顧客の契約内容は保険会社の画面、面談履歴は担当者のメモ、満期予定はExcel。情報が分かれていると、担当者の不在時に問い合わせへ答えられず、引き継ぎや次回の連絡にも手間がかかります。
保険代理店の顧客管理では、顧客・世帯と契約、対応履歴、次回の担当者・期限を結び付けることが重要です。顧客管理システムは、その情報を組織で共有し、契約後も継続して対応するために使います。
顧客管理を担うシステムと、既存顧客フォローを補う関連ツールを含む17サービスを比較します。自社の課題に合う管理範囲と料金条件から、候補を絞りましょう。
資料請求先はi-Fit・AS-BOX・hokanです。顧客管理に加えて比較・提案支援のサービスを含み、掲載17サービスすべての資料ではありません。
保険代理店の顧客管理システム17選比較表
連絡先を登録できるだけでなく、顧客と契約・世帯・履歴をどの単位で結び付けられるかを比較します。下表は各社の機能をもとにした用途別の整理であり、順位を示すものではありません。
顧客管理の課題から候補を絞る
- 引き継ぎ・対応履歴の共有:i-Fit、hokan、MIC-ViewSystemなど。担当者以外も顧客の経緯と未対応の業務を追える構成を選びます。
- 乗合各社の契約の集約・名寄せ:WiseOffice、CSB、YouWill-CRMなど。取扱保険会社のデータ取込方法と、重複した顧客を統合する方法が選定の軸です。
- 小さく始める顧客管理:保険マネージャー for Businessなど。無料プランの利用範囲と、有料化する機能を分けて比べます。
- 既存顧客からの相談受付:保険簿connectなど。顧客向けアプリとの連携は、社内の台帳や募集記録とは別の役割として検討します。
料金は月額だけでなく初期費用と追加費用を比較
一律の相場では比べにくいため、公開料金の例と課金条件を整理しました。金額は税別です。税の扱いを確認できない月額料金は、推定で税別にせず見積もり扱いにしています。
| サービス | 公開料金の例(税別) | 追加費用・契約条件 |
|---|---|---|
| YouWill-CRM | 初期設定支援・環境整備20万円 | 初回データ取得・名寄せ等は別途。Standardは最低5人。月額は要見積もり |
| MyCompass | 基本月額12,000円、初回登録40,000円 | 証券数別のID従量料金が別途。5ID単位 |
| agents-i | 月額基本25,000円/50,000円/100,000円 | エディション別。初期設定、追加ユーザー・容量等は別途 |
| 保険マネージャー for Business | 登録料0円、フリープラン0円 | 有料プランは使う機能と人数に応じて選択 |
出典:YouWill-CRMの料金、MyCompassの料金、agents-iの料金、保険マネージャー for Business。MyCompass・agents-iは公式の税込価格を税率10%で換算。2026年9月7日確認。
個別見積もりでは、初期設定・移行費+月額利用料×12か月+データ連携・オプション・支援費で初年度の総額を揃えましょう。i-Fitやhokanなども、必要な機能構成と利用人数を伝えて比較します。
17サービスの顧客管理機能を比較
保険簿connectは既存顧客フォロー支援、Vtiger CRMは汎用CRMです。専用システムと同じ機能が揃う前提ではなく、役割を分けて比較してください。
| 会社名 | サービスの特徴 | 適した業務 | 管理できる情報 | データ連携・運用上の特徴 |
|---|---|---|---|---|
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顧客管理を既存の代理店業務に合わせて設計
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顧客管理を既存の代理店業務に合わせて設計
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世帯・法人・契約・対応履歴・満期
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CRMと事務機能の組合せ・個別カスタマイズ
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顧客対応とチームの進捗を共有
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顧客対応とチームの進捗を共有
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世帯・法人・契約・予定・添付ファイル
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共同GW・名寄せ・API連携、監査ログはオプション
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YouWill-CRM |
契約取込と面談・意向の記録を集約 |
契約取込と面談・意向の記録を集約
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顧客・契約・名寄せ・面談記録
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共同GW連携、StandardとCoreで機能範囲が異なる
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保険VOS(VOS2.0) |
電話対応と顧客情報を結び付ける |
電話対応と顧客情報を結び付ける
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顧客情報・対応記録・通話データ
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VOS_CTI連携、通話の自動要約は別料金のオプション
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MIC-ViewSystem |
契約後の事故・保全対応も一緒に管理 |
契約後の事故・保全対応も一緒に管理
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顧客・契約・事故・対応履歴・書類
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アクセス権限・操作ログ、リモートサポート
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CSB |
世帯・契約情報を次の顧客接点に活用 |
世帯・契約情報を次の顧客接点に活用
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顧客・世帯・法人・契約・対応履歴
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共同GW等のデータ取込・名寄せ、店舗・チーム別の権限
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LIPSAS Neo |
面談後の次回予定と募集活動を管理 |
面談後の次回予定と募集活動を管理
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顧客・世帯・対応予定・履歴・契約
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共同GW取込、顧客条件抽出と募集担当者の一括変更
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WiseOffice |
保険会社ごとの契約を名寄せして集約 |
保険会社ごとの契約を名寄せして集約
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顧客・契約・案件・満期・対応履歴
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共同GW自動取込、クラウド・パッケージ・個社開発
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保険マネージャー for Business |
無料プランから顧客管理を始める |
無料プランから顧客管理を始める
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顧客・契約・満期・やること管理
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顧客向け保険マネージャー連携、機能はプラン別
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MCエキスパートクラウド |
面談の記録と契約後フォローを管理 |
面談の記録と契約後フォローを管理
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顧客・面談レポート・成約・保全
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共同GW連携、CSV・Excelインポート、AI面談レポート
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インプラス・ウェッジ |
大型代理店の顧客管理と事務を統合 |
大型代理店の顧客管理と事務を統合
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顧客・世帯・契約・販売・事務管理
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アクセス権限、企業内代理店などの業務形態に対応
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MyCompass |
法人顧客の保険証券と保障を横断管理 |
法人顧客の保険証券と保障を横断管理
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保険証券・保障・保険料・解約返戻金・意向履歴
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権限による閲覧制限、証券数・ID数に応じた契約
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御用聞き |
顧客・世帯の管理と営業支援を連携 |
顧客・世帯の管理と営業支援を連携
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顧客・世帯・商談・意向把握・予定
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Salesforce基盤、自動名寄せ、ACPの各ツールと連携
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agents-i |
顧客・契約管理の利用規模を段階的に選ぶ |
顧客・契約管理の利用規模を段階的に選ぶ
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顧客関係・契約・予定・メッセージ
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機能はエディション別、IP接続制限に対応
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保険簿connect |
既存顧客が相談しやすい連絡窓口を作る |
既存顧客が相談しやすい連絡窓口を作る
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連絡リクエスト・顧客が共有した証券情報
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顧客向け保険簿アプリ連携、募集人1名から利用
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保険代理店様向け顧客管理システム |
意向と対応履歴を顧客に結び付けて残す |
意向と対応履歴を顧客に結び付けて残す
|
顧客・見込み客・意向・対応履歴・文書
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契約管理や保険会社データ取込は別途開発に対応
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Vtiger CRM |
Web問い合わせと営業活動を横断管理 |
Web問い合わせと営業活動を横断管理
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リード・契約関連情報・文書・問い合わせ
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項目のカスタマイズ、顧客ポータル・通知設定
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保険代理店の顧客管理システム・関連ツール17選
保険代理店の顧客管理でつなぐべき5つの情報
顧客名簿を増やす前に、どの記録を結び付けるかを決めます。顧客IDを共通の軸とし、契約者・被保険者・世帯を同一人物として扱わないことが基本です。
| 管理する情報 | 主な項目 | 活用する場面 |
|---|---|---|
| 顧客・関係者 | 顧客ID、氏名、連絡先、世帯、法人、担当者 | 本人・家族・法人関係者を区別して連絡 |
| 契約 | 保険会社、証券番号、契約者、被保険者、保険種目、満期日 | 複数契約の照会、満期案内 |
| 対応履歴 | 日時、対応者、面談・電話の内容、保全・苦情対応、関連文書 | 不在時の回答、担当変更時の引き継ぎ |
| 意向・提案の記録 | 当初・最終意向、比較対象、推奨理由、説明内容、確認・承認の記録 | 提案経緯の振り返り、管理者の点検 |
| 次回の対応 | 担当者、期限、実施内容、進捗、完了日 | 定期連絡、必要書類の回収、更改対応 |
管理対象を整理する際は、保険代理店の顧客情報を一元管理する方法も参考にしてください。収集項目は業務上必要な範囲に絞り、利用目的と共有範囲を揃えます。
Excel・汎用CRM・保険代理店専用システムの選び方
小規模だからExcelで十分、大規模だから専用システムが必須とは限りません。同時に使う人数、契約データの更新頻度、履歴や権限管理に求める内容から選びます。
| 管理方法 | 適した使い方 | 運用上の負担 |
|---|---|---|
| Excel | 担当者と更新ルールを絞り、顧客台帳を小さく始める | 顧客・契約・履歴の紐付け、重複防止、ファイル権限、版管理を自社で設計 |
| 汎用CRM | Web問い合わせ・商談・メール対応もまとめて管理 | 保険契約・世帯・意向の項目設計、保険会社データ連携の開発や設定 |
| 保険代理店専用システム | 契約取込、満期、募集・保全記録を保険業務に沿って管理 | 対応保険会社や利用プランの選定、既存データの整備・移行 |
Excelで始める場合は台帳を分けてIDで結ぶ
顧客台帳、契約台帳、対応履歴を一つの大きな表に詰め込むと、一人が複数契約を持つ際に住所や連絡先が重複します。顧客台帳は顧客ID、契約台帳は契約IDと顧客ID、履歴は日時と顧客IDで結び、変更する元データを一つに決めましょう。
共有ファイルの複製、同時編集による上書き、未対応案件の抽出、退職者のアクセス停止に手間が増えたら、システムへの移行を検討する段階です。無料という理由だけで、業務上必要な権限や履歴の管理を省かないようにします。
デモでは顧客対応を一件通して操作する
機能名の一覧だけでは、日々の使い勝手は判断できません。架空のテスト用顧客を使い、「複数の契約を照会→電話内容を記録→次回期限を設定→別の担当者が確認」という一連の操作を試します。管理者側の画面でも、期限を過ぎた対応や未記入の項目が分かるかを確かめましょう。
見積・比較提案、手数料管理など顧客管理以外の業務も含めたい場合は、保険代理店システムの機能・費用比較で対象業務を広げて検討できます。
顧客管理システムへのデータ移行と名寄せの進め方
移行で難しいのはファイルの取込そのものより、異なる台帳の同じ顧客を正しく結ぶことです。元データを保管し、照合用の一覧を残してから移行します。
- 移行対象を決める:顧客・契約・対応履歴・添付文書の保存場所と件数を洗い出し、移行しないデータの保管方法も決めます。
- 項目と形式を揃える:住所や氏名の表記、日付形式、担当者名を整理します。電話番号や証券番号の先頭の0を消さないよう、文字列で扱う項目を区別します。
- 名寄せの判定ルールを作る:氏名だけで同一人物と決めず、生年月日や住所など複数項目で照合します。契約者と被保険者、同姓同名の別人は区別し、曖昧な候補は担当者が判断します。
- 少量を試験移行する:複数契約、家族、法人、改姓・転居、担当変更などのデータを含め、元台帳との紐付けや履歴を照合します。
- 切替日と責任者を決める:旧台帳の更新停止時刻、差分の取込、移行後の件数照合、問題があった場合の戻し方を決めます。
共同ゲートウェイに対応していても、取扱保険会社や契約データの取得範囲、過去の対応履歴まで自動移行できるかは別問題です。移行費用の見積もりでは、取込だけでなくデータ整備・名寄せ・添付文書・検証作業の担当範囲を分けておきましょう。
導入後は「記録→次回設定→管理者確認」を日常業務にする
顧客管理は、入力した記録が次の対応に使われて初めて役立ちます。次は運用の一例です。自社の保全方針や所属保険会社のルールに合わせて調整してください。
| タイミング | 担当する人 | 行うこと |
|---|---|---|
| 面談・電話の後 | 対応した募集人・事務担当 | 対応内容と必要書類を記録し、次の担当者・期限を登録 |
| 業務開始時 | 各担当者 | 当日の予定と期限超過を確認し、未対応を放置しない |
| 定期点検 | 管理者・拠点責任者 | 期限超過、記録不足、担当者未設定の案件を確認して割り当てる |
| 異動・退職時 | 管理者と引き継ぎ先 | 契約だけでなく未完了タスク・連絡予定も引き継ぎ、アクセス権を変更 |
満期前の対応を改善したい場合は、保険代理店の満期管理と更改漏れを防ぐ運用も参照してください。期限や通知を設定して終わりにせず、未対応を誰が引き取るかまで決めることが重要です。
個人情報の共有範囲とアクセス権限を整える
顧客情報を一元化することと、全員がすべての情報を閲覧できることは別です。募集人・事務担当・管理者の業務に応じて、閲覧・編集・出力できる範囲を設定します。
- 利用者ごとにIDを用意し、誰が操作したかを追えるようにする
- 店舗・部門・担当業務に応じて権限を絞り、異動・退職時に見直す
- CSV出力や添付文書の持ち出し、私物端末からの利用ルールを決める
- 操作ログの対象と保存期間、バックアップの復旧方法を契約時に確認する
- 委託先が扱う情報とアクセス範囲、事故時の連絡体制を明確にする
日本損害保険協会の情報管理態勢に関する資料でも、アクセス管理や情報持ち出しへの対策、委託先の管理が示されています。システムの導入だけで法令対応が完了するわけではありません。自社規程と所属保険会社の指示に沿って運用を整えましょう。
参考:日本損害保険協会「保険募集等の情報管理態勢の留意事項について」
保険代理店の顧客管理に関するよくある質問
小規模代理店でも顧客管理システムは必要ですか?
顧客数だけでは決まりません。担当者不在時の回答や引き継ぎ、複数契約の更新、満期前の連絡で負担が出ているかを基準にします。少人数で使う場合は、最低利用人数や管理者用IDを含めた費用が重要です。
無料の顧客管理ツールだけでも運用できますか?
必要な機能と共有範囲を満たせば運用できます。例えば保険マネージャー for Businessにはフリープランがあります。ただし、契約管理や権限、添付容量、出力などの利用範囲を有料プランと分けて比較してください。
保険会社のシステムとCRMは何が違いますか?
保険会社ごとの契約手続きを扱う画面に対し、代理店のCRMは複数社にまたがる顧客・契約や自社の対応履歴をまとめる目的で使います。契約データを取り込める保険会社と更新方法は製品・契約によって異なります。
Excelにある顧客情報や履歴は移せますか?
CSVやExcelからの取込に対応する製品があります。ただし、自由記述の履歴、添付文書、世帯・契約の紐付けまで引き継げるかは別途検証が必要です。元データを渡す前に、件数と項目、名寄せルールを整理しましょう。
名寄せ機能があれば重複や誤登録はなくなりますか?
なくなるとは限りません。表記ゆれを吸収しても、同姓同名や古い住所などにより判定が曖昧になる場合があります。自動処理する条件と、人が確認する条件を分けて運用します。
一括資料請求で17サービスすべての資料が届きますか?
いいえ。リンク先で資料提供しているi-Fit・AS-BOX・hokanが対象です。比較・提案支援のAS-BOXも含みます。サービス名と資料提供範囲を請求フォームで確認してお申し込みください。
顧客・契約・履歴をつなぎ、次の対応まで管理しよう
保険代理店の顧客管理で重視したいのは、情報量よりも「必要なときに経緯を確認し、次の担当者が動けること」です。自社で負担が大きい業務から管理範囲を決め、データの取込、日常の入力、管理者の点検までを試して候補を選びましょう。
資料で機能構成を比較する際は、利用人数、取扱保険会社、移行する顧客・契約の件数、共有したい履歴を揃えておくと、導入費用と支援範囲の違いが分かりやすくなります。
資料請求先はi-Fit・AS-BOX・hokanです。顧客管理に加えて比較・提案支援のサービスを含み、掲載17サービスすべての資料ではありません。
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本記事は2026年9月7日に確認した各社の公式情報をもとに作成しています。掲載サービスには広告・PRを含みます。機能・料金・提供条件は変更される場合があるため、契約前に各社へご確認ください。金額は税別とし、税込価格から換算した箇所は明記しています。導入事例は個別の事例であり、同様の成果を保証するものではありません。
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