動画配信プラットフォームを導入する際に、各サービスの違いが分からず悩んでいる方へ。動画配信プラットフォームには、基本的な機能として動画配信機能やライブ配信機能、コメント機能、分析機能等が備わっています。
利用するシーンによって必要な機能は異なるので、導入目的に合ったプラットフォームを選んでみてください。
また、紹介している企業の一部資料は下記より無料でダウンロード可能です。比較検討にお役立てください。
おすすめの動画配信プラットフォーム一覧表
おすすめの動画配信プラットフォームのサービスをご紹介します。自社のニーズに合ったサービス選びにお役立てください。
| 会社名 | サービスの特徴 | こんな企業におすすめ | 利用シーン | 料金プラン |
|---|---|---|---|---|
OneStream |
ノーコードで導入できる!オールインワン動画配信サービスなら
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動画ビジネスを素早く始めたい企業
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会員制・有料動画販売、ウェビナー・オンラインセミナー、社内研修・マニュアル共有
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基本プラン:10,780円/月、Proプラン:21,780円/月、Businessプラン:39,800円/月
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クラストリーム |
二次利用制限、なりすまし防止、社内向け動画など、セキュリティ対策が充実したサービスなら
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社内向けに安全な動画共有基盤が欲しい企業
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社内研修・マニュアル共有、ウェビナー・オンラインセミナー
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ライトプラン:55,000円/月、スタンダードプラン:110,000円/月、エンタープライズプラン:165,000円/月
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ULIZA |
大規模配信にも安定して配信可能な動画配信システムなら
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多数視聴者向け配信を予定する企業
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ウェビナー・オンラインセミナー、社内研修・マニュアル共有、ライブイベント
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mini:10,000円/月、Standard:50,000円(初期費用)+50,000円/月
Pro:100,000円(初期費用)+100,000円/月 |
necfru |
「既製品では足りない」を相談できる!オリジナルの動画配信サービスなら |
動画戦略をワンストップで任せたい
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ウェビナー・オンラインセミナー、社内研修・マニュアル共有、ライブイベント、会員制・有料動画販売
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参考例::5,000円~ / 1時間を1日、100人(100回)の場合、中規模配信:100,000円~ / 月※税不明
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J-Stream Equipmedia |
視聴者を限定した動画公開に対応。視聴用Webサイトも用意 |
動画ポータルを構築し社員・顧客への情報提供を最適化したい
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ウェビナー・オンラインセミナー、社内研修・マニュアル共有、ライブイベント
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Startup:初期費用50,000円、50,000円/月
Business:初期費用50,000円、100,000円/月※税不明 |
Qumu(クム) |
テキスト中心の社内報では伝わりにくい現場の温度感を、動画ポータルで全社に継続的に届ける |
研修動画を資産化し繰り返し活用、受講状況や理解度を分析したい
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社内研修・マニュアル共有、ライブイベント
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記載なし
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Vimeo |
自動字幕・多言語翻訳、1本の動画で世界中の視聴者にリーチ |
グローバルなファン向けに映像を配信・販売したい
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ウェビナー・オンラインセミナー、ライブイベント、会員制・有料動画販売
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Starter:1,200円/月、Standard:3,625円/月、Advanced:6,346円/月
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Movy |
ソフトのインストールは不要ですぐに利用可能 |
初めて自社商品PR動画や研修動画を作りたいが専門人材がいない
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ウェビナー・オンラインセミナー、社内研修・マニュアル共有、ライブイベント
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スタンダード:初期費用30,000円、月額60,000円
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MOOGA PLUS |
動画配信と同時にアンケートなどの追加コンテンツも表示可能 |
社員研修・試験をオンライン化したい
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ウェビナー・オンラインセミナー、社内研修・マニュアル共有
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スターター:初期費用55,000円、3,300円/月、スモール:初期費用55,000円、55,000円/月
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SmartSTREAM |
CMSによって作成動画を簡単にアップロード |
初めて社内・顧客向け動画配信に挑戦する
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ウェビナー/オンラインセミナー、社内研修/情報共有、会員限定配信/有料動画販売、ライブイベント配信
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シンプル:初期費用55,000円、52,800円/月、セレクト:初期費用55,000円、49,500円/月
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まならぶる |
学習塾の授業と運営を動画でまるごと効率化 |
生徒の家庭学習を可視化したい
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社内研修・教育(塾内研修、講師トレーニング)、会員限定配信(自塾生向け授業動画)、有料コンテンツ販売(遠隔地生徒へのサービス提供)
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ライトプラン:19,800円/月、プロプラン:49,800円/月
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Bizlat Cloud |
マルチデバイス対応&スマホから動画の登録が可能 |
セキュリティ重視の大企業・官公庁
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社内研修・ナレッジ共有、会員制&有料動画配信、ウェビナー・オンラインセミナー、ライブイベント
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記載なし
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MOVIE LIBRARY |
投稿動画は専用のポータルサイトから視聴が可能 |
社内機密や有料コンテンツをクローズド配信したい
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社内研修・マニュアル共有、ライブイベント
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基本パッケージ mini:初期費用33,000円、44,000円/月,基本パッケージ:初期費用33,000円、110,000円/月
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ビデオグ |
目的に応じて必要な機能を選んで実装可能 |
予算制約がある中小企業や頻度の少ない配信ニーズ
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ウェビナー・オンラインセミナー、社内研修、会員限定配信
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無料プラン:初期費用無料0円/月、ビジネスプラン:7,700円~/月
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eventos |
集客から配信・分析までイベント運営をワンストップで支援 |
展示会やカンファレンスをオンライン化したい
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ウェビナー・オンラインセミナー、ライブイベント、社内イベント
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記載なし
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EXPOLINE |
大型BtoBオンラインイベントに特化したイベント管理システム |
新商品発表会をオンライン化し、営業プロセスと連動させたい
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ウェビナー・オンラインセミナー
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記載なし
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ネクプロ |
ウェビナーを商談につなげる営業・マーケ向け動画配信プラットフォーム |
ウェビナーで見込み客を創出し商談につなげたい
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ウェビナー・オンラインセミナー、社内研修/情報共有
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記載なし
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GigaCast |
セミナーの告知から視聴ログの収集までウェビナー配信に特化 |
社内外で質の高いウェビナーを安定配信したい企業
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ウェビナー・オンラインセミナー、社内研修/情報共有
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プリペイド制:33,600円円~/1セミナーあたり、月額固定(ポイント発行方式):11,800円~/月
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UIshare |
学習に必要な機能をワンパッケージ化。資料共有・テスト・アンケート・管理まで完結 |
社内研修や会員向けオンライン講座を充実させたい
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社内研修・マニュアル共有、会員制・有料動画販売
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記載なし
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動画配信プラットフォームとは
動画配信プラットフォームとは、リアルタイムでの映像や音声の配信が可能なウェブサービスのことを指します。これらのプラットフォームは、ユーザーがライブイベントやストリーミングコンテンツをインターネットを通じて生放送できるようにします。
無料で使用できる代表的なライブ配信用の動画配信プラットフォームには、以下のようなものがあります。
YouTube Live
YouTubeのライブ配信機能は、YouTube上でリアルタイムにコンテンツを配信することができる機能です。ゲーム実況からイベントのストリーミングまで幅広く利用されています。
Twitch
Twitchは主にゲーム関連のコンテンツを配信するプラットフォームで、ゲーム実況者やゲームプレイヤーが自分のプレイをライブで視聴者と共有することができます。最近では他のジャンルのコンテンツも配信されるようになっています。
Facebook Live
Facebookのライブ配信機能は、Facebook上で友達やフォロワーとリアルタイムにコミュニケーションをとるためのツールです。イベントやセミナーのライブ配信にも使われます。
Instagram Live
Instagramのライブ機能は、インスタグラムのストーリーセクションでリアルタイムに動画を共有することができる機能です。
Periscope (Twitter Live)
PeriscopeはTwitterが提供するライブストリーミングプラットフォームで、Twitterアカウントと連携してライブ映像を配信できます。
Niconico (ニコニコ動画)
ニコニコ動画は日本の動画共有サイトで、コメントを動画上に流すことができることが特徴です。ライブ配信機能も提供しています。
こうした動画配信用プラットフォームは、リアルタイムでのコミュニケーションやイベントの配信、ライブパフォーマンスなどに活用されます。また、クリエイターやパフォーマーにとっては、ファンとのコミュニケーションやライブ配信を通じた収益化の手段として重要です。
こうした無料サービスに加えて、企業イベント向けに最適化された オンラインイベントプラットフォームを活用すれば、申込管理や視聴データ収集まで一元化でき、ビジネス利用にも適した運用が可能です。
動画配信プラットフォームのビジネスでの活用方法
動画配信プラットフォームをビジネスで活用する際には、以下のステップやポイントに注意すると良いでしょう。
1.コンテンツ戦略の策定
最初に、どんな種類のコンテンツを提供するかを明確にします。例えば、教育、エンターテイメント、製品のデモンストレーション、専門的なアドバイスなど、目的やターゲットオーディエンスに基づいて戦略を立てましょう。
2.質の高い映像と音声の提供
視聴者はクリアで質の高い映像と音声を求める傾向があります。適切なカメラやマイク、照明などの機材を使用し、技術的な要素にも注意を払います。
3.インタラクションの促進
ライブ配信ではリアルタイムなコミュニケーションが重要です。視聴者とのコミュニケーションを活発に取るための手段を用意しましょう。コメントへの返信や質問への回答などがその例です。
4.スケジュールの設定
定期的にライブ配信を行うスケジュールを設定することで、視聴者に定期的に価値あるコンテンツを提供できます。
5.マーケティングとプロモーション
ソーシャルメディア、メールマーケティング、ウェブサイトなどを活用し、ライブ配信の告知と宣伝を行います。セミナー形式で配信する場合は、 ウェビナープラットフォームを利用することで、申込管理やアーカイブ配信まで効率化できます。
6.視聴者のフィードバックを活用
視聴者からのフィードバックを収集し、コンテンツの改善や新しいアイデアの取り入れに役立てます。
7.収益化の方法を検討
広告、スポンサーシップ、サブスクリプションベースの収益化など、ビジネスモデルを考えます。
8.著作権と法的な考慮
コンテンツの著作権や法的な規制に対する理解と遵守が必要です。
9.データ分析と評価
ライブ配信の成果を評価し、視聴者数やエンゲージメントのデータを分析して改善点を見つけましょう。
10.長期的な戦略の構築
ライブ配信は継続的に行うことで効果を発揮します。長期的な戦略を考え、継続的なコンテンツ提供を心がけましょう。
ステップを踏んで動画配信プラットフォームをビジネス活用することで、視聴者との良好な関係を築きながら、コンテンツの品質を向上させ、ビジネス成果を上げることができます。
動画配信プラットフォームのメリット
動画配信プラットフォームと聞くと、代表的なものとしてYoutubeを思い浮かべる人が多いかと思います。Youtubeを始めとした、無料で利用できる動画配信プラットフォームがある中、有料の動画配信プラットフォームを利用するメリットとして以下のようなことが挙げられます。
動画の作成・管理が簡単にできる
動画配信プラットフォームには、動画制作に必要な機能が一通り搭載されているため、動画制作のノウハウやスキルがなくても、ツール上で簡単に動画を作成できます。スマホで撮影した動画をそのまま投稿できたり、動画に使用できる素材がツール内に用意されていたり、と誰でも簡単に動画を配信できます。
また、ツールによっては動画にタグ付けをして管理ができるため、新人研修用や業務マニュアルなど、用途ごとに動画を整理して保存することができます。動画の作成から管理を一元化できることは、動画配信プラットフォームを導入する大きなメリットの一つです。
視聴者を限定して動画配信が可能
動画配信プラットフォームには、特定の人しか動画を視聴できないように設定する機能があります。動画にIDやパスワードを設定する、特定のメンバーに事前に権限を付与する、といった設定ができ、目的に応じて、自社サービスの会員限定や特定の地域限定など、様々な条件に絞って動画の配信が可能です。
動画配信プラットフォームを活用することで、セミナーや研修動画といった機密性の高い動画も安心して配信ができます。
視聴者データを収集・分析できる
動画配信プラットフォームでは、動画の視聴者数や視聴時間、再生数など様々なデータを収集・分析できます。動画ごとだけでなく、ユーザーごとの視聴データも保存が可能です。
これらのデータを分析することで、視聴者の動向やニーズを把握することができ、今後の動画制作やマーケティングの材料として活用できます。
動画配信プラットフォームについてのよくある質問
Q1. 動画制作の知識がなくても利用できますか?
利用できます。動画配信プラットフォームには、動画作成から投稿まで、必要な機能が揃えられているため、誰でも簡単に動画配信が可能です。自分で動画編集ソフトを探して、動画を作成・編集し、さらに動画の管理まで行おうとすると、かなりの工数がかかります。
動画配信プラットフォームを導入することで、動画の作成・配信から管理までを一つのツールで完結できるため、作業負担を大きく削減できます。
Q2. 情報漏洩や動画の不正使用などのリスクはありますか?
動画配信プラットフォームでは、SSL対応や暗号化などの強固なセキュリティによって、動画が違法ダウンロードや不正使用から守られています。悪用されないためのセキュリティ機能が搭載されているため、事前にトラブルを防ぐことができます。
Q3. 動画配信プラットフォームの種類が多くどれを選べばいいのか分かりません
搭載されている機能や導入にかかる費用は、ツールによって異なります。クラウド型やパッケージ型など、提供方法にも違いがあるため、複数のツールを比較検討して、自社の目的に合ったツールを選ぶことが大切です。
Q4. 動画配信プラットフォームはどんなことに活用できますか?
商品やブランドのプロモーション
企業は、動画配信プラットフォームを通してコンテンツを配信して、視聴者に情報やエンターテイメントを提供できます。
動画コンテンツをアップロードして、視聴者と対話することで、ブランドの知名度を高めたり、製品やサービスを宣伝するために活用します。
企業や学校のオンライン研修・学習を促進
動画配信プラットフォームを使用して教育コースや研修資料を提供することで、生徒や社員のリモート学習をサポートできます。
コンテンツをホスティングして、学生や従業員にアクセスを提供するだけなのでリモートワークの導入に便利でしょう。
動画配信プラットフォームの選び方
動画配信プラットフォームを選ぶ際、最適なサービスを見極めることは、動画コンテンツの成功に直結します。選択肢は多岐にわたりますが、ここでは月間転送量、ストレージの制限、ライブ配信の有無、外部システムとの連携性という4つの重要ポイントを基に、あなたのニーズに最も合ったプラットフォームを選ぶためのガイドラインを提供します。
月間転送量とストレージの制限
動画はデータ量が大きく、その容量には特に注意が必要です。選ぶ動画配信プラットフォームでは予想する動画のアップロード量や視聴者数に応じた十分な月間転送量とストレージを提供しているかが重要です。これにより、追加の料金が発生することなく、スムーズに動画を配信できます。
ライブ配信の有無
近年、リアルタイムでのイベントやセミナー配信への需要が高まっています。したがって、動画配信プラットフォームがライブ配信をサポートしているかどうかも、選択する際の大きな判断材料です。ただし、ライブ配信機能が必要かどうかは、配信するコンテンツの性質や目的によって異なります。
外部システムとの連携性
動画配信プラットフォームを選ぶ際には、API連携の可否も重要なポイントです。APIを通じて他のシステムと連携できる場合、動画アップロードの自動化やユーザーの視聴状況の管理、さらには詳細な分析まで、より幅広い機能を活用することが可能になります。これにより、動画配信の効果を最大限に高めることができます。
これらのポイントを踏まえ、あなたの目的に最も合った動画配信プラットフォームを選択することで、効果的な動画配信が実現します。各プラットフォームの特徴を理解し、あなたのニーズに合致する最適な動画配信プラットフォームを見つけましょう。
動画配信プラットフォームのまとめ
今回は、動画配信プラットフォーム各社の紹介や導入するメリット、選び方について、おすすめのツールと合わせて解説しました。昨今、ビジネスでも動画を利用される機会が増えてきています。
動画配信プラットフォームを活用することで、社内に動画制作のノウハウがなくても、簡単に動画を作成・管理することが可能です。限定配信に特化したものやライブ配信に特化したものなど、ツールの種類は多岐に渡るため、自社で想定される用途に適したツールを導入しましょう。
動画配信プラットフォームの導入に不安を感じる方は、サポート体制が整っていて、国内企業が提供しているツールがおすすめです。いくつかのサービスを比較し、費用やコスト面を考慮した上で、ツールを選定することが大切です。
- 免責事項
- 本記事は、2023年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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