【3分で解説】無印良品のオウンドメディア戦略を分析

【3分で解説】無印良品のオウンドメディア戦略を分析
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無印良品のオウンドメディア「くらしの良品研究所」の特徴や成功要因を分析しています。ぜひ貴社のオウンドメディア戦略作成にお役立てください。

また、これからオウンドメディア作って本格的に集客力を高めていきたいとお考えでしたらオウンドメディアを作る上で知っておきたいノウハウをまとめました。8,000サイト以上制作して得た知見をまとめていますのでお気軽にダウンロードください。
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無印良品のオウンドメディア「くらしの良品研究所」の特徴

無印良品のオウンドメディア「くらしの良品研究所」の特徴
引用元:無印良品公式サイト「https://www.muji.com/jp/ja/store」

シンプルなデザインの衣類や日用品・雑貨を販売する「無印良品」で知られる、株式会社良品計画が運営していたオウンドメディアです。
「くらしの良品研究所」は、オウンドメディアとしての役割を終え、2022年1月にはサービス終了(※)となってしまいました。
ただし、「IDEA PARK」や「ローカルニッポン」など、一部コンテンツは2022年2月15日現在でも利用できます。

くらしの良品研究所では、無印良品の商品紹介や実際に商品を生産している土地のローカル情報を発信するほか、商品に関する消費者の要望や意見を受付けるなど、さまざまな特集やコンテンツが設けられていました。
良品計画は、商品開発に対する徹底的なこだわりや研究成果をオウンドメディア内で公開することで、「商品の質にこだわる会社」というブランディングを確立しています。
まさに、オウンドメディアの力によってブランドを切り拓いてきたとも言える企業なのです。

意見やレビューを投稿できるコンテンツ「IDEA PARK」で、オウンドメディアながらアーンドメディアとしての役割を持っていた点も、多くの「無印ファン」に愛されていた一因と言えるでしょう。

ターゲットユーザーは、無印良品の商品を愛用するユーザーやシンプルで良質な日用品・雑貨・衣類を探している人
無印良品の商品を魅力的に感じてもらう、ものづくりの姿勢に共感してもらう「ブランディング」をアピールしつつ、ネットストアへの導線もしっかりと引かれており、組み合わせ施策によって成果を生み出していた、とうかがえます。
(※)参照元:くらしの良品研究所(https://www.muji.net/lab/)

そもそもオウンドメディアとは?
メリットや制作運用のコツを解説

「くらしの良品研究所」の概要

イメージ画像
  • 運営元:株式会社良品計画
  • ターゲット:無印良品の商品を使ったことがある人、使ってみたい人、無印良品の商品に興味がある人
  • 目的・ゴール:ECサイトへの誘導、ブランディング向上

インタビュー記事やコラムでは主にブランディングを目的としていますが、商品開発へのこだわりを紹介する記事では、ネットストアへのリンクボタンが設置されており、その商品をそのまま購入できるようになっています。
ネットストアとの連携によって、実際の売上にも貢献していたと分かります。

また、消費者のレビューや要望を紹介するSNSの要素が盛り込まれたコンテンツからは、ヒット商品も生まれました。
「オウンドメディアの中のアーンドメディア」を1社1メディアで体現した、数少ない成功例と言えるのではないでしょうか。

アーンドメディア要素を盛り込んだオウンドメディア

アーンドメディア要素を盛り込んだオウンドメディア

良品計画が運用した「くらしの良品研究所」のように、オウンドメディアの中にSNS要素を盛り込み、消費者やファン1人ひとりが参加できるコンテンツを設置すれば、アーンドメディアとしての効果も期待できます。

ユーザーは商品を「自分ごと」捉えるようになり、商品や会社に対して愛着心を抱くでしょう。
消費者と真摯に向き合う姿勢が共感されれば口コミで評判が広まり、シェア効果を生み出します。
新たなヒット商品の誕生やファンの獲得につながる可能性もあるのです。

あえて運用目的を1つに絞らず、収益を生むチャネルとしてもメディアの価値を追求することで、自社ならではのオウンドメディアを作り上げていけます。

成果につながるオウンドメディアをつくるためには、運用目的やゴールの設定はもちろん、ターゲット選定やキーワード選定、コンテンツ制作、コンバージョンへの導線設計が非常に重要です。

そのためにも、まずはユーザーニーズを見据えたメインテーマを決め、誰に向けるべきメディアかを明確に定めてから、計画的に戦略を立てていく必要があります。

自社ならでは、自社だからこそつくれるオウンドメディアを目指して戦略を考えてみてください。

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