オープンキャンパス集客・広告施策で忘れてはいけないこと

オープンキャンパス集客・広告施策で忘れてはいけないこと

この記事では、オープンキャンパスの集客方法や広告施策やその注意ポイントを紹介しています。入学する学生の数を増やして大学の経営状況を改善したい方は参考にしてみてください。

大学の数が増え学生のニーズが多様化しているなか、以前にも増して重要なのは「自校の強みに基づいた差別化」です。この記事では、自校で提供している価値とニーズが合う学生だけを集め、入学に繋げる施策として「ポジショニングメディア」を紹介しています。詳しくは後述しますが、ポジショニングメディアについて早速知りたい方は下記のページをご覧ください。

相性の良いユーザーを集める
ポジショニングメディアとは?

オープンキャンパス集客の現状と課題

18歳人口の減少が続く中、大学・短大・専門学校にとってオープンキャンパスの集客は年々難しくなっています。文部科学省の調査によると、私立大学の約5割が定員割れの状態にあり、学生募集は各校の存続に直結する最重要課題となっています。

このような厳しい環境下で、オープンキャンパスは志願者獲得の最も重要な接点の一つです。実際に、大学に入学した学生の86%がオープンキャンパスに参加しているというデータもあり、この機会を最大限に活かせるかどうかが、志願者数を左右する大きな要因となっています。

オープンキャンパス集客を取り巻く環境変化

オープンキャンパスの集客環境は、この数年で大きく変化しました。コロナ禍をきっかけにオンライン開催が定着し、遠方の高校生も気軽に参加できるようになった一方で、リアルな体験の価値が再認識されるようにもなりました。また、高校生の情報収集行動がデジタル化し、InstagramやTikTokなどのSNSでの口コミが志望校選びに大きな影響を与えるようになっています。

さらに、高校生は平均で3〜4校のオープンキャンパスに参加しており、比較検討がより厳しくなっています。他校との差別化ポイントを明確に示し、「ここに来て良かった」と思ってもらえる体験を提供することが、これまで以上に重要になっています。

集客数だけでは意味がない理由

オープンキャンパスの集客を考える際、参加者数を増やすことだけに注力してしまうケースがあります。しかし、本来の目的は「出願数を増やすこと」であり、そのためには参加者の「質」が重要です。自校に合わない学生を大量に集めても、出願につながらなければ意味がありません。

むしろ、自校の教育方針や特徴を理解し、本当に入学したいと思っている学生を適切な人数集めることが大切です。そのためには、誰をターゲットとするのかを明確にし、その層に刺さる情報発信と魅力的なプログラム設計が必要になります。

オープンキャンパス集客の戦略設計

効果的なオープンキャンパス集客には、戦略的なアプローチが不可欠です。闇雲に広告を打つのではなく、ターゲットを明確にし、適切なチャネルで情報を届け、参加後のフォローまで一貫した設計が求められます。

ターゲット学生の明確化とペルソナ設定

オープンキャンパスの集客戦略を立てる第一歩は、どのような学生に来てほしいのかを明確にすることです。「誰でもいいから来てほしい」という姿勢では、結局誰にも響かないメッセージになってしまいます。

既に在学している優良学生を分析し、共通する特徴を抽出します。どのような高校に通っているか、どの地域から来ているか、どんな動機で進学を決めたか、どんな将来像を描いているかなどを詳しく調べていきます。

さらに、具体的なペルソナを設定します。「偏差値50程度の普通科高校に通う高校2年生、将来は医療系の仕事に就きたいと考えているが、具体的な職種はまだ決まっていない。部活動はバレーボール部。親は地元での就職を希望している」といったように、実在する人物のように詳細に設定することで、どのようなメッセージを、どのチャネルで届けるべきかが明確になります。

認知から参加までのカスタマージャーニー設計

高校生がオープンキャンパスに参加するまでには、いくつかの段階があります。まず学校の存在を知り、興味を持ち、具体的に検討し、参加を決定するというプロセスです。この各段階で適切な情報を提供することが、参加率を高める鍵となります。

認知段階では、Web広告やSNS、高校訪問などを通じて、まず学校の存在を知ってもらいます。興味・関心段階では、Webサイトやパンフレット、動画などで学校の特徴や魅力を伝えます。比較検討段階では、他校との違いや自校ならではの強みを具体的に示します。そして参加決定段階では、申込みのハードルを下げ、参加するメリットを明確に伝えます。

各段階で高校生が何を知りたいと思っているか、どんな不安を抱えているかを想像し、それに応えるコンテンツを用意することが重要です。

オープンキャンパスの集客を担う広報の課題

大学・短大・専門学校でいま苦慮しているのは「広報活動」ではないでしょうか。オープンキャンパスは「イベント」には違いありませんが、社会人にとっての会社説明会と同じです。新入生という人材獲得に向け、どうやって広報していくか、どうやって集客するかが悩みどころです。

「オープンキャンパスに人がもっと多く集まれば、出願してくれる学生も増えるはず」と皮算用する担当者の気持ちはわかります。しかし、受験者が増えない理由がオープンキャンパスの内容やプログラムにあるとしたら、たとえオープンキャンパスへの参加者が増えても、出願数はあまり増えない可能性があります。

オープンキャンパスのプログラム見直しを先送りしたがために、マイナス評価の口コミなどをSNSで流されてしまう可能性もあります。個別相談を受け持った先生の悪口や不平不満などをSNSに投稿されたら、その大学に入りたいと思う受験生が増えることはなかなか難しいのではないかと思います。

オープンキャンパスはただの集客イベントではない

オープンキャンパスはただの高校生集めのイベントではありません。参加してくれる受験生やその親御さんたちが求めているもの、知りたいことを理解したうえで、その大学の魅力を「参加者目線でわかりやすく」伝える貴重な機会です。そこでいま一度オープンキャンパスの集客対策にはどのようなものがあるか、整理しておきます。

まず、オープンキャンパスを行う際は、大学、短大、専門学校、高校のコンセプトや教育指針など、魅力の核となる部分をアピールできなければ意味がありません。学校の魅力をアピールし参加者を惹きつけるために、配布物を魅力的なものにする、学校の価値を参加者の心に響くような言葉で伝える、学校の価値やイメージを表現する(デザイナーに協力してもらうなど)といったことを行うと良いでしょう。

それではオープンキャンパスを魅力的なものにするために、それぞれの学校がアピールすべきポイントをまとめておきましょう。オープンキャンパスの内容を見直す際、ぜひ参考にしてください。

大学のオープンキャンパスの場合

じつは大学に入学した学生の86%が、オープンキャンパスに参加していることがわかっています。オープンキャンパスへ参加する際は、通いやすさ、学校の雰囲気、施設の充実度などをチェックして総合的な判断をする学生が多いようです。したがって大学が駅近など、上記に関わるアピールポイントがあったら、積極的に学生に伝えるようにしましょう。高校生や受験生はキャンパスライフに強いあこがれを抱いています。オープンキャンパスはその想いに応える絶好のチャンスです。

また在学生の、リアルな学校生活についての話を参考にする学生もいます。オープンキャンパス中に、在学生から話を聞けるような内容を盛り込むのも良いでしょう。

短大のオープンキャンパスの場合

学生が短大に進学を希望する理由の一つは、学費です。親御さんに経済的負担をかけたくないといった理由で短大を志望する学生がいます。また最短時間でスキルを身に着け、大学のコネクションで就職したいという生徒さんも多いはず。したがって、オープンキャンパスでは個別の相談会を設け、授業料や取得できる資格、就職先などについて生徒や親御さんが質問しやすい環境を整えましょう。

また、短大に進学し資格を取得したいと考えている学生もいますので、短大でどのような資格が取れるのかを伝えることも大切です。学生が資格を取得するためのサポートなどがあれば、積極的にアピールしましょう。

その他、就職率も学生が知りたいと思っている情報の一つです。また、短大のオープンキャンパスでも、大学と同様に通学のしやすさなどはアピールすべきですし、また何を学べるかをしっかりと伝える必要があります。

専門学校のオープンキャンパスの場合

専門学校を選ぶ学生は、自分の興味がある分野を専門的に勉強したいという思いがあり、専門学校への進学を希望しています。したがって、学生たちにとって、カリキュラムは非常に気になるポイントです。

専門学校のカリキュラムは学校ごとに異なります。他校にはない自校の良さをアピールしながら、どのようなカリキュラムなのかを伝えることが重要です。また、どのような講師が在籍しているかが気になる学生もいます。講師を紹介する際は、カリキュラムに見合った講師であるかが学生に伝わるようにしてください。

その他、就職率、就職指導体制、認可校であるか、教室の広さや設備についてもオープンキャンパスで伝えられるようにし、集客につなげましょう。

デジタル施策による効果的な集客方法

現代の高校生はデジタルネイティブ世代であり、スマートフォンで日常的に情報収集しています。オープンキャンパスの集客においても、デジタル施策は欠かせない要素となっています。

WebサイトとSEO対策

高校生が学校を検索する際、まず見るのが公式Webサイトです。オープンキャンパスの情報が見つけやすく、申込みがスムーズにできるサイト設計が重要です。「〇〇大学 オープンキャンパス」「〇〇学部 見学」といったキーワードで検索した際に、自校のページが上位表示されるよう、SEO対策も欠かせません。

オープンキャンパス専用ページには、開催日時、プログラム内容、申込方法、アクセス情報、よくある質問など、高校生が知りたい情報を網羅的に掲載します。過去の参加者の声や当日の様子を撮影した写真・動画も効果的です。「何をするのか分からない」という不安を取り除き、「行ってみたい」と思わせるコンテンツを充実させましょう。

スマートフォンでの閲覧を前提とした設計も必須です。文字が小さすぎて読めない、申込フォームが入力しにくいといった問題があると、せっかく興味を持った高校生も離脱してしまいます。

SNSマーケティングの活用

高校生の多くが日常的に利用しているSNSは、オープンキャンパス集客の強力なツールです。各プラットフォームの特性を理解し、適切に活用することで、幅広い層にリーチできます。

Instagram施策では、キャンパスの美しい風景、在学生の日常、学食のメニュー、サークル活動の様子など、ビジュアルで訴求できるコンテンツを投稿します。ストーリーズ機能を使った「オープンキャンパスまであと〇日」といったカウントダウンや、リール動画での短い学校紹介も効果的です。

TikTokは、より若い世代へのリーチに有効です。15秒〜60秒の短い動画で、キャンパスツアーや在学生へのインタビュー、学校の特徴を面白く紹介するコンテンツを投稿します。トレンドの音楽や編集スタイルを取り入れることで、拡散されやすくなります。

X(旧Twitter)は、オープンキャンパスの開催告知や、当日のリアルタイム情報発信に適しています。ハッシュタグを活用し、高校生が検索しやすくします。

LINE公式アカウントは、オープンキャンパスの申込み受付や、参加予定者への事前情報配信、当日の持ち物リマインドなどに活用できます。開封率が高いため、重要な情報を確実に届けられます。

Web広告の戦略的活用

オーガニックな情報発信だけでなく、広告を活用することで、より確実にターゲット層にリーチできます。

リスティング広告は、「〇〇大学 オープンキャンパス」「看護学部 見学」といった具体的なキーワードで検索している高校生に、ピンポイントでアプローチできます。すでに興味を持っている層なので、コンバージョン率が高い傾向にあります。

ディスプレイ広告やSNS広告は、まだ自校を知らない潜在層にもリーチできます。ターゲティング設定で、年齢(16〜19歳)、地域(通学可能な範囲)、興味関心(進学、大学、志望学部に関連するキーワード)を絞り込むことで、効率的に配信できます。

動画広告は、キャンパスの雰囲気や在学生の生の声を伝えるのに効果的です。YouTubeやInstagram、TikTokなどで配信し、「もっと知りたい」と思わせてWebサイトへ誘導します。

高校生に刺さるオープンキャンパスにするためには

高校生イメージ

オープンキャンパスへ行く高校生は、平均で3、4校のオープンキャンパスに参加しています。したがって、他校には負けない、高校生の心をしっかりと掴む、魅力的なオープンキャンパスにする必要があります。

高校生に刺さるようなオープンキャンパスにするためには、受験生や親御さんの立場に立って、オープンキャンパスのプログラムを決定していくことが重要です。また、オープンキャンパスの開催時期を工夫する必要もあるでしょう。学校や先生の雰囲気も非常に重要です。

ではそれぞれについて詳しく解説します。高校生の記憶に残るようなプログラムを作る上での参考にしてみてください。

受験生の視点でプログラムを考案する

受験生の立場に立って情報を伝えることが大切です。しかし、受験生が学校に対して、どのようなものを求めているのかを把握することは簡単ではありません。受験生が何を最も大切だと思うかは、学校を検討するタイミングによっても変わります。

そこで、少し前まで同じ立場であった在学生に話を聞いてみるのがおすすめです。在学生に何が決め手となって自校を選んだのか、オープンキャンパスでは何を特に確認したかったかなどを調査してください。

在校生から話を聞く方法としては、アンケートで確認しても良いのですが、インタビュー形式で話を聞く方が良いでしょう。インタビューで得た情報を元にオープンキャンパスのプログラムを考え、より多くの学生を集客しましょう。

オープンキャンパス開催時期を工夫する

オープンキャンパスを開催する時期としては、やはり夏がおすすめです。高校生の夏休みの時期に開催すれば、参加者が集まりやすいでしょう。しかし、夏は基本的に多くの学校がオープンキャンパスを開講しているため、自校独自の魅力を伝える努力が必要です。

また、文化祭や学園祭が行われる秋も、オープンキャンパスの開催時期に良いでしょう。高校生には学校の文化祭を楽しんでもらいながら、同時に進路相談ができる時間を設けると良いです。

春と冬は入試や入学式があるため、オープンキャンパスを開催しない学校が多く、学生の集まりも悪いかもしれません。しかし、人混みが苦手、ゆっくり見学したいといった高校生も存在します。少人数だからこそ、一人ひとりにしっかり丁寧に向き合い、確実に出願につなげることもできるでしょう。

明るくフレンドリーな雰囲気づくり

教育困難校の学生など、大学へ進学する自信のない高校生や親御さんに対しては、大学の在学生や教職員の雰囲気が決め手となり出願に繋がることが多いです。

学力が高いレベルの学生とは異なり、学校の教授や学部で何を学べるかを重要視して学校を決めることはあまりありません。大学のカリキュラムよりも、先生が優しく接してくれた、在学生が明るく良い雰囲気だったといった理由で出願を決める傾向があります。反対に、高校生が「在学生や先生とは話しづらい」、「フレンドリーな雰囲気ではない」と判断すれば、大学に対して悪いイメージを抱かれる可能性もあります。

オープンキャンパス中は笑顔で親切に対応することが非常に大切です。高校生や親御さんに良いイメージを持ってもらい、出願に繋げましょう。

オープンキャンパスの
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オンラインとリアルのハイブリッド開催

コロナ禍を経て、オープンキャンパスの形態は大きく変化しました。オンライン開催が定着した今、リアル開催とオンライン開催を組み合わせたハイブリッド型が主流になりつつあります。

オンラインオープンキャンパスのメリット

オンライン開催の最大のメリットは、地理的な制約を超えて多くの高校生にリーチできることです。遠方に住んでいて来校が難しい高校生、部活動や予定があって参加できない高校生も、オンラインなら気軽に参加できます。また、複数の学校のオープンキャンパスを同日に参加することも可能になり、比較検討しやすくなります。

学校側にとっても、会場設営や資料準備などのコストを削減でき、天候に左右されないというメリットがあります。録画しておけば、いつでも視聴可能なコンテンツとして活用でき、集客期間を延ばすことができます。

効果的なオンラインオープンキャンパスの設計

オンラインオープンキャンパスには、ライブ配信型とオンデマンド型の2つのアプローチがあります。ライブ配信型は、リアルタイムで質問できる双方向性が魅力です。Zoomなどのツールを使い、大学紹介、学部説明、在学生とのトークセッション、個別相談などを実施します。チャット機能で質問を受け付け、その場で回答することで、参加者の疑問をリアルタイムで解消できます。

オンデマンド型は、事前に撮影した動画を公開する形式です。キャンパスツアー、模擬授業、学部紹介、在学生インタビューなどのコンテンツを用意し、視聴者が好きな時間に好きなコンテンツを視聴できるようにします。VR技術を活用した360度キャンパスツアーも、没入感のある体験を提供できます。

リアル開催の価値

オンラインが便利になっても、リアルな体験の価値は失われていません。実際にキャンパスを歩き、施設を見て、在学生や教職員と直接話すことで得られる情報や感覚は、オンラインでは完全には代替できません。

キャンパスの雰囲気、通学のしやすさ、周辺環境、在学生の表情やファッション、食堂の食事、図書館の蔵書など、五感で感じる情報が志望度に大きく影響します。特に、「ここで学生生活を送りたい」というイメージを具体的に持てるかどうかは、リアルな体験によってこそ醸成されます。

ハイブリッド型の最適な組み合わせ方

オンラインとリアルをうまく組み合わせることで、それぞれのメリットを最大化できます。まず、オンラインで幅広い層にリーチし、興味を持った高校生にリアル開催への参加を促すという段階的なアプローチが効果的です。

「まずはオンラインで気軽に参加してみて、もっと知りたいと思ったらリアル開催へ」という導線を作ることで、参加のハードルを下げつつ、本当に興味のある層を確実にリアルイベントへ誘導できます。リアル開催への参加特典を用意するなど、動機づけを工夫することも重要です。

オープンキャンパスの集客力向上に有効な方法

LINE広告などのデジタル広告を使う

デジタル広告を活用することで、効果的な集客を期待することができます。デジタル広告にもさまざまな種類がありますが、中でもおすすめなのが「LINE広告」です。

10代、20代のほとんどの学生が利用しているLINEのタイムライン上に、バナーを設置することができ、また動画広告の配信をすることもできます。LINE広告をクリックすると、簡単にオープンキャンパスの参加申し込みをすることが可能です。

次におすすめなのはTwitter広告です。TwitterもLINE同様、若い年代の人たちのほとんどが使っているツールの一つです。ハッシュタグを使って、オープンキャンパスに関する情報の配信を行いましょう。

LINEやTwitter以外にも、YouTube広告、Instagram広告、Facebook広告、Google広告、Yahoo!プロモーション広告などのデジタル広告があります。

プレスリリースを活用する

プレスリリースをメディアに流し、記事にしてもらうことで、オープンキャンパスへの集客を行うこともおすすめです。高校生が興味を持ちそうな話題を上手く盛り込んだ記事を、オープンキャンパスが開催される数日前に配信すると効果的です。

メディアには日々たくさんのプレリリースが届きます。したがってプレリリースを流す際は、ただ情報を書いていくのではなく、関心を持ってもらえるような工夫をしてください。記者や編集者に興味を持ってもらえれば、取り上げてもらい、記事にしてもらえます。有料で記事にしてもらうのも一つの手でしょう。

また、プレリリースを活用するとSNSにより拡散され、より多くの学生に見てもらえる可能性もあります。

オープンキャンパスの魅力を動画で配信する

近年では動画を使って学校の紹介を行っている大学も増えています。その背景としては、中学生や高校生の間で流行しているYoutuberの影響があります。

また、動画の制作にはあまりコストがかかりません。オープンキャンパスの集客用の動画を制作する際は、大学の雰囲気が分かるようなものを作りましょう。また、学校内でおすすめの場所を紹介するのも良いですね。

映像制作会社に依頼し、アニメーションを組み合わせるなどして、魅力的な動画を作るのもおすすめです。武蔵野大学では映像制作会社と共に動画を制作し、受験生に向けてプロモーションを実施しました。その結果、受験生向けのサイトのアクセス数が1.5倍になり、オープンキャンパスの集客も成功させています。

ノベルティを充実させる

オープンキャンパスに参加する学生たちは、学校からもらったノベルティにも印象付けられる傾向があります。進学を希望する学校のノベルティは、受験中のゲン担ぎにもなります。また、学生たちの心を掴むようなデザインのグッズであれば、学校への期待感も膨らむでしょう。

オープンキャンパスでおすすめのノベルティは、トートバッグ、ボールペン、メモ帳、クリアファイル、ポーチ、付箋セット、タンブラーなどです。バッグに関しては、多くの学校で学校名がプリントされたバッグをプレゼントしています。学校名を英語でプリントし、文字のサイズや大きさを工夫して、オシャレに見えるデザインを考えましょう。

ダイレクトメールをユニークなものにする

ダイレクトメールをユニークなものにすることで、集客に繋げることが可能です。

例えば白山大学では、ハガキのダイレクトメールをやめて、サイズが従来のものと異なった、封筒一体型のダイレクトメールに変更しました。また、ダイレクトメールにさまざまな情報を記載したところ、オープンキャンパスの学生来場者数が前年度と比較し1.2倍に。

ダイレクトメールのデザインやサイズを考え、インパクトの強くて目立つものに仕上げる、他校にはないと形状のものにするなどの工夫をしてみましょう。独特の仕掛けのあるものにする、オープンキャンパスへの来場のメリットを強調するのも良いですね。

高校との連携強化による集客

オープンキャンパスの集客において、高校との良好な関係構築は非常に重要です。進路指導の教員から推薦してもらえるかどうかが、高校生の志望校選びに大きな影響を与えます。

高校訪問の戦略的実施

高校訪問は、オープンキャンパス集客の基本的かつ効果的な手法です。ただし、闇雲に多くの高校を訪問するのではなく、戦略的にアプローチすることが重要です。

まず、過去の入学実績がある高校を優先的に訪問します。すでに自校に入学した生徒がいる高校の進路指導教員は、自校の教育内容や学生の成長ぶりを理解しており、他の生徒にも推薦しやすい状況にあります。在学生や卒業生の活躍状況を具体的に伝えることで、さらに信頼関係を深めることができます。

新規開拓すべき高校もリストアップします。自校の教育内容や立地条件から見て、マッチしそうな高校を選定し、計画的にアプローチします。初回訪問では、まず自校の基本情報を丁寧に説明し、進路指導教員のニーズを把握することに重点を置きます。

訪問時には、オープンキャンパスの案内パンフレットやポスターを持参し、掲示を依頼します。また、進路指導室に置いてもらえる資料も準備しておきましょう。

高校内ガイダンスへの参加

多くの高校では、進路選択の時期に合わせて、校内で大学説明会や進路ガイダンスを開催しています。このようなイベントへの参加は、まとまった人数の高校生に直接アプローチできる貴重な機会です。

高校内ガイダンスでは、限られた時間の中で自校の魅力を効果的に伝える必要があります。スライドや動画を活用し、視覚的に分かりやすいプレゼンテーションを心がけましょう。特に、その高校の生徒にとって身近に感じられる情報(同じ高校出身の先輩の活躍、通学時間、学費支援制度など)を盛り込むと効果的です。

ガイダンス終了後は、個別相談の時間を設けることも重要です。全体説明では質問しにくかった生徒が、一対一で具体的な相談をする機会になります。この時の対応次第で、オープンキャンパスへの参加意欲が大きく変わります。

高大連携プログラムの展開

出張講義や模擬授業、研究室体験などの高大連携プログラムは、高校生に大学での学びを具体的にイメージしてもらう効果的な施策です。実際に大学の教員による専門的な授業を体験することで、「この大学で学びたい」という動機づけが強まります。

オンラインでの高大連携プログラムも活用できます。Zoomなどを使った遠隔授業であれば、遠方の高校とも連携しやすくなります。録画した授業コンテンツを高校に提供し、進路学習の教材として活用してもらうことも可能です。

これらの連携プログラムを通じて、高校との信頼関係を構築し、オープンキャンパスへの参加を自然に促すことができます。

参加後のフォローアップ戦略

オープンキャンパスの成功は、当日の満足度だけでなく、その後のフォローアップによって大きく左右されます。参加してくれた高校生との関係を継続し、出願まで導く仕組みが不可欠です。

即日フォローの重要性

オープンキャンパス終了後、できるだけ早くフォローアップすることが重要です。参加当日中、遅くとも翌日までにお礼のメールを送信します。参加してくれたことへの感謝を伝えるとともに、次回のオープンキャンパスや出願スケジュールなどの情報を提供します。

個別相談で聞かれた質問に対して、その場で十分に答えられなかった場合は、調べた上で丁寧に回答します。このきめ細かい対応が、「この学校は一人ひとりを大切にしてくれる」という印象につながります。

アンケートを実施した場合は、そこで得られた意見や要望にも目を通し、必要に応じて個別にフォローします。特に、迷っている様子が見られた参加者には、追加の情報提供や個別相談の案内をするなど、丁寧なフォローが効果的です。

継続的なナーチャリング

オープンキャンパス参加後から出願までの期間、定期的に情報を提供し続けることで、志望度を維持・向上させることができます。

LINE公式アカウントやメールマガジンを活用し、入試情報、キャンパスニュース、在学生の活躍、イベント案内などを定期的に配信します。ただし、過度な頻度での配信は逆効果になるため、週1回程度を目安に、価値ある情報を厳選して送ることが大切です。

次回のオープンキャンパスや個別相談会への参加も促します。一度参加した高校生が再度参加することで、より深く学校を理解し、志望度が高まります。「前回参加してくれた方限定」の特別プログラムを用意するのも効果的です。

保護者へのフォロー

高校生本人だけでなく、保護者へのフォローも重要です。特に学費や就職実績、生活環境など、保護者が気にするポイントについての情報を丁寧に提供します。

保護者向けの説明会や相談会を別途開催し、経済的な支援制度、学生寮の環境、就職サポート体制などについて詳しく説明する機会を設けることも有効です。保護者が安心して子どもを送り出せると判断すれば、出願を後押ししてくれます。

効果測定とPDCAサイクル

オープンキャンパスの集客活動を継続的に改善していくには、適切な効果測定とPDCAサイクルの運用が不可欠です。

測定すべき主要指標

オープンキャンパスの成果を測る指標は複数あります。まず、参加申込数と実際の参加者数を正確に把握します。申込から参加までのコンバージョン率も重要な指標です。申込者の多くが当日欠席している場合は、リマインドの方法や参加特典の見直しが必要かもしれません。

参加者の属性(学年、居住地、志望学部など)も分析します。ターゲット層がきちんと集まっているか、想定外の層からの参加が多くないかを確認します。遠方からの参加が少ない場合は、オンライン開催の強化や交通費補助の検討が必要かもしれません。

最も重要なのは、オープンキャンパス参加者の出願率です。参加者のうち何%が実際に出願したかを追跡することで、オープンキャンパスの内容が志望度向上に寄与しているかを評価できます。出願率が低い場合は、プログラム内容の見直しが必要です。

参加者アンケートの活用

オープンキャンパス当日に実施するアンケートは、改善のための貴重な情報源です。満足度、印象に残ったプログラム、改善してほしい点、他校との比較などを聞き、次回の企画に反映させます。

特に、「他にどの大学のオープンキャンパスに参加したか(参加する予定か)」という質問は重要です。競合校を把握し、それらの学校と比較してどのような差別化ポイントがあるかを明確にすることで、より効果的な訴求ができるようになります。

自由記述欄には、想定していなかった意見や要望が書かれていることもあります。些細に見える意見でも、複数の参加者が同じことを指摘している場合は、重要な改善ポイントである可能性が高いです。

PDCAサイクルの運用

オープンキャンパスごとに振り返りを行い、次回に向けた改善策を検討します。参加者数、満足度、出願率などのデータを分析し、うまくいった点と改善すべき点を明確にします。

スタッフミーティングを開催し、現場で感じた課題や参加者からの質問内容を共有します。教職員、在学生スタッフなど、それぞれの視点からの気づきを持ち寄ることで、多角的な改善アイデアが生まれます。

改善策は次回のオープンキャンパスで実施し、その効果を検証します。このサイクルを繰り返すことで、年々オープンキャンパスの質が向上し、集客力も高まっていきます。

オープンキャンパス集客でよくある失敗と対策

多くの学校が直面する典型的な失敗パターンを知っておくことで、同じ轍を踏まずに済みます。

失敗①情報発信が遅すぎて他校に先を越される

オープンキャンパスの日程や内容の告知が遅れると、高校生はすでに他校のオープンキャンパスに申し込んでしまい、スケジュールが埋まってしまいます。特に夏のピークシーズンは、早めの情報発信が重要です。

対策としては、年間のオープンキャンパススケジュールを早期に確定し、遅くとも3ヶ月前には詳細情報を公開することです。前年度の終わりには次年度の大まかな予定を告知し、高校生が計画を立てやすいようにします。

失敗②プログラムが学校側の都合優先で参加者視点が欠けている

大学が伝えたいことを一方的に説明するだけで、高校生が知りたいことに答えていないプログラムは、満足度が低く出願につながりません。

対策としては、在学生や前年度の参加者にヒアリングし、高校生が本当に知りたい情報を把握することです。また、一方的な説明だけでなく、在学生との交流や体験型プログラムを盛り込み、参加者が能動的に関われる内容にします。

失敗③参加後のフォローがなく関係が途切れる

オープンキャンパス参加後、何の連絡もなければ、高校生の記憶から自校の存在が薄れていきます。他校が継続的にアプローチしている中で、自校だけ沈黙していては不利です。

対策としては、参加直後のお礼メールから始まり、定期的な情報提供、次回イベントの案内など、出願まで継続的にコミュニケーションを取る仕組みを構築します。MAツールを活用し、効率的にフォローアップすることも有効です。

失敗④スタッフの対応が悪く悪評が広まる

スタッフの態度が悪かったり、質問に適切に答えられなかったりすると、参加者は不満を抱き、SNSで悪評を拡散される可能性があります。一度広まった悪評は、集客に長期的な悪影響を及ぼします。

対策としては、オープンキャンパスに関わる全スタッフ(教職員、在学生)への事前研修を徹底します。想定される質問への回答を準備し、分からないことは正直に「確認して後日回答します」と伝える姿勢を共有します。また、笑顔で親切に対応するというホスピタリティの基本も再確認します。

「勝てるポイント」をオープンキャンパスで打ち出す

大学、短大、専門学校に共通していることは、自分たちのバリュープロポジション(VPP)、勝てるポイントがしっかり伝わるオープンキャンパスにしなければ意味がない、ということです。バリュープロポジションとは、学生からのニーズがあり、他校は提供できないが、自校では提供できるもののことです。言い換えると、学生が貴校を選んだ理由、ということになります。バリュープロポジションが学生の本質的な要望を捉えていると、学生の心をしっかりと掴みます。

またバリュープロポジションを重要視するということは、学生の立場に立って物事を考えるということです。学生の視点から物事を捉えて決定していく。そのようにオープンキャンパスのプログラムを組んでいくことで、結果的に集客に繋げることができるでしょう。

バリュープロポジションに沿ったオープンキャンパスで集客

今後ますます獲得できる生徒の母数が減る中、いかにして自校のバリュープロポジションをオープンキャンパスで理解させ、未来の生徒として囲い込むかが重要です。ここで成功すれば出願率の向上は間違いないはず。

そのためには、自校のバリュープロポジションを見出す必要があります。まずは学生の視点に立つこと、そして自校の特徴を洗い出すことが重要です。また、他校のカリキュラム、学費、特徴を調べます。その上で自校との比較を行って、他校にはない自校独自の魅力を発見してください。

学生が自校から一体何を得ることができるのか、そして自校が提供できるものと学生のニーズが一致しているかのチェックも必要です。

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弊社の専門学校へのWebコンサルティング実績

Webコンサルティング導入前では約10年ほど定員割れが当たり前な状況で、学生のほとんどが地元から通っている方のみでした。
バリュープロポジションに則してマーケティング分析をしたところ、競合他校よりも就職率で圧倒的に勝てるのにも拘らず、その強みを浸透できる広告戦略を実施していませんでした。
だから学生のほとんどが「近いから」等の理由だけで選んでいる傾向があり、そのニーズの母数だけでは定員割れしてしまうのは火を見るよりも明らかでした。

そこで、クライアント様の強みであるその分野においての就職率にフォーカスをしたWebマーケティング戦略を立案、実行を行っていくと
今まで地元からの出願がメインだったのにも拘らず、全国からオープンキャンパスに来る学生が非常に増えました。
さらに、強みに則した戦略展開が出来たことから、親御さんと共に来校して本気で学校を確かめに来るといった質の高い集客を実現。

肝心の入学も定員を倍にしてもなお追い付かない状況まで持っていくことができ、非常にご満足頂いております。

バリュープロポジションを活用したポジショニングメディアについて

ポジショニングメディアとは、競合校と自校の差異を明らかにしながら、自校を魅力的に感じるユーザーのみを集客することができる施策です。

どのように未来の生徒へ打ち出すべきか、より自校の魅力を伝える方法を模索されているようでしたら、こちらよりダウンロードお願い致します。

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オープンキャンパスの新しいかたちを模索する大学も

慶應義塾大学の理工学部ではオープンキャンパスを廃止し、代わりにWebサイトを活用した「リアルキャンパスツアー」で自校のVPPを学生たちにアピールしています。

リアルキャンパスツアーは、スクロールしてコントロールを行うプロトタイプの動画で校内を紹介しており、閲覧者は学校を見学しているような、リアルな体験をすることができます。

リアルキャンパスツアーは、遠方でオープンキャンパスに参加できない、一人ひとりの関心に対応するプログラムを組めないなどの問題を解消する効果があります。

慶応義塾大学のリアルキャンパスツアーのような、現状のオープンキャンパスに関する課題を解決し、自校のVPPを伝えることができる、新しいかたちのものを考えるのも良いでしょう。

ただしオープンキャンパス以降の戦略も大事

オープンキャンパスの集客を成功させることは大切です。しかし、イベントとしてオープンキャンパスを成功させる目的は「出願率の向上」につなげるためです。したがって、SNSなどを駆使して取りこぼしがないようにWeb環境の整備を進めましょう。

オープンキャンパス集客に関するよくある質問

Q1.オープンキャンパスの集客を増やすには、まず何から始めるべきですか?

まずは自校の強み(バリュープロポジション)を明確にすることから始めましょう。在学生にアンケートやインタビューを実施し、「なぜこの学校を選んだのか」「何が決め手だったのか」を詳しく聞き取ります。そこから見えてくる自校の魅力を、オープンキャンパスで効果的に伝える方法を考えます。

次に、Webサイトのオープンキャンパス情報ページを充実させます。開催日時、プログラム内容、申込方法、アクセス情報、よくある質問など、高校生が知りたい情報を分かりやすく掲載し、スマートフォンで見やすいデザインにします。

並行して、InstagramやTikTokなどのSNSでキャンパスの雰囲気や在学生の日常を発信し、学校の魅力を継続的に伝えていきます。

Q2.参加者を増やすことより、出願につながる質の高い参加者を集めたいのですが、どうすれば良いですか?

ターゲット学生を明確にし、その層に刺さるメッセージを発信することが重要です。自校の教育内容や特徴に本当に興味を持つ学生に情報を届けるため、広告のターゲティング設定を工夫します。

例えば、看護学部のオープンキャンパスなら、「看護師になりたい」「医療系に興味がある」といったキーワードで検索している高校生や、医療・福祉系の進路に関心があるとSNSで示している層に広告を配信します。

また、Webサイトやパンフレットで自校の教育理念や求める学生像を明確に示すことで、それに共感する学生が自然と集まるようになります。「誰でも歓迎」という姿勢よりも、「こういう学生に来てほしい」というメッセージの方が、質の高い参加者を集めやすくなります。

Q3.オンライン開催とリアル開催、どちらを優先すべきですか?

両方を組み合わせたハイブリッド開催が最も効果的です。それぞれに異なるメリットがあるためです。

オンライン開催は、遠方の高校生や忙しい高校生も気軽に参加でき、幅広い層にリーチできます。また、録画コンテンツとしていつでも視聴可能にすることで、集客期間を延ばせます。

リアル開催は、実際にキャンパスを体験し、在学生や教職員と直接話すことで、「ここで学びたい」という具体的なイメージを持ってもらえます。

おすすめのアプローチは、まずオンラインで気軽に参加してもらい、興味を持った高校生にリアル開催への参加を促すという段階的な設計です。オンラインで自校を知り、リアルで確信を深めるという流れを作ることで、効率的に質の高い志願者を獲得できます。

Q4.オープンキャンパス後のフォローアップはどのように行えば良いですか?

参加当日中、遅くとも翌日までにお礼のメールを送信することから始めます。参加してくれたことへの感謝を伝え、次回のオープンキャンパスや個別相談会の案内、入試スケジュールなどの情報を提供します。

その後は、LINE公式アカウントやメールマガジンで定期的に情報を配信します。入試情報、キャンパスニュース、在学生の活躍、イベント案内などを週1回程度のペースで送ります。ただし、過度な頻度での配信は逆効果なので、本当に価値ある情報を厳選して送ることが大切です。

個別相談で聞かれた質問に対して、その場で十分に答えられなかった場合は、調べた上で個別にメールで丁寧に回答します。このきめ細かい対応が、「この学校は一人ひとりを大切にしてくれる」という印象につながり、志望度を高めます。

Q5.オープンキャンパスの予算はどのくらい必要ですか?

オープンキャンパスの予算は、規模や内容によって大きく異なりますが、一般的な目安を示します。

1回あたりの開催で、会場設営・資料印刷・ノベルティ・スタッフ人件費などで50万円〜200万円程度が一般的です。これに加えて、集客のための広告費が必要になります。

Web広告(LINE、Instagram、Google等)は、月額10万円〜50万円程度を投じる学校が多いです。動画制作を外注する場合は、1本あたり30万円〜100万円程度かかります。

年間を通じて複数回開催し、広告やコンテンツ制作も含めると、年間で500万円〜2,000万円程度の予算を確保している学校が一般的です。ただし、SNSの活用や在学生スタッフの協力などで、コストを抑えながら効果的な集客を実現している事例もあります。

重要なのは、参加者数ではなく出願につながる質の高い集客ができているかを評価し、投資対効果を測定することです。

Q6.高校訪問は本当に効果がありますか?

はい、高校訪問は依然として効果的な集客手法です。特に、過去に入学実績のある高校への訪問は、進路指導教員との信頼関係を深め、継続的に学生を推薦してもらえる可能性が高まります。

効果的な高校訪問のポイントは、単に資料を置いてくるだけでなく、在学生や卒業生の活躍状況を具体的に報告し、進路指導教員が他の生徒に自信を持って推薦できる情報を提供することです。

また、高校内で開催される進路ガイダンスへの参加も、まとまった人数の高校生に直接アプローチできる貴重な機会です。

ただし、闇雲に多くの高校を訪問するのではなく、自校とマッチする可能性の高い高校を選定し、戦略的にアプローチすることが重要です。デジタル施策と組み合わせることで、より効果を高めることができます。

Q7.オープンキャンパスの効果をどのように測定すれば良いですか?

オープンキャンパスの効果を測定するには、複数の指標を追跡します。

まず、参加申込数と実際の参加者数を正確に把握します。申込から参加までのコンバージョン率も重要な指標です。申込者の多くが当日欠席している場合は、リマインドの方法や参加特典の見直しが必要かもしれません。

次に、参加者の属性(学年、居住地、志望学部など)を分析します。ターゲット層がきちんと集まっているかを確認します。

参加者アンケートで満足度を測定し、印象に残ったプログラムや改善してほしい点を聞きます。自由記述欄の意見も丁寧に読み込み、改善のヒントを見つけます。

最も重要なのは、オープンキャンパス参加者の出願率です。参加者のうち何%が実際に出願したかを追跡することで、オープンキャンパスの内容が志望度向上に寄与しているかを評価できます。出願率が低い場合は、プログラム内容の抜本的な見直しが必要です。

これらのデータを毎回蓄積し、PDCAサイクルを回すことで、継続的に改善していきます。

Zenkenでは、様々な業界で8,000を超えるサイトを制作・運営。企業のバリュープロポジションに則したWebコンサルティングを作ってきました(2023年6月現在)。他校とは異なる戦略を練りたい、オープンキャンパスの集客を増やしたいといったご要望をお持ちの方はぜひ、Zenkenにご相談ください。クライアントの皆さまが、本来の行うべき大切な業務に集中できるよう、集客面をサポートさせていただきます。

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