プレスリリースを活用したオウンドメディア運営のコツ

プレスリリースを活用したオウンドメディア運営のコツ
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新聞や雑誌、ニュースサイトなどのメディアや報道機関に対して企業の情報を伝えるプレスリリース。自社が取り組む事業に関する情報を世間に披露する公式の場として、多くの企業が利用しています。そのプレスリリースとオウンドメディアを連携する活用法があるのをご存じでしょうか。

ここでは、プレスリリース配信をオウンドメディアの運営に活かすメリットやコツに加え、プレスリリース配信までの流れも紹介しています。実際にオウンドメディアをプレスリリース配信した事例も紹介していますので、導入の参考になさってください。

オウンドメディアをプレスリリース配信するメリット

「メリット」と書かれているカード

自社オウンドメディアのについての情報をプレスリリース化して配信するには、いくつかのメリットがあります。まずはそのメリットを1つずつ確認していきましょう。

認知拡大

オウンドメディアに関するプレスリリースを配信することによって、オウンドメディアの存在を多くの人に知らせることができます。

プレスリリースにオウンドメディアのコンセプトや内容を魅力的に伝えることができれば、認知度の向上やブランディング効果が期待できます。Googleの検索結果を介さない情報発信であるため、オウンドメディアのSEOパフォーマンスがまだ芳しくないときに便利です。

また、継続的な配信によって、販売促進効果を見込める可能性もあります。

情報を拡散・共有されやすくなる

企業のプレスリリースは、話題性が高いとSNSユーザー間で共有・拡散される場合があります。フォロワーが多いユーザーやインフルエンサーの目に留まり、彼らによってオウンドメディアの情報が拡散された場合、トレンドの話題として「バズる」可能性もあります。

多くのステークホルダーに情報を配信できる

プレスリリースを使えば、顧客や取引先、投資家など、自社に関係する多くのステークホルダーに広く情報が届きます。あらかじめ自社に興味を持つ人に対し、自社の最新情報を伝えた結果、ビジネスパートナーとなる企業と出会えるかもしれません。

また、投資家は有望な投資先を探すために常に企業のプレスリリースをチェックしているので、投資を受けるチャンスも生まれます。

SEO効果が生まれる

プレスリリース配信サービスに投稿したコンテンツには、原則としてリンクに「nofollow」というリンクによる評価を無効化する属性が設置されているので、被リンクによる直接的なSEO効果は得られません。

しかし、プレスリリースを通じてユーザーがオウンドメディアを訪問した場合、コンテンツをリンクして共有する可能性があります。このような間接的に獲得した被リンクの影響によってSEO効果を得られます。

また、プレスリリースによって企業名やオウンドメディア名、イベントなどの情報がネット上で拡散され、コンテンツについて他のWebサイトで言及されると、「サイテーション効果」が生まれます。

サイテーションとは、Googleが品質評価のために参照しているWeb上での引用・言及のことで、リンクが設置されていなくてもSEO効果に良い影響をもたらします。

オウンドメディアをプレスリリース配信する流れ

流れや過程を表す矢印

ここからは、オウンドメディアをプレスリリース配信する流れを解説していきます。

1.リリースの内容や目的を決める

まずはどのような内容や目的でリリースを配信したいのか決めましょう。内容や目的によって、用意しなければいけない材料や配信先が異なります。

たとえばウェビナーの開催告知なら、テキスト原稿に加えてバナー画像や登壇者の写真などが必要でしょう。また商材によっては、Webに加えて紙媒体での配信を行ったほうが良いケースも考えられます。

2.原稿を作成する

次には、伝えたいことが確実に相手に伝わるように原稿を作成します。プレスリリースを目にした人が一目で興味を持ち、読んだらオウンドメディアにアクセスしたくなるような構成で原稿を作成しましょう。

ただし、プレスリリースはあくまでも企業の最新情報を伝える「ニュース」ですので、直接的な売り込みの文章や既存の記事を流用したコンテンツにならないよう注意してください。

3.導線を設置する

プレスリリースは簡潔に要点をまとめたニュースです。興味を持った人に向けて「次に見るもの」への導線を用意しておくと、見込める効果が上がります。

例えば、オウンドメディアの立ち上げの背景に関する詳細情報がオウンドメディアに書かれていることが分かると、興味を持ったユーザーがリンクを辿ってサイトを訪れる可能性が高まります。

4.配信先を決める

次に、リリースの内容に合わせて配信先を選定します。

PR TIMESといったオンラインのプレスリリース配信媒体を利用するのであれば、企業登録して支払設定などを行う必要があります。稟議を通すのに時間がかかるケースもあるので、配信することが決まった時点で早めに動くのがおすすめです。

もし新聞社に送るのであれば、経済記事の部門に送るか政治部門に送るかによって、採用される確率が変わります。リリース内容と配信先の属性が合っているかをしっかりと確認してください。

相手先の部署はもちろん、担当者名まであると確実に相手に届くため、配信先名簿を作成しておくと良いでしょう。

5.プレスリリースの送付

用意した原稿と他に必要な材料を配信先と共有します。一般的なのはメールですが、新聞や雑誌でのプレスリリースなら郵送、FAXど送付する必要なケースもあります。同じ会社であっても部署によって違う場合もあります。

確実に読んでもらえるように、媒体の運営会社の指示に従って送付するようにしましょう。

6. 取材対応・掲載確認

プレスリリースが届いた配信メディアから、リリース内容の詳細について電話などで連絡が入ることがあります。質問にしっかりと答えられる担当者を用意するなど、社内の人が対応できる体制を整えておきましょう。

また、配信先によっては実際の取材がなく、いつの間にか掲載されているケースもあります。自分で調べない限り分からないので、プレスリリース送付後は配信したメディアをこまめにチェックしましょう。

オウンドメディアをプレスリリース配信するコツ

ひらめきを象徴する電球

話題を取り上げる側を意識する

メディアの記者は、毎日膨大な数の原稿を受け取っています。別ファイルやWebページを開く必要があるなど、手間のかかるプレスリリースはその時点で読まれにくくなってしまいます。
プレス側担当者の存在をしっかり意識して、チェックに手間をかけずに読めるように工夫しましょう。

関心を惹く情報を盛り込む

プレスリリースは広告ではなく、ニュース情報です。しかし、多くの読者の関心を引くためにより魅力的に見せる努力も欠かせません。

プレスリリースの書き方次第で、連携するオウンドメディアに興味・関心を持ってもらえるかも決まってきます。旬な話題や意外性のある内容を盛り込むなど、ユーザーに「興味深い」と感じてもらえるように表現を工夫しましょう。

画像や図を挿入する

読者がプレスリリースの内容をイメージしやすいよう、画像や図を挿入するのも効果的な方法です。プレスリリースの配信先がWebメディアの場合、サムネイル画像をきっかけに興味を持たれることがあります。なるべく多くの人に読まれる工夫としても、画像や図を活用してみてください。

オウンドメディアをプレスリリース配信したネタ事例

「例」と書かれているフレームを持っている人

以下のような切り口でプレスリリースを配信すると、自社のオウンドメディアを効果的にPRできます。
オウンドメディア運用の参考に、配信ネタ事例を役立ててみてください。

オウンドメディアのリニューアルタイミング

オウンドメディアをリニューアルしたタイミングでプレスリリースを配信すると、ニュース性のある話題として取り上げられやすくなります。

リニューアルの日付や背景・目的はもちろん、自社で運用している他メディアの情報も合わせて紹介すると、興味を持ったユーザーに複数のサイトを訪れてもらえる可能性が高まります。

参照元:PR TIMESプレスリリース全研本社株式会社「集客のヒントがみつかるノウハウメディア『キャククル』がリニューアル&商標登録完了!」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000006978.html)

新サービスの紹介

オウンドメディアで実施する新サービスを紹介する際にも、プレスリリースが役立ちます。ユーザーがオウンドメディアのコンテンツから問い合わせフォームなどにたどり着くのを待たずに、直接問い合わせしてもらえる可能性があります。

本サイト「キャククル」では、無料掲載サービスを開始した際にプレスリリースを配信しました。(※現在、「キャククル」の無料掲載は終了しています。)

参照元:PR TIMESプレスリリース全研本社株式会社「店舗集客を支援するマーケティングメディア『キャククル』が無料で始められる広告掲載を開始」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000006978.html)

調査リリース

世の中の実態や市場について、独自の調査結果をリリースすることで特定の読者へのアプローチが可能です。また、調査結果から考えられる市場動向から、自社の商品・サービスの必要性や魅力を伝えることができます。

概要では、調査結果を簡潔で分かりやすく、数字とともに示しましょう。グラフや図を挿入すると、視覚的にも読者の理解を得やすくなります。

参照元:PR TIMESプレスリリース全研本社株式会社「【製造業の脱炭素経営に関する実態調査】約6割の企業が、脱炭素経営にあたり、「機器やシステムの導入が難しい」」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000291.000006978.html)

プレスリリースはオウンドメディアの注目度を高められる

右肩上がりのフラフ

プレスリリースでオウンドメディアの情報を配信することによって、オウンドメディアの認知度を高め、より多くの読者の興味・関心を集めることができます。

集客や売上に直結する目的ではなくても、プレスリリースをきっかけに外部のメディアなどで取り上げてもらえれば実質無料で自社の情報が拡散できるため、広告コストの削減にもつながる活用法です。

すでにオウンドメディアを運用している方は、ぜひプレスリリースを活用して、より多くの注目を集める機会をつくってみてはいかがでしょうか。

見込み客を集めるマーケティング戦略でお悩みなら

aデジタルマーケティングのイメージ画像

オウンドメディアの運用とプレスリリースを連携させることで認知度を上げたり、新たな集客経路を作り出すことができます。しかし、オウンドメディア構築の仕方や、そもそもオウンドメディア運営方法に迷っている方も多いでしょう。

自社にノウハウや人的リソースがないのであれば、外部のプロに依頼するのも選択肢の1つです。

キャククルを運営する全研本社では、これまでに120業種を超えるクライアントのWebマーケティングを支援してまいりました。8,000件以上のWebサイト運用実績があり、コンテンツSEOによる検索上位表示とコアターゲット層の獲得を得意としています。

ノウハウを活かした市場分析や競合分析といった各種分析と、それに基づいた貴社ならではの戦略をご提案いたします。「もっと売上を上げたい」「最低限の営業活動で成約をとりたい」といった場合には、ぜひご相談ください。

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