EC・通販向けCRMツール16選を、タイプ、配信チャネル・連携、料金の確認方法で比較します。リピート率やLTVの向上、カゴ落ち対策、休眠顧客の掘り起こしなど、取り組みたい課題と保有データに合う選び方も解説します。
EC・通販向けCRMツール16選の比較表
2026年7月21日時点で各サービスの公式サイトに掲載されている情報を比較しています。料金の税込総額を確認できない場合は、数値を推定せず確認方法を記載しています。
| 会社名 | サービスの特徴 | タイプ・向いている課題 | 配信チャネル・主な連携 | 料金・試用条件 |
|---|---|---|---|---|
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LINE・メール・SMSを横断し、EC顧客データを施策につなげるAIマーケティング基盤
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LINE起点のAI CRM・MA
EC・D2CのLTV施策 |
LINE・メール・SMS
GA4・CRM・EC連携 |
料金は要問い合わせ
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アクションリンク |
EC顧客データを取り込み、購入状況に応じた施策を自動化 |
EC特化CRM・MA
リピート・カゴ落ち対策 |
メール・LINE・SMS・アプリ
主要ECカート連携 |
料金は要問い合わせ
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うちでのこづち |
EC・通販の分析からCRM施策と効果検証までを一元化 |
EC・通販特化CRM・MA
RFM・CPM・LTV分析 |
カート・基幹システム連携
メール・LINEなど |
料金は要問い合わせ
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LTV-Lab |
通販データを統合し、リピート分析と顧客施策を実行 |
EC・通販特化CRM
リピート・LTV分析 |
メール・LINE・郵送DM
ECカート・POS連携 |
料金は要問い合わせ
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カスタマーリングス |
顧客データの統合・分析から複数チャネルの施策まで対応 |
CDP・CRM・MA
分析と施策を一元化 |
メール・LINE・SMS・アプリ
Web・外部データ連携 |
料金は要問い合わせ
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EC Intelligence |
ECサイトの分析・接客・配信をまとめて運用 |
EC向け統合MA・CRM
分析・接客・販促 |
メール・LINE・Web接客
検索・レコメンド |
料金は要問い合わせ
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OmniSegment |
行動・購買データを統合し、オムニチャネル施策へ活用 |
EC向けMA・CRM/CDP
RFM・LTV・シナリオ |
LINE・SMS・メール・アプリ
Web接客・広告連携 |
料金は要問い合わせ
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ecforce data solution |
EC・店舗・広告などのデータを統合して分析と施策に活用 |
ECデータ基盤・CRM
統合・分析・施策 |
EC・店舗・広告・在庫データ
BI・MA機能 |
料金は要問い合わせ
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Synergy! |
顧客データベースとフォーム・配信機能を組み合わせて運用 |
汎用CRM・マーケティング
顧客管理と配信 |
メール・LINE・Web
外部システム連携 |
公式料金ページで確認
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Visionary Cloud |
ECと店舗のデータを統合し、OMO施策を設計 |
CDP・CRM・MA・OMO
ECと店舗の顧客統合 |
メール・PUSH・ポイント
EC・POS・ID連携 |
料金は要問い合わせ
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ecbeing |
ECプラットフォームとCRM・データ活用を連携 |
ECプラットフォーム一体型
CRM・データ活用 |
メール・LINE・アプリ
EC・外部データ連携 |
料金は要問い合わせ
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MakeRepeater |
EC顧客分析とメール施策を一つの画面で運用 |
メール中心のEC CRM
RFM・LTV・カゴ落ち |
makeshop・EC-CUBEなど
CSV連携にも対応 |
10日間無料体験
料金は公式ページで確認 |
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CRM PLUS on LINE |
Shopifyの顧客・購買データをLINE施策に活用 |
Shopify向けLINE CRM
ID連携・セグメント配信 |
LINE・Shopify Flow
カゴ落ち・再入荷通知 |
Freeプランあり
有料プランは米ドル建て |
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KAKERU |
LINEと既存の顧客・店舗システムをつなぎ、接客を拡張 |
LINE機能拡張
会員・店舗接客 |
CRM・POS・EC・API
CSV連携 |
公式料金ページで確認
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サブスクライン |
LINE内の顧客管理・配信・ECやサブスク導線をまとめて構築 |
LINE CRM・EC
サブスク・リピート施策 |
LINE・Stripeなど
シナリオ・AI配信 |
公式料金ページで確認
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kintone |
自社の業務に合わせて顧客・案件・問い合わせ管理を構築 |
汎用ノーコードDB
顧客・受注・問い合わせ管理 |
API・プラグイン連携
EC連携は個別設計 |
30日間無料お試し
料金は公式ページで確認 |
EC・通販向けCRMツール16選の詳細
EC・通販向けCRMツールの選び方

製品名だけを比べるのではなく、解決したい課題、現在保有しているデータ、実行したい施策の順に要件を整理します。同じCRMでも、EC特化型と汎用型では導入後の作業量が大きく異なります。
自社に合うタイプを絞る
| タイプ | 向いている企業・課題 | 確認点 |
|---|---|---|
| EC・通販特化型 | リピート、LTV、カゴ落ち、休眠復活を早く始めたい | 利用中のカート・受注システムとの標準連携 |
| CDP・MA統合型 | Web、店舗、アプリなど複数接点のデータを統合したい | 統合キー、データ更新頻度、施策チャネル |
| ECプラットフォーム一体型 | EC基盤とCRMをまとめて構築・刷新したい | 必要なオプション、移行範囲、外部連携 |
| LINE・Shopify特化型 | LINEを主接点にする、またはShopifyを利用している | ID連携、プラン別機能、他チャネルの必要性 |
| 汎用・柔軟構築型 | 独自業務に合わせて顧客・案件・問い合わせを管理したい | EC分析・配信に必要な追加開発や外部ツール |
改善したいKPIから必要機能を決める
リピート率を改善したいなら購入間隔やF2転換の分析、カゴ落ち対策なら行動データと自動配信、休眠顧客を掘り起こしたいなら最終購入日や購入商品を使ったセグメントが必要です。目的を決めずに多機能な製品を選ぶと、設定と運用の負担だけが増えます。
ECカート・基幹・POSとの連携条件を確認する
「連携可能」という表記だけでは判断できません。標準連携か個別開発か、取り込める項目、更新頻度、過去データの移行範囲、会員IDの統合方法を確認してください。店舗を持つ場合は、ECとPOSで同一顧客を識別できるかも重要です。
実行したい配信チャネルを確認する
メール、LINE、SMS、アプリ、Web接客、郵送DMでは、必要な同意取得や運用体制が異なります。利用中のチャネルだけでなく、今後追加する予定のチャネルも含めて比較します。LINE中心の製品を選ぶ場合は、メールやSMSを別サービスで補う必要があるか確認しましょう。
分析から施策実行までの運用を試す
RFMやLTVのレポートがあっても、施策対象を抽出して配信するまでに手作業が多いと継続が難しくなります。無料体験やデモでは、データ取り込み、セグメント作成、シナリオ設定、配信、効果測定までの一連の操作を確認してください。
初期構築・運用支援と総費用を確認する
料金は月額利用料だけでなく、初期設定、データ連携、追加チャネル、配信通数、サポート、個別開発を含めて比較します。社内にCRM運用担当者がいない場合は、要件整理、シナリオ設計、レポート改善まで支援対象か確認しましょう。
EC・通販向けCRMとは

EC・通販向けCRMは、顧客情報だけでなく、購入履歴、閲覧、カート、問い合わせ、配信反応などのデータを顧客単位で管理し、継続購入につなげるための仕組みです。単なる顧客名簿ではなく、分析とコミュニケーション施策を結び付ける役割があります。
一般的なCRMとの違い
一般的なCRMは、営業案件や問い合わせ履歴の管理を中心に設計された製品もあります。EC・通販向けCRMでは、商品、受注、購入回数、購入間隔、カゴ落ちなど、EC固有のデータを扱えることが重要です。汎用CRMを使う場合は、これらのデータ構造と施策機能を自社で設計する必要があります。
MA・CDPとの違い
MAはシナリオ配信や見込み客育成などの施策自動化、CDPは複数システムの顧客データ統合を主な役割とします。現在はCRM、MA、CDPの機能を一体で提供する製品も多いため、名称ではなく「どのデータを統合し、どの施策を実行できるか」で比較してください。
EC・通販向けCRMの主な機能
- 顧客・購買データ統合:会員、受注、商品、閲覧、問い合わせなどを顧客単位で管理
- 顧客分析:RFM、LTV、購入回数、購入間隔、商品併売などを分析
- セグメント:属性、購買、行動、配信反応などを条件に対象顧客を抽出
- シナリオ配信:初回購入後、カゴ落ち、再購入時期、休眠などに応じて自動配信
- マルチチャネル施策:メール、LINE、SMS、アプリ、Web接客、郵送DMなどを運用
- 効果測定:配信後の購入、売上、LTV、継続率などを確認
EC・通販向けCRMの活用例
初回購入者のF2転換を促す
初回購入日、商品、購入経路に応じて、使い方、消費時期、関連情報、次回購入の案内を出し分けます。F2転換率を見ることで、初回獲得施策だけでは把握できない顧客定着を評価できます。
カゴ落ち顧客へ再訪を促す
商品をカートに入れたまま購入しなかった顧客を抽出し、一定時間後にメールやLINEで案内します。購入済み顧客を除外できるか、対象データをどの頻度で更新できるかが実装上の確認点です。
休眠顧客を購入履歴別に掘り起こす
最終購入日だけで一括配信せず、以前購入した商品、購入回数、累計金額などで対象を分けます。再購入しやすい時期や提案内容を変えることで、顧客に不要な配信を減らせます。
クロスセル・アップセルを設計する
併売分析や購入順序を基に、関連商品、上位商品、定期購入などを提案します。全顧客へ同じ商品を勧めるのではなく、保有商品や購入履歴に応じた除外条件も必要です。
ECと店舗の会員体験をつなぐ
ECと店舗を運営している場合、会員ID、ポイント、購買履歴を統合し、チャネルをまたいだ顧客理解に利用します。POSとECで顧客識別の方法が異なる場合は、CRM導入前に統合ルールを決める必要があります。
EC・通販向けCRMを導入するメリット

顧客ごとに施策を出し分けられる
購買や行動データを基に配信対象を分けることで、顧客の状況に合わない一斉配信を減らせます。配信数だけでなく、購入や継続につながったかを顧客単位で評価できます。
リピート施策を継続しやすくなる
購入後フォロー、再購入時期、休眠判定などをシナリオ化すると、担当者が毎回対象者を抽出する作業を減らせます。運用担当者は、配信結果を見ながら条件や内容の改善に時間を使えます。
顧客獲得後のLTVを評価できる
広告経由の初回購入だけでなく、その後の購入回数や累計売上を確認できます。獲得チャネル別のLTVを分析できれば、広告費や販促費の配分を見直す材料になります。
導入前の注意点と向かないケース
データが分断されたままでは施策精度が上がらない
会員、受注、店舗、配信のIDがつながらない状態では、同じ顧客を別人として扱う可能性があります。CRMの選定と並行して、統合キー、必須項目、重複データの扱いを決めてください。
担当者と改善時間を確保できない場合は機能を絞る
CRMは導入するだけで施策が完成する製品ではありません。セグメント、コンテンツ、シナリオ、効果測定を継続する担当者が必要です。専任者を置けない場合は、運用支援のある製品か、目的を一つに絞って始められる製品を選びましょう。
受注件数が少ない段階では先に計測基盤を整える
分析に必要な顧客・購買データが十分に蓄積されていない場合、高度なセグメントより、会員ID、購入履歴、流入経路を正しく取得する仕組みを先に整える方が有効です。まず購入後フォローなど対象が明確な施策から始めます。
EC・通販向けCRMの導入手順
- 課題とKPIを決める:F2転換率、リピート率、休眠復活率、LTVなど、改善対象を一つから三つに絞ります。
- データを棚卸しする:ECカート、基幹、POS、LINE、メール、広告にあるデータとIDを整理します。
- 必要な連携とチャネルを定義する:標準連携、API、CSV、更新頻度、過去データ移行を確認します。
- 候補製品で同じシナリオを確認する:デモでは同一の顧客抽出・配信・効果測定を依頼し、作業工程を比較します。
- 小さく開始して改善する:購入後フォローやカゴ落ちなど一つの施策から始め、対象条件と配信内容を見直します。
EC CRM・通販CRMに関するFAQ
CRM・MA・CDPの違いは何ですか
CRMは顧客情報と関係を管理する仕組み、MAは顧客への施策を自動化する仕組み、CDPは複数システムの顧客データを統合する基盤です。機能が重なる製品もあるため、名称ではなく必要なデータ統合・分析・施策がそろうか確認してください。
EC特化型と汎用CRMはどちらを選ぶべきですか
既存カートの受注・商品データを早く使い、リピートやカゴ落ち施策を始めたい場合はEC特化型が候補です。独自の顧客管理や営業・問い合わせ業務もまとめたい場合は汎用型を検討できますが、EC連携と分析・配信機能の追加範囲を確認する必要があります。
顧客データが少なくても導入できますか
導入はできますが、複雑な分析より、購入後フォローや会員登録後の案内など、少ない条件で実行できる施策から始める方が適しています。データ取得とID管理を整え、蓄積に応じて分析やシナリオを広げます。
導入後に追うべき指標は何ですか
目的に応じて、F2転換率、リピート率、購入間隔、休眠復活率、カゴ落ち後の購入率、LTVなどを設定します。メールの配信数やLINEの開封だけで終わらず、購入・売上・継続へつながったかを確認してください。
料金はどのように比較すればよいですか
初期費用と月額利用料に加え、顧客件数、配信通数、チャネル追加、データ連携、サポート、個別開発を含む総額で比較します。同じ条件のデータ量・配信量・連携範囲を候補各社へ提示して見積もりを取りましょう。
EC CRM・通販CRMツールのまとめ

EC CRM・通販CRMは、製品数や機能の多さではなく、改善したいKPI、利用中のECカート、顧客ID、配信チャネル、運用体制に合わせて選ぶことが重要です。候補を絞ったら、同じ施策シナリオとデータ条件でデモ・見積もりを比較してください。
CRM導入とあわせて集客全体を見直す場合は、ECサイトの集客方法やECサイトの売上を伸ばす方法も参考にしてください。LINE中心の施策を検討している場合は、LINEマーケティングツールの比較記事で関連サービスを確認できます。
- 免責事項
本記事は、各社の公式サイトで2026年7月21日に確認した情報を基に作成しています。サービス内容、料金、試用条件、連携先は変更される場合があります。契約前に各社の公式サイト、資料、見積もりで契約時点の情報と適用条件を確認してください。
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