Webコンテンツ制作会社を選ぶ前に知っておきたいこと


コンテンツ制作会社といっても、会社によって様々な特徴があります。

SEOに強い会社や、ペルソナプランニングが得意な会社。他には、自社運営のアンケートモニターサイトで得た情報をコンテンツ作成に生かしていたり、ストーリーテリング(物語のような流れを作って読者を引き込む)が得意だったりするところも。

多くの制作会社の中から「自社の目的に合った会社」を選ぶには何を基準にすればよいのでしょうか。判断するポイントについて解説していきます。

得意分野を聞く

同じコンテンツマーケティングの中でも、業種が変われば必要なノウハウも変わってきますので、自社の業種を得意としてる制作会社を選びましょう。

特に医療・サプリメントに関しては、医療広告ガイドラインに則したサイト構築をしなければなりません。医療やサプリメントは健康に直接関わってくることなので、広告に関するガイドラインが厳しく制限されています。

例えば「100%安全」「痩せる」など、確かな根拠もなくユーザーを誤解させるような表現をすると、医療広告ガイドラインに違反したとみなされます。その場合は、最大で6か月以下の懲役、または30万円以下の罰金が課せられてしまいますので、医療・サプリメントを得意分野とし、ノウハウを持っている制作会社に依頼したほうが安心だといえます。

マーケティングに長けているか

コンテンツマーケティングは、その名のとおりマーケティングです。ただ単にコンテンツの作成を依頼するだけなら、質の良いコンテンツを作れる制作会社でも問題ありません。

ですが、長期的にコンテンツを作り続け、その結果を見ながら調整していかなければならないコンテンツマーケティングにおいては、コンサルティングもできる制作会社のほうが適切なアドバイスをしてもらえるという利点があります。

コンテンツマーケティングを運用する場合は、コンテンツマーケティングに強い会社を選ぶことが肝要です。

SEOに強いコンテンツ制作会社か

「会社が設定した目標(ゴール)に到達するために重要なプロセス」を現時点でどのくらい達成できているのかを、数値化したものをKPIと呼びます。社内で共通認識を持つことによって、社員間で意思の疎通がはかりやすくなったり、客観的に社員の成果を評価したりできることがKPIを設定するメリットです。

コンテンツマーケティングにおける、商品の購入やサービスの利用などの目標(ゴール)を達成するためのKPIはキーワードになります。キーワードが上位表示できなければ、会社の目的を達成するのは難しいため、SEOに強いコンテンツを制作できる会社であることも大切なポイントとなっています。

SEOに強いかを確認するには、制作会社の実績を聞いたり、自社のホームページなどがある場合は改善点についてアドバイスを聞いてみたりするのも良いでしょう。

Web集客の実績

業種ごとに集客のポイントは違いますので、制作会社に実績を聞く際は、自社に合った業種での成功事例を聞きましょう。

サイト制作数だけではなく、具体的な支援内容や、現在はどのように運用されているのかを含めた実績の詳細を知ることも大切です。

コンテンツの企画力があるか

どこにでもあるようなページを量産しても、コンテンツマーケティングは成功しません。他社では得られない価値を自社が提示することで、ユーザーを引き付けておくことができます。

企画力に優れている会社と組んだほうがより良いコンテンツを作ることができます。

提案根拠が明確か

しっかりとしたベースを基に提案された獲得シミュレーションや順位シミュレーションであるかを確かめるためにも、シミュレーションの根拠を数字でハッキリと見せてくれる会社であることも判断ポイントです。

運営支援までパッケージングされているか

年単位で考えた運営を行うコンテンツマーケティングにおいては、コンテンツを公開した後のほうが長いため、コンテンツ追加や分析、レポート提出に丁寧に対応してくれるかも、あらかじめ確認しておきましょう。

担当者のスキルと熱意

制作会社との直接的なやりとりは、営業担当者だけではなく、政策担当者や運営担当者などとも行います。

しっかりとしたディレクションスキルを持ち、コミュニケーションがとれる担当者であるか。自分の会社のことのような熱意を持って、対等な立場で向き合ってくれるかどうかも見ておきましょう。

また、コンテンツマーケティングには専門的な知識が必要であるからこそ、こちらのリテラシー(知識や理解など)に合わせて話をしてくれるかどうかも見極めていきます。

バリュープロポジションをハッキリ語れるか

自社の課題を解決するためにはバリュープロポジション(自社の強みと競合状況、ユーザーのニーズが重なったもの)を提案できるか。つまり、細分化したしたWeb戦略がわかっているかも、チェックしておきたいポイントです。

コンテンツマーケティングの流れを知っておく

コンテンツマーケティングのやり方
制作会社に依頼する前に、自社でもある程度コンテンツマーケティングの知識をもっておきましょう。

制作会社の担当者と費用や納期の打ち合わせをする際に、一通りの流れを理解しているほうがスムーズに進みますので、コンテンツマーケティンの流れを大まかに解説していきます。

自社の現状分析を行い、戦略を練る

まず、自社が運用しているサイトがあれば、WEBサイト全体やコンテンツなどのこれまでの戦略を分析し、強みと弱みを洗い出していきます。そして、コンテンツマーケティングで達成したい目標と、指針となるKPIを設定し、現状をしっかりと把握した上で何が必要なのを明らかにします。

ペルソナの設定

コンテンツマーケティングでは商品を購入して欲しい層にアプローチし、自社のファン(リピーター)に育てていきます。そのために、「誰に何を伝えるコンテンツなのか」を明確にした、ペルソナ(自社の商品やサービスを利用しそうな顧客像)が必要です。年齢や性別はもちろん、趣味や経歴なども含めてできるだけ細かく設定してコンテンツの方向性を決めます。

このペルソナを基に商品の購入やサービス利用への流れを予想して組み立てていきましょう。

編成計画を立てる

既存の自社サイトが現時点でどのような役割を果たしているか、更新頻度はどのくらいかなどを含めて整理していき、戦略に合わせて新しく企画を立てて、既存の企画を見直して修正を加えます。

自社のスケジュールや業界の動き、季節的な要因などを考慮しながら、企画を実施する時期を決めます。

カスタマージャーニーマップの作製

ペルソナが自社の商品を知って興味を持ち、検討して購入するまでの流れを時系列にまとめたものを「カスタマージャーニーマップ」といいます。

カスタマージャーニーマップではユーザーの考え方や行動などが視覚化されるので、ユーザーの視点に立って考えるのが容易になります。それによってユーザーの感情の流れや思考の変化の予測に役立てることができるのです。

もう一つのメリットとしてあげられるのは、情報や認識の共有が容易になることです。文字と図解で整理された、共通のカスタマージャーニーマップ情報を見ながら各担当者が仕事を進めていくので、個人的な主観が入りにくくなって意思疎通もスムーズになります。

制作会社に依頼する場合でも、自社と制作会社の間で同じカスタマージャーニーマップを共有することで仕事の進み具合や、全体的な流れなどもわかりやすくなります。

SEOを意識したコンテンツ設計

カスタマージャーニーマップから割り出したユーザーのニーズを基に、コンテンツの方向性を大まかに決めます。そして、データ(購入履歴がある人へのアンケート結果や、自社サイトのログなど)を分析してペルソナが検索しそうなキーワードをいくつか選び出します。

このキーワード選定はSEO対策としても重要です。特に新規ユーザーを増やすことにウエイトを置いている場合は、検索エンジン経由で自社のコンテンツに訪れる流れを確立させるためにも必要なのです。

コンバーションポイントを決める

コンテンツ制作の準備に入る前に、コンバーションポイントを明らかにします。コンバーションポイントとは、コンテンツを見たユーザーにしてもらいたい行動のことで、資料請求や問い合わせ、メールマガジンの登録なども入ります。

カスタマージャーニーマップと見比べながらコンバーションポイントを決めることで、ユーザーのニーズにより近づけることができ、コンバージョン率の向上につながるのです。

効果を検証していく

キーワードを設定してテーマを決め、それを基にコンテンツの構成を組み立てます。構成に沿ってコンテンツの制作を開始して、完成したら編集を行って第三者的な視点で最終チェックをして公開します。

コンテンツを公開したら、効果測定です。コンテンツマーケティングには多くの工程があり、それらが複雑に影響しあっています。ですので、SEO対策のように順位を目安にするだけでは不十分です。

具体的には、以下の項目などを参考にします。

  • PV、セッション数、ユニークアクセス数(UU)
  • リピーター率、ページ毎の滞在時間
  • 企業やブランドへの認知度の変化
  • シェア数やコメント数
  • コンバージョン率
  • 購入やサービスの利用へとつながった件数

各所から集めたデータの変動を読み取って、どのくらいの効果が出ているのかを確かめなければならないため、コンテンマーケティングの効果を確かめるのは、ツールと多くの時間が必要です。

専門用語が多い上に、中長期的に行われるため、コンテンマーケティングの全体像はわかりづらいかもしれません。だからこそ、信頼できる制作会社を選び、担当者としっかりとコミュニケーションをとって進めていくことが必要なのです。

コンテンツマーケティングの外注検討している皆様へ

コンテンツマーケティングを自社で行おうとすると、リソースの確保だけでなく、SEOやユーザーへの魅せ方、法律的観点のチェックなど、気を付けておきたいことが山ほどあります。
全研本社では6000件のWebコンサルティング実績を基にしたコンテンツマーケティングを展開しております。全て外注をしたい方から、ゆくゆくは自社でコンテンツマーケティングを行いたいので、プロから手取り足取り教えてもらいたいという様々なニーズに合わせたプランをご用意しております。ぜひ資料をダウンロードして、自社に合ったコンテンツマーケティングの方向性を策定していただけたら幸いです。

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