アメリカ会社設立代行会社20社 LLC・C-Corp設立と税務支援の選び方

最終更新日:2026年05月26日

アメリカ会社設立代行会社を選ぶ際は、登記費用だけでなく、LLC・C-Corpの選び方、設立州、Registered Agent、EIN、銀行口座、税務・会計、ビザ、設立後の販路開拓まで確認する必要があります。

米国で事業化を進める日本企業向けに、会社設立代行会社20社と確認ポイントを整理します。

目次

アメリカ会社設立代行会社20社の特徴

Muso & Co.

日米会計・税務を中心に米国事業を支援

Muso & Co.の会社概要

会社名Muso & Co.
サービスの特徴米国会計・税務、日米ビジネス支援、拠点運営周辺の相談に対応
支援領域設立後の会計・税務や日米間の実務調整まで相談したい企業
URLhttps://musoco.net/en/about/

Japan Corporate Advisory

米国法人・支店・駐在員事務所の登記立ち上げを支援

Japan Corporate Advisoryは、アメリカでの会社・支店・駐在員事務所の登記支援を行う会社です。会社定款書、役員議事録、Corporate Book、EIN、事務所住所、銀行口座開設支援、ビジネスライセンス、登記後の庶務維持など、立ち上げ時に必要な実務を相談できます。

カリフォルニア州での会社設立や、米国での事業開始を日本語で相談したい企業に向いています。登記だけでなく、設立後にどの州・郡・市の登録や届出が必要になるかを確認しながら進めたい場合に候補になります。

Japan Corporate Advisoryの会社概要

会社名Japan Corporate Advisory
サービスの特徴会社・支店・駐在員事務所の登記、EIN、住所、銀行口座、ライセンス、登記後維持に対応
支援領域カリフォルニアを含む米国登記を日本語で相談したい企業
URLhttps://www.japancorporate.com/service/incorporation-business-registration/

ガルベラ・パートナーズグループ

法人設立、会計税務、労務、ビザ、口座開設まで相談可能

ガルベラ・パートナーズグループは、アメリカ進出サポートとして、法人設立、会計税務、労務、ビザ、口座開設、人材採用、物件調査、ビジネスマッチングなどを支援しています。日本側と海外側の専門家ネットワークを活用し、複数領域を横断して相談できる点が特徴です。

米国法人を作るだけでなく、採用、労務管理、社会保険、ビザ、会計税務までまとめて考えたい企業に向いています。管理部門のリソースが限られる中小・中堅企業は、窓口を分けすぎると進行管理が重くなるため、ワンストップ支援の範囲を確認するとよいでしょう。

ガルベラ・パートナーズグループの会社概要

会社名ガルベラ・パートナーズグループ
サービスの特徴法人設立、会計税務、労務管理、社会保険、ビザ、口座開設、人材採用周辺に対応
支援領域米国進出の管理部門をまとめて相談したい中堅・中小企業
URLhttps://usa.gerbera.co.jp/

Actus Consulting Group

米国進出・設立後の人事労務や事業運営を支援

Actus Consulting Groupは、米国進出企業向けに、人事・労務、採用、事業運営などを支援する会社です。米国市場での事業立ち上げや運営を進める企業に対し、現地実務の支援を提供しています。

米国法人設立後は、採用、給与、就業規則、労務管理、従業員との契約、現地責任者の配置などが必要になります。設立後すぐに人を雇う企業や、販売・サポート拠点を持つ企業は、法人設立代行だけでなく労務・人事まで相談できるかを確認すべきです。

Actus Consulting Groupの会社概要

会社名Actus Consulting Group
サービスの特徴米国進出支援、人事・労務、採用、事業運営サポートに対応
支援領域会社設立後の採用・労務・現地運営まで視野に入れる企業
URLhttps://actususa.com/en/

HLS Global

会計税務、監査、アドバイザリーをグローバルに支援

HLS Globalは、会計、税務、監査、アドバイザリーを提供するグローバルネットワークです。米国を含む海外拠点の会計税務、内部統制、事業運営に関する相談先として検討できます。

日本企業が米国法人を設立する場合、日本本社との連結、移転価格、税務申告、内部統制、会計基準の違いが課題になりやすくなります。設立後の継続運営や監査対応を重視する企業は、登記だけでなく会計・税務・統制まで支援範囲を確認するとよいでしょう。

HLS Globalの会社概要

会社名HLS Global
サービスの特徴会計、税務、監査、アドバイザリー、海外拠点運営支援に対応
支援領域米国法人設立後の会計税務・内部統制まで相談したい企業
URLhttps://www.hls-global.com/

Univis America

米国進出、会計税務、M&A、バックオフィスを支援

Univis Americaは、米国進出、会計税務、M&A、バックオフィス支援などを提供する会社です。米国法人の設立後に必要になる管理業務、税務、会計、買収や事業拡大の相談まで視野に入れられます。

米国進出では、ゼロから法人を作る以外にも、買収、合弁、事業譲受、現地パートナー活用など複数の選択肢があります。将来的なM&Aや拠点拡大も見据える企業は、法人設立と会計税務だけでなく、戦略面の相談ができるかも確認するとよいでしょう。

Univis Americaの会社概要

会社名Univis America
サービスの特徴米国進出、会計税務、M&A、バックオフィス、管理実務に対応
支援領域設立だけでなく、買収・現地管理・税務まで横断的に相談したい企業
URLhttps://univis-america.com/

EOS ACCOUNTANTS LLP

日米税務・会計・監査を中心に日系企業を支援

EOS ACCOUNTANTS LLPは、米国で日系企業向けに税務、会計、監査、アウトソーシングなどを提供する会計事務所です。日米間の会計・税務実務を整理したい企業の候補になります。

米国法人設立後は、毎月の記帳、給与、税務申告、州ごとの税務対応、親会社へのレポーティングが発生します。日本本社の管理部門と連携しながら、米国法人の数字を正しく把握したい企業に向いています。

EOS ACCOUNTANTS LLPの会社概要

会社名EOS ACCOUNTANTS LLP
サービスの特徴税務、会計、監査、アウトソーシング、日米間の実務支援に対応
支援領域米国法人の会計税務体制を日本本社と連携させたい企業
URLhttps://www.eosllp.com/

H&CO

国際税務、会計、給与、法人設立周辺を支援

H&COの会社概要

会社名H&CO
サービスの特徴法人設立周辺、会計、税務、給与、国際税務、バックオフィスに対応
支援領域米国以外の国際税務も含めて事業体制を整理したい企業
URLhttps://www.hco.com/

Stripe Atlas

Delaware LLC・C corporation設立をオンラインで支援

Stripe Atlasは、Delaware LLCまたはDelaware C corporationの設立をオンラインで進められるサービスです。Stripeのドキュメントでは、Atlasを使ってDelaware LLCまたはDelaware C corporationを設立できると説明されています。

SaaS、スタートアップ、オンラインサービスなど、投資家対応や米国決済を見据えて米国法人を作りたい企業に向いています。一方で、日本企業が米国子会社として使う場合は、日本本社との税務、会計、出資関係、銀行口座、契約主体を専門家に確認する必要があります。

Stripe Atlasの会社概要

会社名Stripe Atlas
サービスの特徴Delaware LLCまたはC corporationの設立、法務書類、設立後リソースに対応
支援領域スタートアップやSaaSなど、米国法人をオンラインで立ち上げたい企業
URLhttps://stripe.com/atlas

doola

会社設立、EIN、住所、銀行、会計・税務周辺を支援

doolaは、LLCやC Corpの会社設立、EIN、米国住所、銀行口座、会計・税務周辺のサポートを提供するオンラインサービスです。非米国居住者や海外起業家が米国法人を作る文脈で候補になりやすいサービスです。

オンライン完結で米国法人を立ち上げたい個人事業者や小規模事業者に向いています。ただし、日本企業の米国子会社として使う場合は、親会社出資、役員、税務、契約、会計処理の要件が複雑になるため、オンライン手続きだけで判断しないことが重要です。

doolaの会社概要

会社名doola
サービスの特徴LLC、C Corp、EIN、米国住所、銀行口座、会計・税務周辺に対応
支援領域非米国居住者としてオンラインで米国法人を作りたい個人・小規模事業者
URLhttps://www.doola.com/

Firstbase

グローバル創業者向けに米国法人設立を支援

Firstbaseは、グローバル創業者向けに米国法人設立を支援するサービスです。非米国居住者でも米国法人を設立できることや、設立後の書類、銀行口座、運営ツールなどを提供している点が特徴です。

海外から米国法人をオンラインで立ち上げたいスタートアップや小規模事業者に向いています。日本企業がBtoB拠点として利用する場合は、設立後の営業、税務、銀行、契約、商標、雇用の運用まで別途整理しましょう。

Firstbaseの会社概要

会社名Firstbase
サービスの特徴LLC、C-Corp、設立書類、銀行口座周辺、運営ツールに対応
支援領域海外から米国法人をオンラインで作り、スタートアップ運営を始めたい企業
URLhttps://help.firstbase.io/hc/en-us/articles/360056959292-Can-a-non-US-resident-or-non-US-citizen-incorporate-in-the-US

LegalZoom

LLC・Corporationなどオンライン法人設立に対応

LegalZoomは、LLCやCorporationなどの事業体設立、Registered Agent、法務ドキュメント周辺サービスを提供するオンライン法務サービスです。米国内向けの法人設立サービスとして知名度があります。

標準的なオンライン法人設立サービスを確認したい場合に候補になります。ただし、日本企業の米国進出では、設立書類の作成だけでなく、日本本社との契約、税務、ビザ、銀行、販売活動まで関係するため、オンラインサービスの範囲外を誰が補うかを確認する必要があります。

LegalZoomの会社概要

会社名LegalZoom
サービスの特徴LLC、Corporation、Registered Agent、法務ドキュメント周辺に対応
支援領域米国内向けの標準的な法人設立サービスを確認したい企業
URLhttps://www.legalzoom.com/business/business-formation/index.html

Northwest Registered Agent

Registered AgentとLLC・Corporation設立を支援

Northwest Registered Agentは、Registered AgentサービスとLLC・Corporation設立を提供する会社です。州ごとの登記、法人住所、郵便物受領、公式通知対応などを重視する企業に検討されます。

米国法人では、州からの通知や法的書類を受け取るRegistered Agentが必要になる場面があります。設立後の年次更新、郵便物管理、州別の登録を重視する場合は、Registered Agentの継続費用や対応範囲を確認しましょう。

Northwest Registered Agentの会社概要

会社名Northwest Registered Agent
サービスの特徴LLC、Corporation、Registered Agent、住所、郵便物受領、州別登記に対応
支援領域Registered Agentや州別登記を重視して米国法人を作りたい企業
URLhttps://www.northwestregisteredagent.com/incorporation-service

Bizee

LLC・S Corp・C Corpなど事業体設立に対応

Bizeeは、LLC、S Corp、C Corp、非営利法人などの事業体設立、Registered Agent、設立後サービスを提供するオンライン法人設立サービスです。複数の法人形態を確認しながら手続きを進められます。

小規模事業や米国内向けの法人設立をオンラインで進めたい企業に向いています。追加サービス、Registered Agentの継続費用、EIN取得、州手数料、会計税務の範囲を分けて確認すると、初年度だけでなく2年目以降のコストを見やすくなります。

Bizeeの会社概要

会社名Bizee
サービスの特徴LLC、S Corp、C Corp、非営利法人、Registered Agent、設立後サービスに対応
支援領域オンラインで複数の法人形態を確認しながら設立したい企業
URLhttps://bizee.com/bizee-business-services

Harvard Business Services

デラウェア法人設立とRegistered Agentに特化

Harvard Business Servicesは、デラウェア州の法人設立とRegistered Agentに特化したサービスです。Delaware LLCやDelaware Corporationを設立したい企業にとって候補になります。

デラウェア州はスタートアップや投資家対応で検討されやすい州ですが、実際に事業を行う州での登録や税務が不要になるわけではありません。デラウェア法人を選ぶ理由と、事業活動を行う州の手続きを分けて確認することが重要です。

Harvard Business Servicesの会社概要

会社名Harvard Business Services
サービスの特徴Delaware LLC、Delaware Corporation、Registered Agent、法人維持に対応
支援領域デラウェア州での法人設立を前提に確認したい企業
URLhttps://www.delawareinc.com/aboutus/

Clerky

Delaware C corporationとスタートアップ法務書類を支援

Clerkyは、Delaware C corporationの設立やスタートアップ向け法務書類を提供するオンラインサービスです。投資家からの資金調達やスタートアップ実務を見据えた会社設立を検討する企業に検討されます。

米国でVC調達を目指すスタートアップには向きやすい一方、日本企業の米国販売拠点や子会社設立では、C corporationが常に適しているとは限りません。資本政策、税務、親子会社関係、事業活動の場所を整理して判断しましょう。

Clerkyの会社概要

会社名Clerky
サービスの特徴Delaware C corporation設立、設立後書類、資金調達・雇用関連ドキュメントに対応
支援領域投資家対応を想定する米国スタートアップ法人を作りたい企業
URLhttps://www.clerky.com/startups/delaware-corporation-incorporation

ZenBusiness

LLC設立と設立後の管理サービスに対応

ZenBusinessは、LLC設立、Registered Agent、設立後のコンプライアンス、事業運営ツールなどを提供するオンラインサービスです。米国内でLLCを作る小規模事業者に候補になりやすいサービスです。

使いやすいオンライン手続きを重視する場合の候補になります。日本企業が利用する場合は、日本からの出資、米国での管理者、税務申告、銀行口座、販売税、契約主体を別途確認する必要があります。

ZenBusinessの会社概要

会社名ZenBusiness
サービスの特徴LLC設立、Registered Agent、設立後のコンプライアンス、事業運営ツールに対応
支援領域米国内向けのオンラインLLC設立サービスを確認したい企業
URLhttps://help.zenbusiness.com/business-formations/how-to-form-an-llc

Inc Authority

LLC設立とEIN・Registered Agent周辺を支援

Inc Authorityは、LLC設立、EIN、Registered Agent、事業信用や資金調達周辺のサービスを提供するオンライン法人設立サービスです。初期費用を抑えた法人設立サービスとして検討されます。

費用を抑えてオンラインでLLCを作りたい場合に候補になります。ただし、州の申請費、Registered Agentの継続費、追加サービス、税務会計費用は別途発生することがあります。最初の表示価格だけでなく、初年度総額と2年目以降を確認しましょう。

Inc Authorityの会社概要

会社名Inc Authority
サービスの特徴LLC設立、EIN、Registered Agent、事業信用・資金調達周辺サービスに対応
支援領域初期費用を抑えたオンライン法人設立を確認したい企業
URLhttps://www.incauthority.com/

Tailor Brands

LLC設立とブランド・Web周辺ツールをまとめて提供

Tailor Brandsは、LLC設立に加え、ロゴ、Webサイト、ドメインなど事業開始に必要な周辺ツールをまとめて提供するサービスです。小規模事業者が法人設立とブランド周辺を同時に整えたい場合に検討されます。

米国で個人事業や小規模ブランドを始める場合には検討しやすい一方、BtoB企業の米国子会社設立では、会計税務、営業資料、契約、展示会、物流、問い合わせ導線を別途整える必要があります。ブランドツールと法人運営の専門支援は分けて判断しましょう。

Tailor Brandsの会社概要

会社名Tailor Brands
サービスの特徴LLC設立、Registered Agent、EIN周辺、ロゴ・Webサイトなど事業開始ツールに対応
支援領域小規模事業として米国法人とブランド周辺をまとめて整えたい企業
URLhttps://www.tailorbrands.com/llc-formation

MyCompanyWorks

LLC・Corporation設立と会社キットに対応

MyCompanyWorksは、LLCやCorporation設立、Registered Agent、会社キット、設立後管理などを提供するオンライン法人設立サービスです。設立書類や会社運営書類を整理しながら進めたい企業に検討されます。

オンライン設立の手軽さを重視する企業に向いています。日本企業が米国販売拠点として使う場合は、設立後の税務申告、会計、銀行、契約、雇用、販売活動を誰が担当するかを明確にしてから依頼しましょう。

MyCompanyWorksの会社概要

会社名MyCompanyWorks
サービスの特徴LLC、Corporation、Registered Agent、会社キット、設立後管理に対応
支援領域オンライン設立と設立後書類の整理を重視する企業
URLhttps://www.mycompanyworks.com/

アメリカ会社設立代行会社の選び方

アメリカ会社設立代行会社を選ぶときは、登記代行費だけで判断しないことが重要です。米国法人は、設立後の運用で差が出ます。銀行口座が開けない、EIN取得に時間がかかる、税務申告の担当がいない、Registered Agentの更新を忘れる、Sales Taxの論点を見落とすと、営業活動に影響します。

確認項目 見るべき理由
法人形態LLC、C-Corp、支店、駐在員事務所で税務・責任・投資家対応が変わる
設立州デラウェア州で設立しても、事業を行う州で追加登録が必要になる場合がある
Registered Agent州からの通知や法的書類を受け取るため、継続費と対応範囲を確認する
EINIRSの事業者識別番号で、銀行口座や税務申告に関係する
銀行口座非米国居住者や日本法人出資の場合、追加書類や審査が必要になることがある
会計税務連邦税、州税、Sales Tax、給与、親子会社間取引を継続的に処理する必要がある
契約・法務販売契約、代理店契約、NDA、利用規約、PL責任、保険などを確認する必要がある
設立後の営業準備英語サイト、営業資料、問い合わせフォーム、CRM、展示会導線がないと売上化が遅れる

LLC・C-Corp・支店の違いを整理する

アメリカ会社設立では、LLC、C-Corp、支店の違いを整理する必要があります。U.S. Small Business Administrationは、事業構造を選ぶ際に法的保護、税務、登録要件が構造によって異なると説明しています。米国では州法も関係するため、日本企業は米国側と日本側の専門家に確認しながら判断する必要があります。

形態 特徴 確認すべき点
LLC柔軟性があり、小規模事業やオンライン事業で検討されやすい日本側の税務上の扱い、メンバー構成、米国での課税、銀行口座を確認する
C-Corpスタートアップや投資家対応で選ばれやすい法人形態二重課税、株式発行、資本政策、親会社との関係を確認する
支店日本本社の延長として米国で事業を行う形態責任範囲、税務、米国での事業活動、契約主体を確認する
駐在員事務所市場調査や連絡業務に限定して検討されることがある営業・契約・売上計上ができる範囲を専門家へ確認する

どの形態がよいかは、資本調達の有無、米国での販売活動、在庫保有、雇用、税務、日本本社との関係によって変わります。単に「デラウェアC-Corpがよい」「LLCが安い」と決めず、事業計画と税務の両面から判断することが必要です。

会社設立代行の費用で確認する項目

アメリカ会社設立代行の費用は、代行手数料だけで判断しないことが重要です。州の申請費、Registered Agent、EIN、銀行口座、住所、会計税務、年次更新、Sales Tax、給与処理、契約書、ビザ、保険など、設立後に必要な費用まで含めて見る必要があります。

  • 州政府への申請費
  • 会社設立代行費
  • Registered Agent費用
  • EIN取得支援費用
  • 会社住所・郵便物管理費用
  • 銀行口座開設支援費用
  • 会計・税務・給与処理費用
  • 年次報告・フランチャイズ税・州税対応費用
  • 契約書、利用規約、代理店契約などの法務費用
  • Webサイト、営業資料、展示会、広告などの販路開拓費用

IRSは、EINを事業者の連邦税ID番号として説明しており、法人などの法的事業体を作る場合は、州で事業体を形成してからEINを申請する流れになります。EIN取得だけを別料金で依頼する場合もあるため、代行会社の料金に何が含まれるかを確認しましょう。

設立後に売上を作る準備も同時に進める

会社設立代行会社を選ぶ際に見落とされやすいのが、設立後の顧客獲得です。米国法人ができても、米国顧客に見つけてもらえない、確認される情報がない、問い合わせ導線がない、営業資料が日本市場向けのままでは、設立後の活動が止まります。

米国でBtoB商談を作るには、会社設立と並行して次の準備を進める必要があります。

  • 米国顧客向けの英語サイトや米国向けページ
  • 用途別・業界別に選ばれる理由の整理
  • 米国向けの会社紹介資料、製品資料、技術資料
  • 問い合わせフォーム、資料DL、商談予約導線
  • 展示会後に見込み客へ送るフォロー資料
  • CRMで問い合わせ、商談、見積、受注を管理する体制
  • 物流、倉庫、納期、保守、返品対応の説明資料

関連して、米国市場での販路開拓を整理する場合は、日本企業のアメリカ進出で見るべきメリット・デメリットと進め方、Webサイトを整える場合はアメリカ向けホームページ制作を成功させるBtoBサイト設計もあわせて確認すると、会社設立前後の営業準備を整理しやすくなります。

アメリカ会社設立代行会社に問い合わせる前のチェックリスト

代行会社へ問い合わせる前に、社内で次の情報を整理しておくと、見積もりや提案の精度が上がります。

  • 米国で行う事業内容
  • 販売先の業界、顧客規模、商流
  • 米国で在庫を持つか、輸入するか、現地生産するか
  • 米国で雇用する予定の有無
  • 出資者、役員、株主構成
  • 資金調達や投資家対応の予定
  • 日本本社との取引、請求、費用負担の想定
  • 銀行口座、決済、会計ソフト、給与処理の希望
  • 営業開始時期と初年度予算
  • Webサイト、営業資料、展示会、広告の準備状況

この情報が整理されていないまま設立代行だけを依頼すると、法人形態や設立州の判断が曖昧になり、設立後に税務・銀行・営業の問題が出やすくなります。設立代行会社に相談する前に、事業計画と市場開拓の順番を社内で共有しておくことが重要です。

アメリカ会社設立代行に関するよくある質問

アメリカ会社設立代行会社は何をしてくれますか?

一般的には、法人形態の相談、州への登記、Registered Agent手配、EIN取得支援、会社住所、銀行口座開設支援、設立書類の作成、年次更新などを支援します。会計税務、労務、ビザ、契約書、Sales Tax、給与処理まで含むかは会社によって異なります。

LLCとC-Corpはどちらを選ぶべきですか?

事業内容、出資者、資金調達、税務、日本本社との関係によって異なります。スタートアップ投資家対応ではC-Corpが検討されやすく、小規模事業ではLLCが検討されることがあります。ただし、日本企業が米国子会社として使う場合は、日米双方の税務確認が必要です。

デラウェア州で会社設立すれば十分ですか?

十分とは限りません。デラウェア州で設立しても、実際に事業を行う州でforeign qualificationや税務登録が必要になる場合があります。設立州と事業活動州は分けて確認しましょう。

Zenkenはアメリカ会社設立代行を行っていますか?

Zenken株式会社は、会社設立代行、法務、税務、ビザ申請そのものを提供する会社ではありません。支援できるのは、米国市場でターゲットに選ばれる理由を明確にし、Webサイト、専門コンテンツ、資料DL、問い合わせ、商談につながる導線を設計する領域です。

アメリカ会社設立を売上につなげる進め方

アメリカ会社設立は、米国事業を始めるための手続きであり、売上を作る仕組みそのものではありません。設立代行会社を選ぶときは、登記完了後に誰が税務・会計を見て、誰が営業資料を作り、誰が問い合わせを受け、誰が商談を進めるのかまで整理する必要があります。

米国市場で成果を出すには、設立前から市場反応を確認し、顧客が判断材料にする情報を整え、問い合わせ後に商談化する導線を作ることが重要です。法人設立、英語サイト、物流、展示会、営業代行、CRMを別々に進めず、米国顧客に選ばれる理由と接点をつなげて設計しましょう。

免責事項

掲載内容は調査日時点の各社公式サイト公開情報をもとに整理しています。会社設立、税務、会計、法務、ビザ、銀行口座、投資規制、州ごとの登録、契約条件に関する判断は、弁護士、会計士、税理士、移民法専門家などの専門家へ確認してください。掲載内容は一般的な整理であり、個別の法務・税務・会計アドバイスではありません。