひお役立てください。

また、記事に合わせて自社と競合他社の分析を通じてマーケティングを成果に繋げるためのワークシートも提供しています。シートに記入するだけでマーケティングに活かせる分析が進められる内容になっていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
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ダイキンの経営戦略のポイント

ダイキンの経営戦略のポイント

空調を専業とするダイキンが、マーケティングで常に打ち出しているのが自社の強みです。

自社と競合との差別化を図るのは、やはり主力である空調に対する専門性の高さと考え、長年のノウハウで作り上げた「どこにも真似できない技術」を全面的にアピールしています。

空気の技術を追求

1924年の創業当初、軍需企業だったダイキンは、冷媒や冷凍機の開発も行っていました。その技術開発力を活かして、1951年には日本初のパッケージ型エアコンを誕生させています。

その後、1990年代にはエアコン・空調の技術開発に専念。長年にわたって空調の4要素と言われる「温度」「湿度」「空気清浄」「気流」について研究を重ねました。

そして、コモディティ化(同質化)が進んでいた省エネエアコンの市場において、湿度や温度をコントロールする独自技術を生み出します。この独自技術が他社との差別化となり、国内外でシェアを拡大しています。
参照元:ダイキン/統合報告書2021(https://www.daikin.co.jp/-/media/Project/Daikin/daikin_co_jp/investor/data/report/daikin2021_printing-pdf.pdf?rev=a3d73b7baada48229a30dcb360490352)

人材育成に注力

人材育成に注力

DXへの取り組みが必要と考えたダイキンは、2017年から「ダイキン情報技術大学」を開講し、入社後2年までにDX対応ができる人材の育成に取り組んでいます。

また、「人に基軸に置く経営」をモットーに、海外進出先でも人材育成に注力。
中国では、やる気のある中国人社員に重要なポストを与える方針を掲げ、現地の若手社員たちが中国人リーダーのもとで市場開拓を進めました。

その結果、赤字だった広州支店はわずか1年で黒字回復。積極的なM&Aを進めながらグローバル企業としても成長を遂げ、海外市場でのシェアを拡大し続けています。

現在では150以上の国と地域で2兆円以上を売り上げ、エアコンの売上高で世界トップとなり、グローバルNo.1の座を獲得しています。
参照元:ダイキン/統合報告書2021(https://www.daikin.co.jp/-/media/Project/Daikin/daikin_co_jp/investor/data/report/daikin2021_printing-pdf.pdf?rev=a3d73b7baada48229a30dcb360490352)

動画・SNSマーケティングを活用

ダイキンは、若い世代にもエアコンの技術力を認知してもらうため、インフルエンサーを起用した動画マーケティングやSNSマーケティングを実践しました。

ダイキンの認知を向上しつつ、自社の競争優位性となる「湿度コントロール技術」をアピールするために、湿度トラブルに関する動画コンテンツを制作。
ダイキンの公式YouTubeチャンネルやSNSで発信したところ、多くのユーザーから視聴され反応を得られました。

人気YouTuberに出演してもらう工夫で注目度を高め、ブランドリフト調査でも成功を収めています。

ダイキンの経営戦略・マーケティング戦略まとめ

ダイキンの経営戦略まとめ

大手の名だたる家電メーカーがこぞってエアコンを製造・販売する中、自社が選ばれるためにはどうすれば良いか。ダイキンは、自社の強みを一貫して消費者に伝え、理解してもらうことが大切だと考えました。

そして、自社への認知度をより効果的に示すために、デジタル化・グローバル化に対応できる人材を育成。Webマーケティングを大いに活用した結果、エアコンを買い替える機会の少ない若者世代にも認知されるようになっています。

ダイキンのように、自社の強みを顧客に認知させ、深く理解してもらえれば、市場で他社を寄せ付けない強力なポジションを獲得することができます。
自社独自の強みを最大限に引き出し、Webを活用してユーザーに見つけてもらい、認知してもらう戦略を構築していきましょう。

「他社との差別化ができていない…」とお悩みでしたら、以下で経営戦略の立て方や成功事例を紹介しておりますのでぜひ一度ご覧ください。
経営戦略の立て方と
成功事例を紹介

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